テレコン
ズームレンズを使うようになって、使うことがほとんどなくなってしまったのがテレコンバーター、通称テレコン。
レンズの焦点距離を1.5倍とか2倍とかに伸ばしてくれるレンズユニットで、一眼レフのレンズとボディーの間につけて使う。
倍率の応じて露出倍数が掛かってくるので、当然シャッタースピードがスローになるし、元のレンズの開放F値が明るくないとファインダーも暗くてとても実用的ではない。
焦点距離を伸ばす以外、あまりメリットが無いように見えるが、このテレコン、貧乏学生にとっては結構救世主だったのだ。
まず価格が安いので、レンズを買うお金が無い者にとってレンズを2本分に使えた。例えば2倍のテレコンを持っていると、50ミリF1.4の標準レンズが100ミリF2.8に、135ミリF2.8の望遠は270ミリF5.6とさらに望遠のレンズとして使えたのである。
今回ペンF用のテレコンで久々に遊んでみたが、何だか懐かしい気分で撮り歩いた。
単焦点レンズがまだまだ主流だった頃の、名アクセサリーであった。
OLYMPUS-PEN FT E.Zuiko Auto-T 100mm F3.5+2倍テレコン/鉄チャンではないので、写真の良し悪しはご勘弁を(笑)。
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