フォールディングカメラ、ツェルトネット
フォールディングカメラと呼ばれるカメラがある。蛇腹折りたたみ式の構造を持つ畳むと非常にコンパクトになるカメラのことだ。
この蛇腹をばねの力で出てくるようにしたのをスプリングカメラと呼ぶ。今回のカメラは手動でレンズを引き出さねばならないので、フォールディングカメラと呼んでいいだろう。
カメラの名前はCertonet(ツェルトネット)、1925年頃の東ドイツCerto camera werk製というところまでは分かったがそこから先が不明。
レンズとシャッターが生きていて、蛇腹に穴が開いていなかったので、使えるとふんで買ってみたジャンクカメラである。手提げの皮は金具の付け根が折れてなくなっているし、全体にボロボロなのだが、6×9センチの写真が撮れる。
いかにもクラシックカメラという形が、棚に並べていてもなかなか趣があっていい。
写り具合は下の写真のとおり、カラーフィルムなんて無かった時代のカメラで、カラー写真を楽しんだ。
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