オールドレンズに最高のパフォーマンスを。
オールドレンズって大事に使えば一生モノだというのがオジサンの考えなのですね。働き出した若い頃、安月給をやりくりして買ったキヤノンFDレンズは今でもマウントアダプターで富士フィルムさんのミラーレス一眼に付けて使ってます。
かれこれ40年以上使ってることになりますが不調など皆無。使い込んだおかげでピントリングの回転がすごく柔らかくなってますが、大事に使ってきたのでカビも曇りもありません。このまま一生モノ確定かと。(笑)
他にはトプコン(東京光学)のエキザクタマウントレンズや、ハーフサイズ一眼レフOLYMPUS-PEN Fの交換レンズ、ゼンマイ巻き上げで24×24mmの真四角写真が撮れるロボットスターの交換レンズをマウントアダプター経由で装着して楽しんでいます。
ただし35mm一眼レフ用のレンズをAPS-Cカメラに付けると焦点距離が1.5倍になりますし、レンズの中心部分を使うことになります。
なのでレンズ性能の隅々まで本気で楽しむのなら、フルサイズミラーレスカメラが必要なのですけど、そこまでこだわりませんし、買うお金もありませんので現状で十分ですよ。(笑)
で、そんなオールドレンズに最高のパフォーマンスを発揮してもらおうってオハナシ。通常のお手入れをきちんとするのは当然ですが、オールドレンズは今時レンズに比べると逆光に弱いものが多いのでレンズフードは必要ですな。
ただし専用フードはまず見つからないので、写真用品メーカーさんから各種出ているフードで何とかするのが手っ取り早いかと。
ハクバさんのメタルフードをいくつか使ってますが、フード先端にもネジが切ってあって連結して長くできるようになっているので便利、レンズのフィルター径に合わせたステップアップリングと併用して色々なレンズに付けられるようにしています。
なので我が家は輪っかだらけ、そういえば「ワッワッワ〜輪が三つ、ミツワ石鹸♪」ってCMがありましたな。ガチ昭和が過ぎて誰も知らないか。(笑)
レンズフードやマウントアダプターは内側に黒の塗装がされていますが、内面反射をさらに防ぐために黒い植毛紙を貼ったりもしましたな。
ただ手に入りにくいですし、きれいに貼るのが難しいのでターナーって絵の具メーカーのアクリル絵の具「暗黒ブラック」を塗るのが手っ取り早く効果がありますね。
水溶性絵の具ですが水で薄めずに塗るのがコツ、見事に艶消しのカッサカサの暗黒になります。皮膜が弱く剥がれやすいのが難点ですが、内側なんて触ることがないので触れないようにすれば十分使えますよ。
で、とことん手を入れて最高のパフォーマンスを引き出せるようにしたわけですから、ピント合わせはしっかりと、さらに絞り違いで撮って見ていただきたいなと思います。
開放絞りとF5.6〜F8まで絞り込んだのでは別物の写り具合になるレンズがありますからね。古いレンズとは思えない写りに驚くと思いますよ。(笑)
最近のコメント