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2013年3月16日 (土)

ましかく写真のススメ

フォーマットが変わると写真は変わる。写真の構図というものは、その縦横比と連動しているものなのである。
以前ある著名な写真家のインタビュー記事でスランプになるとフォーマットの違うカメラを持ち出して撮るというのを見たことがある。
写真のフォーマットというのはそれぐらい写真を撮る行為も撮った写真も変えてくれるものなのだ。
通常写真を語るときには、長方形のフォーマットが前提になっていると思う。
フィルムからデジタルになっても長方形はそのまま受け継がれているのを見ると写真イコール長方形というのが基本的にみなの思い浮かべる写真のフォーマットということになってしまっているということだが、長い写真の歴史の中では正方形の写真が幅を利かせていた時代もあったのである。二眼レフカメラや、中判の一眼レフが主流だった頃である。
今時のデジタルカメラを見ると、撮影画像の縦横比を変えられるようになっているものが多い、アスペクト比とかいうらしいが、その設定を1対1にすると当然ながらましかく写真が撮れるようになる。
この設定にして一度撮ってみていただきたい。とても新鮮に感じるはずだ。
トイカメラでましかく写真が撮れるものもあるが、手持ちのデジタルカメラの取扱説明書を今一度調べてみて、もし縦横比1対1の設定があればまずはそれで楽しんでみるのが今時のましかく写真入門だと思うのだがいかがですか。

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