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2017年7月16日 (日)

モノクロに手を出すな。(笑)

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実家にはフィルム現像のタンクやらダークバッグやら道具一式が残してあります。いつか再開してやろうと思いながらウン十年経っていますけど、捨てる気にはならないのですな。あの楽しさをもう一度という気持ちが捨てられないので、いつまでも置いているという。
ヨドバシに出かけると、ついつい暗室用品のコーナーを見てしまいます。規模は縮小したとはいえ、現像の薬品がまだ並んでいるのを見て、いつでも再開できると安心するわけで。(笑)
モノクロフィルムの現像を初めてやったとき、タンクのリールにうまくフィルムが巻き付けられなくて、フィルム同士がくっついてしまい、そこだけ現像出来てないままだったときはショックでした。テスト用フィルムを使って、ダークバッグの中で手探りできちんと巻き付けられるように何度も練習したのも懐かしい思い出です。慣れてくると実に簡単なことなのですけどね。
時計を前に置いて、現像、停止、定着の手順を踏んだら風呂場にタンクを持って行って水洗、水を流しっぱなしにするのでよく怒られました。(笑)
仕上がったフィルムをタンクから出して、吊して水気をふき取り乾燥させるわけですが、いい感じで現像出来ていると嬉しかったですな。厳選したコマを引き伸ばすのも楽しかった。覆い焼きのためのマスクを作ったりして一枚のプリントを仕上げるのが楽しかったわけで。
月日は流れて、初めてPhotoshopを見たときは衝撃でした、覆い焼きツールだとか暗室作業で使うものが装備されていて、まさしく画面の中の暗室。お店でデモを見て、どうしても欲しくなって大枚はたいて買いました、高かったなぁ、バージョン2.0の頃でした。
引き伸ばし機がダメになったり、リバーサルフィルムの美しさに目覚めてから、モノクロはだんだんやらなくなってしまったわけですが、今でもお手軽に楽しみたいときにはイルフォードXP2superというカラーネガと同じC-41現像処理のモノクロフィルムを使っています。ただ値上がりしてすごく高いフィルムになってしまいました、おいそれと買えない。(笑)
そういうモノクロ遍歴があるので、今日はモノクロで撮るって時にはちょっと感覚が違うのですな。カメラにモノクロフィルムが入っているという時点でモノを見る目がモノクロ目に変わります。コントラストや階調に目が行くというか、頭の中でこれがモノクロになったらどんな感じになるかなって無意識に想像してしまうわけで。モノクロで撮るってそういうところが醍醐味なのですけどね、実に楽しい。
撮ったフィルムは以前はフィルムスキャナで、今はフルサイズのデジタル一眼レフにマクロレンズで複写してパソコンに読み込みLightroomやPhotoshopで整えていくわけですが、カラーだとほとんど手を加えないのですけど、モノクロはどうしてもいじってしまいますな、暗室作業の時を思い出すといいますか、とことんやってしまうという。
納得するまで終りのない世界ですからね、ここも楽しいところ。モノクロに手を出すと確実に深みにはまります。フィルム現像を再開したいけどやらないのはその辺りの怖さを知っているから。(笑)
「モノクロに手を出すな」ってタイトルは自分自身のため、でももう一度やってみたいのですけどね。
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懐かしい写真を2枚、上のコンタクトシートは2012年にオートハーフで撮ったもの。もう引き伸ばし機は壊れて無かったので、透過原稿ユニット付きのエプソンのフラットベッドスキャナで二列ずつスキャンしてPhotoshopでA4サイズに収まるように並べていって作ったもの。モノクロやっているとどうしてもコンタクトシートを作りたくなってしまうのですな。(笑)
下の写真はプリントをスキャンしてパソコンに取り込んだもの。今見ると焼き込み過ぎ。1987年に撮った写真、ちょうど30年前ですか。確かフォトテクニック誌に載せてもらってテレフォンカードもらいました。(笑)

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写真とカメラ、あれこれ」カテゴリの記事

コメント

よもかめ亭主様、おはようございます。
月面の望遠鏡写真やってた時に暗室作りそうになったのを懐かしく思い出しました。
なんで踏みとどまったのかというと妊娠したから(笑)
今でも心の何処かに月面写真をモノクロ自家現像したいっていう気持ちがあります。

天体はもう銀塩の時代じゃなくなってますね。
色々残念。

投稿: Myrrh | 2017年7月16日 (日) 06時57分

Myrrh様、おはようございます。
月面写真って一度はプリントしたくなる魅力がありますね。FD200mmF2.8ミリにテレコン2連にして無理やり800ミリで撮ったことがあります。別に月が好きとかじゃなくてあの凸凹とアバタをプリントしてみたいという気持ちだけで撮ったものでした。何だかバカな事ばっかりしていましたね~。

投稿: よもかめ亭主 | 2017年7月16日 (日) 07時30分

こんにちわ!
「モノクロに手を出すと確実に深みにはまります」
はまっています(笑)
デジカメ一眼レフの角さん、助さんは防湿庫でお眠りです。

40数年前の4台のカメラで色々と遊んでいます。
先日もビルの解体作業の現場の写真を見せたら
「金属と金属のあたる音が聞こえてくるみたい・・・」と
「さすがモノクロや1」と
益々はまりそう(笑)

投稿: ZASAやん | 2017年7月16日 (日) 09時33分

ZASAやん様、おはようございます。
そうですか、ハマっておられますか。(笑)デジカメの設定でモノクロにする手もありますけど、違うのですね。やはりフィルムでモノクロが楽しいかと。若い頃に教えてもらったことで、クレー射撃の選手が黄色やオレンジ色のサングラスをかけているのはコントラストが付いて標的がハッキリ見えるからだそう、モノクロで写真を撮る時も黄色やオレンジのフィルター越しに景色を見るとコントラストがわかりやすくなるので、露出や構図や表現を考えるのに便利というものでした。たしかに明暗が分かりやすかったですね。お金が無かったのでフィルム無駄にできませんでしたからじっくり撮ってましたね。懐かしい思い出です。

投稿: よもかめ亭主 | 2017年7月16日 (日) 11時30分

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