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2013年6月11日 (火)

コンテストは嫌い

長く写真を撮っているが、いまだかつてコンテストに写真を出したことがない。理由はただひとつ、コンテストが嫌いだからだ。
写真の雑誌にはたいていコンテストのページがある。いわゆる月例コンテストというものだ。カラーやモノクロや組写真など雑誌によって違いがあるが、いろんな部門があってそれぞれに選評をしてくれる先生というものがいる。
たいていは点数制になっていて、入選すると何がしかの点数が付き、年間得点の多い人が最優秀ということになっている。これが脈々と続く月例コンテストの世界だが、これがさっぱりわからない。なぜ応募するのかがさっぱりわからないのだ。
学生時代、テストの点数で何度も何度も嫌な思いをしてきた私にしてみれば、好きで撮っている写真に点数を付けられて喜ぶということが理解できない、何を目指しているのか、なぜ応募するのか。選評する先生にほめられたいのだろうか、自分の腕前がどれくらいなのか知るモノサシが欲しいのだろうか。
このまま行けばコンテストのための写真を撮るようになってしまうのではないか、それはちょっと悲しい。上手い下手より自分の好きなものを思うように撮ることのほうがはるかに大切だと思うのだが。

L20753blog 大阪道頓堀 スポタカのフェアープレイ像、どうやって服を着せたのかと思いつつ撮った。いつも街の全部を面白がって写真を撮り続けている、だから興味は尽きない。

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写真とカメラ、あれこれ」カテゴリの記事

コメント

昔、月カメにコンテスト必勝法なる記事がありましたが同感です。第一選考理由が曖昧だし、レースみたいに絶対尺度が無いのは嫌いですね。

投稿: レイの父親 | 2016年1月 5日 (火) 18時02分

レイの父親様、おはようございます。
好きな写真を好きな様に撮ってきたので写真コンテストの位置付けがいまだにわからないのですよ。選ばれたいという気持ちすらわかりません。楽しい方にはたまらない世界なのかもしれませんが。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2016年1月 9日 (土) 08時09分

というか
アマチュアカメラマンに何故かコンテスト嫌いが多いのが不思議
他の芸術ジャンルでは普通にコンテスト入賞を目指して切磋琢磨してる人
はたくさん居ます。何故かアマチュアカメラマンだけがまるでコンテストに入選するのが
卑しい事であるかの様に毛嫌いする人が多い。
で、自分がだけがそう思って胸に秘めてたら良いのにやたらと他人に吹聴する。

投稿: | 2019年6月24日 (月) 00時36分

入賞のために切磋琢磨するのは自由だと思います。若い頃の話ですけど、入り浸っていた写真屋さんの常連客で、コンテスト入賞だけが目的な写真との付き合い方になってしまっている、ハイアマチュアの方がいました。もうね、説教してくるんですよ若いもんに、「写真はこう在らねばならない」だとか、「君の写真はカメラの練習だね」とかね。ウンザリしましたよ。この世からコンテストが無くなったら、この人写真撮れなくなってしまうのだろうなって思いました。

投稿: よもかめ亭主 | 2019年7月 6日 (土) 15時22分

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