写真とカメラ、あれこれ

2017年10月10日 (火)

ゆるふわ系ならぬ、ゆるふら系なオジサン。(笑)

○○ガールだの○○女子なんて言葉が流行りだした頃、当然ながらカメラ女子というのもありましたな。今となってはすっかり定着した感じがありますけど、女性写真家やカメラウーマンがいっぱい出てきたのもこの頃だったかと。
ま、どれもこれも似たような写真という印象でしたな、時代といいますか、そういうのが心地よいと思う人たちが多かったのでしょうね。若い写真家に共通するテイストとでもいいましょうか、昭和レトロなオジサンには露出オーバーにしか見えない明るすぎる写真がいっぱい、駅のポスターや広告でもその手の写真をよく目にしました。
女性写真家の撮るちょっとオシャレなそういう写真に感化されたり影響を受けたりして、カメラを手にする若い女性が増えたのはいい事だと思いますけどね。「ゆるふわ系」なんて呼ばれている、何となくぽわ~んとした明るくてすっこぬけたような写真、オジサンが写真に手を染めた頃にはそういうのは無かったですな。
なので今でも写真に関しては濃厚大好き。色彩ギトギト、明暗くっきり、コントラスト高め、露出アンダー、ガチガチシャープな写真はオールウエルカム、若い頃はさらにPLフィルターを常用して被写体の反射を抑えて、色彩の濃度を上げて撮ってましたからね。そのころの写真を見ると青空なんて青じゃなくてほとんど濃紺。(笑)
さすがにもうやりませんよ、今は素直でナチュラルな写真を心がける、素敵なカメラオジサマ目指し中。(笑)
そんなオジサンはゆるふわ系ならぬ「ゆるふら系」。ゆるい生活と、お酒ばっかり飲んじゃってふらふらしてるので自分で名付けました。(笑)
もういい加減お酒の量を減らそうと思ってはいるのですけどね、減りませんな。食欲の秋なんて言いますけど、暑さが去って食欲が出てくるのと平行してお酒も飲んじゃうわけで。この季節は美味しいものがいっぱいですからね、にらみを利かす家内がトイレに立ったすきにコソコソお酒を注いじゃうのですな。
「も~」って叱られちゃうのですけどね、「これで最後」って言いながら3杯目。(笑)
味覚の秋はいつも以上に食べてしまいます、松茸以外のキノコは全部入りの「逆松茸ご飯」に、よくぞ戻ってくれましたの「戻り鰹」、当然サンマも外せませんな、煎った銀杏は一杯余分に飲めますしね。やっぱり秋は和食に日本酒かなぁ。
で、飲んじゃって、あれもしよう、これもやろうと思っていた事が、どうでもよくなって寝てしまうという、ゆるゆる生活、翌朝はお腹の具合もゆるゆる、お家のトイレ、駅のトイレ、職場のトイレで3回反省、お尻が痛い。(笑)
しかも休日は写真を撮りに出かけて、その後また飲んじゃうという。いい写真が撮れたから一人で祝杯、ふらふらで帰って、いつも通り叱られるわけで。
働く、寝る、撮る、飲むのたった4パターンしかないシンプルライフなゆるふわ系オジサン。飲んでばかりだからこんな文章しか思いつかないのかも、反省。(笑)

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こんなふうに、PLフィルターで空の色をガッツリ落として、アンダーに撮るのが好きでした。

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2017年10月 8日 (日)

フィルムで撮ったら色が変って…色温度のオハナシ。

アート系フィルムとでも言えばいいのでしょうか、色が偏ったり、まともな色が出ないのを楽しむフィルムがありますけど、オジサンはちょっとそういうのは苦手なので使ったことはありません。デジタルカメラのように撮った後でどうにでも加工できる時代に、撮るときからすでに色がまともじゃないフィルムというのが理解できないわけで。
それを楽しんでらっしゃる方もたくさんおられるので何も言いませんが、賞味期限切れのフィルムで撮ってるようで、何となく違和感を感じるのですな。
デジタル一眼レフが普及しだした頃、ホワイトバランスはオートがいいのか、その場に合わせて変えた方がいいのかカメラ雑誌で取り上げられてたりしましたな。オートホワイトバランスの精度が低くてとんでもなく変な色になったり、その場のナチュラル感を生かせずに、すごく補正されてしまったりする事が時々ありましたからね。おかげでホワイトバランスって言葉が認知されるようになったわけで。
今はそんな事も無くなって、オートで全然問題なく撮れますし、それがデフォルト、スマホのカメラなんてそんなの意識することなくきれいに撮れるので、もうだれもホワイトバランスなんて気にしなくなっているのだと思います。で、そういうカメラでしか写真を撮ったことがない方がフィルムで撮ったときに遭遇するのが「色が変」問題。
今売られているフィルムはデーライトタイプのもの、要するに日中の太陽光、色温度で言うとおよそ5500Kで正しい発色をするように作られたフィルム、なので違う光源下では色が変な事になります。
フィルム全盛時代はそれを補正するためのフィルターが売られていました。いわゆる色温度を変換するLBフィルター(light balancing filter)というもの、アンバー系のLBAとブルー系のLBBの2種類、強さの度合いが数値で表記してありました。
これとは別に色そのものを変えるCCフィルター(color compensating filter)もありました。プロカメラマンはこれらのフィルターを駆使して、色を補正したり、夕方のような色合いにしたりして撮るのが当たり前だったのですな。オジサンも色々持ってましたよ。(笑)
デジタルカメラになってその辺りがすっかり必要なくなってしまったので、もうだれも色温度なんて意識どころか知らなくなっているのだと思います。デジカメ感覚で写ルンですで撮ったら色がおかしかったのはその撮った場所の光源が問題。
「フィルムって緑色に写るんですね」って言われて、見せてもらった写真は蛍光灯で照らされた室内で撮った写真でした。ちゃんと説明しましたよ、間違った思いこみをされては困りますからね。「フィルムだと夕焼けがより赤く写りますね」って言うのも同じく色温度のせい。
デジタル一眼レフをお持ちならRAWで撮って現像ソフトでホワイトバランスを変えてみると一目瞭然。太陽光、日陰、蛍光灯、白熱灯で色合いががらりと変わるのでわかりやすいかと。
フィルムはホワイトバランスを太陽光に設定して撮っているのと同じ事なのですな。
この記事を書いていたら、面白いニュースを見つけました。富士フイルムさんのカラーネガフィルムREALA(リアラ)が未来技術遺産に登録されたそう。「第4の感色層技術」で忠実な色再現を飛躍的に向上させたところが評価されたのだそうですな。
オジサンにとってはREALAは特別なときに使うネガフィルムという位置づけでした。ちょっとお高かったですしね。でもこのフィルムからのプリントは本当にきれいでした。頼まれた結婚式の写真とかで使ってましたな。
おかしな色を楽しむフィルムも写真の楽しみ方ですけど、色温度のことも考えつつ、REALAで渾身の一枚を撮ってみるのも楽しいと思うのですけどねぇ。(笑)
L24862_blog 蛍光灯の下で撮ったもの、こんな感じでグリーンに色かぶりするわけですな。

L07881_blog水銀燈だともっと極端な色かぶりをします。フィルムカメラで体育館でスポーツを撮るとこんなふうに色がかぶってましたな。そう思うとデジタルはこういう状況で便利だと思いますね。

L05495_blog ずいぶん古い写真なのですけど説明用にいいかと。尾道で夕日に照らされる渡船。同じ色かぶりでも、夕日だと印象的になったりします、朝日も以下同文。(笑)

L27539_blog 白熱電球で照明されたブティック、これも夕日と同じく赤く色かぶりします。人の目で見たのよりフィルムだとドギツク写ったりするのですけど、こればっかりは予想できませんな。

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2017年10月 7日 (土)

写真は変わって行くけれど。

実家で出てきた古いアルバムを見ていて思った事なのですけどね、そこには生まれたばかりのオジサンの写真から始まって、七五三や入園式や入学式、誕生日のお祝いだとか、途中からは弟の写真も並んで、まさしく絵に描いたような子供の成長記録が父親直筆のコメントと共に貼り付けられていました。
きっと父親はオジサンが生まれたのを機に記録に残そうとカメラを買ったのだと思います。何というカメラだったのかは分かりませんでしたけど、紛れもない事実として、そこには家族の歩んできた時間の記録が写真という形で残っているわけで。
あの頃は写真を撮るというのは「記録」するためというのが多かったと思います。写真が趣味で、自分の作品を撮ったりする人とは違って、一般的な人は子供の成長記録であったり、家族の写真だったり、旅行先での記念写真だったりが写真のすべてだったのではないかと。
他人に見せると言うより、家族や親しい人たちと過ごした時間の記録のためのアルバム。どこの家でもそんなアルバムがひっそりとお家の片隅に保管されているのではないかと思ったのですな、それが写真の役割だったのじゃないかと。
今思うとデジタルが写真の役割を大きく変えたわけですけど、1994年発売のデジタルカメラ、カシオQV-10はその始まりだったのじゃないかと、背面に確認用の液晶パネルを初めて搭載、レンズ部分が回転して自撮りも出来、低価格ということもあって当時のヒット商品でしたな。
知り合いのカメラマンが個展をやったとき、そのパーティーでなぜかみんな持ってたのを思い出しました。撮ったその場で液晶画面を見ながら盛り上がってました。画素数25万画素と少なく、背面の液晶画面も小さなものでしたけど、その場でこんな風に撮れたっていうのを見られるというのが画期的だったわけで。ポラロイドカメラもその場で見られる楽しさがありましたけど、デジタルカメラはそれをもっと手軽にしてしまったのですな。
おじさんが初めて使ったデジタルカメラは、キヤノンパワーショットA5。とある賞の賞品で貰ったものだったのですけど、行きつけの酒場に持ち込んで常連客の写真を撮っては液晶画面を見せて遊んでました。撮ってすぐ見せると皆さん安心するのか、色々ポーズをしてくれたり、おどけた表情を見せてくれたりするのが面白かったのですな。
フィルムと違って、どう撮られたのかすぐ見られるデジタルカメラの出現は、写真の意味を変えて行くものだということに、そのとき気が付くべきだったのかもしれません。ただあの頃は、画質も画素数も大したことなく、サービスサイズにプリントするのも苦しいようなモノでしたので、遊ぶには楽しいけどカメラとしては認めていない気持ちがあったのだと思います。
時代は変わって、今はスマホで恐ろしい数の写真が毎日撮られています、これ以上お手軽に写真を撮れる道具はないでしょう。写真は撮った瞬間から記録の側面を持つのは変わりないですけど、今は記録よりもコミュニケーションのためのものに役割が変わっています。一目瞭然な写真は言葉の壁も関係ありませんからね。instagramなんてまさしくそんな世界。
昔と違って手軽に写真が撮れる今、一人の人が一生に撮る写真の量も莫大な数だと思います。共有するのも簡単、いらなくなったら消すのも簡単。
大量に撮って消費されていく写真、写真は変わって行くけれど、アルバムに残していた頃のように、きちんと丁寧に撮りたいものですな。
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2017年9月26日 (火)

写真を撮るときのジンクスってありますか?

ジンクスって言葉がありますね、勝負事の世界などで、いい結果が出たときと同じ事をやってみるとかいう、いわゆる縁起担ぎ的な事なのですけど、勝負事だけでなくて、色々な場面でジンクスってありますな。
今日は仕事で大きなプレゼンがあるので、前にうまく行ったときと同じネクタイをして行くだとか、靴を履くとき左足からだとか、持ち物を変えてみるとか。勝負服なんてのも一種のジンクスかもしれません。なんだかうまく行ったときと同じ事が起こりますようにって、自分にかけるおまじない的なものでしょうか。
で、思ったのですけどね、写真を撮るときのジンクスって何だろうと、写真を撮りに出かけるときに、必ずやることや、無意識にやっている事ってあるかなと考えてみたのですな。皆さんは写真を撮るときのジンクスってありますか?オジサンは色々出てきました。
まず今日はしっかり写真を撮りたいってときは、グリーン系の靴下を履きますね。これは若い頃、青春18切符で色々なところへ出かけては写真撮ってたとき、ふらりと降りてみた駅の近くで、すごく渋い商店街を見つけて狂喜乱舞、撮っても撮っても撮り飽きず、モードラぎゅんぎゅん言わせて撮りまくった時に履いていたのがグリーン系の靴下だったから。(笑)
なんだかそれからはいい被写体と言いますか、物件と出会いたいときはグリーン系の靴下を履くようになってしまったのですけど、最近は気合い入れて撮りたいときにも履いてます。(笑)たかが靴下なのですけどね、気分が変わるのですな。いい予感がするとでも言いましょうか、なんだかいい街並みやシーンと出会えそうな気持ちになるわけで。
街を歩き回って写真を撮るので、そのときに持って出る物や着る物に関するジンクスと言いますか縁起担ぎは多いかも。靴の選び方だったり、ハンカチはカメラ柄のって決めてたり。
一時よく着ていたのがドンケのカメラマンベスト、純粋に便利だったので着ていたというのもあるのですけど、これを着て出かけるといつもの5割り増しぐらいでいい写真が撮れるような気がしたのですな。なんだかプロカメラマンになったような気分とでも言いましょうか気合いが入るという、オジサン単純なもので。(笑)
考えてみると、それをやったからいい写真が撮れる保証なんてどこにもないのに、やらずに出かけた事に気が付いたら一気にトーンダウン、今日はいい写真が撮れないかもって不安になったり、落ち込んだりするのがジンクスかと。バカげた縁起担ぎと言われればそれまでなのですけどね。(笑)
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2017年9月12日 (火)

ロバート・フランクの写真展にお出かけ。

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正直なところ申し上げますとですね、名前は知ってました、写真史について書かれた本などでは必ず出てくる外せない人。独自の視点でストリートフォトの世界を切り開いた有名な写真家、写真も本で何点かは見たことがあります。ただあまり好きなタイプの写真ではなかったので、関心が無いというか興味が無くてそれ以上の知識もなかったのですな。そんなオジサンがロバート・フランクを見に行ったことを書こうかと。(笑)
何でロバート・フランクなのって思いましたけど、神戸開港150年記念の連携事業の一環として行われる現代アートの祭典「港都KOBE芸術祭」のひとつなのだそうですな。名前は知っているけど、まとまった数の写真を見るチャンスは無いですからね、家内が行こうと誘ってきたのもあって出かけたわけで。
開催趣旨の説明をざっくり解説するとですね、ロバート・フランクさんのオリジナルプリントは芸術的価値が出てしまって、すご~く高くなってしまっているそうですな。そんなのを借りてきて写真展をすると、保険料も膨大、劣化を恐れて出したがらない所蔵者もいるそうで、まともに写真展をしようとするとこれはもう無理。
自分の写真を若い人にも見て貰いたいロバート・フランクさんとドイツの出版人ゲルハルト・シュタイデルさんが考えたのが、安い新聞用紙に高画質で印刷して額にも入れずに会場に吊してしまおうというアイデア。写真展が終わったあとは破り捨てられて美術市場にも出回らないようにするのだそうです。すでに世界各地を巡回しているようで、それが神戸にやって来たというわけ。
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きちんとインフォメーションしておきますね。
「ロバート・フランク:ブックアンドフィルムス、1947-2017神戸」
場所はデザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)
日時は9月22日(金)までの10時~18時、期間中は無休です。
入場は無料、中での写真撮影もOK。

関連イベント
■シュタイデルブックフェア
ロバート・フランクさんの写真集とシュタイデル社の書籍展示・販売
9月22日(金)まで、元町旧居留地、三井商船ビル内SALONにて。

■映画「Don't Blink ロバート・フランクの写した時代」上映
9月16日(土)~10月1日(日)まで、元町商店街4丁目の元町映画館にて。

知ってる人には今更ですけど、デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)は三宮駅からフラワーロードをてくてく南に歩いて国道2号線を渡ってすぐの所。神戸税関の時計塔の立派なビルの道路挟んで東向かいのレトロなビル、その1階でやってます。
広い会場いっぱいに吊された写真は圧巻、結構足早に見たのですけど、それでも1時間半ぐらいかかりました。写真だけでなく映像もあるので、見応えはあるかと。写真集も吊してあって自由に見ることが出来ます。無料の写真展でこのボリュームは結構お値打ち。ロバート・フランクさんにさほど関心が無かったオジサンもまとまった数を見られて満足でした。興味のある方はぜひどうぞ。
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2017年9月 9日 (土)

死ぬまでに手にしてみたいカメラが無かった件。

出来る出来ないは別にして、死ぬまでにやってみたい事って何ですか?えっ、綺麗なお姉さんと素敵な一夜?、イケメン男子にお姫様だっこ?そんなの死ぬまで待ってなくてもすぐにでも出来そうじゃないですか、叶えたいのなら努力してくださいよ。(笑)
オジサンはそうですなぁ、クイーンエリザベス号で世界一周の船旅なんて憧れますな、船好きなもので。ま、時間も無ければお金もありませんのでね、夢のまた夢なのですけどね。一応宝くじは買いました。運良く当たれば行けるかも。いや、当たれば絶対行きますね。(笑)
年齢と共に「死ぬまでに」って言葉が夢でなく、目の前の現実になりつつありますが、写真好き、カメラ好きのオジサンのブログですのでね、そんなマイナス思考も楽しい写真ライフに重ねてみたらどうなのよって考えたわけですな。
で、もしもお金や時間や何の制約も無ければ、死ぬまでに手にしてみたい、使ってみたいカメラって何なのだろうと、そんなネタを思いついた休日の早朝午前3時38分。早起きにもほどがありますが、こんな事を思いつくのも早朝ならでは。スッキリした頭でおバカな事を考えています。(笑)
で、思いつくままに色々カメラを挙げてみたのですけどね、意外なことに全然思い浮かばなかったという。アレもコレもっていっぱい出てくるに違いないと思ったのですけど、オジサンのカメラへの知識が乏しいのか、今までさんざん色々なカメラとまみれてきたせいか分かりませんけど、どうしても使ってみたいという気になるカメラが出てこなかったのですな。
まずデジカメは全く興味なし、ライカ、ローライ、ハッセルなんてお高いカメラも全然使ってみたいと思わないので対象外、へんこオジサンのせいか、伝説やウンチクにまみれたカメラって、その方面の信者の方々にお任せしておけばいいかと思っているので自分で使ってみたいという気に全然ならないのですな。
クラシックカメラの楽しさを紹介しているような本を眺めてみても、なんだかピンとこない、カメラへの興味が薄れたわけではないのですけどね、そそるものを感じなかったのですな。
これはどういうことなのだろうと考えてみたのですけどね、思うに中古カメラ屋さんがつまらなくなった事が一番の原因かと。やはり目の前に実物が並んでいるというのは一番そそりますからね。そんな中古カメラ屋さんでデジカメが幅を利かすようになって、オジサンが思うお宝カメラが減ってしまっているのですな。はっきり言うと楽しくなくなってしまったわけで。
思えばマミヤスケッチとの出会いは衝撃的でした。初めてのある街を撮り歩いていたとき、冷やかしのつもりでふらりと入った写真屋さんの中古コーナーで目が合ってしまったのがファーストコンタクト、そのときは知識も無かったので、なんだか気になる出で立ちのカメラだなと思っただけで帰ったのですけどね、調べてみてどうしても使ってみたくなって、居ても立ってもいられず、もう一度出かけて手にしたカメラでした。オジサン、ハートをましかくに打ち抜かれたわけで。(笑)
その気は全然無かったのに目の前のカメラのオーラに勝てなくなってしまうという、そんな楽しみが中古カメラ屋さんに無くなってしまってから、このカメラで写真を撮りたい、どうしても使ってみたいという気持ちになるカメラとの出会いも遠ざかってしまったわけで。
オジサンの今持っているカメラはそんなワクワクが止められなくて集まってきた精鋭部隊、これを越えるオーラを放つカメラがこの先出てくるのか分かりませんけど、きっと何処かにワクワクさせてくれるカメラは隠れているに違いないと死ぬまで思っていたいですな。(笑)

Kintetucamera001_blog 以前はデパートの中古カメラフェアなんてのも、朝早くから出かけてジャンクカメラ争奪戦に参戦したりしてたのですけどね。今はそういう催し物自体が無くなってますね。さびしいかぎりです。

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2017年9月 3日 (日)

手ブレするのは心構えの問題だった件。

オジサンがいつも作業をするパソコンデスクは、左手に北向きの窓があります。ブログに掲載するカメラそのものの写真や物撮りの時にレースのカーテン越しの自然光で撮れるので好都合なのですな。
チャチャッとキーボードをのけて、その前に黒い紙を敷いて、撮りたい物を並べて、レフ板立てて撮ってしまうわけで、いわば簡易スタジオ。(笑)書きためた記事に合わせて、休日の午前中にまとめて片づけてしまうことが多いですな、撮ってすぐブログ用に加工してしまうのでデジカメで撮ってます。カメラはEOS Kiss X7にキットレンズの標準ズームのお手軽セット。記事に合わせた説明用写真にフィルムなんてもったいないですからね、これで十分なのですな。
ところが最近撮った写真に手ブレカットが頻発しているという。手ブレ補正をONにしているにも関わらず、画面で拡大すると明らかにブレてる。
あれれって思ったのですけど、確かに最近、細かい作業をしようとすると、何だか一発で定まらない。紙を切るときも定規を当てて、カッターをそれに沿わせるのに定まらなかったりすることが増えています。
どんどん劣化中のオジサン、嗚呼もうカメラもまともに構えられなくなってしまったのかと激しく落ち込みました。ブレた写真しか撮れない体になってしまったら写真を卒業、そのまま人生も卒業しなくてはならないかもとガックリ来ましたな。
これはゆゆしき事態なのでありますよと、心の片隅にもし写真が撮れなくなったらどうしようという闇を抱えていた訳なのですけどね、ところがそれがすっきり晴れ晴れしてしまったのですな。手ブレしている写真はデジカメもしくはipadで撮った写真だけだったというのが分かったわけで。
何故かフィルムカメラで撮った写真は全然ブレてないのですな、気合いといいますか心構えといいますかきちんと写真を撮らなくてはならないという気持ちがどこかで働くのでしょうね。ぜんぜんブレて無い、老眼のピンぼけはありますけど手ブレはまるでしてないのですな。
簡単お手軽、撮った後でどうにでもなるデジタル写真、ちゃんと撮っているつもりなのですけど、どこか真剣に写真を撮ろうという気持ちが失せているのだろうと思います。
押せば写る、タッチすればそれなりに撮れるデジタル写真に撮るまでのプロセスなんてありませんからね。心構えがないままにとりあえずパシャ、それで完結。
手ブレ補正が付いていても、ブレた心までは補正してくれないことがよく分かりました。(笑)

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旧居留地のショーウインドーで見かけたカメラの形のハンドバッグ。これを持っていると、手ブレじゃなくて、手ぶらにならないわけで。(笑)

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2017年8月10日 (木)

フィルムファンの日々雑感。

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この季節、日が長いので、仕事の終わる時間でもまだ外は明るいのですな。なので仕事帰りに街を撮り歩けるかもと思ってフィルムカメラをカバンに放り込んであるのですけどね、そうすると仕事が忙しくなって全然終わらないという。で、カメラを入れ忘れた日に限ってすんなり仕事が片付いてしまったりするわけで、世の中うまくいきませんな。
オジサンの仕事は休日が世間よりも少ないのですな、お盆休みなんてありませんし、祝祭日は全部仕事。なので、少ない休日を最大限有効活用しなければやってられないという。
あえて逆境で写真を撮る方法を考えるのも写真を楽しむ方法かと。そんなこんなで楽しんでいるオジサンの最近思う日々雑感を書いてみようかと思ったわけで。こんなの誰も読まないでしょうけどね、書きたいのですな、自分のブログで愚痴って息抜き。付き合わされる皆さんゴメンナサイ。(笑)
地元に古くからある写真屋さん。フジカラーののぼりが立っている、商店街に必ずあるようなお店、通り道じゃないので全く利用した事がないのですけど、たまたま用事があって、そっち方面を通りかかったわけで。
通りすがりに中を覗くと何だか古いカメラが置いてあったのですな。さっそく中に入ってみると、二眼レフやコンパクトなど20台ぐらい並んでました。何故飾っているのか、お店の女の人に聞いてみても、よく分からないとの返事だったのでそのまま店を出て、用事を済ませた帰りにもう一度通りかかってみると、ご主人らしき男の人が居たので聞いてみたところ、先代が使っていたカメラを、お店のディスプレイとして飾ってある物なのだそうで、売り物ではないとのこと。
それは別にいいのですけどね、そのときの対応がひどかったのですな、どうやらオジサン、買い叩きに来た業者か何かと思われたみたい。ただのフィルムカメラファンの一市民なのですけどね。なにもそこまで敵対心むき出しで対応しなくてもと思いました。
古いカメラを飾るぐらいですから、フィルムカメラの話なんかできるかもと思っただけだったのですけどね、写ルンですやフィルムもたくさん並んでいたので、今でもフィルムに力を入れているお店なのかなと期待したのですけど、全然そうじゃなかったという。何だか後味悪いまま、お店を後にしましたけど、もう二度と行ってやんない。(笑)
数年前に高齢化と建物の老朽化でお店を畳んだ、元町商店街にあった写真屋さんは、フィルムカメラを使っていると言うと、色々面白い話を聞かせてくれて楽しくて、それからちょくちょく顔を出すようになったのですけど、お客さんから引き取った中古カメラも少し並べていて、格安で買ったりもしました。フィルムを扱うお店ってその楽しさを語れる人がいるかいないかで、ずいぶん印象が変わるなと思った次第。
フィルムで写真を撮れば、お金も手間もかかります、それでも楽しいところを伝えていかなければファンの数が増えませんからね。

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2017年8月 6日 (日)

フィルムを楽しむ覚悟って何?

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最近デジタル一眼レフをほとんど使ってませんな。ブログに載せる物撮りや、記事の内容に合わせた写真が必要なときぐらい。後はフィルムの複写がメインのお仕事になってます。
持って出ても使わない事が多くなってしまって、小型軽量なEOS Kiss X7でさえ重たく感じるようになって、お家でお留守番。フルサイズのEOS 5D MarkIIなんてマクロレンズ付けて複写台に固定されたままになっておりますよ。(笑)
この間、iPadをカメラとして使ってみた事を書きましたけど、あれ以来デジカメを使う気がどんどんしぼんでしまったという、もうこの板切れで十分じゃないかと。
山ほどあるカメラアプリの中から、評判のいいものや面白そうなのをインストールして鋭意検証中、その顛末も記事にしてやろうかと思っておりますけどね。
デジカメへの愛がどんどん薄れて行っているオジサンが、只今熱愛中なのがフィルム、特にリバーサルフィルムとは蜜月状態なのでありますよ。時々ネガフィルムも使いますけどね、でもリバーサルの美しさが一番好きですな。
デジタル一眼レフを持って出なくなると、その分軽くなるので街を撮り歩くのには好都合なのですけどね、そうなると欲が出てしまって、フィルムカメラをもう一台持ち出したくなるという。
歩ける範囲やお体事情を考えて、チョイスしなくてはなりませんけど、防湿庫を眺めながらそれを考えるのもフィルムカメラならではの楽しみなのですな。
今日はたくさん撮りそうだからハーフサイズ2台にしようか、中判でじっくりも楽しそうだから二眼レフとスプリングカメラにしようか、しばらく出場していないカメラを使ってやろうかなんて考えるわけで。悩ましくも楽しいひととき、いつもなかなか決まらないのですけどね。(笑)
そうやって選んだカメラで写真を撮ると当然ですがフィルム代と現像代がかかります。
デジカメならバッテリー充電の電気代だけなので、コストパフォーマンスは比べものになりませんが、お金がかかるのを覚悟の上で、それでもフィルムで撮る事が楽しいのは、撮る時のプロセスと、現像が出来上がるまでのワクワクと、撮った写真が画面の中じゃなく、フィルムという形で手の中にある嬉しさでしょうか。
ライトボックスの上でルーペ片手に撮ったフィルムを眺めていると、フィルムで撮って良かったな~と思いますね。時間を忘れていつまでも眺めているという。(笑)リバーサルフィルムファンとしてはここ一番楽しいところ。
デジカメで撮ってパソコンの画面で眺める方が手っ取り早いし便利なのですけどね、何だかただの作業でしかないのですな。
フィルムの面倒くささというか、その辺りの楽しみがまるで無いのに撮る量だけはなぜか増えてしまうデジカメと、お金も手間もかかるフィルムとを天秤に掛けてみて、どちらの写真に愛を感じるかがフィルムを楽しめるかどうかの境界線じゃないかと。(笑)
フィルムが無くなった日がオジサンの命日って以前書きました。たぶん生きている内は無くなる事はないでしょうが、使う人が減ってしまえば作ってくれなくなるのは当然。
その辺りも覚悟しつつフィルムファンを増やして行かなくてはなりませんな。フィルム作らなくなったので写ルンですもデジタルになりましたなんて時代が来てほしくないですからね。

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2017年7月29日 (土)

リバーサルフィルム5本で一万円までなら。

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一応お断りしておきますけど、記事に出てくる金額はこれを書いている時点の値段と言う事でご了承を願いますね。
今年に入ってリバーサルフィルムで撮る率がどんどん上がっているオジサン、当然ながらフィルム代と現像代を確保しなくてはなりません。デジカメならそんな心配をしなくて済むのは分かっているのですけどね。でもフィルムで撮りたいのですな、遙かに楽しいのでね。
少ない休日を楽しい写真ライフにするためにフィルムの栄養が欠かせないわけで、好きな事にできる範囲でお金をかけるのは人生の必要経費、決して無駄遣いなどでは無いのですよ。
で、大好きなリバーサルフィルムで楽しむとどれぐらいかかるのか、どれぐらいあれば楽しめるのか、その辺りをツマビラカにしてみようかと思ったのですな。
ま、若い独身の頃のように、稼いだお金は全部写真につぎ込んで、モータードライブぶいぶい回していたような撮り方はもう出来ませんし、好きなカメラでのんびりまったりなので、そんなにたくさん撮れません。量は減りましたけどその分、細く長く楽しむためのコストを考えてみようかと。
オジサンが常用しているのは富士フイルムさんのベルビア100、35ミリでもブローニーでもこれの5本パックを買っています。
35ミリ36枚撮りがヨドバシで5,330円、ブローニーの120が3,820円とネットで調べたら出てきましたけど、オジサン行きつけの現像所ではもう少し安く買えるのですな、35ミリが4,950円、ブローニーが3,780円。現像代は35ミリが800円、ブローニーが620円。これも他の現像所で頼むより割安。
計算してみると35ミリだと5本パック全部使ったとしてフィルム代+現像代合計8,950円、ブローニーだと6,880円。
ただフィルムフォーマットによって撮れる枚数が変わるのでその辺りまで細かく踏み込むと、35ミリフルサイズだと36枚×5本で180カットなので、1カット当たり8,950円÷180カットで49.72円、同様に35ミリましかくだと33,14円、ハーフサイズだと24,86円、ブローニーの場合オジサンは6×6のましかくフォーマットのカメラしか持ってないので120フィルム1本で12カット、5本で60カットなので1カット当たり114,66円となります。
行きつけの現像所のやや安めの価格でこれなので、ヨドバシなど一般的なお店だともう少し高くなるかと。
そう考えるとフィルムでたくさん撮りたいというのなら、ハーフサイズカメラをチョイスすれば、一番コストがかかりませんな。ただ色々なカメラを使ってみたいというのもあるので、その辺りも加味して細かな計算をして見えてきたのは、35ミリもブローニーも混ぜて、一万円札1枚でリバーサルフィルムが5本楽しめるという事でした。(笑)
何でもかんでもフィルムってわけじゃなくて、どうでもいい写真と言ってしまうと言い過ぎですけど、フィルムで撮るのがもったいないような写真はデジカメやipadで撮るようにすれば、もっとフィルムを楽しめますな。
リバーサルの場合について書きましたけど、値段の安い業務用ネガフィルム+ネットのデータ化サービスだともっと安く楽しめるかと。
何だかフィルム楽しくなってきましたな、古今東西色々なカメラが使えるのはフィルムしかありませんからね。

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