写真とカメラ、あれこれ

2018年7月 8日 (日)

大チョンボで撮影終了の後は…。(笑)

写真家の渡辺さとるさんの「旅するカメラ」というエッセイ、カメラ好き写真好きなら必ず読んでおきたい名著なのですけど、その中に今までにやってしまった失敗にまつわる文章がいくつかあります。読んでて正直他人事ではないですな、笑えませんよ。
渡辺さとるさんはプロですから当然、オジサンごときが失敗しちゃったというのとはレベルが違います。同じ失敗でも「あ~やっちまった」では済まないわけで。信用に関わる大事ですからね。いつも通りの事をキチンとやってなかったときに、魔が差すといいますかミスが起こると書いてらっしゃいましたな。
まさしくその通りの事を、つい最近オジサンやってしまいました。なので、まさしく大チョンボの顛末を記事にして、こんなバカげた失敗を皆さんしないでねって啓蒙と言いますか、自分に言い聞かす意味で書いてみようかと。失敗もネタにしますよ、オジサン転んでも悔しくてタダでは起きられない。(笑)
ある休日の事でした、いつも通り早朝にお目覚め、熱いお茶を入れて、先週撮った写真の整理を始めたわけですな。フィルムで撮ったのを複写したり、デジタルで撮ったのは選んだりの、いつもの手順なのですけど、思ったより多くて手こずってしまったわけで。
気が付くと出かける時間が迫ってました。慌てて着替えて、リュックにカメラを詰め込んだのですけど、ここに悪魔が隠れていたのですな。(笑)
その日は天気もそこそこだったので、レンズグルメを楽しんでやろうとX-T20にペンFの20ミリを付けて、他にキヤノンFDレンズをマウントアダプターでと思って、このあいだ買ったテフノンズームとマクロと広角を詰め込みました。露出計も忘れずに入れて、準備OKで出かけたのですな。
用事が終わって、よっしゃぁ撮り歩くぞって気合い十分だったのですけど…。ペンFの20ミリで一通り撮った後、キヤノンFDレンズに交換しようとしたら、マウントアダプターが無い!慌ててレンズを詰め込んだときに入れ忘れたようで「あああ~」な結末。
これじゃボディーに付けられませんがな、せっかく持って出たレンズはただのお荷物、急に重さがずっしりときましたな。もうガックリ、腹立たしいことに、天気がどんどん良くなってくるという。
どうにもならないのでペンFの20ミリレンズだけで撮り歩きました、とほほ。で、気持ちを切り替えて撮っていたのですけどね、しばらくするとバッテリー残量表示が赤になったので交換しようとしたら、なんとこれも無い!入れたつもりがどこにも無い!…終わりました、本日完全に終了。
ただの置物になってしまったカメラをしまって、行きつけの立ち飲みに行くには、まだ早い時間だったのですけど一人反省会。「今日は、お早いですね」って言われても返す言葉が無かったですな。心のバッテリーも切れました。
昔のドラマなんかで、いたずら坊主が両手にバケツ持って教室の外で立たされてるのがありましたけど、オジサンの場合は右手に酎ハイ、左手に串カツ持って立たされ飲み。(笑)
早い時間から飲んでると、十分すぎるぐらい反省できました。帰り道、リュックがいつもより重かったのは言うまでもありません。(泣)

Img_1930_blog 当然ながらデジカメはバッテリー切れで撮れないので、ipod touchで撮りました。

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2018年7月 7日 (土)

雨ニモ負ケズ、モノクロで。

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せっかくの休日なのに天気が悪いとがっくりきますな。梅雨時ですからね、そううまいタイミングで休日に晴れてくれるとは思ってませんけどね。でも晴れて欲しいですなぁ。(笑)ぼやいても仕方無いのでとりあえずカメラは持って出ますけどね、こういうときは気持ちを切り替えて、あえて天気の悪さを楽しんでしまうぐらいの覚悟でないと、せっかくの休日を無駄にしてしまいます。
で、あえてこういう季節をモノクロームで楽しんでみようかと。カラーじゃない分新鮮な写真が撮れるかと思うのですな。雨に濡れずにすむ高架下だとか、曇天ならまだ外を歩き回れますからね。X-T20のフィルムシミュレーションでACROSを選んで、買い物がてらゆるい梅雨時モノクロ写真術。(笑)
富士フイルムさんが最後のモノクロフィルム、ACROSの販売を終了してしまったので、もう在庫限りのACROSを大事に使うしかないのですけど、フィルムシミュレーションでなら、少なくともそのテイストを楽しむことが出来ます。これが結構楽しい。RAWで撮っておけば、後からモノクロに出来ますけど、あえてそれをしないようにJPGで、撮る現場で完結するようにじっくり露出計で測って、それにオジサンが思うもうちょいアンダーかなってな味付けをしつつ、のんびり撮り歩くのがイイかと。
モノクロ目線になって景色を眺めると、以外と普段見過ごしてしまうような物が新鮮に見えたりします、カラー写真だと色彩に惑わされて中途半端な写真になりそうな物が、モノクロだと別世界。色彩が無い分トーンとコントラストだけの世界になりますからね。撮る側のセンスも試されるかと。実際撮ってみるとこれがすごく楽しい。天気の悪さなんて忘れてしまいますな。

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サクサク撮り歩きながら、ここもう少しコントラストがあった方がいいかもってな場合には、イエローやレッドフィルターのシミュレーションで効果を出したり出来ますしね。
フィルムでモノクロをやっていたときにはイエローフィルターをよく使ってましたな、ほぼ常用でした。オレンジフィルターだとキツすぎるし、レッドフィルターだとさらに強く効果が出て、空と雲のコントラストがスゴクなりましたから、そこまでやっちゃうとプリント焼くときにどうにもならない。(笑)
イエローフィルターぐらいのコントラストがちょうどいい感じに思えたのですな。グリーンフィルターは余り使った覚えがありません、反対色の赤系の色に反応するので、人物撮影などで人肌や唇の赤みに効果がありますけど、街撮りでは使う事が無かったですな。ファインダー覗くと緑色って、ピント合わせしにくいのですよ。(笑)
フィルム時代のようにフィルターを付け替える手間無く設定を変更するだけでモノクロフィルターを楽しめるのはデジタルならではの利点かも。EOSのときはRAWで撮って後でLightroomでモノクロにしていく手順だったのですけど、X-T20を使いだして現場完結のJPGでモノクロが全然OK。後からモノクロに変換しましたっていうのと明らかに感じが違うのが、すごくフィルムっぽくて楽しくなってます。

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2018年6月30日 (土)

プロカメラマンはなぜキヤノンかニコンなのか。

お仕事柄、プロカメラマンに撮影をお願いしたり、スタジオに出向いて撮影の立ち会いをする事が多かったのですけど、まだデジタルじゃなかった時代だったので、プロカメラマンの機材って、35ミリ一眼レフと中判、それに4×5の蛇腹のビューカメラというのが定番、というかどこのスタジオでもほぼそれでした。商品撮影や料理の撮影は4×5か中判で、取材撮影には35ミリ一眼レフという使い分けをしてらっしゃいましたな。
中判はハッセルが定番で、それにプラスしてマミヤRB67やバケペン(ペンタックス6×7)もよく見かけました。35ミリ一眼レフはニコンF一桁か、キヤノンEOS-1シリーズというプロ用フラッグシップ機のどちらかでした。
写真雑誌にカメラのレビュー記事を書いているようなカメラマンは、色々なメーカーのカメラを使っているのでしょうけど、個人でスタジオを構えて、百貨店、飲食店、メーカーなどの広告写真を撮っているフリーランスのカメラマンが持つ35ミリ一眼レフはキヤノンかニコンのどちらか。ほかのメーカーのカメラで仕事をしている姿を、ただの一度も見た事がありません。
オジサンがカメラ好き写真好きなのを、何度もお仕事をしたカメラマンの方も知っていて、よく休憩時間にカメラ談義なんてよくしてました。そこでなぜプロカメラマンはキヤノンかニコンばっかりなのか、聞いてみた事があるのですけどね。
「他のカメラでは仕事にならへんからな。」という明快な答えが返ってきましたな。で、面白かったのが、どのカメラマンも他社のカメラを使ってみた事はあるみたいで、そういうカメラがスタジオの片隅に銀箱に入れられて放置されてましたな。「使いたかったら言ってや」って見せてくれましたけどね。こだわりの強いアマチュアがありがたがるカメラでした、どのメーカーだとかカメラかは言いませんよ。(笑)
「遊びで使うんやったらエエけどね、仕事では怖いわ」って事で、キヤノンかニコンがお仕事用の定番。理由は色々あるみたい、師匠が使っていたからそのままニコンなカメラマンもいましたな。ただキヤノンかニコンになってしまうのは、沢山のプロが使ってきているという、絶対の信頼感が一番大きいのじゃないかと思いました。どんな悪条件の撮影現場でも、写真が確実に撮れる事は絶対条件ですからね。
あるカメラマンの方、オジサンがキヤノンを使っている事もあって「EOSの前は、コレ使っとたわ」と往年のフラッグシップ機F-1とNewF-1を見せてくれたのですけどね、ブラックの塗装がもうほとんど残ってないぐらい地金がむき出し、こんなになってもまだ動くのってぐらい凄まじい使い込まれ方でしたな。定期的にオーバーホールしていたそうですけど、見た目はもうカメラじゃなくて武器、格好いいとかのレベルを通り越して神々しささえ感じました。
「コレ2台で、子供二人大学までやったわ」笑いながら言ってましたけどね、オジサン思わず拝んでしまいましたよ。ああコレがプロの現場で応えてきたカメラの姿なのねって感動しました。ニコンFシリーズをずらりと見せてくれたカメラマンもいましたな、新しいのが出る度に買い増ししていたそう。「F2が一番好きやな、F3もエエね」いずれも使い込まれ感ハンパじゃなかったですけどね。
オジサンもキヤノンNewF-1を持っています。このブログのタイトルバナーに写っているのがそう。ピカピカです、使い込まれ感皆無、今箱から出したみたいにキレイ。完全に分不相応、身の丈に合ってないのは分かってますけどね、憧れだったのですよ。もうね触っているだけで気分が上がりますからね。キヤノンとニコン、プロの現場で活躍してきた両横綱、今でもオーラを感じてしまうのは同世代の方なら分かっていただけるかと。(笑)

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2018年6月23日 (土)

Velviaをフィルムとフィルムシミュレーションで。

富士フイルムさんのデジタルカメラに搭載されているフィルムシミュレーション、よく使っているリバーサルフィルムのVelviaが選べるようになってます。実際どうなのよって事でキヤノンEOSと撮り比べた記事を以前書きましたけど、きわめてフィルム寄りな色合いという印象を持ちました。ならばフィルムのVelviaとフィルムシミュレーションのVelviaを比べてみたらどうなのよって思ったわけで。で、早速やってみました。
フィルムカメラはCanon NewF-1、デジタルカメラはX-T20+マウントアダプター。レンズを同じにしなくては正しく評価できないので使い慣れたキヤノンNewFD24mmF2.8をチョイス。面倒くさいですけどレンズを付け替えながら撮りました。
X-T20の設定は色空間をAdobe RGB、フィルムシミュレーションをVelviaにして、ホワイトバランスはお日様アイコンの晴天の屋外用に、実際晴天でしたのでね。露出は露出計で測った値をマニュアルでセット、どちらのカメラも全く同じ値で撮りました。
で、ちょっとややこしい話。現像上がりのフィルムをデジタル化するのにEOSにEF100mmF2.8マクロで複写するわけですけど、せっかく条件を同じにして撮ったのに、複写に使ったカメラとレンズの色合いが反映されてしまっては元も子もないわけですな。
なのでフィルムの1コマ目に、その日の日差しの下でカラーチェッカーを写し込んでおいて、複写の際の色の偏りが無くなるようにそのコマを補正、そのパラメーターを複写した全てのコマに反映させれば、複写機材による色の偏りは無くせるわけで。
カラーチェッカーとはなんぞやという方のために少し説明。オジサンがお仕事で使っているものなのですけどね、グレースケール、RGB、CMY、肌色とその陰の色、自然界に存在する基本色が1枚のカードに並んでいるもの。カメラマンに撮影依頼をするときに、これを写し込んでもらっておけば、後で正確な色合わせが出来るのですな。

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グレタグマクベス社(今はエックスライト社に経営統合)のカラーチェッカーといえば業界の人は一発で分かるはず。お高いので個人では買えません、完全業務用。(笑)それを借りてきたわけで、なのでかなり正確に色の偏りは無くせたのではないかと思っておりますよ。
そんなこんなでややこしい手順を踏みつつ、撮ったものを比べてみたのが以下の写真です。35ミリフルサイズとAPS-Cなので同じレンズを使うと画角が変わります。同じぐらいの範囲になるように撮るときに前後したり、後でトリミングして両方の見た目を近づけています。

Film_vs_digi_029_blog フィルムの空の色ってやっぱりきれいですな、濁りが全然無い。これはデジタルでは無理なのでしょうかね。ま、このように横並びにしてしまうと差が歴然と分かってしまいますけど、単独で見ていたら多分わからないと思います。かなりいい線いっているのではないでしょうか。

Film_vs_digi_057_blogこの写真を見ていて思ったのですけどね、赤から褐色、茶色にかけての発色がかなり違うように感じましたな。ただ、被写体の材質にも影響受けるようで、ドアの色はフィルムのほうが鮮やかなのに、手前の看板の赤色はデジタルの方がハデハデなのですな。

Film_vs_digi_031_blog この写真だとドアの赤色はどちらも同じ感じに写っているのですけど、上のひさしや道路の舗装の色がかなり違います。日が傾いてきた時間帯だったのでその影響もあるかも。

Film_vs_digi_017_blog 撮った中で一番差があったのがこの写真です。白い壁の色に差が出ていますな。シャンデリアそのものの色や、その上の天井の色の影響をフィルムのほうが受けやすいのかなと思いました。

結論から言いますと、フィルムをがっつりシミュレーションしているかというと、そこまでは行かないけど、じゃあデジカメ画像なのかって言われると、フィルム寄りというか、撮るものによってはほぼフィルムなテイストを再現していると思いました。
人によっては「どこがフィルムどいや、全然違うやんけ」な意見もあるかと思いますけどね、フィルムと全く同じになるなんて最初から思ってませんし、ケミカルなフィルムと電気仕掛けの画像ですから、同じ風景画を油絵の具と色鉛筆で描くぐらい違ってて当然かと。
特定の色の発色傾向が違うところは当然ありますし、重箱の隅をつつき出すとキリがないのですけど、オジサンとしては逆にフィルムのVelviaってこんなに濃厚な発色のフィルムだったのだなと、改めて感じた次第。同じ露出で撮ってもややアンダーに感じる色乗りといいましょうか。
富士フイルムさんのフィルムシミュレーションは全体の傾向としてかなりイイ線行っていると思いましたし、カラー濃度やシャドウトーン、ハイライトトーンの設定をいじればまだまだフィルムテイストに近づけられるなと思いました。
富士フイルムさんからすれば、「オッサン、いらん事してくれるなよ」なガチ対決。(笑)いかがでしたでしょうか。

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2018年6月21日 (木)

プロらしくないプロと、プロにしか見えないアマチュア

オジサンと同じぐらいの世代の方にしか通じないとは思いますけどね、「丘サーファー」って言葉がありましたな、とうに死語ですけど。
サーフィンはしないし、海にも行かないけど格好だけサーファー。(笑)サーファーカットの髪をなびかせて、ライトニングボルトのパーカーなんか着て、街中で女の子をナンパしていたという、見てくれだけサーファーが一時流行りました。(笑)物事は本質より形から入るのは、ある意味基本ですからね。
レイバンのサングラスに、銀色の星形の鋲をちりばめた革ジャンやジージャンを着てチョッパータイプのハーレーダビットソンで走っている人を見かけますけど、古き良きアメリカへの憧れがそういうライフスタイルになっているのでしょうね、多分。
そういう部分ってカメラマンも同じだなぁと思ってしまったわけで。不思議なものでプロカメラマンほど、仕事のためのアレコレが優先するので本質重視、なので見てくれがプロっぽくなかったりします。お仕事を頼んでいたカメラマンはそんな人が多かったですな。
カメラバッグもドンケやテンバやf64なんかじゃなくて、ライトセットに付いてたのや、メーカーのキャンペーンでもらったのを平気で使ってましたし、カメラストラップも裏の滑り止めがボロボロでも無頓着、ファッションもカメラマンベストなんて絶対着てない、どこかの市場か商店街のオッサンのような出で立ち、カメラ持ってなかったら、絶対分からない、ゆる~い格好でしたな。だけどお仕事になると別人出現、そのギャップが何だか格好良かった印象があります。(笑)
反対にアマチュアカメラマンで、入れ込んじゃってる人って、プロでも持ってないようなカメラやレンズを持ってたり、出で立ちもカメラマンベストを着ちゃったりして、いかにも写真撮りまっせな、ちょいとばかり痛い感じの方いますね。駅のホームの隅っこで、電車に向かって白レンズ構えてたりします。(笑)
山登りが趣味の友人、ニコンのフラッグシップ機にお高いレンズという装備なので、山で撮っているとよく声を掛けられるそう。リュックも服装もプロ御用達のアウトドアブランドものでバチバチに決めているし、体格もいいのでカメラを構えていると、実に様になるのですな、なのでプロのネイチャーカメラマンと間違われるそうなのですけど、写真はプログラムモードでしか撮ったことがないという、実はヘタレな形だけの人。(笑)
「こんな場面は、どう撮ればいいんですかとか、聞かれてメッチャ焦ったわ、俺に聞くなよな。」って、あんたコンパクトデジカメで十分でしょうが、何で身の丈に合ってないカメラを持ち歩くのよ。
「プロが使うような、ええカメラ持ったら、ええ写真撮れそうな気がするやん。」オイオイ、すでにカメラを持つ以前の心構えの問題ですが。(笑)
プロほどそうは見えない、入れ込んだアマチュアほどプロっぽい見てくれなのがカメラマンの世界かもしれません。ま、どんなに形から入っても、写真を撮ってる姿を見たら、一発でどっち側の人か分かっちゃいますけどね。(笑)

_mg_9166_blog プロ用ストラップがアマチュア憧れのカメラアイテムだった時代が有りましたな。プロカメラマンがサービスセンターに修理やオーバーホールでカメラを出した時に、古くなったのと付け替えてくれるものだったので、市販されてなかったのですな。なのにナゼか中古カメラ屋さんで高値で売られてたり、カメラ雑誌の「売ります、買います」コーナーで取引されてました。たしかにお金掛かってる感はしますね、金色の文字も印刷じゃなくて刺繍ですからね。で、何でオジサン持ってるのって、知り合いのカメラマンにチョーダイって言ったらくれました。NewF-1に見栄で付けてます。(笑)

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2018年6月 7日 (木)

フィルムもフジ、デジカメもフジ、不治の病。(笑)

我が家のデジカメの勢力地図を塗り替えてしまったX-T20、こればっかりになってしまって、このところEOS全然使ってませんな。このままお蔵入りって事は無いですけど、ネットを見てたら危ない品物が発売されてました。EOS用レンズをフジのボディーに付けて、AFも絞りも使えるマウントアダプター。ただ付けるだけのものはオジサン持ってますけど、AFが動作して絞りもコントロール出来るってところがミソ。独自に中のプログラムを解析して作ったのでしょうけど、スゴイですな。こんなもの持ったらますますEOSを使わなくなってしまいますよ。
ま、イイお値段ですし、手持ちのEOS用レンズの中で、どうしてもフジのボディーで使いたいというのがないので手を出しませんけどね。宝くじでも当たったら考えましょうか。(笑)
満を持して買ってしまったX-T20ですけどね、富士フイルムさんのデジカメはこれが初めてです。ところがフィルムカメラはなぜかフジだらけだったりします。フィルム屋さんのカメラにハズレ無しといいますか、ジャンクで見つけてきたものが思った以上によく写るので、いつの間にか増えてしまったという。
気が付けばオリンパスペンシリーズやリコーオートハーフシリーズ、長年使っているキヤノンのカメラを追い抜いて、防湿庫の中で富士フイルム王国を作ってますな。経済成長で急激に大国にのし上がった某国のような有様になってます。(笑)
特にフジペットシリーズはイケマセン、フィルム屋さんが本気で子供向けカメラを作ったら、こうなりましたっていう、子供だけに使わせるのが、もったいないぐらいの抜群の写りな逸品ですからね、本気で復刻してほしいぐらい。(笑)
で、フィルムカメラですから当然フィルムが必要、そのフィルムも、富士フイルムさんのものを愛用しているオジサン。リバーサルフィルムファンとしては、富士フイルムさんにすがるしかもう生きる道がないのですよ。ネガフィルムは他社のものがまだありますけどね、それでもオジサンは富士フイルムさんの業務用を使ってます。
白黒フィルムが終わってしまったのは悲しい事ですけど、見回すとなんだか富士フイルムさんのロゴに囲まれて暮らしているのに気が付いてしまいました。とうとうデジカメまで富士フイルムさんに手を出してしまったわけで。
フィルムもフジ、デジカメもフジ、富士フイルムさんから逃れられなくなっておりますよ、まさしく不治の病。(笑)

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2018年6月 3日 (日)

阪神百貨店カメラ修理コーナーの閉店に思う。

久々に大阪梅田で中古カメラ屋さん巡りをしてきました。最短距離で効率よく回るため地下街を通って、大阪駅前第4ビルから第1ビルへと順番に歩き、最後は阪神百貨店カメラ修理コーナーというコース。
他にも足を延ばしてみたいお店はあったのですけど今回はパスしました。何しろ中古カメラ屋さんって、じっくり見てると時間がすぐに経ってしまいますからね、そんなにたくさん見れませんよ。(笑)
まず大阪駅前第4ビル地下1階のツカモトカメラ。以前の場所から移転してここに。ライカ、ローライ、ハッセルが多くてオジサンのそそるものは無いのですけど国産カメラも少しはあるので目の保養に。
次に第3ビル地下2階の八百富クラシックへ、このお店もディアモールから移転営業。少し規模が縮小してる感じ、それでも結構ありましたな、ライカ以外をじっくり見て回りました。(笑)どのジャンルのカメラもそれなりに品数があるのは以前通り。まとまった数のスプリングカメラや二眼レフを見られるのはここだけかも。
さらに第2ビルのレンタルBOXキャビンへ。いわゆる貸しスペースのお店、コインロッカーみたいにボックスが並んでいて、借りた人が自由に出品するお店なので中古カメラ屋さんとは違います。カメラやレンズを思い思いに値段を付けて並べているので、何が並んでいるか分からないところが面白いのですけど、コンディションに関しては自己責任で判断するしかないかと。
同じビル2階のマツモトカメラは行くのを忘れてしまって、そのまま第1ビル3階のマルシンカメラへ。以前は1階にあってジャンクカメラがショーウインドー下に所狭しと並んでいたお店。修理にのめり込んでいた頃よく行きました。今は小じんまりとしたお店になってます。同じビルの梅田フォトサービスと大林は時間切れで行けませんでした。見てたら今日一番目的のお店に行けなくなってしまいますからね。
で、そこは阪神百貨店8階カメラ修理コーナー。百貨店の中なので行きやすくて、今まで色々直してもらいましたし、中古カメラも色々買いました。それが5月いっぱいで閉店らしいという噂をネットで見つけて、これはなんとしても確かめに行かねばと出掛けたわけで。
行くと江守さんはいつも通り修理をしてらっしゃいましたけど、その前に5月28日(月)を持ちまして閉店の看板が立てかけてありました、横の時計修理のお店も同じ。やっぱりか~と思いましたけど、色々事情があっての事だと思うので何も言えません。大阪に出てくる楽しみが一つ減りましたな、残念ではありますけど仕方がない事。
江守さんとお話をして、ショーウインドーに並んでいたカメラを見て回りました。半額になっていたレンズやアクセサリー類、古い取扱説明書を買ったのは言うまでもありません。ここで買い物をするとちゃんと阪神百貨店の袋に入れてくれるのが、なんだか中古カメラを買っている気がしなくて嬉しかったのですけど、それももう無くなるのかと思うと悲しかったですけどね。
ちょうど横で若い女性のお客さんがハーフサイズカメラを興味津々で見ていたのですけど、江守さんはいつも通り笑顔で説明してましたな。百貨店の中にあるカメラの修理と中古カメラのお店、こんなお店はもうお目にかかれないでしょうね。
長年ご苦労様でした、そして今までありがとうございました。
過去に書いた記事はこちら「阪神百貨店カメラ修理コーナーのこと」

Mamiya_sketch05_blogそういえば、マミヤスケッチもここでシャッターを直してもらったことがありました。あれから10年以上になりますけど、全く問題無しで元気に動いてます。最後に思い出に写真を撮らせて頂きましたけど、百貨店の写真なので掲載できません。代わりにオジサンがジャンクのマミヤスケッチを直していた時の写真をば。

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2018年5月31日 (木)

明日6月1日は写真の日、知ってました?(笑)

昨年の6月1日に写真の日について書いてました。日本人によって初めて写真撮影がなされた日が6月1日だったので写真の日に決めたそう。ところがどっこい本当は9月17日だったというのが後から分かってしまったという曰く付きな、何だかありがたみを感じなくなってしまった6月1日写真の日は明日です。写真ファンやカメラ好きなら、その辺りの事情も含めて覚えておきましょうね。(笑)というわけでオジサンの過去記事を読んでもらって本日のブログはこれでオシマイ。って事にしてしまうわけには行きませんからね書きますよ。

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オジサンにとっての写真の日っていつだったっけと思い返してみますと、生まれて初めてカメラのシャッターなるものを押したのは幼稚園ぐらいじゃなかったかと、父親のカメラで生まれたばかりの弟を撮ったのが最初だったような。タテ位置のピンぼけ写真が残っているのと、四角いシャッターボタンのカメラだったという記憶だけあるので、オリンパスペンのどれかだろうというのは間違いないかと。このカメラがどこに行ってしまったのかは全く分からないのですけど、初めて写真を撮ったカメラです。小さな頃ですから写真もカメラの事も全く分かってなくて、ただ父親のマネをしてみたかっただけだったのだろうと思いますな。
写真やカメラに興味を持つようになってからの写真の日は、高校の入学祝いに買ってもらったキヤノンAE-1がスタートなのでその辺りかなと。正確な日にちまで覚えてないのでだいたいこの時期というざっくりした写真の日ですけどね。
思春期ですから写真やカメラだけでなく、バイクやロックや女の子にも興味が出てくるお年頃、なので写真一筋ってわけでは全くなくて、色々なものに興味を示しながらその中に写真もあったって感じでした。フィルム代も現像代も掛かりますからね、そんなにバンバン撮れるという感じではなかったですな。クラスの友人を撮るのがほとんどでした。
ブレークしたのは就職してから、自分の稼ぎをつぎ込めましたからね、フィルム箱買い、カメラと交換レンズも充実、街を撮るのが楽しくてどんどん本格的になっていった頃、これが三つ目の写真の日かもしれません。
その後クラシックカメラの海に転落、どんどん深みにはまってしまって抜けられなくなっておりますけどね。(笑)思い返せば楽しかった写真とカメラの日々、結局オジサンにとっては365日、写真の日なのでありますよ。(笑)

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2018年5月27日 (日)

カシオのデジカメ撤退に思う色々。

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5月9日にニュースを見たとき、何か書かねばと思ったのですけど、何を書くか、たらたらやっているうちに時間がたってしまって今頃書いてます。(笑)
カシオといえば名カメラQV-10を思い出します。発売されたとき、知り合いのカメラマンがこぞって買ってましたな、自分の写真展のパーティーだとか飲み会だとかに持ってきては撮って、その場でみんなで背面の液晶パネルを見て盛り上がっていたのも懐かしい思い出です。
ポラロイドカメラは、こんなデジカメに取って代わられるのだろうなって思いましたけど、ポラロイドカメラどころか、フィルムカメラがその後ほぼ全滅するなんて、そのころは思いませんでしたな。画素数も少なく、画質も悪くてとても使い物にならないシロモノでしたからね。パソコンがないとプリントも出来ませんでしたし。
QV-10がヒットしたおかげで、その後各社本気でデジカメ市場に乗り出してきたわけで、あれよあれよという間に主要各社から個性的なデジカメがたくさん出てきました、半年サイクルぐらいでどんどん新製品に入れ替わっていたような、画素数競争でメガピクセルなんて言葉がカタログで踊っていた時代、デザインも個性的なカメラが多かったような気がします、コンパクトデジカメは、お洒落なデザインのものがヒット商品になったり、プロが使える画質のものや、一眼レフが出てきたり、次に欲しいもののランキングでパソコンを抜いて上位にデジカメがリストアップされてましたな。あの頃が一番勢いがあったように思います。
ただ携帯電話にカメラ機能が搭載されて、その後スマホに変わっていくときに、デジカメの将来を想像しておくべきだったのかもしれません。気が付くと、全く想像してなかった逆転現象が起こったわけで、写真はカメラじゃなくスマホで撮るのが当たり前になるとは、その頃は思いませんでしたな。写真を撮るために、いつもの持ち物と別に、カメラをわざわざ持ち歩くという考え方が変わってしまったわけで、いつでも撮れて、ネットに繋がっていて、撮ったその場で共有できるスマホの便利さにはとうてい勝てなかったコンパクトデジカメラから、規模が縮小していったのは当然かと。
カメラとしての本質といいますか、カメラだからこその色々な事を捨てたのもその原因かと思いますね。オジサンの意見ですけど、カメラからファインダーを無くしたのは大きな過ちだったと今でも思ってます。背面の液晶パネルを見ながら、カメラをかざして構える撮り方を定着させてしまったのは、カメラがスマホに主導権を渡してしまうきっかけのひとつだったと。
休日の南京町に出掛けると、たくさんの観光客でごった返しています。カメラ好きなオジサンは観光客の提げてるカメラをついつい見てしまうのですけど、記念写真を撮ってる姿を見ていると、ファインダーが付いているカメラでも、覗かずに背面の液晶パネルを見ながら撮っている人が実に多いですな。もはやスマホの撮り方がデフォルト、せっかくカメラにファインダーが付いていても、それを覗いてしっかり構えるなんてのは過去のものになってしまっているなと感じます。
スマホで出来ることがどんどん増えていく分、デジカメはどんどん淘汰されていくのでしょうね。カメラならでは、カメラだからこそをもう一度見直さないと、まだまだ撤退するメーカーは出てくるのじゃないかと思います。

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2018年5月17日 (木)

それでもフィルムにしがみつく2

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富士フイルムさんが白黒フィルムを終了のニュースの後、社名にフィルムって付いているのにフィルム止めたらどうなるの的な意見やコメントをネットで見かけましたけど、富士フイルムさんて写真用のフィルム以外にも液晶パネル用のフィルムなど、いろいろな産業用フィルムを作っている会社、オジサンも商業印刷用の製版フィルムでお世話になってました。
写真用フィルムはその中のほんの一部、ただ白黒フィルムは富士フイルムさんの創業事業、それを終了するというのですから、それだけ需要が無くなってしまっていたという現実を受け止めなくてはなりません。
海外ブランドの白黒フィルムはまだまだ手に入りますけど、量販店でいつでも買える安心感や品質の安定感は富士フイルムならではだったと思うわけで。
残るフィルムはカラーネガフィルムとリバーサルフィルムの2種類だけ、特にリバーサルフィルムは実質富士フイルムさんだけと言っていい状況、コダックエクタクローム復活の話も、本当に発売されるのか不透明ですしね。発売されたとしてもリバーサルフィルムの現像施設も必要になりますし、その辺りのインフラも含めて考えると、復活は難しいのじゃないかと、だんだん思えてきましたな、フィルムファンにとって明るい話題にならなさそうな雰囲気がします。
ネガカラーフィルムはその辺りのインフラができているので、ショッピングモールの中の写真屋さんでも現像プリントの機械を置いて商売できますけど、リバーサルフィルムはそうは行きませんからね、処理できる設備のある所へ送って現像してもらうしか手がないので、設備の稼働率の事まで考えると先行きに不安を感じるわけで。
カラーネガフィルムは最後まで残るでしょうけど、リバーサルフィルムは次に無くなるフィルムなのじゃないかと薄々思っています。
フィルムが全盛期だった頃、プロカメラマンに仕事を頼むと必ずリバーサルフィルムでした。商業印刷での印刷適正もあってネガフィルムは特別な指定がない限り誰も使ってませんでしたな。現像上がりのフィルムにダーマトグラフで印や指定を入れて製版に回していたのも懐かしい思い出です。
プロが仕事で撮るのですから使う量もアマチュアとは比べものにならない莫大なものでした、それがあっという間にデジタルに変わってしまったわけで。今はオジサンのようなリバーサルファンが細々と使い続けているのが現実ではないでしょうか。多分消費量も最盛期の数%しかないと思われます。フィルムが流行っていると言ってもそれはほぼカラーネガフィルムの話、リバーサルフィルにまで手を出そうという熱いファンはかなりの少数派でしょうね。
オジサンはライトボックスの上で見るリバーサルフィルムの美しさにノックアウトされてからずっとリバーサルファンですけど、この楽しさを記事にして伝えて行っても、もう焼け石に水なのじゃないかと思っていました。ところがX-T20を使いだして、撮った写真をパソコンで見たとき、紛れもなくオジサンの思うリバーサルフィルムの色だったのですな、デジタルなのにライトボックスの上にかざして見るあの雰囲気がモニター上に再現されていたわけで。
厳密に撮り比べるとやはりデジタルな色合いなのかもしれません、だけど晴天の抜けるような青空や木々の緑の透明感はリバーサルのテイストでした。
フィルムだけじゃなくデジタルでもリバーサルを楽しめるとは思いませんでしたけど、改めてリバーサルフィルムが好きになりましたね。あの色合いはやっぱり美しいなと。
カメラにフィルムを詰めるところから始まるフィルムカメラの楽しさ、これが出来なくなる日がいつかは来るのでしょうけど、最後までしがみつきますよ。どんなに値上がりしても、リバーサルフィルムのストックは切らしませんからね。デジタルなX-T20を使いだして改めてリバーサルフィルムを見直してしまったオジサンなのでありますよ。

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