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2020年4月12日 (日)

とってもマニアな「ましかく」レンズ対決。実践編(笑)

カメラ3台ぶら下げて歩くってやっぱり疲れましたよ、だけど何だかいつも以上に充実、楽しかったですよ。(笑)
カメラはX-T20とX-T30が2台、レンズは35ミリフィルムでましかく写真が撮れるカメラのものを改造したマミヤスケッチのマミヤセコール35mm F2.8、テナックス IIのSonnar 40mm F2、ROBOT STAR1のSchneider-Kreuznach Xenar 38mm F2.8をそれぞれカメラに付けて同じ被写体を撮り比べてみました。
焦点距離が違うので写る範囲は変わりますけど、それもレンズの違いなので、あえて同じ場所から撮ってみたわけで。レンズそのものの味わいを比べたいのでRawで撮影、その他の設定は全て同じに統一、縦横比は2:3、ホワイトバランスは太陽光、フィルムシミュレーションはスタンダードなPROVIA、感度はISO400で露出計できちんと測ってマニュアル露出で撮りました。
興味があるのは、色合いの違いや立体感、写したものの雰囲気の部分。工業製品の検査でやるようなレンズテストとは違う、普段撮っているものを、普段通りに撮ってみて感じる味わいの違いが知りたかったのですな。
撮った写真は全てLightroomに読み込み、ここで気を付けないといけないのはRawデータを読み込むと、自動的に色温度と色被り補正を判断されて表示されるので、レンズの違いが出ないのですな。なので色温度5100K、色被り補正0に全て統一しました。

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結論から言いますとですね、色合いに関しては想像していたほどの差は出ませんでした。リバーサルフィルムで撮った時の方が、明らかな差を感じたのですけど、そこまでは出ないという。センサーが捉えたまんまのRawでもデジタルだと差が出にくい原因が何かあるのでしょうか。
写真の解像感や周辺画質、立体感やシャドウの表現は違いを感じましたな。色合いも差が少ないとはいえ、レンズの個性が出ていました。マミヤスケッチのレンズは青みがかった色調、ROBOT STAR1のXenarとテナックスⅡのSonnarはアンバー(褐色)寄り、木のドアなど茶系の色に差が出てました。

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よく分かるのが黒壁に日差しが当たっている部分や、日陰の白壁など無彩色のトーンの部分。派手な色合いに日差しが当たっているような被写体では差が出なくて、どのレンズも色飽和気味のトーンが失われた感じになりましたな。何しろオールドレンズですから再現できるダイナミックレンジを超えてしまうのかもしれません。
カメラの設定でダイナミックレンジを上げてやったり、X-T30のDレンジ優先を使ってデジタルな補完をすれば印象が変わるんじゃないかと。そう思うと今時のレンズの性能がいかにスゴイかって事なのですけどね。(笑)
3本のレンズの中で一番優秀だったのはROBOT STAR1のXenar 38mm F2.8、実にシャープでシャドウのトーンも潰れずに出てました。色合いは一番アンバー寄りでしたけど、これがいい感じで、強いて言えばこってり塗り重ねた油絵の趣かと。
それに対してマミヤスケッチのレンズは、やや青みがかった色合いのせいもあって、立体感をあまり感じないあっさり薄味な日本画のような趣。
テナックスⅡのSonnarはほんの少しアンバー寄りの色合いですけど、シャドウが潰れやすく、絞り開放で撮ると周辺画質のダメダメなところが逆に中心部分を目立たせるという感じ、絞り込むとそれが無くなっていって全体にシャープになっていくのですけど、同時に面白味も無くなっていきますな。(笑)

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この辺りは撮った写真を見ていただくとして、3本の中で一番新しいマミヤスケッチのレンズで61年前(1959年発売)ですから、そう思うと今回のオールドスター対決、どのレンズもまだまだ現役、カメラ側の設定をベストチューニングすれば、もっと素晴らしい写真が撮れるのはマチガイ無いかと。
あとはオジサンの腕次第ですけどね、こればっかりはベストチューニングできそうにありませんな。(笑)

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