画面の四隅に気を配る
街の写真ばかり撮っているせいか、ファインダーを覗くとき、画面の四隅に気を配るようになった。
ファインダー視野率の低い一眼レフだと、撮った写真の端っこに電柱がチラッと写っていたり、余計なものが写り込みやすいからだ。使い慣れたカメラだとそれを予測して撮るようになる。
EOS-1Nを使っていたときはファインダー視野率が100%たったので、そういうことに神経を使わなくても見たままが写っていたのだが、古いレンジファインダーのカメラを使いだして、少々周りのものが写りこむのは覚悟の上で撮るようになった。一眼レフのような厳密なフレーミングは構造上望めないからだ。
むしろ、それを面白がるぐらいの大らかさで写真を撮る方がいいタイミングでシャッターが切れると思う。
デジタル一眼レフを持つ人が増えたが、ほとんどのカメラがファインダー視野率90%台なので、ぐれぐれも画面の四隅に気を配って撮って欲しいと思う。
できれば画面の隅っこに置いたものがどれぐらいの範囲で写り込むのか、デジタル一眼レフならすぐに試せるので自分のカメラで試してちゃんと知っておくといい、これ結構大事なことです。
後でトリミングできるからと、最初からいい加減な撮り方をしてはいけない、ファインダーできちんとフレーミングするのがキホンだ。ファインダーを見て隅々に注意して撮るのがキホンなのに、ファインダーの無いカメラが増えてしまって、コレでいいのかとオジサン嘆き中。写真は元町、高級ランジェリーの店のようだが小さなショーウインドーのディスプレイが額縁のように見えたので一枚。
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