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2017年1月28日 (土)

キヤノンEOSシステム30周年

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1985年、世界初のオートフォカス一眼レフシステム、ミノルタαシリーズが発売されました。そこから一気に一眼レフはオートフォーカスの時代へ。主要各社から矢継ぎ早にオートフォーカス一眼レフが出てきましたが、どこもボディー内モーターでレンズを動かす方式でしたな。今思うと、遅いわ、ピント合わないわなヘタレオートフォーカスでしたけどね、プロカメラマンは、こぞってこんなモノ使えねぇって言っていたのも思い出しました。(笑)
だけど写真の失敗で一番多いピンボケが無くなるのならと、皆さん飛びついたわけで、ミノルタαシリーズは大ヒット商品でした。一眼レフはオートフォーカスが当たり前になる時代の扉を開いたカメラ。
で、キヤノンがオートフォーカス以外は全部盛り込んだT90を発売したのが1986年、フラッグシップ機NewF-1のサブカメラとして、プロの愛用も多かった名カメラでしたけど、これがオートフォーカスだったらなぁと、よく言われてましたな。ミノルタαシリーズの好調ぶりを横目で見ながら悔しかったでしょうね。この辺りの事はキヤノンミュージアムにも書かれています。http://global.canon/ja/c-museum/history/story07.html
当然ながらオートフォーカス一眼レフでは完全に出遅れたキヤノンが黙っているはずはなく、1987年満を持して発表されたのがEOSシステム。大きくて機械式接点のない完全電子マウントにレンズ内モーターと、他社とは違うアプローチでオートフォーカス一眼レフの市場に乗り込んできたのでした。
カメラショーで初めて触ったとき感動しましたな、300ミリF2.8の白レンズを付けたのを触らせてもらったのですが、シャッター半押しで、音も無くスッとピントが合うのに「お~」ってなりました。他社のカメラよりピントが合うスピードも速かったような。
いいなぁと思いましたけどね、ポンと買えるはずもなく、だいぶ経ってから買った初めてのEOSはEOS10QDでした。測距点が3つに増えた機種。
ところが一緒に注文した新製品のレンズが全然入荷しなくて、入ってくるまでの間、写真屋さんが手配してくれたキヤノン貸し出しのレンズで遊んでいたという。それが50ミリF1.0という世界一明るい超弩級標準レンズ。どうせ貸し出してくれるのなら、もう少し一般的なレンズにしてくれればいいのにって思いましたけどね。カメラの人気にレンズの供給が追いつかなかったのでしょうなぁ。
貸してくれたレンズは解放F値1.0なので、前玉が赤ちゃんの頭ぐらいありましたな、もうね、ガラスの塊持ち歩いているような、実用より話題作りとキヤノンの意地で発売したようなレンズ。
大きなレンズを動かすせいなのかオートフォーカスは速さを感じなくて、ヌルヌルという感じでピントがハッキリするという、のんびりピント合わせ。だけど駅のホームから近付いてくる電車を撮ってみたら、ちゃんと全部にピントが合ってましたな。
結局フィルム時代のEOSはEOS-1N2台持ちに落ち着きました。ズームレンズを常用するようになったのもEOSから。FDマウント時代に比べて格段に高性能になったというのもありましたしね。
EOS-1Nは酷使してもびくともしませんでしたな、さすがフラッグシップ機でした。その後デジタルのEOS10Dが発表された時に即注文、レンズはそのまま使えましたからボディーだけを購入してデジタルの世界へと足を踏み入れたわけで。
EOSシステムが今年の3月で30周年というニュースに、もうそんなになるのかと遠い目になってしまったオジサン。ちなみに今まで使ってきて自分の不注意以外でトラブルに遭遇したことは一度もありませんでした。いつも確実に仕事をしてくれる頼もしいEOSシステム、これからも頼りにしてますよ。(笑)

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コメント

私のオートフォーカス機初体験は職場の備品だったニコンF501でした。とにかくジーコジーコやっていて全然ジャスピンにならなかった記憶があります。それで懲りたので自分で買う時にはキヤノンのハイパワーイオスことEOS630でした。これはもう感動レベルの測距速さでして片手で撮影できたのがそれまでのニコンFEに比べて格段の先進性を感じましたね。ミノルタもアルファもあったんですけど何となくミノルタって好きになれないのですよ。

投稿: レイの父親 | 2017年1月28日 (土) 13時40分

レイの父親様、こんばんは。
そうそう、ジーコジーコでした。(笑)イオスは超音波モーター内臓レンズだと、スッスッでしたから格段の差を感じました。ミノルタに関しては、デザインがどうも好きになれなくて最初から選択肢にありませんでした。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2017年1月28日 (土) 20時07分

よもかめ様こんばんは
僕と同い年にEOSシステムがいたとは驚きです 笑

キャノンさんには親父からもらったAL-1でお世話になっております。

投稿: だでぃ | 2017年1月29日 (日) 21時30分

だでぃ様、こんばんは。
AL-1をお使いでしたら次はフィルムカメラのEOSシリーズで決まりではないでしょうか。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2017年2月 1日 (水) 19時29分

黎明期のAF1眼レフと聞いたら、ペンタックス派としてはME-Fを挙げないわけにはいきません(断言)。
当時新橋にあったペンタックスの東京サービスセンターで触らせてもらったのですが、「…自分でやった方が早いや」とがっかりしたのを覚えています。
そんな経験があったので、後日友人が持ってきたα7000のピント合わせのスピードは衝撃的でした。
「ガンダムで例えると緑のザクとシャア専用ザクの違い(笑)」と言えばお若い衆にも理解できるかな?

投稿: kazzuo | 2017年6月14日 (水) 09時48分

kazzuo様、こんばんは。
ガンダム世代ではないので、このたとえが理解できておりませんが(笑)黎明期のAFは、迷い出すと永遠にジーコジーコ言ってたような。レンズにAFを組み込んだ交換レンズなんてのもありましたね。

投稿: よもかめ亭主 | 2017年6月17日 (土) 00時30分

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