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2019年3月12日 (火)

そして誰もいなくなった。

地方に旅行すると必ず行くのが地元の商店街。それもショッピングモールみたいな大型店舗がズラリ並んでいるところや、観光客相手のきれいに整備された市場じゃなくて、昔からある地元の方しか買い物をしていないような商店街がそそります。駅前の観光案内でもらう、街歩きの地図には絶対出ていないような商店街や市場がイイのですな。
今時はネットで事前に調べがつきますし、Googleストリートビューを使えば、お出かけ前に疑似街歩き体験の予行演習もできますからね、先手打って街の全容を俯瞰できるって、つくづくイイ時代になりましたな。
で、出かけてみるとわかるのですけど、地方のそういう小さな商店街って、ホント人がいませんな。お昼前や夕飯前の時間帯に見かけるぐらい、寂れてしまってシャッター通りになってしまっているところも結構あります。
ポツンポツンとお店が開いてるぐらいで閑散としているという。古くからあるような商店街や市場ほどその傾向が強いかと。高齢化と後継者不足でそうなってしまっているのは見れば分かりますけど、広いアーケードをカメラ片手に歩いていて、誰とも会わないなんて、もう商店街じゃなくなってただの通路。何とも寂しい限りですな。
地元から電車で30分ほどの街の某商店街もそうでした。最近は再開発でベッドタウンとしてマンションが建ち並び、近くに大型ショッピングモールもできて活性化していますけど、その脇に昔ながらの商店街がまだ残っているのですな。
ほぼシャッター通りなのですけど、喫茶店と散髪屋さん、和装のお店や雛人形などを扱うお店はまだありました。その商店街の中程に、店舗跡地を利用した資料館があるのですけど、そこには往時の賑わいを写した写真がたくさん掛けてありましたな。
元々繊維産業で賑わった街、すぐ近くには煉瓦造りの大きな織物工場がまだ残っていて、映画のロケなどで使われているらしい。話を聞くと、一番賑わっていた時代は、商店街を横切る事ができないぐらい人でいっぱいだったそう。
週末には工場で働く女工さんとデートする若者がいっぱい、おしゃれな服も飛ぶように売れ、ハイカラな洋食屋さんが立ち並んでいたらしいですな。確かに商店街の通路は広々してましたからね、それだけ大きな商店街が賑わっていたのですから人の数は半端なかったかと。基幹産業の斜陽化で、どんどん人が出て行って時代に取り残されてしまったわけで。
オジサンがいつもウロウロする元町商店街も、それに近いものがありますな。1番街、2丁目3丁目あたりまでは、まだ賑わいを感じますけどね、6丁目あたりまで歩くとホント人が少なくなります。休日でそれですから、平日はもっと人が少ないかと。
名店もずいぶん少なくなりましたしね。西側入り口が神戸駅から遠いってのもあるでしょうな。微妙に便利が悪いかと。
人が横切れないぐらいの賑わいは無理でも、まだまだ何とかなりそうな気がするのですけどね。タイトルにあわせた写真って事で、朝の元町商店街を撮ってみました、そして誰もいなくなった感が出たかと。(笑)

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