ましかく写真を楽しむ(中判編)
35ミリフィルムを使う小型カメラに対して、中判カメラは6センチ幅のロールフィルムを使う。
ブローニーと呼ばれていて120フィルムとその倍撮れる220フィルムの2種類ある。
120フィルムはすべての中判カメラで使用できるが、220フィルムは対応しているカメラで無いと使えない。古いカメラの場合たいてい対応していないので120フィルムを使うことになる。
中判にはさまざまなフォーマットがあって、6×4.5センチ(ロクヨンゴ、セミ判とも言う)、6×6センチ(ロクロク)、6×7センチ(ロクナナ)、6×8センチ(ロクハチ)、6×9センチ(ロクキュウ)、6×12センチ(ロクイチニ)、6×17センチ(ロクイチナナ)などある。
中でも6×6はタテヨコ比1対1、タテもヨコも無い唯一の真四角フォーマットである。
仕上がったフィルムをライトテーブルに広げる瞬間が楽しい。35ミリよりはるかにデカイので迫力がある。写真は上がハーフサイズ、下右が35ミリフルサイズ、下左が6×6の中判で撮ったもの。
120フィルムで12コマ、一回の撮影にちょうどいい枚数なのも気に入っている。
ましかく写真の撮れる中判カメラの現行機種はローライ、ハッセル、フジフィルムなどあるがいずれもお高い。ところが中古カメラに眼を向けると、一気に選択肢が広がる。
35ミリカメラが主流になる前は、中判が主流だったのとスプリングカメラや二眼レフカメラがブームになった時代などもあって、その頃のカメラがたくさん残っている。
お値段もお手頃、一万円前後からいろいろ揃っているので入門にはもってこいだ。

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