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2018年2月 1日 (木)

あの頃、夢を諦めたお話。

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若かりし頃ですけど、会社を辞めてフリーで仕事をする事を夢見たことがあります。若かったのでね、何とかなるんじゃないかと甘く考えていたわけですな。それを思いとどまったというか、諦めたのはパソコンが職場に入ってくるようになったから。
デザイン、印刷の業界だったのでアメリカからMacがやってきて今までのしきたりを覆してしまったのですな。レーザープリンターで出した文字は美しくて写植代わりに使えましたし、フォトショップやイラストレーター、ページメーカー(今のインデザイン)などのソフトを駆使して紙面を作るように様変わりしたわけで。DTP(デスクトップパブリッシング)なんて言葉が当たり前になってきた時代。
そのころ個人的にMacを使っていた事もあって、職場に導入されたMacの面倒はオジサンが一手に引き受けてました。使い方からトラブルに遭遇したときの復旧まで、何でもかんでもやりましたな。おかげでずいぶん詳しくなりましたしトラブルにも強くなりました、ソフト的な故障からハード的な故障まで何でもござれで直してました。一時期それが仕事みたいになってましたね。(笑)
職場には6台のMacが導入されていたので、1台が不調になると他のを使ってもらってその間に修復作業をしていたので、仕事に支障が出ることはなかったのですけど、そのとき思ったのが、もしフリーで仕事をしていたらこんな場合どうなってたかって事。当時高かったMacを、トラブった時用に複数台も個人で持つなんて出来ませんでしたし、ソフトも高かったですからね。
パソコンの不調で仕事に穴をあけても、出来なかった事に変わりはないわけで、何の言い訳も出来ません、次から仕事がこなくなるだけ。毎年モデルチェンジして高性能になるパソコンを買い換えるなんて無理、ソフトのバージョンアップ代も結構高額でしたし、とてもじゃないけどやっていけないなと言う結論。
そういえばある日、外注していたフリーのデザイナーが蒼い顔をしてMacを抱えてやってきたことがありました。徹夜で仕上げた仕事の最後の最後にMacのトラブルでどうにもならなくなったそうで、今日納品の仕事なので何とかしてくださいというヘルプコール。
重たいMacを抱えてやってきたぐらいなのでかなり深刻な状況と察しました。早速復旧しましたけどね、取り出せたデータは最後に保存したところまでだったので、残りをうちの職場のMacで泣きそうになりながらやってましたな。調べたMacの中身ははっきり言ってぐちゃぐちゃでした、バックアップも取ってないし、よくこれでやっていたなと言う有様。
パソコンで仕事をするようになると、それまでとは違う知識が必要になります、データの管理、バックアップ、パソコンの健康状態を保つスキルだとか、会社のような組織だと詳しい人や専門の人に何とかしてもらえますけどね、フリーでやっていたら全部自分で解決しないといけないわけで、その辺りもあって諦めたのですな。今思えば諦めて正解だったと思います。多分自滅していたでしょうからね。
今はMacでもWindowsでも実に安定しています、ほんとトラブルが無いですな、あの頃はそうではありませんでしたからね。もし今フリーになるかって考えると、絶対やりませんよ。技術の進歩が早すぎて、脳みそがついて行きませんからね。(笑)

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