キヤノン党なわけ
高校の入学祝に買って貰ったのがキヤノンAE-1。「連写一眼。」のキャッチコピーで一世を風靡した一眼レフカメラだ。
連写と言っていながら、パワーワインダーAというアクセサリーを装着して初めて連写になる仕組みで、しかも秒2コマ。なんとものんびりした連写であった。
なぜキヤノンを選んだかというと、なぜか家にキヤノンのFL135ミリレンズがあったからである。レンズがあるのなら、それを使えるボディーをということになって、キヤノンになったわけだ。
なぜレンズ一本だけ残っていたのかは分からない。たぶん父親が使っていたのだろうが、カメラは残っていなかった。
もしこれがニコンのレンズだったら、ニコンのカメラを買ってもらっていただろう。どのメーカーを選ぶかなんて案外こんなきっかけなのかもしれない。
使い出してから、キヤノンが好きになっていった。イメージとしてニコンは保守的で、お堅い感じがしたが、キヤノンは明るく若々しくて、先進的な印象があった。
大阪梅田の第一生命ビルだったと記憶しているが、キヤノンサロンがあって、カタログをもらいに来るだけの学生にも親切でいろいろ相談に乗ってもらったり、教えてもらったりした覚えがある。
長くキヤノンのカメラを使ってきて、たった一度だけシャッター不調に陥ったことがある、数日後にどうしてもカメラが必要なのでと言ったところ、無理を聞いてくれて、超特急で修理してくれた。
結局そういう小さな満足の積み重ねが今もキヤノンを使い続けている理由かもしれない。
ちなみにEOSシリーズを使い出してからは一度も故障に遭遇していません。
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