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2013年10月 5日 (土)

リングカバーを作ってみた

002blog手前の金属物体が抜き型。これさえあればこっちのモン、しかし結構疲れます。

市販品が気に入らないので、だったら自分で作ってしまえシリーズ第一弾。(笑)
知ってる方には必要ないが、リングカバーとは一体何ぞやという方のために説明しておきます。
カメラのストラップを付ける金具(アイレット)にナス環という輪っかを付け、それにストラップを通すのだが、このナス環がボディーに擦れて傷が付くのを防ぐために被せる物をリングカバーという。
たいてい革製でカメラアクセサリー売場の片隅にひっそりと置いてあるという地味な物なのであるが、これを使えばせっかくきれいなカメラボディーに無用の傷を付けずに済む。
私の場合、自分の年齢と同じぐらいかそれより古いカメラを楽しんでいるので、せっかく今まで元気に動いてくれているカメラにこれ以上傷を付けたくないと言う思いもあって付けているのだが、手持ちのカメラ全部に付けるとなると、それなりに金額がかかる、たかが型抜きしただけの小さな革のものがである。
ハサミとカッターで自作も試してみたがこれが結構面倒くさい。カメラはいっぱいあるので、すべて付けるとなると、とてもじゃないがやってられないと言う結論になった。
で、考えたあげく家人が革工芸や手芸の仕事をしていることもあって、抜き型そのものを作ってしまうことにしたのである。結果的にそのほうが安くつくのではというのもあった。
さっそく、写真用品メーカー製のリングカバーやネットで調べて出てきたモノを参考に寸法と形を決めアドビイラストレーターで原寸大の図面を起こし、家人に頼んで業者に発注、一週間ほどで出来上がってきた。
この型を革の上に置いて型抜きするわけだ。かかるのは材料代だけ。
実際は、もう使い物にならない革の切れ端を有効利用しているだけなので、色も厚みも質感もまちまちだが、実用本位ならこれで充分。
いざやってみると面白くなってしまって、調子にのって作っていたら腰が痛くなってしまった。何事もほどほどに。
正直な話、これを付けたからどうよ。な、カメラ過保護グッズなのだがカメラのアイレットの位置によっては結構有効なものなので、あればそれなりに便利かなと。
アイレットの形状によっては全く付けられないカメラもあるので、手持ちのすべてのカメラに付けられるわけではないのだが。
知ってる方には何を今さらだが、付け方の手順も写真に撮ったので載せておきます。

003blogまずカメラのアイレットにリングカバーを裏返して被せる。

004blog

その状態でナス環を取り付ける。

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リングカバーのスリットとナス環にストラップを通し、後は通常通りのストラップの取り付けをするだけ。

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ま、こんな感じですわ。

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