スキャン待ち解消作戦
このブログに載せている写真はパソコンにため込んでいる中から選んでいるが、毎日の身の周りのことを書くつもりのないブログなので、常に新しい写真を載せようとは思っていない。過去に撮ったものでも、ブログの内容に合わせて引っぱり出してきて載せている。
今日行ったお店や、食べた料理などを載せているのがブログの種類の中では一番多いのだろうが、あえてそういうもの意外でも構わないのではと思っているので、古い写真であっても文章に合わせて載せているのだ。
ただ、問題があって、今までフィルムで撮っていた写真がまだスキャン出来てないまま2万カットほどある。その中からもブログに載せたいものは当然あるのだが、スキャンが全く追いつかない。
そう思うとデジタルカメラになってなんと楽になったことか。撮ってすぐ整理してブログに載せられるのはデジタルならではのことだ。
とにかくフィルムスキャンは時間がかかるのだ、高画質で取り込もうとすればさらに時間がかかる。さらに、ハーフサイズや、35ミリのましかく写真の場合、フィルムスキャナが正しくコマ間隔を判別できずエラーが出てスキャンできない場面も今までにあった。スキャン待ちのすべてのフィルムが終わるまで、長年使ってきたニコンのフィルムスキャナがもつかどうかも不安材料だ。Plustek社のように、まだ造ってくれているメーカーもあるが、需要がなくなればどうなるか先のことなど分からない。
6月4日掲載の「デジタル一眼レフをフィルムスキャナーに」でも述べたが、やはり充分な画素数のある今時のデジタル一眼レフで複写するのが一番手っ取り早いしそこそこ高画質で取り込めると思う。
で、今回は35ミリフィルムからの効率的な複写にチャレンジしてみた。
昔は一眼レフシステムの中のアクセサリーとして必ずあった接写用のベローズ(蛇腹)とフィルム複写用のスライドデュプリケーター。今は中古カメラ屋さんで行き場も無く悲しい値段で放置されているのを格安で見つけておいたものを使用。
私の場合は、キヤノンFDマウントのレンズがあるのでそれが付けられるキヤノン純正オートベローズに自作マウントアダプタでEOSボディを付けられるようにした。自作マウントアダプタといえば聞こえはいいが、ジャンクのカメラとレンズからとったマウント部分を張り合わせてネジ止めしただけのもの、とりあえずEOSボディが付けばいいのである。
これを組み合わせてさっそく複写してみたが、この画質ならOK。最初に露出を決めてしまえば後は流れ作業でどんどん取り込んでいけた。フィルム1本30分もかからない。慣れればもっと早くできると思う。実際に取り込んでみたのが下の写真、ROBOT STAR1で撮影したリバーサルフィルムが原版。どうでしょう。
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コメント
なるほどぉ
リバーサルフィルムには良さそうですね。
投稿: INa | 2013年8月26日 (月) 07時26分
ネガでも最初にオレンジ色のベース部分でホワイトバランスを取れはOKですよ。
投稿: よもかめ亭主 | 2013年8月27日 (火) 06時25分