撮影とカメラ、お役立ち

2019年6月20日 (木)

脱、カメラ任せ。晴れた日はマニュアル露出で。

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デジカメにせよ、スマホにせよ、今時のカメラって実にキレイに撮れますな。全てカメラ任せで撮っても失敗が全然無い。カメラ構えてシャッター押すだけでこれですからね、一体どういう仕組みなのか知りませんけど、よくできてますな。
AIの技術なども駆使して、その内カメラ構えなくても首からぶら下げているだけで、勝手にシャッターチャンスも判断して撮ってくれるようになるかも。旅行の時はカメラを首にかけておけば、帰ってきたらおしゃれなフォトブックになってお手元に届いているなんて時代がくるのかもしれませんな。
撮る事を楽しむより、そういう便利な仕組みを楽しむのが写真の楽しみになるのかも。スマホで撮る事がこれだけ当たり前になったのも、すぐに公開や共有ができるからでしょ、事件や事故のたびに写真や動画がすぐSNS上に上がるのを見れば分かります。お手軽簡単キレイに撮れる事はすでに当たり前、露出なんて誰も意識して撮ってないでしょうな。カメラやアプリがヨロシクやってくれるのでね。
ただキレイには撮れてても、思った通りには撮れてない部分に不満があるのじゃ無いかと。カメラ任せのキレイは万人ウケする写真でしか無いですからね、もっとこうしたかったや、本当はこんな風に撮りたかったは、ネットで調べるなりして自分でなんとかしてくださいねって事。
なので一度カメラ任せをオフにして、自力でなんとかして見るのも面白いかと。昔のカメラを使うような感覚とでも言いましょうか、自動露出が出てくる前のカメラは、自分でシャッタースピードも絞りも決めなくてはなりませんでしたからね。フィルムの箱の内側には、天気に応じた露出の目安がイラスト入りで書いてあった時代、それを参考にすれば、ちゃんと撮れてたのですから、試してみてはいかがかと。レーワな時代にショーワな撮り方で脱カメラ任せ。(笑)
で、実際どうするのってところなのですけど、昔からよく言われている法則「晴れた日は、感度分のF16(Sunny 16 rule)」で撮るだけ。
まずISO感度を決めます。オールラウンドで使いやすく、手ブレもしにくいISO400に設定しましょうか。カメラのモードはM(マニュアル)にして、絞りはF16に設定。シャッタースピードは先に決めたISO感度分の1、つまり1/400秒にするわけですな。1/400秒が無ければそれに近い値にします。ピカピカに晴れた日の屋外なら全部これでOK、お日様の当たっている所を撮ってみれば分かります、影がクッキリ、色濃い目、青空はしっかり青く写ります。
今風の明るい感じに撮りたければ、そこから絞りを開ける、つまり小さい数字にするわけで、例えばF16→F8やF5.6にしてみるとか、もしくはシャッタースピードを遅く1/400秒→1/125秒や1/60秒にしてみるとか自分でコントロールするのですな。デジタルカメラだとその場で色々試してみる事ができますからね。1枚撮って終わりじゃなくて、こうすればこんな風に写るってのを試してみて欲しいわけで。特に晴れた日は試した結果が分かりやすいのでオススメします。
そうやって撮ってると、こんな風に撮りたかったに合わせて、カメラをコントロールできるようになるので、朝の日差しは明るい目がいいなとか、夕暮れはちょっと暗い目で夕焼けの色がキレイに出るように撮ろうとか考えながら撮るようになりますからね。普段はカメラ任せでも、ココ一番は露出を自分で決められるようになると、カメラはもっと楽しくなりますよ。(今回の写真はいずれも感度ISO400、絞りF16、シャッタースピード1/400秒で撮りました。)

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2019年2月23日 (土)

ダイソーの組立ラックは撮影用に便利。

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100円均一ショップを最大限に利用して、写真ライフをさらに楽しく充実させよう作戦。ホント色々なモノが売ってますからね、手軽に買えて便利なものを創意工夫でさらに便利にしてやろうかと。(笑)
何かもうね、売場を歩き回っているだけでいろいろアイデアが浮かびますな、天気が悪くて写真が撮れない日は、100円均一ショップに入り浸りが結構楽しいすごし方かと。(笑)
売ってる商品を見て閃くと言いますか、本来そんな使い方をするようなものじゃないのに、写真用品としてこれ使えるかもって思えるものを見つけたときは嬉しくなりますな。それを発見した自分に自画自賛したくなりますよ。
で、最近見つけたのがダイソーの組立ラック。四角い枠に半透明のビニールが貼ってあって、専用のジョイントで繋いで行くと収納棚になるというシロモノ。もちろん棚として使うのではありません。
半透明のビニールというところがミソ。デュフューザーとして使えるのですな。ジョイントを付けると自立するので、テーブルフォトの際に当たる光を柔らかくしたり、写り込みをコントロールしたりするのに便利。
ブログ掲載用にカメラやレンズを撮るときに、レンズに部屋の景色や天井の蛍光灯が写り込んだりするのをコントロールできます。実際に使っている様子はこんな感じ、パソコンモニター前の小さなスペースで、窓からの自然光だけで撮ってます。

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背景は木目調壁紙を発泡スチロール板に貼ったものを立てかけて。これもダイソーで調達しました。組立ラックの棚板をデュフューザー代わりに立てかけて、レンズにくっきり写り込んだ景色がぼけるように立てる位置を調整して撮ったものの比較が下の写真。

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さらにこの組み立てラックを3枚、コの字型に繋いで、撮るものに被せるように置けば、小物撮影ブースのできあがり。ネットオークション出品商品を撮るための撮影ブースが写真用品メーカーから色々発売されていますけど、そんなのをわざわざ買わなくても十分代用になりますな、撮れるものは小さなものに限定されますけど、組み立てラックの棚板3枚とジョイント2袋で500円プラス消費税で済みますからね、コスパは最高かと。
バック紙に使えそうな色画用紙や、色んな柄の壁紙を一緒に買っても1000円プラスアルファぐらいじゃないでしょうか。実際にカメラのブツ撮りをしてみましたけど、撮ってる様子はこんな感じ。

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背景は大理石模様の壁紙を発泡スチロール板に貼ったもの、そこに消しゴムを置いてカメラを少し浮かせて配置、これを斜め上から撮影するわけで。ライトは上面やや左後ろから当てて撮ってみたのが下の写真。

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学習スタンド1灯にレフ板だけでこれぐらい撮れますな。十分すぎて文句も出ない。(笑)棚板の半透明ビニールが光を拡散してくれるので、窓からの自然光でもOK牧場。自然光で撮ってみたのが下の写真です。

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同じカメラを同じ位置から撮っても、光源でずいぶん印象が変わるのがお分かりいただけるかと。いずれもカラーバランスはきちんと光源に合わせるのが基本、それから標準ズームで撮るのなら望遠側で撮ると遠近感が強調されないのでモノの形が自然になります。
撮りたいときに、さっとセットして、片付けも楽ちんなのがイイところなダイソーの組立ラック。こんな使い方するとは思ってなかったでしょうな。(笑)
「金のある奴は金を出せ、金の無い奴は知恵を出せ」は工業高校時代の先生の言葉、工作大好き少年だったオジサンの心に一生突き刺さったままの名言ですからね、これからもお金は無いけど創意工夫で写真ライフを楽しくして見せますよ。(笑)

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2018年12月27日 (木)

予算2000円までで作る、テーブルフォトスタジオ。

ブログの記事に添える写真は、街歩きで撮ったものだけではありません。食べた料理の写真だったり、買ったモノを記事にする時には、それが分かりやすいような写真を撮ったりしています。いわゆるブツ撮りって言われる商品撮影なのですけどね。持ってるカメラやレンズ、アクセサリー類を撮る事も結構ありますな。
オジサンはその手の写真はほぼ、普段のパソコンデスクの上で撮ってます。キーボードを横によけて出来た、モニター前40cm四方ぐらいの小さなスペースがマイスタジオ。(笑)
ネットオークションなどに出品するための商品写真が簡単に撮れる、組み立て式の撮影セットなどが、たくさん売られてますけど、あの手のものは全く使いませんな、場所を取りますし、ちゃんとしたのは結構お高いですしね。そんなのわざわざ買わなくても、創意工夫で十分撮れますよって言ってしまいたいわけで。

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オジサンなんてシンプルそのもの、バックに敷く紙とレフ板、ライトは窓からの自然光、たったコレだけ。使うカメラもEOS Kiss X7にレンズキットの標準ズーム、マクロレンズを持ち出すまでもなく、ほぼコレで撮れてしまいますな。道具がシンプルなので、サッと出してパパッと撮ってすぐ片付けられるというところもマル。
で、この間ダイソーでお買い物中に、100円均一ショップをフル活用したら、テーブルフォトスタジオがどこまでグレードアップ出来るのか、記事にしてみたら面白いのじゃないかと、ふと思ったオジサン。実は何度か書いてますけどね。(笑)
100円均一ですから色々買い込んでもしれてます。年末年始のお休みに、暖かいお家でまったりテーブルフォトなんていかがかと。流用できそうな物いっぱい売ってます、なので予算2000円まででやってみましょう大人チャレンジ。(笑)
早速ダイソーにGO、ダイソーって店内で写真撮ってもOKなのですな。告知ポスター貼ってました。良いモノ見つけたらSNSで拡散してねって事なのでしょうな。
で、早速お買い物。まずホコリを吹き飛ばすブロアーに、化粧小物のファンデーションのばすのに使うブラシ、物撮りの際、付いているホコリを払うのに便利、撮るときに気が付かなくても、後でパソコン画面で拡大すると結構ホコリが付いていたりしますからね、撮る前に徹底的にキレイにしておくのに必需品。

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次に工作用発泡スチロールボード。A3サイズぐらいの白いやつを真中で二つに切って、透明か白の荷造りテープで貼り合わせればレフ版の出来上がり。レフ版の作り方はこちらの過去記事を見てくださればいいかと。何組かサイズ違いで作っておくと便利ですよ。
この発泡スチロールボード、黒と木目が印刷してあるのも売ってました。撮影台に使ったり黒いのは反射するモノを撮るとき、部屋の天井が写り込んだりするので、かざして反射をコントロールするのにも使えます。
それから消しゴム、はんこを作ったりする用に色んなサイズが袋一杯入っているやつ。何で消しゴム?って思うかもしれませんけどね、実はコレが便利極まりないのですな。消しゴムの正しい使い方については、こちらの過去記事にしっかり書いてますので参考にしていただければと。
最後に壁紙、写真の背景に表情を付けたいときにバック紙として使えます。木目だけでなくレンガ模様だとか色々売ってましたな。かなりペラペラなので、厚紙に貼り付けてしまえば使い勝手が良くなるかと。背景に使うのでぼかしてしまえばいいのですけどね。(笑)

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買ったモノを使って撮ってみたらこんな感じになりました。まだまだ使えそうなモノが売っていた100円均一ショップ、創意工夫で色々できますね、こんな写真の楽しみ方、いかがでしょうか。

_dsf7159_blog木目の壁紙を背景にしてみました。ぼかすと印刷の木目だなんてわかりませんな。(笑)

_dsf7169_blog こちらはレンガ模様、印刷なので当然ながら凸凹の無いレンガ壁。直接カメラを上に置いて撮ると影の出方でバレバレになります。なのでこれもぼかしました。(笑)

_dsf7180_blog 嘘の大理石模様の上に、OLYMPUS-PEN Fのレンズを置いて撮ってみました。これぐらいなら分かりませんな、使えそう。

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2018年12月22日 (土)

カメラの中に老眼鏡、視度調整のありがたみ。(笑)

今かけてる老眼鏡が、だんだん合わなくなってきました。何度作り直したら落ち着くのでしょうか、こんなに進むのが速いと、お高いメガネなんて作れませんな。なのでJINSメガネばかり。(笑)ま、老眼進行も生きていればこそ。死んじゃったらそこでストップですからね、良い方に物事考えないとやってられませんよ。
クラシックカメラが好きで、長年使っておりますけど、老眼が進んで困るのがズバリ、ピント合わせ。なのでレンジファインダーカメラってある意味バリアフリーかと。そのありがたみを噛みしめて撮っておりますよ。目測カメラも何とかなります、絞り込んで被写界深度内に入るようにすれば撮れますからね、ピントをはずしても、目測を誤った自分の責任なので納得できますし、いざとなれば単独距離計をお供にすれば大丈夫。
困っているのが35ミリ一眼レフと二眼レフ、6×6の大きなフォーマットの二眼レフは、ルーペを使えばまだ何とかなるのですけど、1枚撮るのに時間はかかります。そんなのも楽しまないといけませんけどね。(笑)
35ミリ一眼レフはほぼ全滅と言っていいかと。見えないのよホントに、ピントの山が全然つかめませんからね。ピントスクリーンを全面マットに交換していたのは、最初に付いてたスプリットイメージの物に戻しました、じゃないと持ち出してもピンぼけ写真専用機になってしまいますからね。
ファインダー接眼部に装着する視度補正レンズがありますけど、古いカメラのはまず見つかりませんし。オートフォーカスのカメラしか知らない世代には、こんな話しても分からないでしょうなぁ。(笑)
今時の一眼カメラって、たいてい視度調整を装備してますな。ファインダー接眼部のすぐ横辺りにダイヤルが付いてます。どういう物かというと、ファインダーの中にメガネが入っていると思っていただければ分かりやすいかと。ダイヤルを回して自分の視力に合わせられるようになっています。
使い方は簡単、ファインダー内のシャッタースピードや絞り、撮影枚数などの表示がハッキリ見えるように、覗きながら回してやるだけ。近眼でも老眼でもメガネ無しでピントがハッキリ分かるようになりますな。
昔は高級機にしか付いてなかったのですけど、今時は入門機でもちゃんとついているのが当たり前になってます。ファミリー向けのEOS Kissもちゃんと付いてて、ずいぶん助かってますよ。(笑)
視力ってその日の健康状態などで変わるので、視度調整は結構こまめに合わせ直した方が良いそうです。確かにそれ分かりますよ、朝と夕方では、ファインダー内表示の見え方が違ってるのを実感していますからね。老眼仕様に調整しているオジサンのカメラ、目の良い人に貸すとビックリされますな、ファインダー内表示がボケボケに見えるらしくてね。(笑)
メガネをかけたままファインダーを覗くのが未だになじめないオジサン、視度調整がついているおかげで、今まで通りにカメラを構えられます。地味な装備ですけど、有ると無いとじゃ大違いな視度調整、写真ライフが延命できますな。使ってない方はぜひ使ってやってください。

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2018年11月10日 (土)

ダイソーの積み重ねボックスでレンズの整理。

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X-T20にマウントアダプターで色々なレンズを楽しむようになってから、防湿庫の一段を丸ごと空けて、レンズだけ並べるように模様替えしたのですけどね、防湿庫って奥の方にしまい込んだモノが取り出しにくいのですな。奥のレンズを取り出そうとして、手前のレンズを転かしたり、落下させてはいけないので、手前のをまず出してから取り出さないといけないという。引き出し式になっていればもっと便利なのにっていつも思います。
ま、文句言ってみても仕方がないので、レンズを並べておくトレイのような入れ物に入れてトレイごと取り出せるようにすればいいかと考えて、良さそうな入れ物を探しに行きました。
こういうときまず一番に行くのは100円均一ショップ。何しろ安いですからね、防湿庫の内寸を測ったメモと巻き尺持っていざ近所のダイソーへGO。
キッチン用品コーナーの収納ケースやトレイが流用できないかとか、文具コーナーを見て回ったり、お店の中をウロウロしてみたのですけどね、何だか変にデザインされていたり、淡いピンクやブルーのファンシーカラーだったり、手にしてみたら強度が無さそうだったりで今一ピンと来るモノが無く、別のお店を探そうかと思っていたときオジサンの目に付いたのが「積み重ねボックス」という半透明のポリプロピレン製の重ねられるボックス。
サイズや深さ違いが色々売ってました。何だかどこかで同じモノ見た気がするなぁと思いつつ、レンズだけでなく、ストックフィルム入れるのによさそうなのや、露出計や距離計入れておくのに便利かもって思ったのを、何種類か買って帰りました。結局8個買ったのですけど、これだけ買っても千円札でお釣りが出ますからね、安いですなぁ。(笑)

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お家に帰って早速レンズ入れてみたりしたのですけどね、何だかやっぱりどこかでこれと同じモノ見た気がするなぁと思っていたら、家内が見て「無印良品行っとたん?」と言われて思い出しました。
確か同じモノが無印良品でも売ってましたな、メイク用小物などを入れるのに便利なボックスとして。以前見て、何かに使えそうと思ったのを思い出しました。まさか同じモノなのかって、ネットで検索してみたら出てくる出てくる。(笑)
無印良品のものを真似して作っているのか、偶然なのか、作っている所が同じなのか分かりませんけどね、見事なぐらい同じモノ、いいのかこんなの売っててと思いましたけど、ダイソーのヒット商品らしく、すぐ売り切れるので見つけたら即買いなんて書いてるブログもありましたな。
商品の裏事情なんて分かりませんけど、確かに便利。今まで出場率の低かったレンズも含めて、X-T20にマウントアダプターで付けられるレンズを、ひとまとめに整理できましたからね。防湿庫の奥で取り出しにくかったレンズも、これに入れておけばボックスごと取り出せるので、休日のお供のレンズを吟味するのにも見渡しきいて、ずいぶん勝手がよくなりました。
多分きっと間違いなく、この先もレンズは増えていくでしょうし、他のモノの整理にも便利なダイソーの「積み重ねボックス」、もう少し買い足しておこうと、しばらくしてお店に行ったら、ほぼ売り切れてましたな。いいモノはみんな知っているんですね。(笑)

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2018年3月22日 (木)

曇りの日は空を写すな!(笑)

電球のガラスの部分が透明なのと、磨りガラスになってるのとを比べると、磨りガラスの電球は光が柔らかくなります。照らされた物の影の部分を見ると分かると思いますけど、透明ガラスの電球のくっきりした影に比べて輪郭がぼやけて優しい感じになります。
スタジオのカメラマンがライティングするときにトレーシングペーパーやデュフューザーフィルムと呼ばれる半透明のフィルム越しにライトを当てて光を和らげるのも同じ事、クリップオンストロボの発光部に付ける光を和らげるアタッチメントも理屈は同じ、直射光を拡散させるわけですな。
これを屋外で写真を撮るときに当てはめてみると、雲ひとつ無い快晴の日差しはくっきりとした影を作ってコントラストも高くメリハリのある景色、曇り空の日は雲が日差しを拡散してくれるので、影は薄くぼんやり、メリハリが無くコントラストも低くなりますけど、その代わり全体に光が回って柔らかな印象になります。
だったら曇りの日に撮るといいのってなりそうなのですけどね、実はココに落とし穴が。(笑)曇り空って磨り硝子やトレーシングペーパー越しの光と同じで点光源じゃなく面光源、全体が発光体なのですな。なのでこれを画面に入れて撮ってしまうと、真っ白にすっ飛んだ空をバックにしたコントラストの低い写真になってしまいます。露出も空に引きずられて空以外の部分はアンダー、コントラストは低いわアンダーでつぶれているわで中途半端で美しくない写真になってしまうのですな。

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意図的にそれをねらっているのなら別ですけど、まずほとんどの人が見たとたん「あ~」ってなるイケてない写真かと。特にリバーサルフィルムで撮っていると致命傷、曇り空の部分は何の階調もないただの透明フィルムになってしまいますからね。
全体が発光体な曇り空を入れて撮ると言うことは逆光で撮っているのと同じ、しかも拡散光なのでレンズに厳しい条件、お日様を画面に入れて撮ったときにくっきりとフレアが出るのとは違います、もやっとしてコントラストがガクっと下がってしまうのですな、全体にぼんやりした写りになってしまいます。特にクラシックなカメラやレンズだと「あらま~」な事態になりかねないかと。(笑)

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地元の神社のお祭りの時に撮った写真。季節は同じで撮った年が違います。曇だった年と晴れだった年で同じ物がこの違い。曇り空だと陰影が付かないので提灯の立体感が出てませんな。


で、古くから言われているのが、曇りの日は空を入れない構図で撮りましょうって事、昔の撮影ハウツー本によく書いてありました。カラーフィルムが主流になる前はモノクロフィルムだったので、曇り空の部分はフィルターでコントラストを上げても、プリントで焼き込んでも階調が出なかったのですな。最高な一枚を仕上げるには撮るときから考えてねって事だったわけで。
実際曇り空を入れないように意識しながら撮ってみると分かるのですけど、晴れた日ほどのコントラストは無いけど、全体に光が回っているので柔らかな階調の物なんかは実にキレイ、女性のポートレイトを撮るときには良いかと、目の下鼻の下あごの下にきつい影が出ませんから、美しい人はより美しく、それなりの人もいつもよりは美しく撮れると思います。昔あったフジカラーのコマーシャルじゃないですけどね。(笑)
でも建物全体を撮りたいときなんかは、どうしても空が入ってしまうのは避けられませんから何とか空の面積が少なくなるように構図でカバーするしかないかと。

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逆に全体に光が回っているので部分を切り撮るようなのには好都合、広い範囲が写る広角レンズより、視角に近い標準レンズで映える物を探すのはいかがですか、曇りの日はわざと空を入れないって決めて撮り歩くのも面白いですよ。

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ホテルの窓から撮った浅草の街並み、あいにくの曇り空でしたけど、全体に光が回っているので遠くまで明るく撮れました。もちろん空は大幅にカットしましたよ。

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2017年11月21日 (火)

この際、iPadを三脚に付けてみた。

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ipadで写真を撮るとき、被写体にかざして支えながら、画面タッチでシャッターを切らなくてはなりません。当然というか、高い確率でブレますな。家内が撮った写真を見せて貰っても、拡大すると結構ブレてます。本人が気にしてないのならそれで良いのですけど、オジサンは気になるなぁ。(笑)写歴だけは長いオジサンが気合いを入れて撮ってもブレる確率が高いこの構え方が大体悪いのですけどね。
100均で買ったスマホ用三脚がipod touchを支えるのに意外と便利だったので、ipadも同じように支えられる物を買ってやろうかと、ネットで探してみました。色々出てきましたよ、さすがに100均というわけには行かなかったですけどね、だけどピンキリ。
パソコン周辺機器やアクセサリー専門メーカーの物は総じてお高いですな、その分メーカーサイトではいかに便利かをアピールする説明も写真入りでちゃんとしてました、その割にAmazonのレビューコメントでは、すぐ壊れただとか評価が低かったりするのがかえって笑えましたけどね。
アルミで出来た、どう見ても過剰と思えるような物まで出てきましたけど、ipadで映画でも撮るのでしょうかね。値段を見てびっくりしました、ゼロが一個多くてとても手が出ませんなってそんなモノ必要も無いですけどね。
とにかく簡単に使えて三脚に取り付けられさえすればいいわけで、見つけたのはZenCTという中国のメーカーの「スマホ&タブレット用スタンド、三脚接続」という製品名がすでに日本語としておかしな代物。999円(原稿執筆時)だったので購入してみました。
仕組みとしては100均のスマホ用三脚と同じ、ipadの上下を挟み込んで固定するアタッチメントに三脚用のねじ穴が付いているという、裏返せばスマホも取り付けられるというアイデア商品。
マンフロットの小型三脚に付けてipadを支えてみたのですけどね、机の前のパソコンモニターの横に置くとなぜかしっくり来たという。録画してあるテレビ番組や、iTunesに入れているミュージックビデオなどを眺めながら作業するのに実に便利。古いiPadを付けっぱなしにしておいてもいいかなと。
これで写真を撮るときにもブレずに撮れます、早速家内が料理を撮るのに使ってましたな、写真はいいから早く食わせて。(笑)
見た感じしっかりしてそうなので、この値段なら十分実用になるかと。この間買ったTronsmart T6 Bluetoothスピーカーで音楽を聴くときにも使いやすいので、古いipadをジュークボックス代わりにしてやろうかと。(笑)
オジサンの使っているロジクールのキーボードK780はipadを立てかけられるように溝が付いているのですけど、立てかけるより小型の卓上三脚に付けた方が以外と便利だということに気が付きました。角度や向きが自由に変えられるし、少し高い位置に来るので画面が見やすいのですな。
ただこの小型三脚は高さが変えられないので、もう少し自由度の高いモノはないかと探していたら同じくマンフロットから出ていました。そうなると小型三脚も新調したくなってしまったという。買っちゃうかも。(笑)
ipadに脚が付いただけで便利さ倍増、置き場所を選びませんからね、この三脚用アタッチメントは買いでしたな。

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2017年10月15日 (日)

ROBOT STAR1を持ち出すためにケースを自作(後編)

ケースを自作して、何とか持ち出し率を上げて、我が家の35ミリましかくカメラ軍団のスタメン登録してやりたいROBOT STAR1。型紙を作って後は革を切って縫いつければいいだけというところで、転けてしまったオジサン、結構技術がいりそうということで二の足を踏んでしまったのですな。
なにしろROBOT STAR1は、オジサンより年上の1952年生まれ、しかもやや難有りなのを格安で見つけてきたものなので、いつまで使えるか分からない不安があって、気合いを入れて立派なケースを作ってもなぁという気持ちもありました。縫わずに作れる方法はないかと、少しでも楽したい、逃げ腰のカメラケース自作。(笑)
で、ふと思ったのですけどね、紙で作ってしまえばもっとお手軽に出来るのではないかと。カメラケースをペーパークラフトで自作。無謀なチャレンジがうまく行くかは分かりませんけど、扱い慣れた材料の紙だと折ったり曲げたりも簡単、木工用ボンドで接着して組み立てられるので、革を縫うような技術が無くても作れますからね。
ということで早速チャレンジ。仮組みした型紙を元に、簡単に作れて実用に十分な強度が出るように考えつつ展開図を作りました。老眼なので紙に展開図を書くのはつらいという事で、アドビイラストレータ体験版をダウンロード、7日間使えるのでこれで展開図を制作、画面で大きくして見られますし、数値入力で正確に描けます。
PDFで保存しておけばお試し期間が終わった後でもデータは使えますからね。昔取った杵柄、イラレでサクサク作図、思い出しながらでしたけど1時間ほどで完成しました。
できあがった展開図なのですけど、考え方としては、カメラ底面部分を中心に、前面と背面で包み込む形、ちょうどカメラの両サイドに接合部分が来るので、ここにノリシロを作ってしっかり接着して補強したのち、ストラップを通すリングを付けるための穴をあけて、ハトメを打つわけで。
正面から見るとカメラの両サイドに耳のように出っ張りが出来ますけど、一番簡単に作れるのじゃないかと考えました。
ペーパークラフトなんて無謀かもしれませんけど、紙って実は結構丈夫なのですな。できあがったものに薄めたクリアラッカーを染み込ませれば十分強度が出るかと。日本には柿渋や漆を染み込ませた和紙で作った工芸品がありますからね、それを真似たわけですな。
プリントした展開図をボール紙にテープで仮止めして切り出し、折り線部分はボールペンで筋目を入れておけば後で折り込むときにガタガタにならずにきれいに折れます。
で、折り加工をした状態がこれ。前後から挟み込む形なのがよく分かるかと。

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カメラを入れて両サイドをクリップで仮止めしたのがこれ。

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木工用ボンドをたっぷり付けてしっかり接着、一晩放置して完全に乾いた後、お好みの色を塗ってもいいのですけど、革のような柄の入った紙を貼り付けたらカッコいいんじゃないかとユザワヤさんにGO、「あららぎ」という紙が良さそうだったのでチョイス、A4サイズで21円なり。
これを1センチほど余白が出るようにカットしてケースに巻き付けるように貼り付け、余白部分は内側に折り込み、底面部分にも貼り付けたのち、クリアラッカーを全体に塗って補強。
ストラップ用リングを付ける穴をあけてハトメを打ったら完成。こんな感じに出来上がりました。
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お菓子の箱のボール紙で作ったカメラケース、どれぐらい持つのかは分かりませんけど、いけそうだったらストラップの付けられない他のカメラにも流用してみようかと思っています。

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2017年10月14日 (土)

ROBOT STAR1を持ち出すためにケースを自作(前編)

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我が家の35ミリましかくカメラ軍団の中で、いつもスタメン落ち、選考の結果落選してしまうというか、防湿庫から出そうとした途端その重さに選択を躊躇してしまうのがROBOT STAR1。
出しますよ、ちゃんと出して一応机の上に並べて、撫で回してみたり、単独露出計を付けてみたりするのですけどね、やっぱり今日はマミヤスケッチにしようって事になって防湿庫に逆戻りして貰う事になってしまうわけですな。
アイレットが付いて無い機種なのでストラップが付けられないわ、革ケースは持ってないわ、探しても見つからないわで、首から提げることが出来ず、むき出しで持ったまま撮り歩くしかないのですけど、一日持ち歩くと手首が腱鞘炎になりますよ、撮れる写真はいいのですけどねぇ。(笑)
もっと出場率が上がれば、マミヤスケッチ頼みになっている、ましかくカメラローテーションをいい形に出来て連続出場の負担を減らせるかと、休ませてあげたいですからね。
しかもROBOT STAR1はレンズ交換が出来るので、頻繁に使うようになれば、交換レンズを探してみようかと色気が出てくるかもしれませんし。(笑)
この問題の解決には何が必要かはすでに分かっています。首から提げられるようにすればいいだけ。もうカメラケースを自作するしかありませんな。ROBOT STAR1のために重い腰を上げる決意をしたオジサン。家内がクラフト作家なので材料と道具はいくらでもあります。
ただ、ケースなんて作ったことがないので、作る手間はかからず簡便でありながら実用に十分なものを作ろうと思いました。
で、早速カメラを採寸、バスト、ウエスト、ヒップ、袖丈…じゃなくて、底面部とカメラ回り、厚紙を当てて形状を割り出したわけで。
とりあえずカメラが転げ落ちなければいいので、底面部と同じ形の板を作って三脚ねじで固定、それにストラップを付けても実用としては間に合うのですけど、せっかくなのでねオーソドックスにカメラケースを作ってみようかと、現物合わせしながら型紙は出来ました。
ちゃんとカメラが入るかテープで留めて仮組みして見たら結構よさそう。(笑)

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次はそれを元に革を切りだして縫いつければ完成。と文章で書くと数十文字で済んじゃいますけどね、家内に聞くと革をカメラケースのような形に縫うのはそんなに簡単じゃないらしいですな。
それで躊躇してしまったわけで、何とかもっと簡単に自作できないかと考えた結果、オジサンが選んだ無謀なケース自作の顛末は後編で、緊迫の次号を待たれたし。(笑)

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2017年10月 1日 (日)

露出計アプリ探し中。

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フィルムカメラで撮るときは、必ず一緒に露出計を持って出ます。露出のコントロールが出来ない押すだけ簡単カメラのオリンパスペンEシリーズや、リコーオートハーフで撮るときは、持って出ますけど、さすがに使いませんけどね、カメラ任せで軽快に撮るのを楽しむのがいいかと。
長く写真を撮っていると、おおよその露出は分かるようになりますけど、それでも露出計できちんと測って丁寧に撮るのが楽しいので、露出計は必需品、リバーサルフィルムで撮る事が多いのでなおさらなのですな。
使っているのは入射光式露出計、その場の明るさを測るもの。露出計と言えば大体こちらを指すことが多いので、このブログでは特別な事が無い限り、露出計って出てきたら入射光式のものだと思っていただきたいなと。(笑)
オジサン、露出計には色々思い出がありましてですね、若い頃入り浸っていた写真屋さんの店長の薦めで、使いこなせるかどうかも分からず買ったのが最初。使い出して、カメラの内蔵露出計任せで撮っていたときによくあった、真っ黒や真っ白に写ってしまう失敗が無くなりました。
きちんと測って撮ると露出のばらつきが無くなるのですな、その頃はモノクロをやっていたので、現像したフィルムのコンタクトシートを作ると一目瞭然、適正露出のコマが並んでましたからね。その後リバーサルフィルムがメインになって、なおさら露出計は必需品になったのでありますよ。
このブログでも何度も何度も露出計を使いましょうって過去に書きましたけど、あまり響かなかったようで。きちんと写真を楽しむのならあって損はないものだと思うのですけどねぇ。(笑)
露出計を使うようになって写真が楽しくなってしまったわけですけど、万能ではありません。得手不得手というものがありますのでね。入射光式露出計が全く役に立たないのが夜景の撮影、繁華街のネオンサインや電飾看板が連なる街並みだとか、山の上から見た遠くで輝く街の明かりなんてのは全く歯が立たないのですな。
デジカメが無い時代はカメラの内蔵露出計の値を元に、露出を変えて何枚か撮ってました。いわゆる段階露出というやつ。当然ムダ打ちも多かったわけで。露出値をメモして、夜景撮影データを収集していたあの頃、まじめでした。(笑)
デジタル一眼レフを使うようになって、撮ったその場で確認できるのは実に便利でした、撮ってみると意外と明るかったり暗かったりするので、すぐに露出を変えて撮り直せましたからね。しかも感度を上げられるので、手持ちで夜景が撮れるという。
デジタルならではの便利さを逆手にとって、フィルムカメラで夜景を撮るときに露出計代わりに使うと失敗率が下がりましたな。デジタル一眼レフでまず撮ってみてその写り具合を元にフィルムカメラに同じ露出をセットして撮るわけで。デジタル一眼レフが必要になるので荷物が増えるのと、撮る手順が面倒くさいのが難点でしたけど。(笑)
で、最近使いだしたipod touchに露出計アプリを入れて、夜景専用露出計にしてしまえば便利なのじゃないかと思ったのですな。
内蔵カメラを利用したアプリなのですけどiTunes Storeで調べてみるといっぱい出てきました、コレを何とか使えないかとただいま鋭意調査中。
最初露出計アプリの話を書こうと思いながら結局露出計の思い出話になってしまいましたけど、調査結果はまた後日という事で。(笑)

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