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2013年8月12日 (月)

ハーフサイズ好きの終着点、オリンパスペンF

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ハーフサイズ好きが最後に到達するカメラといえば、やはりこのオリンパスペンFになるのではないか。世界初、そして世界で唯一のハーフサイズカメラの一眼レフである。
ロータリーシャッターや凝ったファインダー光学系とか、メカニズム的にもそそる部分の多いカメラだったので、いつかは使ってみたいと思いつつ、なかなか良い物に出会えなかったのだが、ある中古カメラ屋さんでえらく安い値段がつけられているのを発見。
中古市場価格の半額、これは何かワケアリに違いないと思いつつ見せてもらったのだが、どこをどう見てもおかしなところが無い。
そのとき店番をしていたのが奥さんだったので、ご主人が戻ってくるまで待って、カメラのコンディションについて聞いてみたのだが、「何も悪ないわ、ようけまとめて安う買取した中に入っとったから、皆、安い目に値段付けてんのや。」
ありがたいことである。確かにそのお店、中古カメラ屋というより、やや古道具屋的なところもあったので、値付けも大らかなのかもしれない。
コレクター向きのお店ならとてもじゃないがこんな値段で出せないだろう。ま、そんな店には行かないが。
かくしてペンFオーナーになった私は、早速フィルムを詰めて街歩き。小さなくせに意外と見やすいファインダーが気に入った。ピントのヤマは掴み易いとはいえないが老眼進行中でも何とかなった。
当然のことながら、その後交換レンズを捜し歩いたのは言うまでも無い。
余談だが、枻(えい)出版社から出ていた「CAMERA magazine」という雑誌がデジタルカメラの情報誌「F5.6」と合体してリニューアル。第1号巻末にオリンパスペンFのペーパークラフトが特別付録でついてます、現在発売中。

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