ヒーローとかキャラクターとか
最初、ヒーローの話題を書くつもりだったのだが、ヒーローというには、カッコ良くないが、忘れられないキャラクターというのもたくさんあったなあということで、この際ふたつまとめて面倒見ることにした。
戦後の復興期を経て、高度経済成長を遂げた日本に登場したヒーローの数々についてなどとどこかのオタク文化人類学者のようなことを言うつもりはない。
ぶっちゃけた話、私ぐらいの世代が、上り調子の日本と共に、ヒーローやら怪獣やらキャラクターやらに一番まみれた子供時代を送ったと思う。
たぶんこの頃の話をさせたら、一晩でも二晩でも語れるだろうし、ヒーローの五十や百はすぐに名前を挙げられる。コアな話からレアな話まで冒険王の十大付録ぐらいのボリュームで語れる。鉄人28号やウルトラマンで酒が呑めるし、手塚漫画のキャラクターを肴にボトル一本開けろと言われれば、「おう、望むところだ」となるであろう。
それぐらいヒーローやキャラクターだらけだった。目移りしているヒマどころか、どん欲に片っ端から吸収していったのだから、その摂取した栄養たるや半端ではない。
以前、行きつけの酒場で、常連客達とバカ話に花を咲かせていた時、たまたまテレビアニメの話題になって、「僕は、宇宙戦艦ヤマトが最後かな、それから見なくなりましたね。」といったところ、右隣の少し若い客が、「僕はその後の世代、ガンダムに夢中でした。」というやいなや、今度は左隣の客が、「あー、私もですー。必死で見てましたよー。」で、私を挟んで知識ひけらかし大会。
ガンダム世代の導火線に火を付けてしまった私が悪いのだが、語りが止まらないのは聞いていて結構キツいものであった。
ま、それぐらい皆さん幼少の頃に出会ったヒーローに対しては一家言あるということで。
ヒーローのみならず、コルゲンのカエルなどの薬局キャラだとか、不二家のペコちゃんだとか、明星チャルメラのオジサンだとか、ヒーローのように夢中になったわけではないけれど、今も身近に生き続けていて忘れられないものもある。
それを思うと探しながら街を歩くのも、スーパーの売場をうろつくのも楽しい。以外とみんな長生きである。
このブログ鉄人登場率が高いのですが鉄人の街長田区が近くということで。ビル~の街~にガオー。夜~のハイウェイにガオー。グリコ劇場懐かしいですわ。
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