35ミリカメラ

2017年5月27日 (土)

五月晴れにフジペット35で完璧だ。

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見事なぐらい快晴のある休日の事、これは是が非でも写真を撮りに出かけなくてはなりません。これだけきれいな青空の日のお出かけ先は、港で海を眺めながら写真を撮るのが定番。オジサン結構ロマンチストでしょ。(笑)
ま、神戸ですのでね、街中から海まで近くて行きやすいと言うのもありますけどね。何だか山よりも海が好きなのですな。なので本日のお出かけは神戸駅で降りて、ハーバーランドでお買い物の後、中突堤からポートタワーを抜けて、最近整備されてきれいになったメリケンパークへ。海の見える広々とした公園になったので出かけてみようかと。新しくスターバックスコーヒーも出来てて海を眺めながらお茶することが出来るそうですな。

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お出かけ先は決まりました。後はカメラをどうするかが問題。防湿庫の中を眺めながら、持ち出すカメラを吟味していたのですけどね、ここが一番悩ましいところ。いつもここでつまづきますな。カメラが沢山ありすぎるのがすでに問題、若い頃なら気になったカメラは全部持ち出してましたけど、もうそんな力業は無理なので、コレという一台をじっくり選ばなくてはなりません。
どのカメラもお気に入りなので、どれを選んでも良いのですけど、ここも楽しいところですのでね。快晴だし、港だし、海だしと言うことで沢山撮ってしまいそうな予感がしたので、中判カメラはパス。ハーフサイズか35ミリの中から選ぶことにしました。
で、Lightroomで過去に撮った写真を一覧、港や海を撮った事があるカメラを省いて選んでみようかと。悩んでしまうところを合理的に消去法で解決して持ち出すカメラを決める事にしたわけですな。
持ち出し率の高い、35ミリましかくグループは全滅、いっぱい撮ってましたな。ハーフサイズもほぼ全滅。なので35ミリフルサイズカメラが浮上、その中で意外なことにフジペット35はあまり海や港の写真を撮ってなかったことが分かりました。
というわけで本日のお供はフジペット35に決まり。フィルムは当然リバーサルのベルビア100。あまりに天気が良かったので本当は感度50のベルビアで撮りたかったのですけど、手持ちを使い果たしていたので100で。

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広々とした港ですので、シャッタースピード1/200秒、絞りF16固定でOK。ピントだけ気をつければいいので楽でしたな。ハーバーランドでお買い物の後てくてくのんびり港を散歩しながら撮り歩いてみました。写りに関しては全く問題が無いどころか、良い意味で期待を裏切る描写なので心配なし。

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ポートタワーに遊覧船に新しく出来た「BE KOBE」のモニュメントやらを撮り、海を見ながら一休み。スターバックスは行列ができていたので入りませんでした。並んでいる時間がもったいないですからね。手持ちのフィルムが無くなってゲームオーバー。行きつけの酒場で一杯がいつもより美味しく感じましたな。現像上がりはもちろん期待以上、フジペット35を持ち出して正解な一日でした。

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コレが新しくメリケンパークに出来た「BE KOBE」のモニュメント。今一番ホットな新観光名所になってます。後ろに観光客船が停泊してたりして抜群のロケーションですのでね。みなさんこの前で必ず写真撮ってますな。
若い人のグループだと自分の好きなアルファベットの前で、思い思いのポーズで記念写真、「シャッター押して貰えますか?」って一杯頼まれましたな。もちろんOKですよ、ただし若い女性限定、オジサンですのでね当然かと。(笑)
「顔が見えないから、帽子浅めにかぶってね」とか注文付けて撮ってたら、次から次へと「お願いします」って、オジサンすっかり写真屋さん、オイオイ。もちろん合間にちゃんと自分の写真も撮りましたよ。(笑)

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2017年5月21日 (日)

写ルンですを卒業したら3…OLYMPUS TRIP35推し。

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写ルンですでフィルムカメラ入門、楽しくてフィルムカメラが欲しくなったけど、どんなカメラがあるのか分からないし、写ルンですと同じぐらい簡単に使えて、もっときれいな写真が撮れるカメラをなるべく安く見つけたい方にイチオシなのがOLYMPUS TRIP35。
オジサンこのカメラについては何度か書いています、いいカメラなのでね。ココログのアクセス解析で見てみると検索ワードの上位になぜかいつもいるという。それだけフィルムカメラファンの関心が高いカメラって事なのでしょうか。
誰でも簡単手軽に写真が撮れる事で一世を風靡したハーフサイズの名カメラにOLYMPUS-PENシリーズがあります。その中のOLYMPUS-PEN EESを35ミリフルサイズにしたのがこのカメラ、なので写りがいいのは血筋かと。
20年もの長きに渡り1000万台も生産されたので中古でもいっぱいあるという事。元々低価格のカメラなので中古カメラ屋さんでも高い値段が付けられてませんな、どこでも見つかりますし、リーズナブルな価格で並んでいるのもありがたいところ。
見た目もカメラらしいと言いましょうか、ちょっとレトロ感もあって格好いいカメラ。使い勝手がシンプルで簡単なところもオススメしたい理由です。ピント合わせは4つのアイコンのいずれかに合わせるゾーンフォーカス方式、後は背面の巻き上げダイヤルでフィルムを巻き上げてシャッター押すだけ、迷う事無く使えると思いますね。

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で、記事に掲載するために早速リバーサルフィルムを入れて撮り歩いてみました。露出のシビアなリバーサルフィルムで問題無く撮れることは分かっていますのでね。過去に撮った写真を見てみたらリバーサルフィルムばかりでした。と言うかそれしか使ってない。でも抜群の写りだったのでネガフィルムは使いませんでしたな。

このOLYMPUS TRIP35、露出に関しては非常に割り切った設計だと思います。シャッターは1/30秒と1/125秒の2速のみ、後は絞りで適正露出になるようにコントロールする仕組みなのですな。室内や暗い場所、日陰などではシャッタースピードが1/30秒になるので手ぶれしないようにカメラを構えなくてはいけません。写りのいいレンズが付いているのに手ぶれしては何にもなりませんからね。
明るい屋外だと全く問題無く素敵な写真が撮れます。特に晴れた日に順光で撮るような場合は、こんなにシャープできれいな写真が撮れるのって驚くぐらいの写真が撮れますな。写ルンですでは真似できない描写、押すだけ簡単カメラでこれだけ撮れれば文句も出ませんよ、オジサン過去にこの描写にノックアウトされてしまったこと数知れず。おかげで未だに手放せないわけで。

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コンパクトなカメラというわけではありません、かといって、大きすぎることもない。手に馴染むというか程良い大きさでありながら、重くもないので首から提げていて心地いいのですな。で、いい仕事をしてくれるという。
フィルムカメラ入門にベストな選択、オジサンおすすめの一台、中古カメラ屋さんで探してみてはいかがでしょう。では撮った写真をどうぞ。

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歓楽街の路地、夕方の日差しがモロに看板に当たっている所は白飛びしてしましましたが、意外とシャドー部分も潰れずに描写してました。ダメかもって思ったのですけどね。

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快晴、順光だとかなり絞り込まれるので、隅々までシャープに写ります。気持ちいいですな。

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2017年4月29日 (土)

写ルンですを卒業したら2…コニカ C35の実力。

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ちょっとフィルムカメラを楽しんでみたいなという時に抜群なコストパフォーマンスなのが富士フイルムの「写ルンです」。どこでも買える手軽さが若い人に人気のようですな。だけど、毎回写ルンですを買い求めるのなら、思い切ってフィルムカメラを1台ゲットするのはどうですかと以前記事に書きました。
中古カメラ屋さんには、お手頃価格で楽しいフィルムカメラがあふれておりますのでね、自分専用のフィルムカメラを持つのも楽しい事ではないかと思うのですよ。と、誘っておきながら漠然とした話だけでは、なかなか中古カメラ屋さんに足を運んでもらえませんのでね。オジサンが今でも使っているカメラの中から具体的に特定のカメラを取り上げてオススメする記事を書いてみようかと。
たくさん生産されて今でも中古カメラ屋さんで簡単に見つかって値段も安く買える機種を基本にして、掲載写真も過去に撮ったものではなく、新たに撮り下ろし、しかもリバーサルフィルムで。この方がカメラの実力がはっきりするかと思ったわけですな。
で、トップバッターはコニカ C35に登場してもらいました。ジャーニーコニカってニックネームで呼ばれ大ヒットしたコンパクトカメラ。この後、他社から似たようなカメラがたくさん発売された、いわばコンパクトカメラの先駆け。オジサンのブログでは何度も登場しています、それだけいいカメラだという事、ホント優等生。
今回フジのベルビア100を入れて、いつもの散歩コースを撮り歩いてみました。巻き上げレバーはスムーズ、ファインダーは見やすくピント合わせは二重像合致式なので、老眼のオジサンでもきちんと合わせられます。ピントリングに指掛かりが付いているので使い易いのもいいですな。小さなカメラですけど構えやすいので手ぶれもしにくいかと、しっかり構えるのは基本ですけどね。

_0016811_blog ファインダー内はこんな感じ。真ん中がピントを合わせる部分、右に見えているのがシャッタースピードと絞り表示のメーター。基本的に上下の赤い部分にメーターの指針が入っていなければキレイに撮れます。

歩きながら面白そうな物を見つけたら立ち止まり、さっとカメラを構えてピントを合わせてパシャ。フィルムを巻き上げてまたてくてく歩くというリズムが楽しくて、フィルム1本あっという間でした、こういうリズム感って大切だと思います。撮り終わった後のフィルム巻き戻しもクランクの動きがスムーズで軽いので指先が痛くなることもありません。こういう部分ってあまり評価されないかもしれませんが、最後まで気分良く使えるというのは、オジサンこだわりたい所なのですな。
久々に現像上がりが待ち遠しく感じました。結果は予想以上にいい仕上がり。カメラ任せの露出でここまできれいに撮れるのは嬉しいですな。リバーサルフィルムでこれですからネガフィルムだと全く問題ないかと、でもこんな簡単カメラにリバーサルフィルムを入れて撮ってみたくなるのはオジサンぐらいかもしれませんな。何しろリバーサルフィルムファンなもので。(笑)ライトボックスで仕上がりをチェックしながら、改めてコニカ C35の実力を思い知りました。
フィルムカメラ入門には最適なコニカ C35、写ルンですを卒業したら、ぜひ探して欲しい逸品です。それでは撮った写真をどうぞ。(笑)って笑いしか出ませんでしたよ、これだけ良く写ったら。

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露出計用の電池は現行品のボタン電池LR44が代用できます。当時の電池とは少し電圧が違うのですが、ネガフィルムなら何の問題も無いと思います。今回はリバーサルフィルムだったので、ISO感度をわざと125に設定して、アンダー目に写るようにして撮り歩きましたが、きれいに撮れました。色合いは少しアンバーな感じ、渋くていいですな。

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2017年3月25日 (土)

思い出と写真が残った3 トプコンREスーパー

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今はもう手元に無いカメラの思い出を語るシリーズ第三弾。
たくさんある一眼レフの中でも、これぐらい見た目のインパクトが強いカメラはないかと思いますな。ペンタプリズムも三角じゃなくて、正面から見ると水平垂直の直線でデザインされたボディー。手にすると結構ごつい感じのする、日本の一眼レフでこんなのあったのって言うようなカメラ。
アメリカで販売していた、ベセラー商会の選んだデザイナーによるデザインだそうです。日本の一眼レフとは違う雰囲気がありましたな。そこが格好良かったのですけどね。興味のある方は、トプコンに関して調べ尽くしているこのサイトがとても参考になります。
「TOPCON CLUB」 http://www.topgabacho.jp/Topconclub/index.htm
古いカメラにまだ手を出してなかった頃、カメラ雑誌の記事でこのカメラのことを知って、興味が出てしまったのですな。そのころはインターネットなんてまだ無くて、パソコン通信の時代。情報収集に、よく参加していた写真フォーラムでいろいろ質問してました。
で、そこで知り合った方が、他のカメラを買う軍資金調達に手放してもいいと言うので速攻商談。大阪の方だったので、仕事帰りに梅田で待ち合わせ、格安で譲っていただきました。
初めて手にするトプコンREスーパーはREオートトプコール58mmF1.4レンズが付いていて、押しの強い面構え。おまけに、やや難有りのトプコンスーパーDボディーも付けてくれたという。
世界初のTTL測光一眼レフとしてカメラ史に残る名カメラ、ミラーにスリットがあって、裏のCdsでレンズを通った光を測るという独創的な仕組みで、どんなレンズを付けようと正しく測光出来るというのが売り。
メカニズム好きにはそそるし、カメラとしても格好良くて、一時コレばっかりで撮ってました。そのころは広角レンズが好きだったので、譲って貰ったときに付いてた58ミリレンズよりも、中古カメラ屋さんで見つけた、ちょっとボロボロだけどその分安かった25ミリレンズを常用してましたな。標準レンズの実力を分かってなかった頃です。(笑)
その後20ミリレンズをオークションで見つけ、キヤノンボディーに付けるマウントアダプタを見つけてからはトプコンREスーパーの出番がどんどん無くなっていったという。
結局デジタル一眼レフのEOS10Dを買うときに軍資金調達のために手放してしまいました。まだフィルムカメラは高値で引き取ってくれていた時代、デジタル一眼レフと交代で去っていったトプコンREスーパー、58ミリと20ミリのレンズだけは手放さず今でも現役です。

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2017年3月12日 (日)

カメラのA5ランク?ミノルタA5

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神戸といえば神戸ビーフ。あちこちにお店があります。特に元町の南京町界隈は多いですな。スパイダーマンのマネキンを飾ってあるお店を見かけたことあると思います。有名なステーキハウスだそうで。
最近よく見聞きするのがA5ランクという言葉。お肉の等級を指す言葉だそうで、最上級のことらしいですな。そんなお高いお肉を頂いたことはありませんが、カメラのA5なら持ってますよ、ミノルタA5。(笑)
1960年発売の距離計連動式35ミリレンズシャッターカメラ。中判の二眼レフやスプリングカメラから小型の35ミリカメラへと時代が移り変わって行った頃、たくさん登場したカメラの中のひとつです。
一眼レフは各社から出そろい、ライカの模倣から始まった距離計連動式フォーカルプレーンシャッターカメラはどんどん淘汰、消えていくメーカーもたくさんありました。カメラの輸出台数で大国ドイツと肩を並べるようになった時代、オトーサンが家族の写真を撮るのに一番よく使われたカメラではないかと思うのでありますよ。
カメラとしてのたたずまいも格好良いですしね、使い勝手もなかなか。この手のカメラは修理の教材としても適していたので、一時たくさん持ってましたな。ジャンクでも安かったですしね。ハーフサイズカメラよりもだいぶ大きいので修理がしやすかったわけで。
直してみて旨くいったら早速試写してましたけど、何台か使っていると当然ながら好みが出てくるわけで、オジサンのお眼鏡にかなったカメラだけが今は残っています。(笑)

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ミノルタA5はその中の一台。実は一台じゃないのですな、ジャンク2台からイイとこ取りして直したニコイチカメラ。運良く2台ゲット出来たので蘇ったのですが、そうじゃなかったらただの分解教材で終わっていただろうと。
直して撮ってみたら、「あらま~なかなかイイじゃない」だったのですな。オジサンの防湿庫を見てみるとミノルタのカメラは二種類だけになっています。国産二眼レフの最高峰ミノルタオートコードとこのA5だけ、他にも持っていたのですが手放しました。結局残ったA5は手放せなくて時々思い出したように取り出して空シャッター切って遊んでますけどね。
めちゃめちゃシャープというわけでもないレンズなのですけど、なんと言いますか存在感があるというか立体感を感じるのですな。当時の広告によると新種ガラスを使ったとのことですが、そんな事抜きにして撮った写真に存在感を感じると言うところがオジサンの好みに合ったわけで。
このころの距離計連動式レンズシャッターカメラは当然ながらモノクロフィルムがまだまだ主流だったと思いますのでね、シャープなレンズがもてはやされたはず、このカメラのポジションって、どういう所だったのかと思うわけですよ。
たまたま縁があってジャンクワゴンから救出してきた、何の期待もしていなかったミノルタA5、今はきちんとストラップを付けて防湿庫に居ます。稼働率ではミノルタオートコードが圧倒的なのですけど、何故か手放せない一台、ジャンクワゴン漁りはこんなカメラとの出会いもあるのが楽しいのですな。

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2017年2月23日 (木)

フジカ35-SEの下克上。

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久々にカメラの分解をやりました。何年ぶりでしょう、老眼が進んで全然見えないので、サンバイザーみたいな格好をした工作用の拡大鏡をしてやりましたけどね、時間ばかりかかって進みませんでしたな。(笑)
分解したのはフジカ35-SEというカメラ。F1.9とF2.8のレンズの付いた2台からいいとこ取りをして1台にしました。以前記事にも書きましたが、ジャンクを救出してきた、やや難有りのカメラ。
最初にF2.8レンズのかなり使い込まれたモノを見つけたのですが、撮ってみたら予想以上のイイ写り。しばらくしてF1.9の明るいレンズ付きを見つけて、当然お持ち帰り。その頃は2台のフジカ35-SEをぶら提げて遊んでましたな。で、撮り比べてみたら見えてくる色々がありました。スペックだけ見ると、F1.9の明るいレンズ付きの方が良さそうに思いますが、そうじゃなかったという。
どちらもレベルは高いのですが、画面の周辺部分などを見ると、F2,8レンズ付きの方が画質が高かったのですな。値段が高くても明るいレンズがもてはやされるのは何時の時代も同じですが、設計に無理をしている所もあったのかもしれません。レンジファインダーカメラでそこまで明るいレンズが必要とは思ってないオジサンは、結局F2.8レンズ付きの方ばかりを使っておりました。F1.9レンズ付きの方は見た目はきれいだったのですが、コンディションが悪かったというのもありましたしね。
使い続けていると、だんだん不調箇所も出てきます。元々が使い込まれたものでジャンクになっていたので当然ですが、レンズの良さを考えると捨てがたいところもあって、思い切ってF1.9レンズ付きから部品取りをしてニコイチにしてやろうと。普通なら明るいレンズの付いた上位機種の方を生かすのでしょうが、スペックより実際の写りを優先、F2.8レンズ付きの方に生き残ってもらうことにしました。
作業は分解してきれいな方の部品に載せ替えていくだけなので、不調箇所を調べながらの修理とは違ってまだ楽でした。何とか組み上げることが出来ましたけど、どれぐらい使えるかは分かりません。この1台のためにもう1台が犠牲になっているので、出来ることなら2台分の働きをしていただきたいと思っておりますよ。

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使い勝手に関しては、巻き上げレバーはボディーの底に付いてるわ、巻き戻しクランクは側面だわ、ピント合わせは背面のノブを回す方式だわと、普通のカメラの操作を逸脱した、お世辞にも使いやすいとは言えないフジカ35-SE、当時の取扱説明書を見ても、初心者には分かりづらい説明で、このカメラ売れたのかなぁと???なのですが、写りに関してはオジサンとっても気に入っておりますよ。
今度壊れたらもう直せないでしょうが、使ってやって壊れたのなら仕方ないかと。元々がジャンクのカメラ、十分すぎるぐらい楽しませていただきましたしね。ただもう分解修理はやりませんよ、ホント疲れました。(笑)

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2017年2月11日 (土)

女だからってバカにしてませんこと? コニカL

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皆さんボンジュール、ご機嫌いかが?フランソワーズです。お目にかかるの半年ぶりかしらね、元気でやってますわよ。あんまり登場しないから、死んじゃったんじゃないかなんて思ってたんじゃないでしょうね。やめてちょうだい、一発屋のお笑い芸人じゃあるまいし、ピンピンしてますってば。(笑)
前に登場したときには、暑いわね~って言ってたのにね、すっかり季節は冬、毎日寒いわね~。えっ冬は何してるのかって?冬眠よ冬眠。ストーブガンガンの部屋で食べて寝てコロコロしてたらすっかりデブよ。お出かけにダウンコート着込んだらどう見てもお相撲さん。(笑)いいのよ、春になったらダイエットとジム通いで元に戻しますからね、今はまったり冬眠中。
寒くても写真は撮ってるわよ、この季節しか撮れない写真はいっぱいありますからね、ただね~金属カメラって冷たいのよ。持ってると手がかじかんじゃって、やってられないわ、手袋してると操作しにくいし、特に小さなカメラは使いにくいのよ。
で、今日のお供はコニカL、1961年発売のEEカメラ。名前の「L」ってレディの事らしいのね、女性向きというか、女性でも簡単に写真が撮れるっていうカメラだったみたい。当時の広告にも「ドライな味とレディ好みのスマートさをもった新しいタイプのカメラです。」って書いてあるわ。女性向きの割にはデカくてね、おかげで手袋したままでも使いやすいのよ。
貼革の代わりに明るいグレーのちりめん塗装のボディーは冷たそうに見えないところも好印象。斜めに飛び出た大きなシャッターボタンは爪を伸ばしてても押しやすくて気に入っているわ。
露出はメーターの針を真中に合わせるだけ、カメラの上とファインダーの中の2カ所で確認できるようになっているのね。オートをはずすと、絞りが選べて、シャッタースピードは1/30秒に固定されるのだけど、普段はカメラ任せが基本の簡単カメラ。
カメラに詳しくない女性でも使えるようにって事かしら、そうだとしたらちょっとバカにしてません?カメラにやたら詳しい女だってこの世にいるのよ、ワタシよワタシ。口紅忘れても露出計はハンドバッグに入っている女よ。財布の中も写真屋さんのレシートばっかりですけど何か?(笑)
ピント合わせは目測、1,5m、3m、10mの位置にクリックがあるタイプ、レンズはヘキサー、ヘキサノンじゃなくて廉価版のヘキサーってとこもイラっとくるわね。男なんかより、よっぽど素敵な写真を撮ったげるから高いレンズ付けなさいよって思いません?ほほほ、何熱くなってんのかしら。
使い勝手は悪くないわ、むしろ何にもすることがないカメラなのね、そこにイライラしているのかしら、や~ねカメラマニアの女って。で、写りはいいのよ、何にもしてないのにちゃんと撮れてて、思いの外イイ写真が撮れちゃうところが○だけど私的には×。カメラの知識だけは、いっぱいな私みたいなのには、ちょっと神経逆撫でカメラなのね。(笑)
あ~あ、カメラの事なんて何にも知らなかったあの頃に戻って使ってみたら、さぞかし楽しいカメラだと思うんだけどな。

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どーもどーも、半年ぶりのフランソワーズネタでございますよ、いかがでしたでしょうか。コニカLは以前一度書いているのですけどね、切り口変えて書いてみようかと登場していただきました。
このカメラ、デザインが変わっている所が魅力なのですけど、いじる所がほとんど無いのですな。なので、どう紹介すれば面白いのかとオジサン考えたわけです。決して悪いカメラではないので、トイカメラ並の簡単操作でフィルムカメラを楽しみたい方にはオススメ。ただ最近はあまり見かけなくなりましたなぁ。

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2017年2月 9日 (木)

見た目で欲しくなったペトリカラー35

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まず小さい。
ハーフサイズカメラと変わらない大きさで35ミリフルサイズ。
レンズの出っ張りが少ない。
しまう時にほんの少しですけど沈胴するレンズはカメラバッグへの収まりがよくて、使うときもそんなに出っ張らないのですな。
直感的に分かるトップカバーのレイアウト。
シャッターダイヤルと絞りのダイヤルが縦に並んでいるので、誰が見ても分かります。常日頃、露出計を持ち歩いてマニュアルで露出を決める方には抜群の使い良さがありますな。
さらに巻き上げレバーは軽く滑らかな動きだし、巻き戻しクランクは折り畳んでしまうと目立たないし、背面のピントダイヤルを回すと沈胴したレンズがせり出してきて、撮影可能状態になる仕掛けもそそります。
ピント合わせはファインダー内のアイコンか数字に合わせる目測式なのと、やや青みがかってシャープとはいえないレンズですが、使い勝手がよくて楽しいところがついつい持ち出す一台になっています。
最初の一台は見た目の格好良さに飛びついて買ってしまったもの。その後状態のいいものを見つける度にお持ち帰りしてしまって、一時4台持ってました。(笑)
まだクラシックカメラにのめり込む前だったので、常用一眼レフのサブカメラにバッグのポケットに放り込んでおくのが、その頃のスタイル、時々取り出してはパシャリ。
あくまでもサブカメラの扱いだったので、写り具合は期待せず、持っている事が楽しかったわけですが、現像上がりを見て意外とよく写るのでびっくり、ますます好きになってしまったわけで。

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露出計内蔵ですが、当時の水銀電池はもう無いのでLR44というアルカリボタン電池で代用、電圧が少し低いのでその辺りはフィルム感度を操作して露出補正しなくてはならないかも。ネガフィルムで撮る分には問題ないと思いますけどね。
オジサンはマニュアル露出ばかりなので関係無し。というかこのカメラの一番気に入った部分が、シャッターと絞りの小さなダイヤルが並んだ所だったので、ココをマニュアルで操作するのがこのカメラの醍醐味かと。
一目で露出の確認が出来る分かりやすさ、このデザインを高級コンパクトデジカメに取り入れてくださいよって以前書きましたが、その気持ちは今も変わりません。これ以上分かりやすいレイアウトはないと思うのですな。
時々取り出しては、ダイヤルをカチャカチャしてしまうペトリカラー35、フィルムカメラファンにお勧めしたい一台です。

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2016年10月 2日 (日)

フジペット35のペットになってしまうワケ(笑)

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最近ですが、このブログにいつもコメントをくださるあの方が、フジペット35の引力にあらがえず、深みに転落して行かれました。ご愁傷様…じゃなくておめでとうございます。(笑)
誘い水記事を書いて、そそのかしてしまった悪いオジサンの私。イケマセンな、こんな事してちゃ。幸せの落とし穴ばっかり掘ってます。(笑)

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カメラって不思議です、カメラが発しているオーラと、その写り具合が必ずしも釣り合わないのですな。
その見た目や使い勝手、ファミリーカメラのようにターゲットにしているユーザー層で過小評価してしまっていて、撮れた写真を見て、今までのカメラへの常識が頭の中でガラガラと音を立てて崩れていく立派な実力派カメラがあります。
オリンパスペンEシリーズやリコーオートハーフなんかがそう。ちっちゃな、押すだけ簡単なカメラなのに抜群の写りに言葉を失うという。簡単操作でよく写ると言うことは、カメラとしての基本性能が高いわけで、そんなカメラと出会えるのもカメラ好き、写真好きとして楽しいところ。

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で、ここからがフジペットのオハナシ。昭和30年頃から落ち込んできたカメラ需要を何とかしようと、ユーザーの裾野を広げるために写真屋さんたちの団体が提唱したのが「芽生えカメラ」。
子供たちでも使えるオモチャじゃないカメラを作ってとメーカーに呼びかけたところ、3社が賛同。小西六(コニカ)がコニレットを再販、マミヤがマミヤスケッチを、富士フイルムがフジペット(初代)を出しました。
コニレットはフィルムが特殊、マミヤスケッチは子供には本格的過ぎだったので、フジペットが「芽生えカメラ」としては一番だったのですな。
フジペットはカメラ専門じゃない人がデザインした初めてのカメラ、芸大名誉教授の田中芳郎氏です。なので子供でも直感的に使えるようにデザインされています。
富士フイルムも最初は乗り気じゃなかったそうですが、結果的に20万台の見込みだったのが100万台売れたそうです。
初代フジペットはブローニーフィルムを使う6×6判ボックスカメラ、時代の流れが35ミリフィルムを使う小型カメラへ移り変わっていく中でフジペット35は生まれました。
初代と同じ直感的に使える左右対称のデザイン。初代がそれだけ人気だったので、当然設計には気合いが入っていたと思われます。子供たちにも親しみを持ってもらえるデザインでありながら、中身は全然子供向きじゃない。実力と見た目が釣り合わないカメラの中では一番かと。

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写歴の長い、写真もカメラもこだわりのある方ほど、このカメラを使ってみるとショックのあまり虜になってしまうという。気が付くといつも鞄にフジペット35、カメラを休ませる暇もなくフィルム連続投入、気が付けばフジペット35のペットになっている私が居ます。(笑)
レンズ横の大きな三角形のレバー、構えて左手側がシャッターチャージ、右手側がシャッターになっていて、これをワンツーで操作する単純明快な使い勝手、ワンツー、ワンツーで撮り歩くわけですな。
水前寺清子(チータ)さんのヒット曲「三百六十五歩のマーチ」みたいになってます。「♪人生はワンツーパンチ♪」って、まさしくそのまんま。ワンツーで撮ってパンチのある写真が出来るのですからね。(笑)
ピント合わせは目測のカメラなので、単独距離計があると便利ですが、晴れた屋外だと目測で決めて、絞り込めば十分かと。ちなみに最短撮影距離を実測で調べたところ35.8センチでした、結構寄れますな。
中古カメラ屋さんでもお目にかかることが少なくなってきたフジペット35ですが、オジサンのそそのかし記事を読んで気になった方はゼヒ探してみてください。(笑)

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今回の写真、一番目のフジペット35のポートレイトはデジタル一眼レフで撮りましたが、後の4枚はフジペット35で撮影。その4枚の1枚目と3枚目はカラーネガ、2枚目と4枚目はリバーサルフィルム。

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2016年8月13日 (土)

ゴメンナサイって事もあるのよ、フジペット35。

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言ってもしょうがないけど、毎日暑いわね~。この夏を乗り切れるか不安になってくるわ、こうも暑いと。
そうそう、このあいだ花火大会があったのよ、もちろん行かなかったわ。人混み嫌いだし、暑いし、ずっと上を向いてて首が疲れるし、近くだと音がうるさいし、花火なんてね、遠くから眺めているのがイイのよ。わざわざ行くもんじゃないわ、浴衣姿をお見せできなかったのが残念ですけどね。(笑)
三脚立てて撮ってる人もいましたけど、誰が撮っても同じような写真にしかならないのに、何が楽しいのかしらって思ったわよ。ふふふ、暑さで完全にやさぐれてます。(笑)
愚痴ばっかりでごめんなさい、ご挨拶が遅れたわね、ボンジュール、フランソワーズです。みなさんお盆休みは、どんな風に過ごしてらっしゃるのかしら。
アタシ?毎日ビールの空き缶ゴミが半端じゃなくなってますけどね、それでも写真は撮っているわよ。これだけは止めるわけには行きませんからね。
で、今日のお供はフジペット35。1959年、少年少女向けに発売された真面目なカメラ。
あのね、超が付くぐらい真面目なのね、ところが使ってみるまでその真面目さに絶対気が付かないのよ、軽い気持ちで撮ってみて、上がった写真を見てその実力にびっくりしちゃうカメラ。
初めて使ったとき、思わずカメラにゴメンナサイって言ってしまったわ。アタシだって素直なところはあるのよ。(笑)
フィルム2本目からリバーサルフィルムで真剣に撮るようになってね、もう何本ぐらい撮ったかしら、期待を裏切られたことは一度もなかったわ。当然防湿庫の中でも一番前の目立つところに飾ってます。(笑)
改めて見てみると、結構ハンサム。子供向けだからちょっと可愛いデザインなのね、う~ん、精悍なイケメンなのだけど、笑顔は少年のように可愛い子っているでしょう、あんな感じかな。
すごく軽いし、操作は三角のレバーをワン・ツーで操作するだけのお手軽簡単、こんなのでいいの?って言うような使い勝手なのに素敵な写真が撮れちゃうのね。
涼しい顔して、こんなすごいカメラを子供向けって発売しちゃった富士フイルムさんって、とんでもない会社よね。足を向けて寝られないわよ。
遠目でもはっきりカメラらしさが分かる姿形も、お気に入りなところなのね、首から提げてて気分がいいのよ。どう?カメラ女子にはとっても似合うでしょ。
だ~れ、カメラおばさんなんて言うのは。艶子さん呼んで、その口に熱いたこ焼き詰め込んでほしいのかしら、気持ちは永遠に女子よジョシ。(笑)
フジペット35とデートするときは、着て行く服も選ぶわよ、Tシャツにデニムより、花柄のワンピースって気分。山の手のお嬢様気分で颯爽と歩きたくなるのよ。で、時々立ち止まってワン・ツーで写真撮るのが楽しいのね。
それでね、カメラも並べているような雑貨屋さんにわざと見せびらかすように入ってみたりしてね。(笑)注目の的よ、目立つって大切、気分がいいわ。
や~ね、素敵なカメラと一緒だとついついイヤな女になってしまうわ。おほほほほ。

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え~毎度、よもかめ亭主でございます。フランソワーズ第三話はフジペット35をお供に永遠のカメラ女子の街歩きでございます。
もうね、このカメラほど見た目と実力がマッチしないカメラはありませんな。写歴の長いコダワリのある方ほど、使ってみて写りの良さに驚きも大きいかと。オジサンもそうでした、速攻で2台目見つけましたからね。何台あっても困らないカメラってのがありますが、フジペット35もそうですな。現実には何台もあっては違う意味で困ってしまってますけどね、今となっては。
一台はこのカメラの良さを間違いなく分かってくださる方のところへ就職していただきましたよ。「おお~」って声が聞こえてきそうですな。
日本のカメラ史に名前を刻む名カメラ。このカメラをお供に街を歩けるのはフィルムカメラファン冥利に尽きますな。

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