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2013年7月27日 (土)

マネキンウォッチング

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街歩きをしながら写真を撮っていて、マネキンや置物というのは撮影率の高いアイテムである。それだけこちらが興味を持っているから、目に付くのだと思うし、写真にも撮ってしまうのだと思う。
ウインドーショッピングならぬウインドーウォッチングというのも面白い。デパートやブティックのショーウインドー、特に夜景がいい。きれいな照明に照らされた、オブジェやマネキンが街に彩りを添えてくれて、見ているだけでも楽しいものである。
有名百貨店などでは、ディスプレイにも見るからにお金がかかっていそうだし、センスも良くて、マネキンもたいてい極めつけの美男美女モデルが立ち並んでいる。
デジタルカメラになってから、夜景が撮りやすくなったというのもある。これがフィルムカメラだったら、間違いなく三脚は必需品である。デジタルカメラだと、感度を上げておけば、疾風のように歩き回りながらパシャパシャ撮れる。しかも人工照明との相性がいいので、思ったよりもきれいに写るのである。
ショーウインドーの中だけではない。レストランの店先に、シェフやギャルソンのマネキンが置いてあったり、あちゃらの唐揚げ屋さんのカーネルサンダースもマネキンのひとつであろう。子供の頃、東芝のお店には高速エスパーが立っていたし、不二家のペコちゃんに至ってはいまだ現役である。
今まで撮った写真の中にかなりの数マネキンの写真がある、どうも眼にとまるらしい。よく撮っている。
マネキンにも時代の流行があるようで、古い商店街の洋品店で今時ありえないような顔立ちと髪型のマネキンを見つけるとうれしくなってしまう。
最近のマネキンは生きているかのようなリアルなものが多いように感じる。
いつだったかショーウインドーのマネキンの着せ替え中に出くわしたことがある、リアルなマネキンと、お人形さんのような八頭身の店員さんのどちらが人間か一瞬分からなくなった。

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