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2021年2月21日 (日)

レンズ撮物帖2 TENAXⅡのSonnar 40mm F2。

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テナックス1ってカメラご存じですか、レンズ横のシャッターチャージレバーの形状から日本では「招き猫」なんて愛称で一時人気になったカメラ。特徴は35ミリフィルムでましかく写真が撮れるところ。
戦後東西に分断された東ドイツ側で、同じ部品で作られたのはタクソナって名前の兄弟機。よく知られているのはこの2機種ですけどポジションとしては廉価版、実はその1年前に発売されていた「TENAXⅡ」という高級機があります。
先に発売された方が2型なのはツァイスの伝統で高級機の方が番号が後になるという事だそうで、高級機だけにレンズ交換もできるのですなって書きながら、標準レンズ以外は写真でしか見た事が無いですよ。
標準2本、広角と望遠が各1本発売されていたそうですけどね。超マニア向けコレクターズアイテムみたい。(笑)オジサンの持ってるTENAXⅡにはSonnar 40mm F2って、当時としては明るい標準レンズが付いてます、こんなカメラ 。

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で、レンズ交換ができるって事はマウントアダプターがあればX-T30に付けられるわけで、無ければ何とかするのが日本のモノ作りとばかりに、昨年1月に自作。事の顛末を記事にしたのがこちらです。

改造レンズ第5弾は、マウントアダプターの自作(前編)

改造レンズ第5弾は、マウントアダプターの自作(後編)

テナックスⅡのレンズは色々ありました。

テナックスⅡのレンズ、我慢できずに試し撮り。(笑)

テナックスⅡのレンズフードできました。

テナックスⅡのレンズフードは大正解でした。

いざ使ってみると、レンズコーティングなんて無い時代のレンズですから、画面全体がフレアっぽく、コントラスト無し、逆光アウトというダメダメな結果。
内面反射対策を完璧にして、画角ギリギリのレンズフードを作れば何とかなるかもってやってみたところ効果絶大、別物ってぐらい格段によく写るようになりました。
で、現行の純正レンズと一緒に、同じ物を撮り比べて見たら面白いのじゃないかって始めた「レンズ撮物帖」第2回はXF35mm F2 R WRとSonnar 40mm F2で街を徘徊してきました。
2台のX-T30にそれぞれレンズを付けて、カメラ側の設定は全く同じ。今回はレンズの絞りも開放F2を基本に、露出計で測って同じ値で撮影。
昼間の歓楽街ってコロナの影響で、閑散を通り越して人の気配が在りませんからね、カメラを取っ替え引っ替え、露出計をかざしたり、ややこしい事しながら撮るには都合が良かったですな。(笑)こんな感じですどうぞ。

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一番色の違いが出たのがコレ、蛍光灯のような人工光源にこの差が出るとは思いませんでしたな。Sonnar 40mm F2の時代はカラー写真なんて無かった時代ですから、ある意味無茶振りなのですけどね。(笑)

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壁画を開放絞りF2で撮ってみました、発色傾向はそんなに違わないのですけど、やはりコーティングの無い時代のオールドレンズ、コントラストが出ませんな。

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ネオンサインのにじみ具合に差が出ましたな、にじんでいても悪いとは思いませんよ、味わいですからね。逆に今時のレンズが優秀すぎるって事かと。(笑)

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モノクロ写真だと一気に存在感のある写り具合に。これも開放絞りF2です。XF35mm F2と比べると、周辺光量落ち、ピントの浅さ、コントラストの低さが、かえっていい雰囲気に。オールドレンズの楽しい部分ですな。(笑)

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