喫茶店の思い出3
最近、トンとお目にかからなくなったおみくじマシン。
喫茶店やドライブインのテーブルの隅に何故か必ずあったものである。上面が灰皿になっていたものや、おみくじの替わりにピーナツがでてくるのもあった。
巻物のようなおみくじがでてくるのが楽しくて、ちいさな頃、親によくせがんだものである。
正式な名称はなんというのか調べてやろうとネットで探してみたところ、作っている最後の工場を取材した記事が出てきてそれによると「卓上小型自動販売機」という名称の自販機の一種なのだそうだ。
一回100 円、だからどうしたと言われればそれまでなのだが、初詣の時に引くおみくじも300 円とか500 円ぼったくられるご時世なので、低価格で夢と希望を提供していると言うことではおみくじ界のダイソーかも。
そういえばトワイライトゾーンというアメリカのテレビ番組で、ドライブインだかカフェだかのおみくじマシーンに運命を振り回される新婚カップルの話があった。
カップルの男の方が、スタートレックのカーク船長役で有名なウイリアム・シャトナーだったので何故か記憶している。タイトルは「素晴らしき未来」だったと思う。
ウイリアム・シャトナーは他に「2 万フィートの戦慄」にも出ていたな、まあどうでもいいことだけど。
今でもこの機械は作られているそうで、どういうお店に置かれているのか分からないが、神戸で見かけた方はゼヒご一報を。
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