デジタルカメラ

2019年9月 8日 (日)

スポーツファインダーモードをテレコンがわりに。(笑)

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その昔、ストリートスナップには一眼レフよりレンジファインダーカメラの方が向くという論調がありました。
28ミリぐらいの広角レンズをF8ぐらいに絞り込んで深い被写界深度を使って撮るのなら一眼レフでも変わりなく撮れるのですけど、レンジファインダーの利点は覗いた時に表示されているブライトフレームという、実際に写る範囲を示す枠の外側も見えているので、動くものがフレームに入って来るまでの瞬間を予測できるのが一眼レフよりスナップに強いという理由だったのですな。
メイドインジャパンの一眼レフが世界を席巻、カメラと言えば一眼レフな時代、レンジファインダーカメラを使う人も、使った事がある人も少数派になってそんな論調も聞かなくなりましたけどね。(笑)
で、X-T30の取扱説明書のスポーツファインダーモードというのを見てて、コレ一緒だなと思ったわけで。要するにファインダー内に一回り小さいフレームが表示されて、それが実際に写る範囲。外側はただ表示しているだけなのですな。スポーツや鉄道など動きの早いものを撮る時に、フレームの外側からやって来る被写体の動きを予測できるわけで。
撮った写真はトリミングされてるのと同じなのですけど、元の画素数が十分あるのでそれでも1660万画素あります。富士フィルムさんは1.25倍クロップって言ってます、画面全体の80%を拡大する事になるのでそう呼ぶのでしょう。使うには制約もあって、電子シャッターとの併用はできずメカニカルシャッターだけの設定にする必要があります。画像サイズはMのみ、Lは選べません。ま、その分ファイルサイズはコンパクトになるので、たくさん撮ってもメモリーカードに余裕が出るかと。
スポーツファインダーモードって名前なのでそういう場面でしか使えないのかって思い込んでしまいそうですし、オジサンの街歩きの写真では使う場面はないかなぁと思ったのですけど、単純に画面を1.25倍してくれる機能と考えると、デジタルなテレコンとして使ってしまってもイイのじゃないかなと考えたわけで。想定外の使い方に富士フィルムさんから怒られそうですけど、そこはユーザーの自由って事で。(笑)
望遠レンズが必要な場面では有効でしょうな、ほんのチョビッと拡大してくれるだけですけど、もうこれ以上近づけない場所で撮るしかないような時には、ほんの少しの望遠効果でもありがたいですからね。舞台やステージを撮る時にも使えるんじゃないかと思いました。
標準クラスの単焦点レンズの最短撮影距離で撮っていて、もうちょっと寄りたい時にも使えるかも、まだやってませんけどね。(笑)動いてるものを撮らないオジサンが使うスポーツファインダーモード、使う場面はほとんど無いでしょうけど、こんな機能があるってのを覚えておいて損はないでしょうな。(笑)

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2019年9月 1日 (日)

カラークロームエフェクトとはなんぞや。

X-T30には上位機種で採用された新しい機能が盛り込まれてますな。差別化も必要なので、全部が全部ってわけではないのですけど、画質に関する部分は、出し惜しみする事無く盛り込まれているところが、コスパ最高なカメラに仕上がっているとオジサン思うわけで。X-T20と比べてみるとずいぶん色々増えてますな、じわじわ試し中、フィルムシミュレーションのETERNAはもう試しましたけどね。(笑)
その中で富士フィルムさんのサイトや、ユーザーの方のブログなどを見ていて気になったのが「カラークロームエフェクト」。効果のほどを見ると結構スゴそう、このシロモノは一体なんぞやって事で試してみたわけで。取扱説明書にはさらっと「カラー被写体の陰影を強調します。」としか書いてないので、その効果の本当のところがまるで分からないという。
なので、試してみる前に下調べしたところ、カラークロームエフェクトって、飽和しそうなぐらい彩度の高い色の中の、微妙な輝度の強弱をコントロールして、彩度を保ったまま階調を作り出し立体感を表現する技術だそうですってすでに何のこっちゃ分からなくなってると思います。(笑)
例え話ですけどね、デジタルカメラが普及しだした頃ってセンサーも小さくて画素数も少なかったので、撮る場面によっては写真が塗り絵みたいになってましたな。天気がいい屋外でピンクや黄色などの鮮やかな色の服を着ている人を撮ると、服の階調が全然無くて、塗りつぶしたような平坦な描写になってしまってました。
センサーの性能がまだまだだったので、彩度の高いものを撮るとお手上げ、性能の限界を超えた鮮やかさを受け止められなくて、階調が無くなるわけで。いわゆる色が飽和した状態、Photoshopで開いてヒストグラムを見てみると一目瞭然でした、色の分布が天井にくっついてましたからね。(笑)

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あの頃に比べるとセンサーの性能は格段に良くなってますけど、それでも条件や場面によっては色の飽和は起こります。オジサンの場合街の写真なので、日差しがガンガン当たってる、ハデな色彩の看板なんぞを撮ると遭遇します。彩度も明度も目一杯で階調なんて消し飛んだ状態。
カラークロームエフェクトってそんな状態の中から階調を取り戻してくれるのですな、つまりハデハデな中に立体感を出してくれるという技術。富士フィルムさんのサイトには、複雑な処理をするのでプロセッサーにはかなりの負担、なので連写はできなくなるって書いてました。
強弱が選べるのですけど、弱でもハッキリ効果が出るので、使い方を誤ると余計ひどくなって、あり得ない写真になってしまいます。街の写真では効果のほどを十分把握した上で、ここぞという場面で使う事になりそうですけど頻度は低いでしょうな。
オジサンの現実的な使い方としては、通常JPEG撮って出しなので、カラークロームエフェクトを使ってみたい場面に遭遇した時だけRawでも撮っておいて、後からFUJIFILM X RAW STUDIOで効果を試して見るって流れになるでしょうね。

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ネットの作例に上がっている鮮やかな花の写真ではイイ感じだったのですけど、街の写真では場面を選びます。ま、南京町のハデハデな装飾や風俗店の原色ビカビカな看板にカラークロームエフェクトを使おうってのがすでにおバカ、富士フィルムさんも想定外だったかと。(笑)

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2019年8月25日 (日)

ブラケティング撮影をオススメしたいわけ。

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古い撮影解説本には露出ずらし撮影なんて書いてたりしたブラケティング撮影、写真用語として定着してる感があまり無いのですけど、X-T20、X-T30を使ってて便利なのでコレをネタにしようかと。(笑)
元々は適正露出にアンダーとオーバーの計3カット撮っておくというのでした、露出のシビアなリバーサルフィルムでの常套手段、スタジオカメラマンに撮影依頼した仕上がりフィルムは微妙な露出違いで3カット撮ってくれてて、イチオシカットにマークしてくれてましたな。懐かしい話ですけどね。(笑)
カメラがどんどん電子化されて、この機能が自動でできるようになりました。オートブラケットなんて取説に書いてましたな、シャッターを一回切るだけで決めておいた露出のずらし量に応じて3カット撮れるという。
オジサンがEOSシリーズで初めて買ったEOS-10 QDで初めてお目にかかった機能ですけど、露出計で測ってマニュアル露出でしか撮ってなかったので、その頃は使うことはありませんでしたな。(笑)
デジタル一眼が出てきて、ホワイトバランスも変えながら撮れるようになったり、ブラケティング撮影が露出だけのものじゃなくなってます。それでもオジサンは使ってませんでしたけどね。(笑)
昨年X-T20を使い出してこの設定が多いのに驚きましたな、X-T30も同じ。しかもBKT1とBKT2って2種類も登録できるようになってます。ブラケティング対象はAE、ISO、フィルムシミュレーション、ホワイトバランス、ダイナミックレンジ、X-T30はこれにフォーカスも増えてます。
AEは露出をアンダーオーバーにずらしながら任意の枚数撮ってくれるもの、ISOは感度を変えながら3コマ撮ってくれるもの、ホワイトバランスはアンバー寄りとブルー寄りに変えながら撮ってくれるもの、フィルム時代のライトバランシング(LB)フィルターに相当するものでしょうな。フォーカスはピント位置をずらしながら撮ってくれるものだそうですけど、ブツ撮りなどに使うのでしょうか、使う場面が思いつかないですな。上記の四つはオジサンが使う事は無いかも。(笑)
ダイナミックレンジは明暗差やコントラストが激しいものを撮る時に白飛びを抑えてくれるそうなので、お日様サンサンな日の街歩きで、白い建物を撮る場面では有効かも、まだ使ってませんけど。(笑)
で、ブラケティング撮影で圧倒的に便利だと思ったのがフィルムシミュレーションブラケティング。最初の頃、ブラケティング撮影の存在を知らなくてって言うか、取扱説明書まともに読んでなくてフィルムシミュレーションの撮り比べをするのに、いちいちメニューを呼び出して設定を変えてたのですな。
今思うとバッカみたいな話なのですけど、ブラケティングにこれを設定しておくと、フィルム違いで3コマ自動的に撮れます。しかも2種類設定できるのでBK1にはVelvia、PROVIA、ASTIAを、BK2にはPro Neg.StdとPro Neg.Hiにクラシッククロームを割り当ててみたのですけどね。あ〜これスゴイ便利って思いました。
今はBK1にVelvia、ETERNA、ACROSをBK2にはACROS、ACROS Yフィルター、ACROS Rフィルターの割り当てを基本にして、その時々でタッチファンクションですぐ変えられるようにしています。
フィルムカメラ時代には種類の違うフィルムで撮り比べるには、複数台のカメラを持ち歩いて取っ替え引っ替えするしかなかったのですけど、それがドライブダイヤル回すだけでできてしまうわけですから、使わない手は無いかと。シャッター一回で3コマ撮れるのでメモリーカードは容量多めのものをオススメします。(笑)

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2019年8月17日 (土)

フィルムシミュレーションETERNAは的を得てるな。

X-T30を使い出して前機種X-T20から増えた機能をまだ全部使いこなしてません、なかなかそこまでたどりつけてないわけですけど、のんびりじっくりやってやろうかと。ブログのネタにもできますからね。(笑)
ただ増えた機能の中で、フィルムシミュレーションのETERNAは一番最初に試してみました。フィルムシミュレーション自体がスゴク出来がいいのでそれに新たに加わったETERNAっていかなるシロモノか興味があったのですな。
ま、正直言いますとオジサン全然知らなくてETERNAって何?だったのですけどね、富士フィルムさんの作ってた映画用フィルムの名前だって。一般に流通してなかったそうなのでそりゃ知らなくて当然かと。(笑)
最初は動画を撮る方がコレを選べば映画のような雰囲気で撮れるのだろうな〜ぐらいの認識でした。映画的雰囲気というのもよく分からなかったですし、カタログや富士フィルムさんのサイトの解説や作例を見ても何だかクラシッククロームっぽい感じがしたのでどう違うのか試してみようかと、ブラケティング撮影に設定してVelviaとクラシッククロームとETERNAで撮り比べてみたわけで。
正直最初の印象はあまり良くなかったですな。長年Velviaファンであの色彩鮮やか、コントラストはっきりに慣れてしまっているオジサンには、鮮やかさもなければメリハリもない、なんだか眠い写真だなぁと思いました。映画のフィルムの雰囲気ってこんな感じなのかって、ぶっちゃけ良さが分からなかったわけで。

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だけどフィルムシミュレーションにわざわざ搭載してくるのですから何か訳があるのかなと思いつつ撮ってました。で、パソコン画面で眺めていて感じたのですけどね、明らかにダイナミックレンジが広いのですな。白いところが飛ばないし、影の部分は粘りがあるというか潰れず出てる。
色合いはVelviaとは全然違います、空の青さなんて別物でした、クラシッククロームに似ている感じがしましたけど、そこまでクセが強くなくて、特にシャドーの階調がきれいに出ているのには驚きましたな。強い日差しで影とのコントラストがはっきりしている景色や、イルミネーションと闇の差が激しい夜景などを撮ってみるとその差が良く分かりました。

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Velviaが濃い味付けにさらにソースをかけた、しっかりはっきりした味わいの料理だとすると、ETERNAは素材の味わいを生かした薄味の煮炊きもののような感じかと。ETERNAで撮ったものばかり見ていて、Velviaで撮ったのを見るとあまりにも色彩と彩度が激し過ぎてなんだか落ち着かない感じがしたぐらい。(笑)
動画撮る人のためのものかと思っていたETERNA、何だかこのしっとり感が気に入りました。ベルビアのテイストは大好きなのでオジサンのデフォルト設定なのは変わりありませんけど、撮り比べてみるとETERNAの方がしっくりくる場面もありましたからね。濃い味付けばかりだと体に良く無いって事でしょうか。(笑)
元々映画用フィルムだったETERNA、スチル写真でこのテイストを楽しめるって、まさしく的をETERNAって思いましたよ。(笑)

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2019年8月11日 (日)

チルト液晶の便利さに、今頃気が付いた。(笑)

今まで使ってきたデジタルカメラは、どれも背面の液晶モニターが固定のものでした。それで不便は感じませんでしたし、撮った写真の確認とメニューの設定に使うのには十分、撮るときも必ずファインダーを覗いてカメラを構えるので、バリアングルやチルト液晶の必要性と価値が分からなかったのですな。
自撮りをしたり、手を伸ばして高い位置から人混みの頭越しに撮ったり、地面スレスレの位置から小さな野花を撮ったりするには便利なのかもしれませんけど、街歩きの写真では使う場面は無いだろうなと。街中で地面スレスレで撮ってたらオカシイでしょ。(笑)
富士フィルムさんのX-T20もX-T30も液晶モニターが引き出せるようになってます。ただしバリアングル液晶のように色んな方向にグリグリ向けられるのじゃなくて、手前にせり出させて上下だけのチルト液晶。
なので自撮りはできませんし、そんなに使えるモノじゃないなとタカをくくっていたわけで。最初の頃面白がって引っ張り出してみたりはしましたけどね、そのうち存在も忘れてしまっていたという。(笑)
ある日の事でした、いつものように街を徘徊して撮っていたとき、狭い路地でそそる物件を発見。正面から撮りたかったので目の前でカメラを構えました、広角レンズのXF16mm F2.8 R WRを付けていたので、左右は十分入るのですけど、立ったまま構えるとどうしても下すぼまりのパースが付いてしまう場面、反対側の壁に背中が付いてる状態で、それ以上の引き場が無かったのですな。サッサと膝をついて、屈んで撮れば済む話なのですけど、足が悪くなってから屈む動作がキビシイわけで。
で、ふと思い出したのがチルト液晶。そうか、これを引っ張り出してウエストレベルにすれば、屈むのと同じ高さにカメラを構えられるじゃあ〜りませんかって事で、早速やってみましたよ。アッこれ便利かもって思いました。なんだなんだ、こんなに便利なモノ今まで使ってなかったなんて。(笑)

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広角レンズで歪みを出さずに撮るには、撮りたいものの高さのちょうど半分の高さで水平にカメラを構えるというのがセオリー。例えば室内を広角レンズで広々撮りたい時、床から天井までの高さのちょうど半分の位置にカメラが来るように三脚立てて、水準器で水平を出して撮れば、柱はきれいに垂直に写ります、ちょっとでもカメラが下や上を向いていると、下すぼまりや上すぼまりになってしまうのですな。超広角レンズだと、この辺りもっとシビアになります。
そんなこんなで、チルト液晶引っ張り出して事なきを得たというオジサン。構えている時に思ったのですけどね、二眼レフで撮ってるのとポーズは同じ、お辞儀しながら撮ってる感じ。手ブレしやすいので要注意ですけどね。
家内のipadの使い方を見ていて、もっと便利な方法があるのにっていつも言っていながらオジサンこそ便利なものを使いこなせて無かったという。宝の持ち腐れってまさしくこういう事を言うのでしょうなぁ。(笑)

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2019年8月10日 (土)

フィルムシミュレーションはやっぱり楽しい。

以前使っていたキヤノンEOSシリーズのデジタル一眼レフは、被写体に合わせて画像特性を選ぶ選択肢にピクチャースタイルというのがありました。スタンダード、ポートレイト、風景、ニュートラル、忠実設定、モノクロの中から選ぶようになっていて、撮るものに応じて決めるわけですな。
富士フィルムさんのカメラはその部分が、フィルムシミュレーションという名前になっていて、自社のフィルム製品の特性を再現したものになっています。この出来がすごく良くて、フィルムで撮ってる感が半端ないところにすっかりどハマりしてしまったオジサン。項目もズバリフィルム名が出てきます、PROVIA、Velvia、ASTIA、ACROSって全部使ってたフィルムですよ。(笑)
他にプロカメラマンの要望で作ったというクラシッククローム、これ昔あった外式リバーサルフィルムのコダクロームのテイストを手本にしてるんじゃないかなぁとオジサン密かに思っておりますけどね、富士フィルムさんが商売敵で同業他社だったコダックなんて言えないのでクラシッククロームって名前かと、あくまで個人的想像。(笑)
それから写真館でポートレイト撮影に使われたプロ用ネガフィルムNS160をフジカラーのProfessional MPにプリントしたのを再現したPro Neg.Stdと、それのやや硬調なPro Neg.Hiの2種類のネガフィルムにモノクロ、セピアがあります。
さらにX-T30を使い出して新たに映画用フィルムのテイストを再現したETERNAが増えていますな。ETERNAに関してはただいま鋭意撮影中、Velviaとは対極にあるフィルムシミュレーションなのでね、別記事にしようかと。(笑)
長年使ってきたフィルムはそれなりに特性と言いますか、傾向が分かっているので、それを再現した写真がデジタルで撮れるフィルムシミュレーションには正直感動しましたな。最初の頃はあれもこれもと色々試してみましたけどね、だんだん落ち着いてきたというか好みが絞られてきましたよ。フィルムカメラを使っていた時と同じ、リバーサル中心の選び方になってます。

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一番人気はVelviaと言うかほぼデフォルト、フィルムのVelviaが発売された時にその鮮やかな色調が気に入って使い出してからの常用フィルムでしたからね。このテイストが基準になってます。その次によく使うのがPROVIA、オールラウンドで使える安心安全な設定、この二つでほとんど撮ってますな。ASTIAはフィルムでもあまり使ってなかったのでフィルムシミュレーションでもやっぱりほとんど使ってない。(笑)
それよりもモノクロフィルムのACROSの設定にハマってしまったので、そちらの方がよく使います、と言うかこれも常用。トーンの美しさに感動しましたからね。

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モノクロとセピアの設定は全然使ってませんな。Pro Neg.StdとPro Neg.Hiの設定も登場率低いかと、リバーサルフィルムが好きでネガフィルムってそんなに使ってこなかったので、フィルムシミュレーションの設定でも選ぶ頻度が低いわけで。
ギズモショップが販売している写ルンですのレンズをそのまま再利用した交換レンズ「Utulens」を使う時にはオススメ、これは正解。デジタルで写ルンですの世界を楽しめますからね。ただこのレンズであえてVelviaやACROSやETERNAを楽しむってのもアリ。フィルムシミュレーションってレンズの個性や、撮るものや、天気に合わせてフィルムを選ぶように、組み合わせを楽しめるところがミソ。
フィルムカメラ時代には、もしもに備えてカメラバッグに何種類かのフィルムを放り込んでいたのを思い出しました。今はカメラの中にフィルムシミュレーションという名前でフィルムが何種類か入っているシアワセ。コレ楽しまない手はありませんな。(笑)

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2019年8月 4日 (日)

JPG撮って出しのために、RAWで撮る?!

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富士フィルムさんのXシリーズ全てに言える事だと思うのですけど、昨年X-T20を使い出して最初に感じたのが、空の青さと木々の緑がすごくキレイってところでした。
それまで使ってきたデジタルカメラでは、リバーサルフィルムと比べて、空の色はくすんだ感じで明らかに青さが違ってたのですな。木々の緑もなんだか作られたような色合いで、目で見た印象とは別物、新緑は枯れたような黄緑がかった色合いでしたし、遠くの山の緑はどす黒い緑色。その頃デジタルカメラの色合いってこういうのが当たり前なのだろうなと、そういうのとお付き合いしていかなくてはならないのだろうなと思いました。
リバーサルフィルムの色合いが大好きで長年それで撮ってきたオジサンとしては、デジタルの便利さは理解しつつも何となく違和感があったわけで。なので必然的にRAWで撮って現像処理で仕上げて行くというスタイルになりました。そのためのプロファイルを作ったりしてましたな。(笑)
デジタルカメラとリバーサルフィルムを詰めたフィルムカメラの2台持ちで撮り歩いて、フィルムの仕上がりに合わせて現像処理したりもやってました。オジサンにとってリバーサルフィルムの色合いがモノサシだったわけで。
富士フィルムさんのカメラの評価でプロアマを問わず、JPG撮って出しがキレイというのをよく目にしました。掲載された写真を見ると確かにキレイでしたけど、本当にシャッター切っただけで、ここまでのクオリティで写るのかなと半信半疑、画像処理して掲載しているのじゃないかと思ってました。
ところがX-T20で初めて撮った時、「あっ違う」と思ったのですな。明らかな違いを感じて、即行X-T20とEOS Kiss X7をマウントアダプター経由で同じレンズを取っ替え引っ替えしながら撮り比べた記事を書いてしまいましたからね。(笑)
富士フィルムさんの考えるデジタルな色合いって、限りなくフィルムテイストだという事を、遅まきながら知りました。その後富士フィルムさんの沼に転落して行った事は言うまでもありません。(笑)
おかげでRAWで撮らなくなりましたな、後からパソコンで仕上げると言うのが無くなりました。撮った時に完成している写真って、リバーサルフィルムで撮っているのと作法は一緒、フィルムかデジタルかの違いだけですからね。
で、デフォルトの設定でも十分なクオリティなのですけど、画質に関して実に細かく設定して登録できるわけで。ココを何とか使いこなして、さらにオジサン好みのフィルムテイストに持っていきたいなと。(笑)
同じ物を設定を変えながら撮ってみて、それをパソコンで見比べようかと思ったのですけど、何しろ設定項目が多いので、すごい数の写真になってしまいます。なので考えたのがRAWで撮っておいてそれを現像ソフトのFUJIFILM X RAW STUDIOでパラメーターを変えながら追い込んでやろうと、その値をカメラに登録するわけですな。
JPG撮って出しを完成させるためにRAWで撮るって何だか変な話ですけどね。ただ今JPGとRAWの両方でサンプル撮影中、ココじっくりとやってやろうと。何だか楽しみが増えました。(笑)

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2019年8月 3日 (土)

X-T30のFnをいじったらスゴク良くなった。

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使い出して約ひと月半、季節柄休日が雨なんて日も多かったので、丸一日ガンガン使えた日は数える程しかなかったのですけどね、その代わりほぼ毎日持ち歩いて仕事帰りに撮ったりしてました。
撮った写真の画質やキレイさに関して、オジサン的には全く問題無し。JPG撮って出しでも最高のクオリティで撮れるのはアドバンテージだと思いますね。フィルムシミュレーションの出来がすごくいいからなのですけど。(笑)
前期種のX-T20に比べて全体的にキビキビ感がありますな。AFのレスポンスが良くなっているのと、背面のフォーカスレバーの使い勝手のせいだと思うのですけど、もうX-T20に戻れないってぐらい良くなってます。
何かと指摘の多いQボタン、カメラを構えた時に触れてしまうのが残念なんて、ユーザーのブログに書かれたりしてますな、確かにすぐ触れてしまいます、最初はあまり気にならなかったのですけどね、ちょっとイラッとくる事もあって無効化もしくはファンクションボタンに変更できるファームウエアを入れました。
それからこれはオジサンだけだと思いますけど、背面液晶に登録されているタッチファンクション、4方向のフリックで呼び出せるようになっているのですけどね、時々設定が変わってしまってることがあったのですな、しかも右フリックのホワイトバランスが変わってしまう事が一番多かったという。
最初???だったのですけど、理由が分かりました。首から下げて歩いているときにお腹でこすれてタッチファンクションが呼び出されてしまうという。足が悪くてやや引きずりながら歩いているのでどうしてもカメラが左右に揺れてしまって反応するみたい。(笑)上下フリックは反応しないので、歩き方の問題かと。
この辺りの使い勝手を良くしておきたいので、Qボタンとファンクションを見直しました。細かく自分好みにセッティングできるのはいいところ、使わない手はありませんからね。押されたり触れたりして設定が変わってしまいやすいところには、撮影に影響のないものを割り当てました。
まずQボタン機能はシャッター横のFnボタンに割り当て、元々のQボタンには押すたびにオンオフが切り替わってファインダーで確認するためだけの被写界深度確認を割り当てました。被写界深度確認は頻繁に使うので、すぐ触れちゃうボタンに割り当てれば便利かと思ったわけで。
次にすぐにお腹でこすれて反応しちゃうタッチファンクションの右フリックにはRAWを割り当て、普段はJPG撮って出しですけど、念のためこのシーンだけRAWでも撮っておきたいって時に使う機能。うっかり設定がオンになっていてもRAW画像が1枚増えるだけで、撮ったらオフになるので撮った写真に影響ありませんからね。
上下と左のタッチファンクションはデフォルトのまま使ってますけど、下フリックのAFモード設定はALLを選べばフォーカスレバーでコントロールできて格段に便利になるのでALL以外を使わないなら他のファンクションか割り当て無しにしてもいいかもって思ってます。
AE-LとAF-Lボタンは全く使わないのでそれぞれホワイトバランスと画像サイズを割り当てました。ホワイトバランスはその日のお天気に合わせてオート、晴れ、曇りを切り替える事が多いので必要、画像サイズはましかく写真を撮る時にすぐ呼び出せるようにって事で設定しました。
フィルムカメラを使う時の感じや、併用する時にすぐ呼び出したいものを基準に使い勝手を決めましたけど、格段に使いやすくなりましたよ。なんだかやっと自分のモノになったような気がするX-T30、カスタム設定とマイメニューはまだ手を付けてないので、じっくり設定してやろうかと思ってます。(笑)

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2019年7月28日 (日)

X-T30はカチカチするのが価値なカメラ。(笑)

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プチプチよりカチカチ、X-T30って小さなボタンをプチプチして使うのがメインではない、ダイヤル操作のカチカチが心地よいカメラだと思いますな。
もちろん小さなボタンはいっぱい付いてますけど、写真を撮る時一番操作するのはトップカバーに並んだダイヤルがメイン、それとレンズの絞りリングも。
マニュアルで使う時にはシャッターダイヤルと絞りリングをカチカチ、絞り優先で使う時にはシャッターダイヤルはAポジションにして右手の親指で露出補正ダイヤルをカチカチしてます。連写にしたいときやブラケッティング撮影したいときは、構えて左肩のドライブダイヤルをカチカチ。
いざ街歩きをしながら撮り出すと、プチプチボタンって被写界深度確認ぐらいで、ずっとカチカチで撮ってますな、この辺り往年のフィルム一眼レフで撮ってた頃を思い出せて、撮ってて楽しい使って嬉しい部分、ココ富士フィルムさんのカメラを選んだわけでもあるのですけどね。(笑)
カチカチ、カチカチ、ずっとカチカチに価値を感じてしまうせっかちなオジサン、この幸せを分かち合いたいって、つまらないダジャレが過ぎてカチンときますか?こういうときは逃げるが勝ち、お後がよろしいようで。(笑)
で、使い勝手の部分で前機種のX-T20を使い出したとき疑問に思ったのが、レンズの絞りリングは1/3段刻みでカチカチできるのですけど、シャッターダイヤルは一段ずつの表示なので中間シャッタースピードを選ぶときはどうするのってところ、取扱説明書にちゃんと書いてました、読んでなかっただけ。(笑)リアコマンドダイヤルを回せば1/3刻みでシャッタースピードを変えられます、X-T30も同じ。
シャッターダイヤルとリアコマンドダイヤルの併用で1/3刻みを実現しているわけですけど、実はオジサン全然使ってない。一段刻みのシャッターダイヤルだけで十分、あとは1/3刻みの絞りリングカチカチで調整してます。フィルム時代の一眼レフと全く同じ使い方をしているわけで。
あの頃の絞りリングは1/2刻みでしたけど、露出がシビアと言われるリバーサルフィルムもそれで問題なく撮っていたので、シャターも絞りも1/3刻みって細か過ぎるのですな。クラシックカメラだと中間シャッターなんて無かったですしね。
一段刻みのシャッタースピードの方が、頭の中で露出の計算がしやすいというのもありました。日差しの当たり具合を見て、色を濃くしたいのでちょいアンダーとか、影の部分が潰れないように絞りちょい開けとか、シャッタースピードを基準と言いますか固定して、絞りでコントロールしてたので、そのクセのまま使えるX-T30のシャッターダイヤルはオジサンにはとっても使い勝手がいいわけで。
おかげでカチカチが楽しくなってます。ま、そんなに頻繁に変える事は実際無いですけどね。カチッとすればシャッター一段、手の感覚で状態が把握できるダイヤル操作はカメラの基本って感じがします、やっぱりイイですな。(笑)

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2019年7月21日 (日)

最高のプリントが画面の中にある、ACROSの幸せ。

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富士フィルムさんのXシリーズカメラを使うようになって、デジタルでモノクロ写真を撮るのが楽しくなってます。フィルムシミュレーションのACROSがツボにはまってしまったわけで。
以前使っていたEOSシリーズではRAWで撮って純正の現像処理ソフトDPPで仕上げていたので、その際にピクチャースタイルをモノクロにしてみたりはしましたけど、何だか違うのですな。ただカラー写真をモノクロに変換しましたって感じ、その後Lightroomを使うようになって、モノクロにする際にも細かく設定ができるようになりましたけど、積極的にモノクロで仕上げる事はほとんど無かったですな、本気でやりだすとキリが無いのでね。

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若い頃モノクロフィルムの現像とプリントを、押入れを暗室にしてやっていたので、モノクロ写真って奥が深くて正解がどこにも無い世界なのは分かっているつもりなオジサン、印画紙が高くて買えなかったので、自分なりの究極の一枚のためにテストプリント山ほど作ってましたな。なのでデジタルなモノクロ写真って、最初なんだか薄っぺらな感じがしていたわけで、言い方が悪いですけどオマケ程度と思ってました。モノクロにすれば何でもなんとなくカッコいい、イケてる写真に見える的な設定。(笑)

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昨年X-T20を使い出して、最初にこれスゴイって思ったのがフィルムシミュレーション、カメラの中にいろんなフィルムが入ってるというのがハマったわけで。もうね、片っ端から試しましたよ、一番気に入ったのがVelvia、長年使ってきたフィルムですからね、このテイストで撮れるのはスゴイなと思いましたな。
すっかり気に入ってVelviaばかりで撮ってたのですけどね、取扱説明書見てると、色々なブラケティング撮影ができてフィルムシミュレーションの設定もありました。つまり一回シャッターを切ると、フィルム違いで3枚の写真が撮れるわけで。
これ面白そうって、早速VelviaとPROVIAにモノクロも撮ってやろうとACROSを登録しました。で、撮ってみてビックリしたのがACROS。うまく言えないのですけど、パソコンの画面で見た時の印象は、最高のプリントをした印画紙が目の前にある感じとでも言いましょうか。なんだかすごくキレイ、ハイライトもシャドウもその中間の階調もデジタルな感じが全然しませんでしたな。

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JPG撮って出しでこのクオリティーって、これはチョット真面目にモノクロ撮らなくてはなりませんって事でイエロー、レッド、グリーンのフィルターも試してみた事は言うまでもありません。富士フィルムさんのHPにあるXシリーズの開発秘話系コンテンツでACROSのことも出てたので見ましたけどね、中身は結構スゴイ事してるのが良くわかりましたよ。ただモノクロにしているだけじゃないのですな。
おかげですっかりモノクロにもハマってしまったオジサン。フィルムシミュレーションを設定したブラケティング撮影は常用になりました、街歩きで目の前の景色をVelviaとACROSの両方で撮れるのですから使わない手は無いですからね。(笑)

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ちなみに掲載写真はすべてJPG撮って出し、補正も加工もトリミングもしていません。というか必要がありませんでした。おかげで記事を作るのはスムーズで楽ちん。(笑)
アンダー目の露出が好きなので、ちょっと暗いかもしれませんな、場合によってはイエローフィルターもかけて空の青さを濃くしたりもしますし、この辺りは好みの問題なのですけど。(笑)
モノクロって、色彩が無い分モノの形や質感、階調の美しさに目が行きます、そこがキモなので、撮るときも光の当たり具合や、ハイライトとシャドウの配分を考えてしまうわけですな、それで階調も変わってきますからね。
フィルムシミュレーションのACROSは、その辺りがグレーじゃなくて白黒つけてフィルムを再現してくれてるわけで、ACROSの設定があるカメラをを使いの富士フィルムユーザーの方には、ぜひとも使っていただきたいなと思っておりますよ。(笑)

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