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2019年9月29日 (日)

単焦点レンズのある暮らし。(笑)

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それまでのキヤノンFDマウントのシステムから、EOSに乗り換えてズームレンズを積極的に使うようになりました。ズームレンズの性能が格段に良くなって、明るい大口径のズームレンズも登場してきた時代。ズームレンズでは仕事はできないなんて言ってたプロカメラマンも使うようになって行きましたな。風景写真家の竹内敏信さんの影響は大きかったのじゃないかと思いますね。
広角、標準、望遠の3本のズームレンズで全ての画角をカバー、開放絞り値F2.8通しを大三元レンズ、F4通しを小三元レンズなんて言いだした頃、プロの真似をしたがるのはアマチュアの常、神戸祭りに行くと新聞社のカメラマンよりすごい装備のアマチュアカメラマンが、サンバのお姉さんの後ろを金魚のフンみたいにくっ付いて撮ってましたな。(笑)

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XF16mm F2.8で、トアウエストあたりを徘徊しながら撮ったもの。水色の窓枠が左右対称になるようにお店の角に立ちました。

オジサンは大三元も小三元も持ってませんでした、街歩きの写真に望遠ズームってほぼ必要無かったですからね、ただ広角ズームのEF16-35mmF2.8L USMはよく使いました、F2.8通しで画質も良く高いだけの事はありましたからね。ただあの大きさには馴染めませんでしたけどね。(笑)

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XF23mm F2で、三宮の繁華街を徘徊中に貝料理が有名な居酒屋さんの路地にて。

オートフォーカスの時代、各社カメラもレンズも一回り大きくなりましたな、その分単焦点レンズを何本も持ち歩くスタイルからズームレンズ1本で済ませるように変わって行ったわけで。大きく厚みの増えたボディーはズームレンズを使うのにバランスが良かったのもあります。
で、そんなEOS使いだったオジサンが、X-T20で富士フィルムデビューした時、このカメラ絶対単焦点レンズが似合うなって思いました。おかげでキットレンズのXF18-55mmF2.8-4 R LM OISでしのぎながら、少しずつ単焦点レンズを揃えていくつもりだったのが、一年の間に4本も揃えてしまうという暴走ぶり。
ズームレンズなら一本で済むところを、4本ですからね。だけどそこに幸せがあるのですな、単焦点レンズなので当然画角は固定、ズームでお手軽簡単便利なレンズとは違います。

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XF27mm F2.8で、早朝のメリケンパーク「BE KOBE」モニュメントを海側から。

机の上に16、23、27、35ミリの4本の単焦点レンズを並べて、取っ替え引っ替えしながらファインダーを覗いていると、このレンズでこれぐらいの範囲が写るってのを覚えられます。それを元にお出かけに合わせて、今日はどのレンズを持って出ようかって作戦を立てるのが楽しいわけで。
街歩きで撮る時も、前に出たり後ろに下がったり自分が動かなくては撮れません。撮りたいものが画角に収まるように、構図や立ち位置を工夫しなければ思ったように写らないという。だけどそんなのを考えながら撮ってると何だか充実感がありますな。
今日はどんな写真を撮ろうかってところから始まるレンズ選びも写真の楽しさの内、ズームレンズでは味わえないレンズとの深いお付き合い。単焦点レンズのある暮らしって、写真が楽しくなる暮らしだと思うのですけどね。(笑)

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XF35mm F2で、開店準備中の串カツ屋さんの屋台を。ビニールシートに覆われてオブジェのようでしたな。

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コメント

ズームは一見便利ですが、自分が使う焦点域が決まっていて、宝の持ち腐れになってしまいました。往年の標準ズーム 24-85 ミリでも使うのは28-40ミリ程度で85ミリなんて全く使いませんでした。やたら嵩張るだけで自然にズームは使わなくなりました。

投稿: るびー2020 | 2019年9月29日 (日) 18時55分

るびー2020様、こんばんは。
いかなる状況でも撮らねばならないプロカメラマンが、全焦点域をズームでカバーするのは分かるのですけど、撮りたいものが決まっていると、正直必要ないですよね。便利だけど余計なものを持ち歩いていることになりますから。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2019年9月29日 (日) 19時49分

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