ワンプレート洋食
レストランと聞くと身構えてしまうが、洋食屋さんと聞くと何だかホッとするのはなぜだろう。
レストランイコール、高級、高い、フレンチだとかイタリアンだとかややこしそうなイメージ、お箸は置いてない。
対して洋食屋さんは、庶民的、下町、家族経営、そしてワンプレートの料理がある。
値段の話をすれば、安くてリーズナブルなレストランと、老舗で看板料理があるような洋食屋さんでは、そんなに大差が無かったりするのですけどね。
とにかく、洋食屋さんのワンプレート料理は旨い。カレーライス、ハヤシライス、カツライス、ハンバーグライス、それ一皿で完結しているところが何だかウレシイ感じがするのは私だけか。特にランチタイムとか、ワンプレートで出てくるのが多かったような。
Aランチはミックスフライ、Bランチはエビフライとハンバーグなんて感じだった。しかもそれがステンレスの楕円形のお皿に全部乗せだったのである。
手前にご飯、奥にフライやハンバーグ、キャベツ千切り、お約束のケチャップで炒めたスパゲティ少々、これにポテトサラダが乗っかる店もあった。マグカップで味噌汁かコンソメスープが付く。
若い頃、よく行っていた洋食屋さんは、280円でランチが食えた。ビンボーだったのでよく食べたが、内容は、コロッケとぺらぺらの安いロースハムにキャベツ千切りと味噌汁、ロースハムがウインナーに、コロッケが具の無いオムレツ(これってタダの玉子焼き)に変わることもあった。
それでもコロッケやオムレツにはデミグラスソースのような洋食屋さんのソースがかかっていて旨かった。考えてみると洋食屋さんのランチって結構お得なのである。
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