写真とカメラ、あれこれ

2019年3月17日 (日)

富士フィルムさんの「X STYLE」2号が届きました。

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富士フィルムさんのカメラやレンズのPR誌「X STYLE」。こういうものを配布しているって、全然知らなかったのですけど、昨年「Xキャラバンin大阪」に参加した際に頂いてきたわけで。巻末に登録しておけば、新しいのができたら届けてくれるって出ていたので早速申し込みしました。
で、すっかりその事を忘れていたら届きましたよ第2号。A4サイズ24ページほどの冊子なのですけどね、オジサンなんだかこういうPR誌実は大好き。富士フィルムさんの場合はカメラとレンズですけど、他のジャンルの製品だったり、お酒などの食品メーカーだったり、自社製品のPR誌って結構色々ありますな。
ユーザー登録の際に「希望する」にチェックを入れておけば届いたり、付いてたアンケートハガキに答えたら届くようになってたり色々。某アウトドアメーカーのお店でポイントカード作ったら、季節ごとにカタログも兼ねた読み応えのあるものが届いた事もありました。
企業のPR誌なので、製品のジャンルは違っても、中身はほぼ同じテイスト。使っているプロのレポートや、ユーザー事例、食品メーカーだと、それが楽しめるお店の紹介記事や、こだわり食材の産地を訪ねる記事辺りがマスト、開発秘話や開発者インタビューに、新製品の優れたところを紹介する記事、キャンペーンやイベントの情報ってな具合。内容は分かりきっていながら、なんだか楽しいという。(笑)
若い頃使っていたキヤノンA-1、カメラロボットの愛称でキャノンさんも力が入っていたのでしょうね、有料でしたけどスーパーシューティングマニュアルってPR誌がありました。マルチモードでコンピューター搭載ってところが先進的だったカメラなので、その辺りを分かりやすく伝えるのにアメコミ風タッチの漫画で表現ししたり、その頃新進気鋭の浅井慎平さんの写真なんかが載ってて、全体のテイストがポパイやホットドックプレス風でしたな。撮影と言わずに「シューティング」なんて書き方してましたからね。
カメラマンのための体操も図解入りで載ってました、腕立て伏せとか。今思えば笑ってしまいますけど、擦り切れるまで読みましたよ。カメラ業界もお店も元気一杯だった時代。(笑)
富士フィルムさんの「X STYLE」は現在3冊発行されてます。0号からスタートなので2号で3冊目、不定期の刊行みたいなので、忘れた頃に届くのがいいのですな。きっと新製品の登場に合わせて編集しているのでしょうね。だとすると次はいつ頃かなぁ。(笑)
興味のある方は是非どうぞ、こういうものって後で資料として役に立ったりしますからね。

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2019年3月16日 (土)

ジャンクカメラ探しが再び楽しくなってきた。

ミラーレス一眼のフランジバックの短さを生かして、レンズの改造に手を染めてしまったオジサン。不調な手持ちのカメラや、レンズだけ取り出して温存していたものを改造しているのですけどね、オールドレンズが思った以上に良く写るので、だんだん楽しくなってきましたよ。今も机の前には数本のレンズが改造待ちで転がってます。
一般的にはレンズ交換式カメラのレンズだけ探してきて、市販のマウントアダプターを装着するのが、一番簡単にオールドレンズを楽しむ方法だと思いますけど、レンズが組み込んであるカメラでボディーが不調だったり、シャッターがまともに動かなくなっているカメラは、レンズがきれいで絞りに問題が無ければ、改造でレンズだけ生かしてやるのも有りかと思うのですな。
ミラーレス一眼用に改造することによって、フィルムカメラとして使っていたときには不可能だった撮り方ができたりしますからね。ピント合わせが目測式やレンジファインダーカメラのレンズで、背景をぼかす撮り方なんてまさしくそう、可能性と楽しみが広がりますな。
改造は市販の安いマウントアダプターにレンズを組み込む方法で改造してますけど、ボディーから取り出したレンズを、どうやれば組み込めるか、ノギス片手にマウントアダプターとにらめっこしながら、作戦を立てているときが楽しかったりします。(笑)
不調じゃなかったときは、フィルムでさんざん楽しんだカメラを分解してレンズだけ取り出して改造するのですから、できれば長く使えるように、強度も持たせて改造したいですからね。
自分の工作のスキルも考えて、時間がかかってもレンズが最高の性能を発揮できるようにしたいと考えて作戦立ててます。おかげで写真を撮りに行くより、工作時間の方が長くなってますな。(笑)
できあがった改造レンズはさっそく試し撮り、これは楽しい瞬間。絞りを変えてみたり、わざと太陽を画面に入れて撮ったり、輝度差の激しい景色を撮ってみたり、フィルムのときには無かった試練を与えてます。(笑)
で、その後のお楽しみはジャンクカメラ探し。もうカメラは増やすまいと、心に誓ってから近づかないようにしていたのですけどね、改造レンズという新しい世界に足を踏み入れてしまってからジャンクカメラが再び気になり出しまして。(笑)
ボディーがどんなにボロボロでも故障しててもレンズさえきれいならOKという新基準でカメラ探し、レンズを取り出すのが目的ですからね。ハーフサイズカメラのジャンクなんてとっても気になりますな。
ジャンクの世界もデジカメが増えてきて、以前ほど面白味が無くなっているのも事実、種類も減ってます。あるお店はジャンクカメラスペースが、がっさり無くなって各社マウントアダプター売場になってました。売れるものを並べるのは当然ですけど寂しいですなぁ。
そんな状況でも、すでに幾つか見つけてはありますよ。(笑)にわかにカメラが増えているので、家内の視線が気になりますけど、立ち飲み一回分でレンズが買えると思えば、気にしているわけには行きません。今年はレンズに走ろうかと思ってますよ。(笑)

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2019年3月14日 (木)

モノクロ写真を見ていて、ふと思った事。

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フィルムでも、デジタルでも今はカラーとモノクロが選べます。撮るものや、撮りたい気分によってどちらかを選んで撮れますし、デジタルだと後からモノクロにする事も簡単にできますな。つまり表現の手段として、どちらかの選択肢が常にあるわけで、それを特別な事とも思わないし、当たり前に「今日はモノクロで撮ろうかな」なんて感じで写真を撮ってます。
で、思ったのですけどね、カラーフィルムなんて無かった時代の写真家って、当然ながら写真イコールモノクロだったわけで、のちにカラーフィルムが発明される事なんて知らなかったでしょうから、カラー写真の存在自体も想像できなかったのじゃないかと。
モノクロしかなかった時代の写真家の撮った写真を見て、美しさを感じるのは、カラー写真も知っている時代の人間だから、カラー写真には無いものを見つけられたり、感じたりできるからじゃないかなぁと。カラーとモノクロ両方の物差しがあって見るのと、モノクロだけの物差しで見るのとでは、写真の捉え方も変わると思うのですな。
写真に撮ったものは自動的にモノクロだった時代はそれが当たり前だったわけですけど、もしその時代にカラーフィルムがあったら、果たしてどちらを選んだだろうかって、ふと思ったわけで。
オジサンの大好きな写真家に、パリの街を撮り続けたアジェという人がいます。19世紀末から20世紀始めにかけて、大きく様変わりしていくパリの街を淡々と記録した写真家。撮った写真は街の記録写真として買い上げてもらったりしていたそうで、写真家として世の中に知られるようになったのは晩年、マン・レイの弟子だったベレニス・アボットに見出されてからだったという人。
きっと見出されなかったら写真家として名が知られる事も無く、ただ自分の興味で写真を撮り、撮った写真を資料として売って生活していただけの人だったのだと思います。ただその撮られた写真が、本人が意識していたかどうかは分かりませんが素晴らしく、世に知られる事になったわけなのですけど、根底にあるのが街の記録という事で、もしカラーフィルムがこの時代にあったらアジェはモノクロで撮っただろうかって思ったのですな。
今は古いモノクロ写真を、最新のデジタル技術で、色彩を解析して再現してしまうなんてのがありますけど、当時カラーとモノクロの両方の選択肢があったとしたら、写真家は果たしてどちらを選んだだろうかって考えてしまいました。
オジサンが若い時にモノクロをやっていたのは貧乏だったから。学生の身分ですと、写真は撮りたいけどお金が無かったので自動的にモノクロ、100フィート缶巻き直し格安フィルムしか買えないという。リバーサルフィルム箱買いは働き出してからでしたな。(笑)
なので、表現のためにモノクロやってますじゃ無かったですな。もしもカラーもモノクロも同じ値段で楽しめるとしたら、間違いなくカラーで撮ってたと思います。
アジェもモノクロしかなかった時代の他の写真家も、もしカラーフィルムがあったらどっちを選んでいたでしょうね。

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2019年2月28日 (木)

キャッシュバックキャンペーン延長って。(笑)

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先日富士フィルムさんからメールが来てました、Xシリーズとレンズのキャッシュバックキャンペーンを好評につき期間延長しますってお知らせ。3月4日までだったのを3月31日までやりまっせって、そんな急に土壇場になってメールくれてもねぇ。困りますな富士フィルムさん、こんな事してくれては。これはもうレンズを買えと言うお導き?それとも強制?
欲しいレンズはあるのですよ、アレとコレと。一応キャッシュバックキャンペーン利用してXF35mm F2 R WR買ったし、5月にXF16mm F2.8 R WRのシルバーが発売になったらそれも欲しいしって事で、候補に挙げてた他のレンズは今回見送り、3月4日で終わりだしって事で心にフタをしていたのですけどね。いきなり延長って、好評につきって、そりゃ無いぜベイビー。(笑)
富士フィルムさん、なんだかこのところ色々なキャンペーンやりまくってませんか。キャノンさん、ニコンさんのフルサイズミラーレス機に対抗意識丸出し感が感じられるのですけどね。ま、それはともかくせっかくのキャッシュバックキャンペーン、利用しない手はありません、ほぼ1ヶ月の延長ですからね。
ただ軍資金をどうするかが問題、富士フィルムさんのカメラを使い出してから全然出場していない、EOSのレンズやアクセサリー類を放出するしか無いでしょうな。以前売りに行ったら、レンズは思った以上に高値でしたからね。現役ボディーで使えるレンズは中古カメラ屋さんでも動きがいいので、買取価格も高めなのだと思います。
それなりに使ってきた単焦点レンズがいくつかあるのですけど、愛着があるかって思い返してみるとそうでも無いのですね。EOSのレンズって、たくさんのプロに支持されている分、実用本位すぎて、モノとしての魅力をあまり感じないのですよ、道具として見てしまうと言いますか、それより古い時代のFDレンズの方が魅力を感じます、なのでコレは手放さない。(笑)
ま、富士フィルムさんのレンズが魅力的ってのもありますね、小さくて質感の高い作りが、オールドカメラ好きのオジサンにはたまらないわけで、撫で回しているだけで幸せ。(笑)
単焦点レンズが豊富に揃っているところも良いところ。なので、じわじわ揃えて行きますよって思ってたらキャンペーン延長ですからね。ホント困りますな、同じように困っている方がきっといっぱいいますよ。
この件はギリギリまで悩んで答えを出したいと思います。エッ、答えはもう出てるって?何を言っているのですか、困りますな勝手な想像してもらっちゃ。(笑)

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2019年2月 9日 (土)

ロボットならありますよ。

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なんだか最近、IT関連のニュースを見ていると、やたらロボットがでてくるような気がします。色々な案内だったり、医療関係だったり、ロボットと対話する形で、ややこしいところや、分かりにくいところの敷居を低くしようとしているのでしょうか。
AIなどの技術で、状況判断して答えを出す仕組みが、より進化したから実現できたのでしょうね。
鉄腕アトムぐらいのレベルになるには、まだまだだとは思いますけど、こういう技術ってある時点を境に、急激に進歩する可能性がありますから、10年先にはどうなっているか分かりませんな。当たり前にお家の中にロボットがいるなんて時代になっているかもしれません。
ソニーの犬型ロボットAIBOも人気でしたし、暮れにニュースで見たLOVOTは、良くできているなと思いました。ホント可愛いらしくて、動画見てたら欲しくなりましたな。結構売れるんじゃないかと。
ちっちゃくて可愛いロボットが家庭に入ってくることによって、ロボットに対する抵抗がどんどんなくなって、当たり前になってゆくのかなと思いました。
で、オジサンのロボット話。ロボットと言いながらカメラの話なのですけどね。(笑)
ひとつめは、キヤノンA-1と言う一眼レフカメラ。働き出して最初の冬のボーナスで買ったカメラでした。カメラロボットと言う愛称でしたな。
キヤノンさんってカメラに愛称を付けるのが好きなメーカーかと。後に発売されたオートフォーカス以外は全部入りの一眼レフT90はタンクでしたな。
A-1は電子化できる部分はとことん電気仕掛けにした、マルチモード一眼レフ、モータードライブなどのアクセサリーも充実していて、フラッグシップ機のF-1を買えなかった若造には憧れのカメラ、今でこそ当たり前ですけど、ファインダー内に液晶表示で情報が表示されるのが、最新のメカって感じで格好良かったわけで。カメラがどんどん電気仕掛けになっていく先鞭を付けたカメラだったと思います。
もうね、使い倒しましたよ。いつも24ミリレンズを付けてカバンに入ってましたからね。今となってはショボい電子化でしたけど、当時はまさしくカメラロボットでしたな。
もうひとつはROBOT STAR1と言うカメラ。このカメラはこのブログにも何度か登場しているのでご存じかと。
オットー・ベルニング社が1934年に発売したROBOT1から始まったカメラ。ゼンマイ仕掛けで、フィルムを巻き上げる部分が自動化されていたのでロボットという名前になったのでしょうか。
オジサンの持ってるROBOT STAR1は小さくて可愛らしいくせにずっしり重い、壊れて使えなくなっても文鎮として利用できそうな金属の固まりカメラ。35ミリフィルムでましかく写真が撮れるカメラにハマっていたときに見つけたもの。
目測カメラなので、絞り込んで被写界深度内に収める撮り方しかできなかったのですけど、マウントアダプターのおかげでX-T20に付けて、絞り開放なんて事ができるようになりました。
独自のスクリューマウントの交換レンズをただいま探し中。だけどぜんぜん見つかりませんな。
写真を撮る道具なのにロボットって名前が付いた、懐かしのカメラの話を二題、今時のデジタルカメラの方が、遙かにロボットしてますけどね。今思えば何とものどかなロボットでしたな。(笑)

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2019年1月26日 (土)

マツミヤカメラの思いで。

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中古カメラ屋さんは、大きく二つに分かれると思いますな。いわゆるコレクター向けと言いましょうか、希少価値のあるカメラやレンズをメインに扱うタイプのお店。
生産台数が少なかったり、記念モデルだの、○○エディションだの、コレクターな方々には「止めてくれ~、お金がなんぼあっても足ら~ん。」てなシロモノを、わざと路面に面したショーウインドーの目の高さぐらいのところに並べているようなお店。(笑)
値札には「極上」「珍品」なんてそそる単語が書いてありますな。何とかお高い値段を麻痺させようという作戦があからさまに分かります。
ガラスに鼻の脂付けながら、ガン見して動けなくなっているお客さんを何度か見た事がありますけどね、呼吸が乱れて、瞳孔完全に開いてましたな。(笑)
でも、こういうタイプのお店は、ずいぶん少なくなりました、フィルムカメラ自体を知らない世代がどんどん増えている現状では、コレクターズアイテムも、その値打ちを知らないどころか、値打ちのあるモノだということすら分からないと思いますのでね。値打ちの分かる人が減った分、そういうお店も規模を縮小するのは当然かと。
もう一つのタイプのお店は、いわゆる実用本位の品ぞろえのお店。コレクターやマニア向けのブツも、少しは並んでますけど、基本的にそれで儲けようというスタイルじゃないお店。
品物の回転が速くて、売れ筋のモノはそれなりの物量が並んでいます。オジサンが良く行っていたマツミヤカメラはそういうお店でした。
兄弟でやっていたのですけど、いつも店を切り盛りしていた弟さんが突然いなくなってしまったのですな。おかしいなと思ったのですけど、噂によるとどうやら仲違いして出て行ってしまったそう。
その後はお兄さんが一人で切り盛り、だけどもう商売をする気がなかったのか、行く度にお店の中が片付いていて、昨年とうとう閉店してしまったのですな。
とにかく個性的、プロアマ問わず、神戸のカメラと写真好きで知らない人は、ひとりもいなかったと思います。
言っちゃ悪いですけど、お店と言うより、カメラの吹き溜まり。積み上げすぎて崩れたままのカメラの箱やジャンク品が床に散乱していて、お店の奥まで入れないという。
入り口から3歩ぐらいが限界、そこにカウンターがあったのですけど、その上も分解や修理をやりかけのカメラやレンズが散らばっていて、足の踏み場も無ければ、手を付く場所すら無いというカメラの巣窟でした。
こう書いても信じてもらえないかと思いますけど、行った事のある人なら分かってくれるかと。とにかく中に入ると絶句するお店でしたな。友人知人を連れていくと「ほんまにココで買うの?」って確実にどん引きされましたからね。(笑)
ところがその見た目とは裏腹に、扱っている品物は間違いなかったという。実際マツミヤカメラでは色々買いましたけど、トラブルは一切無し。しかも急に必要になった物を探しに行ったら「あるよ」の一言で出てくるという魔法のお店。
実用本位だったのでプロカメラマンも良く出入りしてました。もうこんなお店は二度とお目にかかれないと思います。つくづく残念でなりませんな。

1_blogどうしても必要だったレンズを探しに行ったとき、「試し撮りしてよ」って言われて店内を撮った写真が残ってました。お客さんが入れるのは唯一ここまで。とにかく床にもいろんなものが散らばってましたからね、ここから奥へは絶対進めないと言う。思えばずいぶん昔から色々なもの買いましたな。実用本位なので、やや難有りだと、どこがどう悪いかちゃんと説明してくれましたし、値段もリーズナブルでした。記録を調べたところ、今でも問題なく動いている手持ちのクラシックカメラは、ここで買ったのが一番多かったですな。

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2018年12月30日 (日)

2018年の写真ライフを振り返る。

昨年の大晦日の記事に、「フィルムって楽しいって事をありとあらゆる手段を使ってお伝えして行かなくてはならないって気合い十分な大晦日。」って書いてました。
そのつもりで走り出した2018年、ところがどっこい春先にX-T20を買ってしまったおかげで、すっかりデジタル一色な一年になってしまいました。フィルムカメラを使っていないわけではないのですけどね、使用量が激減する結果に。今までだと、出かけるとフィルムは必ず使い切って、即行現像に回す流れだったのですけど、使い切れず次回に回す事が多くありました。
その代わりオールドレンズの持ち出し率は急上昇、マウントアダプタのおかげで、なかなか使ってやれなかったレンズも、持ち出してみようかって気になりましたからね。特に若い頃に使い倒していたキャノンFDマウントのレンズは、一眼レフだとフランジバックの関係で、使い勝手が限定されて悪かったのですな。ミラーレス一眼だとその辺りあっさりクリア、長年使ってきたレンズでもう一度写真が撮れるのが一番の収穫でした。
APS-CフォーマットのX-T20だと、ペンFの交換レンズが、ほとんどそのままの画角で使えるのもマル。目測カメラのROBOT STAR1の交換レンズを開放で、背景ぼかして撮るなんてオリジナルボディーでは実現できなかった事が楽しめたのも大きかったですな。オールドレンズ遊びが忙しくて、フィルムカメラに手が回らなかったわけで。フィルムカメラのテイストで撮れる富士フィルムさんのデジタルカメラのおかげで、すっかりデジタルな人になってしまいましたよ。
ま、フィルムカメラで撮ったものは、お正月休み中に複写して、おいおい記事にしていこうかと。(笑)
このブログを見に来てくださる方の検索内容を見ていると、以前はフィルムカメラの機種名で検索が多かったのですけど、正直なところどんどん減っています。フィルムカメラを使う人も、興味を持つ人も減っているというのがヒシヒシと感じられますな。この流れは止められないでしょう、カメラ自体も古くなって修理もできなくなっていくでしょうからね。緩やかに終焉に向かいつつある事を受け入れざるを得ないという現実。
でもコダックの「エクタクロームE100」発売という明るいニュースもありました。首を長くして待っていたアプリ「Filmlab」がリリースされた事もフィルムファンにとっては明るい話題だったかと。
フィルムとフィルムカメラとオジサンの体力がある限り、使用量が減っても使い続けますけどね、ただスマホでしか写真を撮った事が無いような世代に、デジタルカメラよりもっと昔のフィルムカメラの楽しさ面白さを伝えるって、ブログでいくら記事にしても検索してくれないのじゃ意味が無いという状況、もうどうしたらいいのか分からなくなってきましたな。映える写真と、響くタイトルで面白おかしく書くしかないかと。(笑)
そんな事を思いつつ、今年最後のよもやまカメラ、来年はカメラにとっても写真にとっても面白楽しい事がたくさん起こる一年でありますように。
それでは皆様、今年一年よもやまカメラに訪問いただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

_mg_0085_blog今年一度も使わなかったカメラワースト3、フルオートのカメラはほぼ全滅でした。せっかくフィルムで撮るのなら、マニュアル露出で撮りたかったわけで。出番が無かった罪滅ぼしに写真を撮って掲載。(笑)

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2018年12月23日 (日)

クラシックカメラじゃないと写らないもの。

ネットを眺めていたときに見つけた記事に、カメラと写真について考えさせられる事がありました。記事はココ、写真家のジョシュア・ポールさんという方が、104年前のカメラで現代のF1グランプリを撮影したという記事、1913年にグラフレックス社が作った4×5判プレスカメラをF1グランプリに持ち込んで撮ったという。
その写真を見てこれはスゴイなと思ったのですな。大判のプレスカメラでF1グランプリを撮ってやろうという発想もすごいですけど、その写真がとにかくいい雰囲気があって、改めて写真の歴史って、カメラと二人三脚で表現が変わっていったのだなあと思いました。クラシックカメラで遊んでいるオジサンにとって、ちょっと衝撃的な味わいのある写真だったわけで。
専門雑誌や、年末にたくさん売られているカレンダーの写真などで見るモータースポーツの写真って、どれも今時の最新カメラを使ってプロカメラマンが撮ったもの。構図や露出など、そのカメラマンの個性が写真の違いではあるのですけど、共通するのはどれもシャープでピントばっちりな、今のカメラとレンズならではの描写。小さなエンブレムやドライバーの表情もくっきりはっきり写ってますな。
高速で走り抜けるレーシングカーにピントを合わし続けて追従するAFや手ぶれ補正なんてものが当たり前の時代の写真なのだなぁと。もちろんそんなカメラを縦横無尽に使いこなす、カメラマンの腕もすごいのですけどね。
オジサン若い頃にクラシックカーのレースを撮った事があるのですけど、流し撮りした写真は何も写ってないか、車の先っちょやお尻だけが、かろうじて写っているのがほとんどな、見るも無惨な写真を量産してしまいましたからね。全然流し撮りになってなくてガックリ、それ以来動いているものは苦手です。(笑)
で、そんな写真を当たり前に見慣れていて、それが普通になっている目から見た、4×5プレスカメラで撮られたF1グランプリの写真はもはや別物というか、何だか違う世界だったわけで。
このカメラのスペックを取り上げて写真の出来具合を語るのなら、ハッキリ言って身も蓋もない写真だと思います。ピントのシャープさも無ければ、画面周辺の描写や光量落ちもすごいですし。だけどそんなのを越えた味わいと言いますか、これもう写真じゃないよって感じがすごくしたのですな。いつまでも見つめてしまう独特の雰囲気と言いますか、オーラを感じました。こういうのを空気感というのでしょうね。
学生の頃ですけど、「ドライバー」という車雑誌の表紙を描いていた松本秀実さんというイラストレーターが好きでした。日本のカーイラストレーションの先駆者で、アクリル絵の具を使って水彩画のようなタッチで描かれた車のイラスト。細部を見ると結構筆跡が残ってたりするのに、全体を見ると車の存在感があって引き込まれるという。美術出版社の新技法シリーズというカーイラストレーションのハウツー本も出ていて真似して描いてましたな。(笑)
それと通じるものを感じてしまったオジサン、古いカメラで遊んでるんじゃなくて、古いカメラでしか写らないものを撮りたいなと、この記事を読んで思いました。なぜかカメラだけはいっぱいありますからね。でもろくなもの撮れないだろうな~。(笑)

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104年前のカメラも、4×5プレスカメラも持ってないオジサン。掲載写真が無いので、学生時代に描いたイラストでお茶濁し。作品を全部フィルムに複写してあったのを思い出しましてね。古い車ばっかり描いてましたな、、特にフランス車が好きでした、これはルノーR8。

 

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2018年12月16日 (日)

さて、フィルム出しに行くか。

春ぐらいからフィルムカメラのネタをほとんど書いておりませんな。昨年はいっぱい書いていたのですけどね。フィルムを止めたわけではありませんよ、ただ全体的に使用量が減っているのは確かです。富士フイルムさんのX-T20を買ってしまったのが原因なのも分かっているのですけどね。
フィルムのテイストで撮れるデジタルカメラなので、ついそっちばっかりになってしまうわけで。リバーサルフィルムがほとんどなオジサンにとって、デジタルカメラでこのテイストが味わえるとは思ってなかったのですな、なのでどっぷりハマってしまいました。
フィルムカメラも満遍なく使ってやろうと思いながら、出場率も偏りまくり、X-T20と一緒に持ち出すのが前提になってしまって、小型で軽量なマニュアル操作の出来るカメラばかりになってます。マミヤスケッチやペンFT、ペトリカラー35、中判はペルケオですね、ペンFTはX-T20にマウントアダプター付ければ、レンズをシェアできますから、オールドレンズをフィルムとデジタルで楽しめるわけですな。小さなマニュアル操作の出来るカメラとX-T20で、同じ露出で撮り比べなんてのを楽しんでいます。
おかげで押すだけ簡単なペンEEシリーズやリコーオートハーフ、ミノルタA5などの図体の大きな35ミリレンジファインダーカメラや一眼レフ、二眼レフが長期休暇&冬眠状態。使ってやらねばと思って、メンテナンスや空シャッター切ってコンディションはベストにしてありますけどね、それでも持ち出さなくなってますなぁ。(笑)そう思うと今ヘビーローテーションなカメラだけでオジサンの写真ライフは十分なのかもって、防湿庫の中を見ながらふと思いました。
ま、その時々で使いたくなるカメラも変わるので、この先どうなるか分かりませんけどね。今度の休日は二眼レフだけ持って、撮りまくりたいって気分になるかも知れないわけで、その辺りオジサンのハートは玉虫色。(笑)
X-T20との併用で、使用量が減っているフィルムですけどね、卒業したわけではありませんよ。この世にリバーサルフィルムがある限りは、留年繰り返しますからね。どんどんフィルムを使う人が減っているこのご時世に、コダックアラリスから、新しくエクタクロームE100が、ようやく発売になりましたし、まだまだフィルムを楽しめるかと。
E100の値段ですけどね、実売で2500円ぐらいになるんじゃないかと思っていたのですけど、ネットで見ると2000円切ってますな。思ったよりリーズナブルでした。ただ現像処理がE-6と、富士フイルムさんのリバーサルとは違うので、ネットの現像サービスを使うしかなさそう、その手のサービスをまだ利用した事が無いので、これも初体験してみようかと。
E100の発売でリバーサルフィルムに目覚めてくれる方が少しでも増えてくれればと、オジサン実はちょっと期待しているのですけどね。(笑)

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2018年12月15日 (土)

プレビュー(被写界深度確認)使ってますか?

フィルム時代もデジタルになってからも、一眼レフカメラはレンズのとらえた景色を、ミラーでペンタプリズムに導いて、光学式ファインダーで確認する仕組みになってます。
すごく初期の一眼レフはボディーとレンズの連動がなかったので、レンズの絞りリングを回して絞っていくと、ファインダーは真っ暗になっていたのですな。これではピント合わせもままならないので、ボディー側からレンズをコントロールできるように、連動ピンを付けたりレバーを仕組んだりして、ピント合わせや、構図を決めるときには開放絞りの明るい状態でファインダーを見られるようにして、撮る瞬間に設定した絞り値に絞り込まれる仕組みにしたのですな。
おかげで明るいファインダーを見ながらシビアなピント合わせも楽勝になったのですけどね、そのままだと実際に絞り込まれたら、どんな写り具合になるのかが分からないので、それを確認するためのボタンやレバーが付けられました。
ボディーのレンズマウントすぐ横辺りに付いていて、「プレビューボタン」や、「被写界深度確認レバー」って取扱説明書に書いてあるやつ。
レンズって絞りを変えるとピントの合う奥行きが変わります。手前から遠くまでピントの合った写真や、背景ボケボケの写真は絞りの効果で決まるわけで。このピントの合う奥行きと言いますか範囲を「被写界深度」と呼ぶのですな、で、これを確認するためのボタンやレバーなのですけどね、オジサン結構使い倒してましたな。今まで使ってきた一眼レフは使いすぎて塗装がハゲハゲになってましたからね。(笑)
長年使ってきたキヤノンさんの一眼レフは、カメラを構えたとき、レンズを支える左手の親指辺りにありますな。EOSになってから特に使い勝手がよくなって、軽くボタンを押すだけで「ジャッ」って電磁絞りが絞り込まれます、長年の癖で無意識に押して常に確認してしまうという。
ところがどっこい、富士フイルムさんのX-T20を使いだしてコレが無い。いえ、実はちゃんとあったのですけど、取扱説明書を読み解けてなかっただけなのハナシで、最初慌てました。(笑)
ミラーレス一眼カメラは電子ビューファインダーなので、光学式ファインダーとはずいぶんしきたりが違うのですな。露出や、ホワイトバランスの状態を反映させて表示したり、しなかったりもユーザーが選べるようになってたり、光学式ファインダーではあり得なかった事ができるようになっています。
被写界深度の確認もメニューの中にありました、こんなところに隠れていたなんて。しかもそれをファンクションに割り当てるのはユーザーが決められるという。これは便利かも、目下どのボタンに割り当てたら使い勝手が良いか試行錯誤中ですけどね。
オジサンにはなくては困るプレビューボタン、ちょいとばかり右往左往してしまいましたけど使えるようになりましたよ。(笑)

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