写真とカメラ、あれこれ

2018年5月17日 (木)

それでもフィルムにしがみつく2

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富士フイルムさんが白黒フィルムを終了のニュースの後、社名にフィルムって付いているのにフィルム止めたらどうなるの的な意見やコメントをネットで見かけましたけど、富士フイルムさんて写真用のフィルム以外にも液晶パネル用のフィルムなど、いろいろな産業用フィルムを作っている会社、オジサンも商業印刷用の製版フィルムでお世話になってました。
写真用フィルムはその中のほんの一部、ただ白黒フィルムは富士フイルムさんの創業事業、それを終了するというのですから、それだけ需要が無くなってしまっていたという現実を受け止めなくてはなりません。
海外ブランドの白黒フィルムはまだまだ手に入りますけど、量販店でいつでも買える安心感や品質の安定感は富士フイルムならではだったと思うわけで。
残るフィルムはカラーネガフィルムとリバーサルフィルムの2種類だけ、特にリバーサルフィルムは実質富士フイルムさんだけと言っていい状況、コダックエクタクローム復活の話も、本当に発売されるのか不透明ですしね。発売されたとしてもリバーサルフィルムの現像施設も必要になりますし、その辺りのインフラも含めて考えると、復活は難しいのじゃないかと、だんだん思えてきましたな、フィルムファンにとって明るい話題にならなさそうな雰囲気がします。
ネガカラーフィルムはその辺りのインフラができているので、ショッピングモールの中の写真屋さんでも現像プリントの機械を置いて商売できますけど、リバーサルフィルムはそうは行きませんからね、処理できる設備のある所へ送って現像してもらうしか手がないので、設備の稼働率の事まで考えると先行きに不安を感じるわけで。
カラーネガフィルムは最後まで残るでしょうけど、リバーサルフィルムは次に無くなるフィルムなのじゃないかと薄々思っています。
フィルムが全盛期だった頃、プロカメラマンに仕事を頼むと必ずリバーサルフィルムでした。商業印刷での印刷適正もあってネガフィルムは特別な指定がない限り誰も使ってませんでしたな。現像上がりのフィルムにダーマトグラフで印や指定を入れて製版に回していたのも懐かしい思い出です。
プロが仕事で撮るのですから使う量もアマチュアとは比べものにならない莫大なものでした、それがあっという間にデジタルに変わってしまったわけで。今はオジサンのようなリバーサルファンが細々と使い続けているのが現実ではないでしょうか。多分消費量も最盛期の数%しかないと思われます。フィルムが流行っていると言ってもそれはほぼカラーネガフィルムの話、リバーサルフィルにまで手を出そうという熱いファンはかなりの少数派でしょうね。
オジサンはライトボックスの上で見るリバーサルフィルムの美しさにノックアウトされてからずっとリバーサルファンですけど、この楽しさを記事にして伝えて行っても、もう焼け石に水なのじゃないかと思っていました。ところがX-T20を使いだして、撮った写真をパソコンで見たとき、紛れもなくオジサンの思うリバーサルフィルムの色だったのですな、デジタルなのにライトボックスの上にかざして見るあの雰囲気がモニター上に再現されていたわけで。
厳密に撮り比べるとやはりデジタルな色合いなのかもしれません、だけど晴天の抜けるような青空や木々の緑の透明感はリバーサルのテイストでした。
フィルムだけじゃなくデジタルでもリバーサルを楽しめるとは思いませんでしたけど、改めてリバーサルフィルムが好きになりましたね。あの色合いはやっぱり美しいなと。
カメラにフィルムを詰めるところから始まるフィルムカメラの楽しさ、これが出来なくなる日がいつかは来るのでしょうけど、最後までしがみつきますよ。どんなに値上がりしても、リバーサルフィルムのストックは切らしませんからね。デジタルなX-T20を使いだして改めてリバーサルフィルムを見直してしまったオジサンなのでありますよ。

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2018年4月21日 (土)

フィルムカメラとX-T20の2台持ちを楽しもうかと。

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さて問題です。上の写真の中にデジタルカメラが一台紛れ込んでいます、どれでしょう。(笑)誰が見ても分かるおバカな写真なのですけどね、お家でブログ掲載用の物撮りをしていたときに、調子に乗って撮ってみました。カメラを並べていて、X-T20がなんだか馴染んでいるというか違和感がなかったですな。ボディー背面を見ると明らかにデジタルカメラですけど前から見る分には古いカメラたちと仲良くしている感じでした。(笑)
純正ズームレンズは似合わないので、ペンFTのレンズを付けて並べましたけど、この写真を見てもらえば大きさもだいたい想像付くかと、で、この写真に写っているフィルムカメラとの2台持ちで街を撮り歩こうかと思っているわけで。
新しく買ったヨドバシオリジナルのラムダカメラザックはピッタリのサイズ。他のものは入りませんけど、おかげで撮り歩いた帰りに、コンビニで余計なもの買って帰る事も無くなるかと。まじめに街を歩いて、まじめに写真撮って、まじめに行きつけの立ち飲みで一杯やって、まっすぐ帰宅なオジサンの正しい休日の過ごし方になりそう。(笑)
レンズ交換の出来るペンFTや、Canon NewF-1と一緒だと、X-T20にマウントアダプターを付けっぱなしにしておくとレンズを共用できるので、どのレンズを持って出るかが悩ましくなりそうですな、たくさん持って出ても、使わずじまいじゃただのお荷物ですからね。2台のボディーに、吟味したレンズをそれぞれ付けて、プラスアルファでもう一本持って出るかなって感じ。
X-T20はフィルムカメラなら当たり前の、巻き上げレバーが無い事以外は、操作感がオジサンが持ってるフィルムカメラと変わらないのが良いところ、手にした感じもね。あらかじめ各種設定を済ませておけば、撮り歩いている最中はデジタルカメラを使っている感じがしませんな、全然違和感無し。
EOS Kiss X7だと、手にしたときのプラスチック感がいかにもデジカメ使ってますでしたけど、そういうのが無くてなんだか馴染みます。まだ仕事帰りに南京町辺りを試し撮りぐらいしかできてませんけど。
設定は、フィルムシミュレーションでVelvia、ISO感度は撮るものに合わせて、記録画像はJPGファイン、露出はマニュアル、撮影後の画像表示は無し。撮ってすぐに見られるのがデジカメの良いところなのですけどね、あえてそれをしないのは、フィルムカメラの時のテイストにしたいから、いちいち見てたらリズム感が無くなるのですな。フィルムカメラでそんな事しながら歩きませんからね。フィルムの流儀に合わせて撮り歩くわけで。おかげでバッテリーも持ちますよ。
帰ってパソコンに移すまで何が写ってるか分からないって、フィルムを現像に出すのに似ていますな。なんだかそんなのも楽しくなりそうな、2台持ちなのでありますよ。(笑)

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2018年4月10日 (火)

富士フイルムさんが白黒付けたモノクロ事情に思う。

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4月6日に、富士フイルムさんがモノクロフィルムと印画紙の販売を終了というニュースが飛び込んできました。で、慌ててこの記事書いてます、掲載予定だった記事と差し替え。すでに製造は終わっているそうで、フィルムは10月頃、印画紙も10月から種類別に順次出荷を終えるそう。フィルムと言えばACROSしかなかったのでこのフィルムなのですけど、これを悲しむべき出来事ととらえるかどうかは、フィルムファンの中でも人それぞれだと思います。
オジサンが写真を始めた頃、父親の知り合いから頂いた古い暗室用品一式でモノクロ写真をやってました。スタートはモノクロだったわけで。その頃富士フイルムさんのネオパンSSよりコダックのトライXばかり使ってましたな。ISO感度100のネオパンSSよりISO感度400のトライXの方が使いやすかったのと、行きつけの写真屋さんの主人が100フィート缶から36枚撮りに巻き直してくれたフィルムを格安で、お金のない若いお客さんに売ってくれていたのでね。
トライXで撮ってD76現像が王道の時代。高感度フィルムの粒状感を少しでも無くすように、現像液の温度や希釈率を変えるなんてテクニックも雑誌に出てましたな。懐かしい思い出です。(笑)
その後富士フイルムさんからネオパン400PRESTOが発売になって、使ってみたらこれがすごく良くて一気に乗り換え。同じISO感度400なのにまるでISO感度100のフィルムみたいな粒状感だった記憶があります。調べてみたら1986年10月発売でした。
行きつけの写真屋さんもモノクロの需要が減ってトライXの巻き直しフィルムもやってくれなくなり、オジサンもすでに社会人として働いていたので、写真に使うお金は自分の稼ぎから出せるようになっていて、もう格安トライXを買うことはなかったですな。
オジサン実はカラーネガフィルムって一番使ってこなかったフィルムなのですよ。モノクロフィルムを使いながらカラーリバーサルフィルムの美しさに魅了されて、カラーと言えばネガでなくリバーサルな人になってしまったわけで。ただどんどんモノクロよりリバーサルを使う事の方が増えていきました。引き伸ばし機が寿命でダメになったのもありまして。自家フィルム現像だけは続けてましたけど、プリントできないとなると撮る数も減りましたな。
ネオパン400PRESTOはホント良いフィルムでよく使いました、それが製造終了になって代わりにACROSになったのですけど、モノクロはISO感度400が大好きだったオジサンにとって、ISO感度100のACROSはすごく良いフィルムなのは分かってましたけどそんなに使ってません。
今回の販売終了でモノクロフィルムの灯が一つ消えてしまうわけですけど、ニュースを見ていて思ったのが、需要がピークだった1960年代の1%にも満たなくなっていて、年率15~20%の割合で需要が減少、コスト削減を進めても採算がとれず安定供給できなくなったとありました、オジサン正直言ってそんなになるまで作り続けてくれたことに感謝したいなと、これが今の気持ちです。富士フイルムさんにありがとうを言わなくてはなりません。買い置きしてあるACROS、使うカメラも吟味して丁寧に使わせていただきます。

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2018年4月 8日 (日)

フィルム好きが新しく買ったカメラは…。

え~っとですね、ま~その~、何と言いますか、早い話言い訳なのですけどね…。普段からフィルムカメラの楽しさをさんざん書いて、フィルムって楽しいだの、この楽しさを知らないなんてもったいないだの、デジカメにはもう愛が無いだのと言いまくっているオジサンがですね、このたび新しくカメラを買ってしまったわけなのですけどね。
すご~く言いにくいのですけど、実はそれがデジタルなカメラでしてね…。あっ暴力はイケマセン、決して裏切り者なんかでは…、いきなり胸ぐら掴むの止めてください。デジタルに寝返ったわけでは無いのです、話せば分かる、これには森友問題より複雑な事情が有るのでございますよ。
「フィルムな人だと信じていたのにショック、炎上させます」って、そんな事言わないでください、オジサン決して宗旨替えしたわけでも改宗したわけでもありません。ブログ炎上なんてそんな物騒な事は…。決してフィルムを捨てたわけじゃないんですってば、もちろんまだまだフィルムで撮りますよ、ただこの先の写真ライフを考えた結果の苦渋の決断でして。(汗)
ブログのプロフィールには「フィルムもデジタルもこだわりなくその良さを楽しむのがスタイル。両方楽しめる今の時代は幸せだと思っております。」って書いてありますし、元々フィルム一辺倒ってわけではなく、デジタルの事も書いていたブログなのですから、その辺り広い心でご理解いただきたいなと。
確かに今はほぼフィルムに傾倒しておりますけどね、だからといってデジタルを全否定しているわけではないのですよ。フィルムカメラの楽しさの延長上に、デジタルカメラならではの最新のテクノロジーを享受した楽しさもあると思っておりますのでね。根幹がフィルム好きなのは、今もこの先も変わりませんし、防湿庫で順番待ちのフィルムカメラの記事をこれからもどんどん書くつもりですけど、並行してフィルム好きならではのデジタルな写真ライフについても書こうかと思っているわけで。
「もうフィルムでしか撮りません」って宣言してしまえるほど覚悟と経済力があるわけではないですし、フィルム寄りでありながら、どちらも楽しむスタイルで幅を広げたいわけで。
で、そういう辺りを楽しめそうなデジタルカメラを見つけてしまったのでありますよ。と言いますか、発売されたときに心が動いていたのですけど、高くて手が出なかったのですな。発売から1年以上、少し前のCP+2018で新製品が出たことや、他社から対抗馬のカメラが出たことで、じわじわ値下がり、何とかオジサンの手が届くところまで価格が落ち着いてきたので買ってしまったという。
どこのカメラかって?それはまだ秘密。ヒントは、見た目がアナログなダイヤル操作のとっても小型なミラーレスカメラ。このメーカーにしかできない画質モードがあります。マニアや通の方ならこれだけで「ふふ~ん、あれね」ってすぐ分かると思いますな。(笑)
このカメラでマニアックな写真ライフを楽しんでやろうかと思っておりますよ。あっ、もちろんフィルムカメラも放置プレイにしませんからね、なのでこのブログを見限らないでください、ホントお願いしますよ。

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2018年4月 5日 (木)

10年先の写真ライフを考えた春の断捨離。

行きつけの現像所の突然の値上げにショックを受けつつも、まだまだフィルムカメラを楽しむ事は止めませんけど、防湿庫のカメラやレンズを眺めていていろいろ思うところがありまして、この先々の写真ライフを考えて思い切って機材の断捨離をしました。どのカメラもレンズも愛着はあるのですけど、じゃあ持っていてもこの先使うのかって事を考えると出番が無いだろうなって考えるしかないモノがいくつかありましたのでね。
若かりし頃は機材の重量なんて考える事も無く、必要になるかもしれないと思えば全部持ち出して走り回っていたのですけど、そういうのがもう出来なくなっているのですな。軽量コンパクトは正義な、ためらう事無く持ち出せる小型軽量なカメラばかりが出場率上昇中、そこから外れたのは完全にベンチウォーマーになって防湿庫の隅っこで冬眠したままという。
まんべんなく使ってやる事が目標だし理想だと分かっていながら、現実はそううまくは事が回らないという事情がありましてね。生きている限り写真を楽しみたいと思っていながら、手持ちのカメラやレンズ全部に愛情を注ぐことが出来なくなってきているのですな。そう思うと、まず重量級のカメラやレンズはこの先出番は無いかと言う事で手放しました。
オジサンの写真ライフは街歩きが基本なので、写真を撮る道具なのか、ただの荷物なのか分からなくなっているのは使ってやれないかと。撮りたいって気分にならないのを置いててもねぇ。使ってみたいって思う方の所へ嫁いでもらった方が幸せだと思いましたし。
で、手放したのはクラシックカメラは中判のデカイやつを2台、あとはフィルム時代から長年お世話になったEOS関連の使ってないのをいろいろ。
フィルムカメラのEOSを使うことはもうないでしょうから、デジタルで小型軽量なEOS Kiss X7だけあればもう十分かと。ただEOS KissってセンサーサイズがAPS-Cなのでフルサイズ用レンズを付けると焦点距離が×1.6になってしまうのですな。ハッキリ言って使い勝手はよろしくないわけで。おかげでフィルム時代から使っていたEOSのレンズの出番がどんどん減ってしまって、保管しているだけになっているのが。
調べてみたら10年以上使ってないレンズや、すでにカタログから消えてしまっているレンズもありました。持っていた事を忘れてたのや、Lレンズのズームなんてデカイ重いのも。大枚はたいて買ったのですけどEOS Kiss X7には合わないし、もう持ち出す事も無いかなと考えて、一気に断捨離。EOSのレンズですのでね、現行ボディーに問題なく使えると言う事で使っていただけるチャンスは多いかと。
なぜかいっぱい持っているカメラバッグも手放しました。大きなショルダーバッグはもう無理。リュックがメインになっていますのでね、この先使う事は無いかと。思い切って春の断捨離をしたのは実は訳があっての事。その訳については、このブログでお伝えしたいなと思っておりますのでお楽しみに。(笑)

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2018年3月24日 (土)

それでもフィルムにしがみつく。

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「申し訳ないけどな、来月からちょっと値上げさしてもらわなあかんねん、時間もかかるようになってしまうしな。」行きつけの現像所でいきなり言われてしまったオジサン。目の前が真っ暗になりましたとまでは行きませんでしたけど、ショックでした。
値上げの事情は、毎日の集配便が無くなってしまうからだそう。今までは毎日フジカラーの集配便が回ってきて回収と現像上がりを持ってきてくれていたのですけど、それが諸事情により廃止になってしまうそうで、現像所から宅配便で送らなくてはならない事になったそうなのですな。当然時間もかかるようになりますし、宅配便の料金を上乗せしなくてはならないので値上げせざるを得ない事態に。
フィルムで撮る事が流行っているとはいえ、全体を見ると確実にフィルムを使う人が減って行っているのは紛れもない事実。現像所のご主人も「どんどん少ななってるわ、一部のファンが使うてくれてるのが現実ですわ」と悲しい状況にややあきらめムード。
フジカラーさんも各写真屋さんを回ってもフィルムの回収が少なかったり、全く無かったりだと営業の方が車を走らせる意味が無くなってしまいますからね。そういう部分に人員を割くことが出来なくなったと言うことでしょうな。
「この先いつまでやれるか分からんで。」とご主人から釘を刺されてしまいましたけど、そんなこんなも受け入れなければフィルムを楽しむ事なんて出来ませんからね。まだまだ元気で活躍してくれている、防湿庫いっぱいのフィルムカメラに引導を渡すわけには行きません、ネットの現像サービスを利用することも視野に入れつつ、何とかしがみつきますよ。(笑)
オジサンこのブログでしつこくフィルムの楽しさを書いておりますけどね、あまり響きませんなぁ。と言うか焼け石に水感が。
これが例えば松坂桃李さんや高橋一生さんみたいなイケメン俳優さんが自身のブログで「実はフィルムが好きで、いつもフィルムカメラ持ち歩いて撮ってます。」なんて書いたらカメラ女子の食いつきもコメントも尋常じゃないでしょうし、フジカラーさんにもう一度フィルムで儲けさせることも出来るのでしょうけど、いかんせん昭和レトロなオッサンブログですのでねぇ、女子のコメントなんて入ってきた試しがありませんなぁ。ほぼ同世代プラスアルファの熟した方々がほとんどなんでねぇ。(笑)って皆様スミマセン暴走してしまいました。
ま、こんな時代、お金はかかるようになりますけど、大好きなお酒を減らしてでもフィルムにしがみつきますけどね、オジサンがそこまでしても止められないフィルムの楽しさ。知らない人は不幸だと思いますなと言い切ってしまいましょうか。(笑)

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2018年3月15日 (木)

リバーサルフィルムの適正露出って何?

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使っているフィルムがほとんどリバーサルフィルムなオジサン。決してネガフィルムが嫌いなわけじゃないのですよ、現像上がりがそのまま完成品なリバーサルフィルムの美しさが好きで使い続けているわけで。反転するまで分からないネガフィルムとは根本的に違うので、これはもう好みの問題かと。(笑)
リバーサルフィルムって露出がシビアで難しいとかよく言われますな。オジサンそうは思わないのですけどね。ネガフィルムだからラフな撮り方でも大丈夫なんて事はありませんから、どちらのフィルムでもきちんとした露出で撮る事が基本だと思いますね。
ただネガフィルムの場合、陰画(ネガ)からプリントやスキャナーで陽画(ポジ)にして初めて完成品なので、その過程で調整できます。真っ白けに飛んでしまったのも、真っ黒けにつぶれてしまったのも、ネガに少しでも階調が残っていれば救済が利くわけで。ま、そこまで失敗しちゃったのは、キレイなプリントなんて、もはや作れませんけどね。(笑)
リバーサルフィルムは、見たまんまがそのまま陽画としてフィルムに定着しています。白飛びですっこぬけたのも、真っ黒けにつぶれたのも一目瞭然、救いの手はどこにもありませんな。もう一度撮り直すか、泣きながらPhotoshopで画像処理して作り上げるかしかないかと。いい加減な判断で撮ってしまった結果というシビアな現実を突きつけられるわけで。
逆に言えばココが醍醐味と言うか一番の面白さ、リバーサルフィルムの世界から抜け出せなくなる部分なのでありますよ。撮ってみると分かるのですけどね、たった半絞りの違いでも印象が変わります。そんなリバーサルフィルムで適正露出を考えるって「何だかオレ、まじめに写真撮ってるな」って気分になれる楽しい部分なのですな。(笑)

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ラチチュードって言葉聞いた事ありますか、堅苦しく言うと「感光材料(フィルム)が画像として再現できる露光の範囲」、古い写真の雑誌だと「露出寛容度」なんて書いてます。オーディオの世界で言うところのダイナミックレンジですな、どれぐらい低い音から、どれぐらい高い音まで再生できるかって事ですけど、これのフィルム版だと思っていただければ。明るいところから暗いところまで、このフィルムはどれだけ再現できるの?って事。一般的にネガフィルムはラチチュードが広く、リバーサルフィルムは狭いので露出がシビアって言われますけど、オジサンはそこのところは余り重要視していません。リバーサルであれネガであれ、どう撮りたいのかの方がスゴく重要だと思っているので、リバーサルフィルが特に難しいフィルムだとは思えないのですな。撮りたいモノに対して自分の意見をちゃんと言えるかってところが実は大切だと。
例えば日差しが当たっている部分はくっきり色鮮やかだけど、影の部分は暗くてよく見えてないような、明度差が激しい被写体の場合、両方を生かしてラチチュード内に収めて撮るなんてネガでもリバーサルでも無理。デジカメだとその辺り内蔵している画像処理エンジンとやらが、そつなくヨロシクやってくれますけど、フィルムはその判断を撮る人が考えなくてはなりません。
明るい部分重視なのか、暗い部分に撮りたい目的のモノがあるのかで、露出計で測った値から出来上がりの写真を想像して、自分にとっての適正露出を決めるわけで。外はお日様サンサンな日に、室内で撮るときなんてまさしくそう、室内をキレイに写そうとすると、窓の外の景色は白く飛んでしまいます。反対に外の景色がキレイに写るように露出を決めると、室内は真っ暗、窓枠もシルエットになってしまいます。どっちが撮りたかったのかは、そのとき何に感動したのかという撮り手の気持ちでしかないわけですな。

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適正露出って何でしょうね、詰まるところ撮るモノのどこをどう生かすかの判断だと思うのですよ。そう考えればリバーサルもネガもフィルムで撮る限り同じ事、リバーサルフィルムが難しいなんて事はありませんよ。それよりもライトボックスに乗せたときのあの美しさがオジサンは好きなので、ず~っとリバーサルファンなのですな。(笑)
適正露出は人それぞれ、影の部分がつぶれても光の当たっているところ重視で、さらにPLフィルターで空やモノの反射を押さえて色彩が色濃く出るような撮り方が好きだったので、若いときに撮った写真を見るとそんなのばっかりなオジサン。あのときは、これが自分の適正露出だったのですな。今回掲載したのはそんな写真ばかりです。
興味のある方はリバーサルフィルムを1本、テストするつもりで露出を考えながら撮ってみてください、マニュアル露出のできるハーフサイズカメラだと36枚撮りで72枚撮れますから、いろいろ試せると思いますよ。面倒くさいですけど、露出の値を逐一メモしながら撮る事をオススメします。現像上がりを見ると、どのくらいで白く飛んじゃうのか、黒くつぶれるのかが一目瞭然、自分が何をどう撮りたかったのかも客観的に見えてきます。
その中で一番美しいと思った写真があなたの適正露出です。

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2018年3月 6日 (火)

幸福の価格。(笑)

カメラはどこで買いますか。ヨドバシカメラのような量販店ですか、価格.COMで調べてネットですか、それとも中古カメラ屋さんですか。
写真を撮りたいという欲求があってカメラを買い求めるわけですから、どこで買おうとその方の自由なのですけどね、オジサンの場合カメラを買うと言うより、誰も見向きもしなくなった、写真を撮る道具として見切りを付けられてジャンクワゴンで泣いているカメラを救出する事が多かったですな。
ある意味目利きになりましたよ。まだまだ使ってやれるどころか、チョイトばかり手を入れてやれば復活するようなカメラが、ほぼ廃棄処分の扱いでがっさりワゴンに並んでいたのですからね。お値段も立ち飲み一回分以下なんてのがいっぱい、そんなのを救出してきて直してましたな。写真が撮りたくてカメラを買うというより、このカメラを直してみたいってのが、あの頃は強かったかもしれません。おかげで色んなカメラとお友達になれましたけどね。(笑)
もちろんジャンクカメラだけじゃなくて、きちんとショーウインドーに並べられていたカメラも買いましたよ。デジタルカメラの普及でフィルムカメラがどんどん見向きもされなくなっていった頃、往年のフラッグシップ機や、とても手が出なかったフィルムカメラが、お手頃価格で並ぶようになりましたからね。
フィルムで撮る人が減っていくと、当然売れなくなるわけで、コレクターが飛びつくようなモノはまだまだ高価でしたけど、たくさん生産されていた名機などはコンディションのいいモノを選び放題でした。
たぶんデジタル一眼レフを買うのに下取りに出したのだと思うのですけど、ニコンのF一桁やキヤノンのF-1、EOS-1が一時ずらりと並んでましたからね。
オジサンも憧れのフラッグシップ機Canon NewF-1を買いました。発売当時(1981年)オジサンの月給2ヶ月分だった高嶺の花。フィルムカメラにオーラがあった時代には中古でも手が出なかった、性能もお値段も文字通りフラッグシップ機が、ほぼ1/3のお値段、しかもコンディションは、ほとんど使われていないのが分かる超美品、一週間悩んでゲット。もうね、嬉しかったですな、毎日なで回してました。このブログのバナーに載っているのがそれです。(笑)
中古カメラフェアによく行っていた頃、札ビラを切って高価なカメラやレンズを買い求めていく方を見かけましたけど、どうしてもそのカメラが欲しい、このレンズで撮ってみたい方には、もう値段なんてどうでもいい世界、安く買えるに越した事はないですけど、なかなかお目にかかれないブツだったりすると、値段より幸せになれるかどうかが問題なのですな。興味のない人には有り得ない高額であってもね。
幸福の価格って何でしょうね、ブランド物だったり高級車だったり、幸せになれるモノは人それぞれでしょうけど、「シアワセ」ってお金がかかりますな、でも幸せ。(笑)

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2018年2月25日 (日)

オートのカメラの出番が減っている件。

休日はスローペースで街を徘徊しながら写真を撮っておりますけど、ゆっくり歩くようになると、撮り方までゆっくりになりますな。1カット撮るのに露出計で測って、その出た目を元にアンダー目にしたり、オーバー目にしたりを考えて、カメラにシャッター速度と絞り値をセット、おもむろにカメラを構えて構図を決めてパシャッ。フィルム巻き上げて、またてくてく歩く何とものんびりな撮り方。急ぐ事なんてありませんから、こんな風に撮り歩くのが楽しいのですな。
そうなると、持ち出すカメラ選びも変わってきます。ついついマニュアル操作の出来るカメラを選んでしまうわけで。自分の決めた露出で、どんな風に写るか想像しながら撮るのが醍醐味と言いますか、特にリバーサルフィルムで撮る事がほとんどなオジサンにはこの部分がとっても重要。なのでカメラ任せで押せば写るカメラの出番が激減しています。
まんべんなく使ってやる事を今年の目標にしているのですけど、防湿庫の隅っこで泣いてますな。使わなきゃって思ってはいるのですけどね、一番下の段にはそんなオートなカメラが身を寄せ合って並んでいます。
オリンパスペンEシリーズ、リコーオートハーフなんてとても素晴らしいカメラなのですけどね、リバーサルフィルムでも十分納得の写りなのも分かっているのですけど持ち出してないですな~。今は何となくマニュアル操作でじっくり撮るのが気分なので、気分が変われば持ち出すとは思いますけどね。
逆にオートのカメラを持ち出すときは、露出計も持たずカメラを信じて撮り歩くのを楽しむのがいいでしょうな、ただ今はその気分じゃないって事、オジサンはわがままですからね。(笑)
なので防湿庫の上の段にはマニュアルで使えるカメラばかりが並んでいます。マミヤスケッチにTENAX II、ROBOT STAR1、ペンFT、ペトリカラー35、ペンS、PERKEOⅠにマミヤ6、NewF-1などなどが買い置きのフィルムと一緒にいつでも出場できるようにスタンバイ、なんだか眺めていても楽しい。(笑)
完全マニュアルで露出を決める楽しさって何でしょうね、全部自分が関わったってところでしょうか、失敗しても自己責任、自分の判断ミスでこんなダメダメな写り具合ってところも、なんだかすごくイイ感じに撮れたときのシメシメ感も全部、自分とカメラの共同作業でフィルムに焼き付いているのがイイのですな。
オートのカメラはこの部分がお任せなわけで、チョイトばかり消化不良なところが今のオジサンが持ち出さない理由なのでありますよ。
なのでオジサンの気分が変わるまでおとなしく待っていて頂戴ね。(笑)

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2018年2月 3日 (土)

これも自撮りの一種かな?(笑)

一時期、休日に南京町を歩くと、自撮り棒の先にスマホを付けて写真を撮っているカップルをよく見かけました。そこかしこで自撮り棒乱立してましたな。(笑)最近は少し減ったように思います。スマホのカメラがデュアルレンズだとか良くなったようで、自撮り棒無くてもカップルなら手を伸ばして十分撮れるようになったからでしょうか。道具がいらなくなった分手軽に撮れるので、これまたそこかしこで片寄せ合って撮ってますな。
instagramばやりで「いいね」をもらえる映える写真を撮るために皆さん躍起になってます、写真を撮るのはもはやイベントやゲーム感覚な時代ですからね。若い人だけでなく年輩のグループも同じように撮ってますな。写真を撮って皆にばらまいて共有するのが今時の作法、オジサンにはどんどん分からない世界になってます。(笑)
自撮りを楽しむのって、自分の存在のアピールなのでしょうか、それとも単なるナルシストなのでしょうか、よく分かりませんな。いつでも必要なときにすぐ撮れて、いらなくなったら即削除して何事も無かった事に出来るのがいいのでしょう、多分。(笑)
オジサンは自分の写真を撮る事はありませんな。以前は正月だとか誕生日だとかに家族で記念写真を撮ったりしてましたけど、それもだんだんやらなくなりました、撮った写真を見ると年々劣化が進む姿しか写ってないのでね、見ても全然嬉しくないですな。なのでオジサンの写真は家内に撮られた、酔っぱらって寝てしまっている姿ばっかり。目を開けている写真が一枚も無いってどういう事?(笑)
自撮りはしませんけど、思いもせず自分の姿が写ってしまうことはありますね。街歩きでショーウインドーを撮るときなんて、真正面からだとカメラを構えた自分の姿がくっきり写ってます。有名な写真家のエルスケンが二眼レフを構えたセルフポートレイトはカッコいいですけど、オジサンはどう見てもヨロシクないですな。お辞儀して二眼レフを構えるとハゲ頭しか写りませんからね、どんなに頑張っても美しくならないという、当然ブログにも使えね~写真。(笑)
ただシルエットで写る分にはまだいいかと。夕方の日差しが傾いて影が長くなる時間帯に順光で撮るような場合ですな。広角レンズ好きだったので、カメラを構えると、自分の影が画面に写り込みます、長く伸びた影なので足も長く見えますし、これならまだ絵になるのでは。(笑)
自撮りと言うにはチョット違和感のある写真ですけどね、自分が写っている事には変わりがないかと。ミッキーマウスの耳の付いた帽子でもかぶって撮ればシルエットの写真でも面白くなるかもしれませんな。(笑)

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