街歩きでオモシロ怖かったこと
街歩きを長年やっていると様々な惨状(笑)に出くわす。
秋口だったが粗大ゴミ捨て場で中近東風の外人二人が捨ててあったコートを奪い合って大喧嘩をしているのを見た。聞いたことのない外国語で叫びながらコートを握りしめて綱引き状態、寒さに死活問題なのは分かるが、殺し合いでも始まりそうな剣幕にちょっと怖かった。
夜中、商店街の不二家のお店の店先に立っているペコちゃんに「子供がこんな時間まで」と真剣に説教している人もいた、酔っぱらいの行動は滑稽であるが、人のことは言えないので見ない振りをして通り過ぎた。
パチンコ屋の電飾カンバンが壊れていて「パ」の文字だけ電気がついていないのも笑った、夜空にでっかく放送禁止用語が光っていた。
曲がり角の地面から人の足がニョキッと、すわ行き倒れかと思って近づいてみたら機械の下に潜り込んで修理をしている工事の人だった、足だけ出ていたのでちょっと怖いシーン。
夜の街を撮り歩いていて、ビルの入り口で、お盆を持ったでかい外人とぶつかりそうになってよく見たらギャルソンの格好をしたマネキン。薄暗くて本物の人間だと思ったのである。
その逆でパチンコ屋の入り口に立っていた八頭身のレースクイーンのマネキンにカメラを向けたらいきなりポーズをとられてビビったことも、ホンマモンの人間だったのである。
お店のオープンイベントか何かだったようだが細くて小顔でお人形さんみたいでしたな、のど飴とポケットティッシュもらいました。
古い歓楽街の路地裏で、連れ込み宿の渋い建物を見つけて撮っていたとき、なんだか視線を感じるので振り返ると暴力団の事務所と思わしき建物から強面の面々がじ~っとこちらを見ていたのでそ~っと立ち去ったことも、角を曲がってから当然駆け足。
ゴミ捨て場に生首が、バラバラ殺人かと近寄るとカットハウスで使う練習用の頭だけのマネキンが捨ててあっただけ。
関西の某有名遊郭街で平気で写真を撮ったことも、そのときは何の知識もなく、カメラを持ってうろつくなどもっての他な土地だとは露ほども知らず、撮った写真を知り合いに見せたら「命知らずやな~」。今考えるとよくもまあカメラぶら下げて歩いたものだと思うが、無知とは恐ろしいものですな。
書きながらいろいろ思い出してきましたが、本日はこの辺で、このネタはいずれまた。
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コメント
「街歩きでオモシロ怖かったこと」のブログは笑ってしまいました。続編を楽しみにしています。大阪のおばちゃん
ではなく、神戸のおねーちゃんに飴玉を貰って良かったですね。
投稿: ん0らくろ二等兵 | 2013年4月23日 (火) 09時36分
のらくろ二等兵様、コメントありがとうございます。
今まで撮った写真を見返してみると、案外そのときのハプニングを思い出すものですね。
投稿: よもかめ亭主 | 2013年4月27日 (土) 09時16分