« キャラクター多過ぎで、入ってこない。 | トップページ | 富士フイルムさんにしか作れないデジカメを思いつく。 »

2016年9月 8日 (木)

写真を撮ることって何だろう?

最近はデジカメをあまり使ってませんな。フィルムカメラばかりになっておりますよ。一応持って出るようにしてますけどね、いい場所があれば、カメラのポートレイトも撮っておかなくてはならないのでね。
ですが極力機材を軽くしませんと、歩き回れませんから場合によっては持って出ないこともありますな。今日はこのフィルムカメラで撮ろうって一台選んで、それに併せてデジカメを持って出るか決めるわけなのですけど、もういいかって放置プレイだったりすることも、デジカメにはすっかり冷たいおじさんでありますよ。(笑)
撮ってて楽しいフィルムカメラで集中して撮っていると、デジカメでも撮っておこうというのが、だんだんどうでもよくなってきて、持って出たものの使わず仕舞いなんて事もありましたのでね。便利なのは分かっていても、出番が無いものを持って歩くほど無駄なことはありませんから、デジカメはお家ですっかり複写専用機、デジカメと言うよりフィルムスキャナー君。(笑)
考えてみると、写真って面白いですな、こんな写真が撮りたいと思って、そのために用意周到に準備しても、撮ってる瞬間は1/125秒だったりのシャッターが開くホンの一瞬でしかないのですからね。ま、天体写真のような長時間露光の世界もありますが、通常の撮影だとホンの一瞬。
例えばすごい山があって、あの頂上から日の出の写真を撮ってやるぜって思ったとしましょう、登山のスキルも道具も必要、何ヶ月も前から準備をして、いざ出かけて山頂でカメラをセットして日の出を待つまでの時間はすごくかかっているのに、撮る瞬間は日の出のホンの一瞬に集中してパシャパシャって撮って終りなのですな。この辺り、用意や準備の楽しみも含めて、写真を撮る醍醐味でもあるのですけどね。
シャッターが開くホンの一瞬で全てが完結してしまう世界。後で写真を見ると、自分が見てきたものがフィルムや画像データになって時間順に並んでいます。いわばその時の自分自身の記録と記憶という側面もあるわけで。
絵画や小説なら過去にさかのぼることが出来ます、記憶や想像や資料を基に昔の景色を描くことも、それを物語に書くことも出来ますが、写真はその時の目の前の現実しか撮れないところが違うところなのですな。今日の景色は今日しか撮れない、次は無いという緊張感も楽しいところ。ま、そんなにガチガチに意識して撮り歩いてませんけどね。(笑)
いえね、昔撮ったフィルムを複写しながらそんなことをふと思ったのですけどね、写っているのは再開発前の地元の商店街の写真、もう無くなってしまった景色ばかりで、もはやフィルムの中にしかその面影は残っていません。
まさしく記録と記憶の世界なのですが、それを撮っていたときにはそんなことは意識もせずに撮っていたと思うのですね。「この写真は将来きっと重要な資料になるに違いない」なんて思ってシャッター切ってなかったと。
あれから30年以上経って、撮った時には思わなかった違う意味合いが出てきたことに写真を撮ることって何だろうと考えてしまったのですな。面白くて楽しいことなのはマチガイありません、でなければこんなに長く続いてないでしょうからね。出来上がった写真もその時の自分が撮りたくてカメラを向けたものばかり。そうやって撮り続けた写真が違う言葉を発するようになってきたわけで。
ま、ムズカシイ事は言いませんけどね、撮った時も、年月が経ってからも写真って面白いなぁと思ったオジサン、ちなみに古いフィルムの中に自分の写真もありました、サラサラロングヘアーの若造がカッコつけて写ってましたな。今は落ち武者の干物みたいになっておりますが、あの頃はこんなだったのかと。おバカ過ぎて直視できませんでしたな、うっかり家内に見せようものなら、一週間笑いっぱなしは確実かと。(笑)

L00157_blog
28年前の元町の写真。レトロな建物を撮り歩いていた頃で、カメラを構えていたらホンダの赤いスポーツカーが通りかかったので、とっさにシャッター切ったのだと思います。場所は元町商店街にある「仏壇の浜屋」さんから南に下ったところ、画面左に写っている民芸調の建物は、ステーキとすき焼きが有名な「六段」。正面のレトロビルは今は無くなって、ローソンになっています。

|

« キャラクター多過ぎで、入ってこない。 | トップページ | 富士フイルムさんにしか作れないデジカメを思いつく。 »

写真とカメラ、あれこれ」カテゴリの記事

コメント

よもかめ亭主様、こんにちは。
昔の風景写真、私も先日少し出してみたんですよね。
小学生の時に撮ったものとか、地域の歴史って感じがしますね。
今朝タイムリーに、地元の新聞で古い街並みの写真を集めてるっていう記事が出てたんですが、私のは25歳なので新しすぎました(笑)昭和初期とかが欲しいみたいなので。
この元町の写真、歴史的な価値がありそうですね。

投稿: Myrrh | 2016年9月 8日 (木) 09時29分

クルマ好きとしては左のモスグリーンのセダンが気になりますな。ナンバー表示灯の位置からトヨタカローラ系かと思うけど自信無いです。古い写真に写ってる昔のクルマって何気ない車種でも気になりますよ。(^_^)
今のクルマは装備とか性能はもの凄いけどデザインが画一的でデジカメと同じに思います。
一時は某写真家の先生みたいな風景写真に拘ったけど今は自然が残っていれば、そんな写真わざわざ撮らなくてもいいんじゃないかと考える事は変わってきますね。

投稿: レイの父親 | 2016年9月 8日 (木) 09時47分

Myrrh様、こんばんは。
数年前に神戸の昔の写真集が出たのですよ。昔と言いながら昭和20~40年ぐらいがメインという、わりと新しめの昔の写真ばかりなのですが、子供の頃に知っていたお店とか写っていて、父親にプレゼントしたところえらく懐かしがってました。観光地として整備される前のドブ板通りの市場だった南京町や、船上生活の港湾労働者が居た頃の神戸のことなど、写真集がきっかけで結構会話が弾みました。
いや~写真ってやっぱりいいですね。

投稿: よもかめ亭主 | 2016年9月 9日 (金) 22時28分

レイの父親様、こんばんは。
昔の写真を見ていて、車って結構重要なアイテムですよね。子供の頃の写真ですが、パブリカで弟とタクシーごっこして遊んでいるのが残ってます。父親が車好きだったので、乗り換える度に写真を撮ってくれてました。キャロル、テントウ虫、ファミリア、コロナ、マークⅡ懐かしいですわ。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2016年9月 9日 (金) 22時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/592485/64117202

この記事へのトラックバック一覧です: 写真を撮ることって何だろう?:

« キャラクター多過ぎで、入ってこない。 | トップページ | 富士フイルムさんにしか作れないデジカメを思いつく。 »