乗り放題チケットで街を楽しむ
ゴールデンウイークなんて全然縁のない生活をしているのだが、この季節にありがたいことがある。それは鉄道各社から発売される、乗り放題チケットである。
特に関西は私鉄各社が地下鉄やバスを巻き込んで、スルッとKANSAIなるネットワークを結んでいるので、春先や秋の行楽シーズンになると色々な所を巡る乗り放題チケットを発売してくれるのだ。
街歩きにこれを利用しない手はない。特に運賃が高めの電鉄会社の路線を重点的に乗り回せば、あっという間に元など取れてしまうのである。
各駅停車で、一駅ごとに降りながら街を徘徊して、行ける所まで行ったら特急電車でさっと帰ってくることもできる。目的地まで行ったら、帰りは違う電車で乗り継ぎを楽しむのもアリだ。ま、電車乗り倒しは鉄道マニアにお任せするが、知らない街や降りたことのない駅というのは魅力的なのである。
日頃から目星を付けてネットなどで下調べをしておくと更によい。建築物や古い遊郭跡などにも興味があるので、同じ様なものに興味がある人がやっているホームページなどに行くと、写真入りで詳しくでていたりする。ついでに旨い店の情報なんかもでていることが多い。
調べた資料を持って、電車の中で地図を見ながら街歩きの作戦を練るのである。街の輪郭を知るのにポケットサイズの地図も欠かせない。車窓からの景色も結構重要である。特に高架の線路だと、高い所から街全体が見渡せるので、面白い看板や、商店街のアーケードの屋根など、目をひくものがよく見えるし、日射しの当たり具合などが分かりやすく、突発的に次の駅で飛び降りて街歩きなんてこともしばしばある。
とりあえず降りて歩いてみるわけであるが、思いのほかさまよえる街のこともあれば、キチンと整備されて面白みも何もない街だったりする。
ハズレの時はさっさと次の駅へ移動してしまえばいい、何しろ乗り放題チケットなのである。乗り倒してナンボ、動き回ってナンボなのだ。
2004年春、スルッとKANSAI 3Daysチケットで行けるとこまで行ったるで~と滋賀県大津市まで行ったときの写真。商店街で素晴らしいマーケット発見、「食料百貨」の文字が風格を感じさせる。
同じく大津、電車道沿いに「でんしゃ道」というスナックを見つけたので撮っていたら電車が来た。
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