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2016年3月

2016年3月31日 (木)

ちくわVSまぼこ戦争

家内はちくわ大好きなのに、かまぼこは嫌いな人。同じ練り物なのに何で?と思ってしまうのですが、嫌いなものは嫌いということらしいですな。冷蔵庫を見てもちくわはいつも見かけるのに、かまぼこは買ってくれませんでした。
結婚して何年かは、お家でお正月以外かまぼこを食べたことが無かったですな。外で立ち食いそばのペラペラのかまぼこか、居酒屋で板わさ頼むのが唯一の楽しみ。かまぼこは遠くの食べ物になってました。
「何で、かまぼこ買うてくれへんの」って聞いても「あのフニャフニャした食感がイヤヤから、食べたかったら自分で買い」とけんもほろろな冷たいお答え。種類や作り方にもよりますが、確かにちくわの方が硬さはあるように思います、かまぼこは弾力があるかなと。
家内は堅いもの大好きな人、パンを買うときでもハード系の、どつかれたら絶対ケガする石ころみたいなパンがお好みな、アゴも歯も丈夫な人なので、オジサンの好みなんて全く分かってくれません。
ところが長年一緒に暮らしていると、歩み寄りというか、慣れというか、ちくわも結構旨いなぁと。最近では冷蔵庫開けると時々かまぼこが入っていたりしますし、そういう意味ではずいぶん進歩と調和があったかなと、年月ってグレートですな。(笑)
ちくわとかまぼこの一番の違いってなんだろうと考えてみると、手で持って食べられるかどうかではないかと思うのでありますよ。袋から出して片手で持って食べられますからね。
かまぼこは袋から出しても板をはずさないといけません、ハナから板が付いてないものもありますが、かまぼこはやっぱり板の上に乗っている姿が板に付いていると思うわけで、板ごとかじるわけにもいきませんし、手軽さ、ハンディーさではちくわに負けるかなと。
立ち飲みでも、オトーサンがちくわ片手に飲んでる姿を見かけますしね。かまぼこだと板からはずしてお皿に盛らなくてはならないので、一手間かかります。立ち飲みには向かないかも。
反対に座って飲める居酒屋さんでは、ちくわはおでんの中や、炊いたひじきの小鉢の中で薄っぺらく輪切りにされた姿しか見かけませんな、こちらでは圧倒的にかまぼこ勝利、板わさちょうだいって頼むと、きれいに盛りつけて出てきます。
立ち飲みのちくわのように袋のままポンなんて事はありません、お高い居酒屋さんでは飾り切りなんかしてあって見た目も美しく、箸を付けるのがもったいないぐらい、ついついお銚子もう一本なんて事になりますな。(笑)
ちくわもかまぼこも、お酒に合うという意味では美味しいアテ、甲乙付け難い名脇役。晩酌のお供にもう一品というときに、良い仕事をしてくれます、お高いものほど生姜醤油もわさび醤油もいりません、そのままで美味しい。
なんだかんだと結局どっちもよく食べているってことなのですけどね。(笑)ちくわとかまぼこ、どっちがお好きですか?

_mg_6170_blog JR新大阪駅「エキマルシェ新大阪」にあるカネテツデリカフーズのショップ「ネルサイユ宮殿」で見つけた「ちくわ筆箱」、これは受けるかもと家内に見せましたが、食べられないちくわには興味が無いようで…。参考HPはコチラ。http://www.nerusailles.com/

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2016年3月29日 (火)

街のポートレイト

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今まで撮った写真をスキャン代わりにデジカメで複写しておりますが、実にスピーディー。どんどん捗るのはいいのですが、それをLightroomに読み込んでから傾き調整やトリミングをしなければいけないので、そこが滞って未処理写真がたんまりフォルダに入っておりますよ。
さっさとやればいいのですが、ついつい写真を眺めてしまうという。捨てる古本の整理をしていて、ついつい読みふけってしまって全然進まないのに似ていますな。
眺めていると撮った時の事が思い出せます、それもしっかり記憶が蘇るという。「この角、曲がった所にあった喫茶店で食べたサンドイッチはスライスしたゆで卵がいっぱい挟んであるやつだった」とか「この下町の路地でカメラのフィルムを入れ替えていたら、民家の網戸が開いておばあちゃんが冷たい麦茶をごちそうしてくれた」とか「たたずまいが渋くて撮った食堂に入ったら、帰りに電車の中で食べなさいと売れ残ったいなり寿司を包んでくれた」とか…。もうきりがないぐらい色々なことが思い出されて全然作業が進まないという。(笑)
そうして眺めていると、ずいぶん色々な街を撮り歩いたなぁということ。人も絡めたスナップだとか、観光名所の風景だとかはほとんど無くてひたすら街の写真ばっかりが並んでおりますよ。興味のない人には、なんだコレな写真なのですが、街大好きなオジサンは見ていて全然飽きないのですな。

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以前、鬼海弘雄さんの写真展を見に行ったとき、作家自ら解説をしてくれるイベントがあって、会場を移動しながらお話を聞いたのですが、その中で街そのものを撮った写真の並ぶ会場で「私にとっては街のポートレイト」とおっしゃってました。人物を撮ったシリーズとスタンスは同じだという事なのだと思います、街そのもの魅力を撮っているわけですな。
鬼海弘雄さんはモノクロームで撮影されてましたが、オジサンは街の色というものにも興味があるので、カラーで撮ることがほとんど。カラーであれモノクロームであれ、街のたたずまいというのは興味深いものだと思うのでありますよ。
初対面の人と話していて話題が写真のことになると、必ずといっていいぐらい、どんな写真を撮っているのですかと聞かれるのですが、その度に街の風景とか建物とか色々なんて、ゴニョゴニョとごまかしておりました。
普通の人なら目を向けることなど無いだろうなぁと思うような所に面白さを感じてしまうので、いわゆる美しい街の風景だとか、人情あふれる下町情景だとかというものを撮ったことがなくて、聞いてきた相手を納得させるようなうまい答えが出てこなかったのですな。
でもこれからは、聞かれたら「街のポートレイト」を撮っていますと答えることにしましょうか、なんだか良いフレーズ。(笑)
ポートレイトの本来の意味は、肖像、肖像画、肖像写真だと辞書には出ておりますが、オジサンには街の成り立ちや歴史といったものを越えて、今ある姿が素晴らしい「街の肖像」だと思えるのですな。
そう思うと、今時の街のたたずまいは面白くありません。どこも同じ顔、外食チェーン店にファーストフード、ドラッグストア、携帯電話ショップの看板ばかりが目立つ画一化された街並み、その街の特色や匂いが漂ってこなくなりました。このままいけば街のポートレイトはどれも同じ顔になってしまいそう。
たとえそうなってもオジサンは街の写真に関しては写歴だけはありますのでね、間違いなく面白いものやマヌケなものを見つけてはカメラを向けていると思いますけどね。(笑)

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2016年3月27日 (日)

リコーフレックスを忘れてはイケマセン。

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アメリカで若者がコーク片手にロックンロールを踊りまくり、テールフィンやフロントマスコットが付いた派手なアメ車がブイブイ走り回ってた1950年代、日本では二眼レフカメラのブームでした、地味ですね。(笑)
火付け役となったのは写りの良さと大衆価格で一世を風靡したリコーフレックス。第二次大戦後、カメラ業界は復興が早かった産業でした。空襲の被害の無かった長野県に工場のあったメーカーはストックしていた部品を使っていち早くカメラの製造に乗り出します。進駐軍相手や輸出による外貨獲得もありましたしね。
カメラ産業が活況になって、戦後復興が進むと、当然大衆もカメラを持つことが夢になります。ただ、まだカメラは高嶺の花、そうそう誰もが買えるものではなかったのですな。そこにあっと驚く大衆価格で登場したのがリコーフレックスなわけで。当時二眼レフは2~3万円ぐらいしていたところに6,800円という、業界ビックリのぶっちぎり出血価格で発売。買い求める人でてんやわんやの大騒ぎになった、日本のカメラ史に残る名カメラ。
大衆へのカメラ普及に一役買ったことはいうまでもありません。初めて大量生産されたカメラとしても知られています。そのおかげで今でもたくさん残っているのですけどね。並み居る二眼レフに比べるとチープな印象ですが、これも低価格を実現するための工夫と思えば、なるほどと納得する部分。
二眼レフのボディーはダイカストが一般的なところ、板金ボディー仕上げ。鉄板曲げて箱型を作るほうが安く大量に作れますからね。おかげでレンズの付いた前板が重くてバランスはちょっと悪いですが、全体重量が軽いので負担にはなりません。レンズは3枚玉ですが、定評のある富岡光学製。安くても良く写るカメラとしての評価はそのあたりにもあったのかもしれませんな。

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フィルムは中枠を取り出して装填、戻して巻き上げていく方式。ペラペラの板金ボディーがよく分かります。

オジサンが持っているのは、1954年発売のⅦ(7)型。一時気に入ってしまって何台か持っていたのですが、二眼レフに興味のある友人に譲ったりして今はこれだけ。ま、使い勝手はどれも似たり寄ったりだったので一台あればもういいかと。(笑)
写真を撮るための最低限の装備しかないので、操作感もチープですが、そこはさすがに一世を風靡したカメラだけのことはあります、ホント良く写る。晴れの日の屋外だと絞り込めるのでなおさら、いい意味で期待を裏切ってくれるので、中古カメラ屋さんで程度のいいものを見つけると、ついもう一台ってことになってしまったのですな。値段も安いですしね。
安さと写りの良さで独走状態だったリコーフレックス、Ⅶ(7)型はバリエーションも多く、完成の域に達しているモデルでしたが、同じ頃ヤシカからダイカストボディーの低価格二眼レフが発売されたりして、うかうかとしてられなかったのですな。さらに低価格のリコーフレックスホリデイやダイカストボディーのリコーフレックスダイヤなどを発売しますが、時代は二眼レフから35ミリカメラへと移り変わって二眼レフのブームは下火になっていきます。
たくさんの人に写真を撮る楽しみを与えてくれた名カメラ、初めて手にしたカメラがリコーフレックスだった人も多いはず、このカメラを忘れてはイケマセンな。

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2016年3月26日 (土)

通り過ぎていったカメラ達

カメラが楽しくて、色々なカメラに手を出してしまうと、当然ながら短命というか、オジサンの元から去っていったカメラもたくさんあるわけですな。見つけたときは良いカメラと出会えたと喜んでも使ってみたら期待はずれだったり、印象が薄かったり、思った以上にコンディションが悪くてどうにもならなかったり。
オジサンの場合は基本的に使える事が前提なので、修理や改造がメインではないのですな、どうしても使えるようにしたいというか、使ってみたいから直すわけで、自分のスキルで直せそうにないカメラは買いません。
なので、カメラのメンテナンスに毛が生えた程度の修理ぐらいしかできませんが、それで直ったカメラは必ず使っています。なんだかんだ言ってもカメラは写真を撮ってナンボの道具、撮った写真で判断というか評価してあげるのが正しいかと思っておりますのでね。それでもう一つだったり、肌に合わなかったりした、次に使うことがないだろうカメラは他のカメラを買うときの資金調達などで去っていきました。
ただ去っていったものの、今になってもう一度使ってみたくなっているカメラもあったりするのがカメラ好きオジサンの優柔不断なところ、「しまった、手放すんじゃなかった」カメラ達。(笑)
直したカメラはまずネガフィルムを入れてテスト撮影します。業務用のパックで少し安く売っているもの。プリントせずにフィルム現像のみしてもらってフィルムスキャナで取り込んで確認、最近はスキャナが使えなくなったのでデジカメで複写してますけどね。
それでいけるとなったらリバーサルフィルムを入れて撮影。ジャンクで見つけたカメラじゃなくて、少し前に書いた阪神百貨店カメラ修理コーナーなどで、ちゃんとプロの手が入ったカメラを買った場合はいきなりリバーサルフィルムで撮りますが、リバーサルフィルムの方がカメラの素性が分かるような気がするのですな。ま、使い慣れているというのもありますけどね。
シャッタースピードがちゃんと出てなくて全体にオーバーだったりアンダーだったり、レンズの周辺光量落ちがすごかったり、シャープさが無かったり、すごくシャープだったり、現像上がりのフィルムをライトボックスの上に乗せた瞬間の印象というか、それがすごく大事な気がするのですよ。このカメラと長くお付き合いできるかどうかの部分。
で、気に入ってしまったら、しばらくそのカメラばかり持ち出すという。気に入らなかったらポストイットにその辺りの気になったところをメモして貼り付けてカメラの墓場に。(笑)
そんなこんなで去っていったカメラ達、古くなってベストコンディションを発揮できなかったり、フォーマットが肌に合わなかったり、元々そんな良いカメラじゃなかったり、理由は色々あるでしょうが、オジサンの元を去っていったけど撮ったフィルムは残っているわけで。そんな写真から今回は選んでみました。

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このビル、ハーフサイズで撮ったものを以前掲載しましたが、これは6×7判。中判なので緻密な描写なのですが、縦横比が中途半端で使いにくかった。

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同じく645判も何だか中判を使っている感じがしなくて、中途半端判でした。(笑)

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2016年3月24日 (木)

元町が神戸の玄関になれない三つのわけ。

神戸は歩いても行けるぐらいの距離に、東から三宮、元町、神戸の三つのJR駅があってどの駅で降りてもにぎわいがあって便利なのがいいところ。
一番にぎやかなのは三宮駅、山側には歓楽街や北野町、海側には商店街がありますが、震災後はなじみのお店が無くなったり、街の雰囲気が変わってしまったりしたのと、人が多いのでオジサンが一番行かない場所になってしまいました。にぎやかなのですが、何となく以前とは違う感じがして、足が遠のいたまま、写真撮り歩くぐらいでしか行かない、通り過ぎる街になっておりますよ。
神戸駅は正直なところ、行きつけの中古カメラ屋さんと海側のハーバーランドしか行くことがないので、もっぱら写真を撮りに行くところになってしまってます。アンパンマンミュージアムなんておじさんには関係ありませんしね。直したカメラを持って海の見える場所で写真撮るのがほとんど。そのまま斜めに山側に歩けば元町商店街に出ますしね。
で、オジサンが愛してやまないのは元町駅とその界隈。行きつけのお店もありますし、中古カメラ屋さんもあります。昔からのお店も多くて、オジサンには落ち着ける場所、肌に合う合わないの話なのですけどね、何となく元町界隈が一番しっくりくるというか、いいのですな。
その昔、元町の方がにぎわっていた時代もあったそうですが、三宮にお株を奪われて以来やや地味になってしまいました。大丸はあるし、旧居留地のブランドショップもあるし、ポートタワーもあるし、南京町という観光スポットもあるのに神戸の玄関口と言うには弱いというか印象が薄いのが元町のポジション。
元町をぶらぶらしながら、何でかなぁなどと考えてみたわけですな。閑人のオジサンが思う元町のダメダメなところを色々と。

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まずJR元町駅、階段が長い、高架駅なので階段は当然ですが、乗降客の多い東口にエレベーターは無いし、エスカレーターは全く無いので、ひたすら階段を利用するしかありません、ホームまで上がると息が切れますよ、お年寄りにはつらい駅、ぜんぜんバリアフリーではありませんな。エスカレーター付けるスペースは十分あるのにね。ホント昔のままの駅。これじゃ玄関口どころか勝手口にもなれませんよ。

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二つ目は元町商店街、古くからの由緒ある東西に長い商店街なのに、どのお店も閉まるのが早すぎますな。7時半過ぎたらほぼシャッター通りって、それ商店街ですか。ゲームセンターとセルフの喫茶店とドラッグストアぐらいしか開いてないんじゃ別に元町商店街でなくても事足りますからね。休日はそこそこにぎわってますが、それも東の方ばかり、西に歩くとどんどん人が減っていくという悲しい状況。雨の日も濡れずにぶらぶら出来るし、幅は広くてゆったりだし、明るくていい商店街なのにお店が開いてないから、ただの通路、仕事帰りに寄り道したくなるところが無いのはどうかと思うわけですよ。なんだか良さを生かせてないもったいない商店街。

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三つ目は、小さな事ですが、JR元町駅東口南側出てすぐのゴミ箱。そのまま横断歩道渡れば大丸がすぐなので、一番人通りが多いところ。その目立つ場所にあるゴミ箱は365日ゴミが溢れかえって、入りきらないゴミがその辺りに無造作に置き去りにされているという、駅前の花壇の花も霞んでしまうひどい物件。こんなところで待ち合わせなんてしたくありませんな。他にゴミ箱がないので、みんなココにぶち込むのでしょうが、何とかならないのでしょうか。おまけにドブネズミがガサゴソ漁ってますしね。いっそのこと撤去した方がいいのかも。こんなにゴミだらけじゃどう逆立ちしたって神戸の玄関にはなれませんな。

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オジサンが一番神戸らしさがあると思っている元町、この先寂れるか、廃れるか、復活するか、メジャーになるかは分かりませんけど、三宮や神戸より一番手持ちのカードが多い街だと思うわけで。お子ちゃまに媚びた街には絶対なってほしくありません、むしろ大人にならないと楽しめないぐらい尖った街になっていただきたいなと、オジサン強く思うわけでありますよ。

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2016年3月22日 (火)

平成28年のバナナカステラ。

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最近ふとコンビニで見つけて、まだ売ってるのか~と懐かしさがこみ上げてきたお菓子、バナナカステラ。
カステラなのにバナナの風味。カステラなのにバナナの形。カステラなのにバナナ餡入り。カステラなのにBANANAって書いてある。食べてビックリ、そんなバナナ(バカな)と思わず言ってしまう、子供の頃からあるおやつ。
学校から帰ってきてバナナカステラが置いてあると「あ」って嬉しかったですな。袋にいっぱい入っているのに晩御飯が食べられなくなるので二つぐらいしかもらえませんでしたが、まだ残っているので明日も食べられるのが嬉しかったのだと思います。
調べてみると、バナナがまだ庶民には手の届かない高級果物だった頃、それを模したお菓子として作られたのが最初だったようですな。大正時代から作ってましたっていうメーカーも出てきました。どうやら発祥は大阪のようで、今も作っているメーカーは関西に集中しているというのも分かりました。
大阪名物釣鐘饅頭でおなじみ釣鐘屋本舗さんの「名代 芭蕉」は税込み324円(原稿執筆時)とバナナカステラとしてはぶっちぎりの高級品、庶民のお菓子というより高級和菓子ですけど、きっと別物の美味しさなのでしょうね、食べたことがないので分かりませんが。(笑)
オジサンがよく食べていたのはそんな高級品ではなく、お菓子屋さんやパン屋さんの隅っこに袋入りの一口サイズのドーナッツや野球カステラ(若い人は知らないでしょうね、グローブやミットやバットの形をした一口カステラ)なんかと一緒に並んでいたもの、どこのメーカーなのかさえ分からないようなフツーのバナナカステラ。
ちょっとパサパサした白あんにウソ丸出しのバナナの香り、袋を開けた瞬間のあの香りが何ともチープでいいのですな。バターを塗った焼き芋と並んで牛乳に合うおやつでした。
懐かしくて買ってみたバナナカステラ、今時のバナナカステラは一体いかなるモノかと食べてみましたが、なんだかちょっとソフトな感じ、昔の方がもっとウソっぽい香りがきつかったような気がしましたが、今は食品添加物とかうるさいのでこんな風になったのでしょうね、成分表示にちゃんとバナナピューレって書いてありましたし。安全安心な平成のバナナカステラ、周りの生地も今のはふんわりしっとりしています。改めて食べてみてやっぱり美味しい。

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試しに本物のバナナと食べ比べて見たらどうなのだろうなんてバカなことを考えつつ、そういえば本物のバナナも最近食べなくなったな~と思いながら、バナナカステラは日本茶に合うお菓子だと再発見したのでした。
その後、コンビニやスーパーに行く度に売り場を探してみましたが、意外なことにどこでも売っているのですね、2本入りだったり3本入りだったり、お菓子メーカーのだったりパンのメーカーのだったり、お値段は大体100円ぐらいでした。
ロングセラーの庶民のお菓子、まだまだ健在なのにオジサンは嬉しくなってしまったのでありますよ。

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2016年3月20日 (日)

カメラに謝れ(笑)

写真撮らない人に限って、カメラやレンズに文句を言うのはなぜなのでしょうか。自分の腕前を棚に上げて批判や批評するのが楽しいのでしょうな、そんなゴタクを並べている暇があったらもっと写真撮ればと思いますけどね。(笑)
若い頃入り浸っていた写真屋さんは、写真クラブもやっていて、月に一度区民会館に場所を借りて、定例会なんてものをやってました。会員はほとんど年輩の写歴だけは長いうるさい人達。おじいちゃんが圧倒的に多かったですけどね。
今思えば、写真のレベルは低かったと言い切ってしまいますが、店長が上手く持ち上げるし誉めるのでいつもそこそこにぎわっておりましたな。おだててフィルム使ってもらわないといけませんし、カメラも買ってもらわないと、小さなお店はやっていけませんでしたからね。
オジサンや友人はその頃は、働き出したばかりだったり学生だったりでお金が無くて、いつも店長に安くしてもらったり、まけてもらったり、給料日まで待ってもらったりしていたので、もっぱら写真クラブのお手伝いをボランティアでしてました。缶ビールや柿の種買いに走ったり、いわゆるパシリをして盛り上げる係。
そんなこんなの定例会、座が盛り上がってくるとカメラ談義が始まるのですな、あのカメラ、このレンズが俎上に載せられて、ボロクソに言われるというのがおきまりのパターン。お家で奥さんの前でカメラの話をしても聞いてなどもらえませんからね。月に一度、たまったうっぷんや、ひとこと言わせて欲しいことが爆発するという。ニコン派、キヤノン派、中判一筋派など派閥も入り乱れて、ある意味面白いことに。
店長は永久中立、誉めてもけなすことは絶対にしない人、いつもニコニコ大人の対応で、ややこしい話の中から商機をつかむ名人。定例会の次の日ぐらいから、持ってるカメラやレンズを下取りに出して新しいのを買いに来るおじいちゃんが店を訪れるのですな。
「○○さんが言うとったの見せてくれる?」
みなさんお金は持ってます、それで写真が上手くなるのならと、お高いカメラやレンズをポンと買っていくのですな。店長ニコニコえびす顔、下取りしたブツは、我々若手に格安でご提供してくださるという、若手重視、将来につなげる商売上手な方。
量販店の値引き価格でも手が届かない物が格安で買えるのでありがたかったですな。おまけにおじいちゃん達が手放したのは、ほとんど使われていない新品同様品と言っていい物ばかり。
カメラやレンズをしょっちゅう買い換えて写真は撮らずに文句ばっかりの人達でしたが、それで潤った貧民も居たわけで、カメラに謝って欲しいけど、ありがとうも言っておきましょうか。(笑)

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2016年3月19日 (土)

これでスッキリ、被写界深度。(長文)

撮像素子の小さいコンパクトデジカメで、背景のぼけた写真が撮りにくいのはなぜでしょう。中判カメラで撮ったら、思いのほか背景がぼけてしまうのはなぜでしょう。
同じ絞り値で撮ってもぼけ具合ってフォーマット(フィルムサイズや撮像素子サイズ)やレンズや撮影距離で変わります。この辺りのカラクリを、よもかめ先生が何とか分かりやすく解説してみます。(出来るかな?)分かってしまえば簡単なオハナシ、知ってて良かった被写界深度。(笑)
レンズは撮影距離が同じなら、焦点距離の短い広角レンズほど被写界深度が深く、ぼけにくい性質があります。例えば、35ミリフルサイズのカメラにズームレンズを付けて、25ミリ広角、50ミリ標準、100ミリ望遠の各焦点距離で、同じ位置から撮ってみると、広角は被写体が小さく、望遠は大きく写りますが、背景のぼけ方は望遠の方が大きくなります。

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100mm_blog 同じ位置から焦点距離を変えて撮ったもの。狛犬の後ろの提灯のぼけ具合は望遠ほどボケるのが分かるかと。(黄色の四角で囲った部分)

次に撮影距離を前後させて、被写体が画面上で同じ大きさに写るように撮ってみると、広角も標準も望遠も背景のぼけ具合は同じ見た目、つまり同じ被写界深度になります。
これは広角、標準、望遠レンズの画角による被写界深度の差が、撮影距離で相殺されるためです。
被写界深度は同じになりますが、撮った写真は被写体と背景の遠近感が全く変わります。広角だと背景も遠く広く写りますが遠近感によって画面の端っこや物の形が歪んで写ります、望遠だと遠近感がぎゅっと圧縮されて背景が迫って来るように写ります。いわゆる画角の違いというもの。
広角レンズは画角が広いから広角と呼びます。ちなみに対角線画角は25ミリで約82度、50ミリで約47度、100ミリで約24度になります。
撮影距離も50ミリで1メートルから撮ったとすると、100ミリだとその倍の2メートルの距離から撮らないと、被写体が同じ大きさに写りません。25ミリだと半分の50センチに近づかないといけないわけです。

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50mm_blog_2
100mm_blog_2 灯籠が同じ大きさになるように撮影距離を変えて撮ったもの。灯籠の後ろののぼりの文字のぼけ具合はほぼ皆同じになります。(黄色の四角で囲った部分)ただし、背景との距離感や灯籠の形の見え方が変わります。

この性質を頭に入れといてもらって、今度は同一撮影距離で、フォーマットの違う3種類のカメラで撮った場合を考えてみます。
分かりやすくするために、ある建物があって、それを画面いっぱいになるように、マイクロフォーサーズ、35ミリフルサイズ、6×6の中判で撮るとしましょうか。
35ミリカメラに50ミリ標準レンズを付けてちょうど画面いっぱいに建物が収まるとすると、フォーマットが35ミリの半分のマイクロフォーサーズカメラでは、同じ50ミリレンズを付けても焦点距離が倍の100ミリ相当になってしまうので、半分の焦点距離の25ミリレンズを付けなくては同じ画角になりません。
次に6×6の中判カメラに50ミリのレンズを付けると約27ミリの広角になってしまいます、(6×6の中判カメラのレンズを35ミリ換算するには×0.546で求められます)35ミリカメラの約1.8倍の大きさのフォーマットなので同じ画角にするには、50×1.8=90ミリの焦点距離ということになります。
で、おわかりかと思いますがレンズは撮影距離が同じなら焦点距離の短い広角レンズほどぼけにくい法則に当てはめると、マイクロフォーサーズは25ミリ、6×6の中判は90ミリなので焦点距離の短いマイクロフォーサーズは35ミリフルサイズよりぼけにくく、反対に長い中判はぼけやすいということになります。
6×6の二眼レフやスプリングカメラに付いているレンズは75ミリから80ミリぐらい、35ミリカメラに換算するとそれぞれ41ミリと44ミリ相当になりますのでほんのちょっと広角寄りということになりますね。
このカラクリが分かるとフォーマットの小さなカメラでぼかそうとすると絞りを開け、大きなサイズの中判では絞り込まないと同じ被写界深度にならないということも分かります。
35ミリカメラで絞りF8だと、マイクロフォーサーズならF4、6×6の中判だとF11~F16で大体同じ見た目になるのですね。
中判カメラで35ミリと同じ感覚で絞りを決めていると、思いの外ピントが浅い写真になります。目測のカメラだとピントを外すことも多いかと。そこでレンズに表記してある被写界深度目盛りを活用する事で被写界深度内に収めて撮影するということになります。
そうすると自ずと絞り込むことになるので、昔の大衆向けスプリングカメラのようにシャッタースピードが1/25、1/50、1/100の3種類ぐらいしかないカメラでも十分素敵な写真が撮れるのですね、絞り込むことによってレンズの欠点もカバーできますし。
ハーフサイズカメラは固定焦点のものが多いですが、フォーマットが小さいカメラはぼけにくいというのを逆手にとって絞りでコントロールしているわけですね。晴れた日の屋外で撮ったら驚くほどシャープな写真が撮れるのはただでさえピントが深いのに絞り込まれることによってさらに深くなるので隅々までピントが合うというわけです。
話が前後しますが、先ほど画面上で同じ大きさになるように撮れば、レンズの焦点距離(画角)による被写界深度の差は撮影距離で相殺されると書きました。
広角だからピントが深い、望遠だからぼけやすいというのは撮影距離を変えれば当てはまらなくなるわけですね。
テーブルフォトや小物の撮影にはこれを応用します。広角レンズはピントが深いと思い込んで寄って撮ると物の形が歪んでしまいます、強い遠近感で後ろに置いた物が小さく遠く写ってしまい何とも不自然な写真になりがち。
反対に望遠で離れたところから撮れば同じ被写界深度で形が歪まずに撮ることが出来ますし、遠近感も圧縮されて画面が散漫になりません。35ミリカメラで焦点距離100ミリぐらいが使い勝手がいいかと。

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上は広角25ミリで最短撮影距離から撮ったもの、下は望遠100ミリで離れたところから撮ったもの。我家の場合狭いので隣の部屋から撮りました。(笑)で、見ての通り、広角だと手前の皿が大きく写ります、実際は真ん中の皿が一番大きいのですが、遠近感でそうは見えなくなってしまいました。おまけにお皿が外側に傾いて見えますし。下の望遠で撮った方は不自然な遠近感がなく自然に見えますし、皿の大きさも正しく撮れました。

ズームレンズが主流というか当たり前になって、被写体を画面に収めるために安易にズームして撮ってしまってませんか。自分は動かず、ズームリングを回して済ませてしまう撮り方。
この時、画角と被写界深度も変化していることを分かっていただきたいのです。当然ながら背景との遠近感も変わります。ズームレンズを使っていると、その辺りが曖昧なまま、便利さだけで安易にズームしてしまいます。
よもやまカメラでは単焦点レンズの良さを何度か書いていますが、ズームできないことが不便なのではなく自分が動かないと思い通りに撮れないことで、画角や撮影距離や被写界深度のことを理解できて、撮ることが楽しくなると思っているからなのですね。
一本の単焦点レンズとじっくりお付き合いすると、レンズの仕組みがよく理解できます、そうすると他のレンズやカメラを使っても応用が利くなというのを経験上思いました。
特に古いカメラを使うとそう思いますね。一枚の写真を撮るのに時間のかけ方が違ってきます、じっくり考えて丁寧に撮るようになります。カメラに撮ってもらうのではなく自分の判断ですべてをコントロールできる楽しさとでも言いましょうか。ま、フィルムが高いので失敗できないのもありますけどね。(笑)
被写界深度はレンズとフォーマットと撮影距離も絡んできて、厳密にいうともっとややこしくて、計算式が出てくるようなレベルの話なのですが、撮影しながら関数電卓はじくわけにも行きませんからね、ざっくりした解説ですが、感じは分かっていただけるのではないかと思って書いてみました。
書いててあれもこれも言わなきゃがいっぱい出てきて、頭では分かっているのですが、文章にすると全然進まなかったですな。でも書いてて楽しかったですけどね。(笑)
長文になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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2016年3月17日 (木)

取扱説明書をEvernoteに放り込んで分かったこと。

取扱説明書って、必要なときに大抵出てこないモノですな。今まさに困っている状況なのに出てこなくてさらに困った状況に陥るという代物。
家電でも何でも何か製品を買ったとき、セッティングのためとかで最初はじっくり見るのですが、それが済んだらどこかにしまいこんでそれっきり、一カ所にまとめて置けばいいものを、ついついその辺に置きっぱなしになって、そのうちじゃまになって片付けてしまって行方不明。捨ててしまうことは無いので、どこかにあるのは分かっているのになぜか出てきてくれない不思議。
「どこに仕舞うたん?」
「アンタが片付けたんやろ、知らんで」
「置き場所決めとこ言うたやん、それどこなん?」
いつも同じ事の繰り返し、取扱説明書探しでバタバタ、学習能力ゼロ夫婦。(笑)
カメラみたいに頻繁に使うというか常用しているものは、よく見るので常に手元に置いてあるのですが、エアコンとか冷蔵庫とか、何か異常が起こらない限り見ることが無いので、どこかに行ってしまうのですな。
たとえばエアコンをつけたら、いつもと違うランプがチカチカ、いったい何やねんとあわてて取扱説明書探すという。今時は、探さなくても製品の型番で検索すればメーカーのホームページにPDFが転がっているので実に便利になりましたけど、必ず置いてくれているというわけではないので、困ったときはやっぱり困るという事態に。
ホームセンターなどで、取扱説明書をまとめておけるファイルボックスなんてアイデア商品も売られてますが、結局ちゃんとそこに仕舞わなければ何にもならないわけで、ついその辺に置きっぱなしにしてしまう人には全く無力なただの箱なのですな。
で、この状況を打破すべく、Evernoteで一元管理してしまおうかと思ったわけで。もっと前にトットとやっておけば良かったのですが、ま、今より遅い事はないのでさっそく我が家にはどんな取扱説明書があるのか探してみました。一般的に生活家電と言われる洗濯機や掃除機や冷蔵庫などは一通り出てきましたが、これらはほとんどPDFが見つかったので、ダウンロードしてEvernoteに、ミニコンポやパソコン周辺機器類も同じくPDFで。
ネットで見つからなかったものは、紙の取扱説明書からドキュメントスキャナで読み込むか、Evernoteのカメラで写真に撮ってしまうかなのですが、訳の分からない取扱説明書が一杯出てきましたな。
目覚まし時計や腕時計はまだマシ、災害時に使うラジオ付きライトだとか、電卓、組立家具、ダウンジャケットに付いていた洗濯の仕方の説明書、キッチン秤、漆塗りのお椀のお手入れの仕方、水出しコーヒーポット、押入で使う突っ張り棒などなど。もう笑ってしまうしかないような取扱説明書を大事にしまい込んでいたわけで、すでに使わなくなって、捨ててしまったものの取扱説明書まで出てきました。
もうどんどんEvernoteへ放り込んで、二度と見ることなど無いだろうものを、がっさり捨てたら実にスッキリ。困ったらEvernoteを開けばそこに間違いなく有るという安心感。
もう探し回ることが無くなっただけでも、精神衛生上まことによろしいというのが、こんなに清々しいなんて思いませんでした。(笑)

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2016年3月15日 (火)

酒飲みの自己弁護

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酒飲みが甘い物を勧められて「いける口なんで、甘い物はチョット…」なんて言いながら断るシーンを昔のドラマや映画で見かけましたな。酒飲みは甘い物を食わないというのが定説だったわけで。
ところがどっこい、オジサンは両方いける口、ケーキ食べながら焼酎飲むのも全然平気な、いけないハイブリッド。父親はお酒は飲めないけど甘い物には目がない人、母親は家系全員が酒飲み、両方のいいとこ取りでこんな事になってしまいました。
おかげで、家内が目の前でケーキや和菓子食べてても平気で飲んでいるという、「チョットちょうだい」なんて横取りしたりします。結構いけますよ、黒糖焼酎なんて意外と合うと思いますけどね。純粋な酒飲みからすれば「アホか」なのかもしれませんけど、それで飲めちゃうオジサンは酒飲みのニュータイプ、体には良くありませんが。(笑)
洋酒にチョコレートなんてのもあるわけですから、お酒と甘い物が合わないと考えるのはどうなのでしょうね。アイスワインなんて種類のワインは、寒さで糖度の増したブドウで作るそうですが、自然の物だけでこんなになるのって言うぐらい甘~いワイン。細い瓶に入っていて結構お高いものですけど、スイーツと一緒に楽しむものだそうですな。お酒と甘い物を楽しむ文化があるという事なのでしょうね。
そういえば行きつけのバーでは、おつまみに麦チョコやかりんとうが出てくることがあります、ハイボール飲みながらポリポリやってますが何か?
大体酒飲みは意地汚い生き物、なんだかんだときっかけを作ってはお酒を飲んじゃうという人種。仕事が上手くいったりして気分が良ければ飲んじゃうし、むしゃくしゃしてたら飲まずにいられないし、何にも無くてもとりあえず飲んじゃうわけで。四六時中飲むきっかけを探しているという、どうしようもない人たち。(笑)
特にいいアテがあると間違いなく飲んでしまいますな。冷蔵庫開けたら、ちょっとお高い目の蒲鉾や塩辛を買ってあるのを見つけたときとか。デパートの物産展もイケマセン、見たことも聞いたこともないような物でも大抵試食できるので、ついつい食べてみて買って帰ろうかと、完全に酒飲み目線で美味しいもの探ししてる自分がいます。で、怒られちゃうのですけどね。
飲まない人はおいしい物があれば、それでご飯ワシワシ食べてごちそうさまなのでしょうが、そういう方面に考えが行かないのが酒飲みのイケナイところ、一緒に合わせるお酒のことを考えてしまいます。
ご飯好きの方が、おかずに合わせて今日は魚沼産コシヒカリを炊こうという具合にはならないと思いますが、酒飲みはそこに拘るのが楽しかったりするのですな。酔っぱらえば、何飲んでも一緒なのですけどね。
飲むために働いて、働いたから飲むという、結局いつも飲んでるのに、なんだかそこに言い訳というか理由が必要なのが酒飲みの自己弁護なのかなぁと飲みながら考えておりますよ。(笑)

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2016年3月13日 (日)

被写界深度目盛り、使ってます?

カメラがオートフォーカスになって、ガッサリ省かれてしまったのが、レンズの被写界深度目盛り。付いててもほとんど役に立たない省略のされ方だったりして、無いのも同然の扱いになってしまいました。
何でこんな事になってしまったのかというと、カメラがオートフォーカスになったおかげでピントリングの回転を少なくしなくてはならなくなったからだと思いますね。
マニュアルフォーカスの交換レンズを見てみると最短撮影距離から∞までぐる~りピントリング(ヘリコイド)を回さなくてはなりませんが、オートフォーカスのレンズってほんの数センチ回転するだけ、ぐる~り回していたのではピント合わせに時間がかかってしまいますし、モーター動かすのにもバッテリーを消耗するわけで、瞬時にピントを合わせる必要から短い移動になってしまって、その間隔に被写界深度目盛りを今まで通り表記するなんて無理ということで省略。ズームレンズが主流になったのも原因の一つかと。
ピント合わせはカメラに任せたんだから、今さら被写界深度目盛りなんて見ないだろう、だからチマチマ表記してられるかって事なのでしょうね。ファインダーといい、被写界深度目盛りといい、便利になった見返りに大切なものがどんどんカメラから省略されていきますなぁ。
何で被写界深度目盛りについてグダグダ言うのかというと、これを使いこなすとレンズの焦点距離の違いや、撮るものまでの距離によって変わるピントの合う範囲を瞬時に理解できるようになるからなのですよ。言ってみれば計算するのに電卓とそろばんではそろばん使う人の方が暗算が速いのに似ているかなと。
被写界深度目盛りを読めば、「オレの撮りたいものは深度内に入っているからピントはOKだぜ」って判断が瞬時に出来るわけですな。目測の昔のカメラを使う時には絶対使っていただきたいのが被写界深度目盛りなのですね。
若かりし頃、こればっかりという感じで使っていたのが24ミリレンズ、いつも一眼レフに付けっぱなしでした。これぐらい広角になるとファインダーを覗いても全部にピントが合っているように見えてしまうのですな。で、被写界深度目盛りを活用、ピントを3メートルに合わせて、絞りをF8にすると1.5メートルから∞まで余裕で被写界深度内、バッチリピントが合います。いちいちピント合わせの必要もない、街中での撮影には抜群の機動力。
スナップ写真を撮る人に広角レンズが好まれるのは被写界深度の深さと画角の広さで瞬間をモノに出来るからでしょうね。オートフォーカスなんていらないですな。

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同じ24ミリレンズで上はオートフォーカス用、下は昔のマニュアルフォーカス用。この違いは何?ちなみに下のレンズが文中に出てくる使い倒していたFD24mmF2.8。黄色の線を中心に左右対称に数字が書かれているのが被写界深度目盛り、距離3メートル絞りF8の状態だと1.5メートルから無限遠まで深度内だというのが一目瞭然。

レンズって近いところにピントを合わせると、すぐ後ろがぼけてしまいます。いくら絞っても全部にピントを合わせるのは無理。反対に遠景になればなるほどピントの合う範囲は深くなっていきます。100メートル先と1キロ先なんて、レンズにしてみればどっちもピントの範囲内って事なのですな。遠くにそびえる山並みを撮るのに必要以上に絞らなくても大丈夫って事、被写界深度目盛りを見ればそれが一目で分かります。
手前から遠くまで全部ピントが合った写真が撮りたいなんて時には被写界深度目盛りと相談すれば一目瞭然、このレンズじゃ無理だからもっと広角のレンズにしようとか、撮り方変えて何とかしようとかの判断もできますしね。オートフォーカスになる前の交換レンズは、きちんと表示してありました。古いカメラもたいていちゃんと表示してますね、カメラによってはパンフォーカス(手前から遠くまでピントが合った状態)になる絞りと距離の組み合わせを、印や文字の色を変えて表示してくれていたのもありました。(参考記事はこちら)目盛りを読めばレンズのことがよく分かる被写界深度目盛り、ぜひ使いこなしていただきたいとオジサンは強く思うのでありますよ。

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二眼レフだとレンズではなく、側面に表示してあるのが多いかと、これはMINOLTA AUTOCORD、この表示だと、距離4メートルに合わせて絞りをF16に絞れば2.5メートルから10メートルにピントが来るのが読めますね。

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これはMAMIYA6 オートマット、距離計連動で、ピント合わせが出来るので、こんな大雑把な表示でも十分役に立ちますね。

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2016年3月12日 (土)

マークシート式露出記録用紙

デジタルカメラって、シャッター切った瞬間、写真だけじゃなくて、撮影日時や、カメラの機種名、シャッタースピードや絞り値などが同時に記録されます。Exif情報というやつ。おかげで写真の整理や、次に同じようなものを撮るときに大変便利なのですが、フィルム時代にはそんなものはありませんでした。一部のカメラでフィルムのコマとコマの間に撮影データを記録してくれるものがありましたが、これは特殊な部類、基本的に撮影しながらメモを付けていくしか方法はなかったのですな。
風景を撮るには大判や中判カメラが当たり前だった時代、35ミリカメラによる機動力を生かした風景写真で、新しい表現を開拓した写真家の竹内敏信さんの写真集は撮影データが細かく明記してあるものが多くて写真集でありながら、撮影の教科書にもなるものでした。
たぶんアシスタントが記録していたのでしょう、書かれたデータを参考にして写真を撮った方も多かったのではないでしょうか。あのころは風景写真で一世を風靡してましたからね。
で、オジサンもまじめに写真撮ってた頃は、まじめに記録も付けておりましたよ。現像上がりのリバーサルフィルムをチェックして、OKなカットをひとコマずつマウントして、メモを見ながら撮影データを書き込んでました。
今考えるとよくあんな面倒くさいことをやってたなぁと思いますが、その頃はまじめでしたのでね、写真が上手くなりたくてそんなことをチマチマやってたのですな。撮りながらメモを付けるのは手間ですが、確かに効果はありました。
たとえば露出計が役に立たない夜景の撮影など、露出をずらしながら何カットか撮るのですが、一番良いカットのデータを覚えておくと、次に同じような撮影の時、そのデータを基準に出来るので無駄打ちが少なくなります。
メモを付けてみて分かったのは、意外と露出を頻繁に変えてないということ。自分の撮りたい写真の露出の決め方にパターンがあって、その数パターンの組み合わせで大体まかなえているのが分かったのですな。つまり自分の撮り方を客観的に見ることが出来たのが良かったわけで。そうして撮っているとメモが無くても写真を見れば大体どれぐらいの露出で撮ったか、どのレンズを使ったかが分かるようになりました。
メモも最初はどこでも売っている小さなメモ帳に記入していたのですが、もっと便利に効率よく記録できないかと考えて自分でデザイン、プリントして持ち歩いてましたな。使いながら改良して、その頃写真用品メーカーから出ていた同じような撮影記録メモより出来が良いと自負してました。真剣に商品化しようかなんて恐れ多いことも考えていた若造の頃。(笑)
今はもう使っていませんが、そのデータが出てきたので、どんなものだったか掲載しておきます。興味のある方はダウンロードして使ってみてください。A4サイスの用紙にプリントして切っていただくと4枚取れます。

_blog「EXPkiroku.pdf」をダウンロード

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2016年3月10日 (木)

立ち飲み百景5 レッドカードな人達

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まだやるんですか、このネタと言う声は全く無視して、走り続ける立ち飲み百景。今回は立ち飲みでの立ち位置や立ち方を知らないルール違反な方々について。
世の中どんな事でもルールというものがあります。守っているから円滑にトラブル無く物事は進むわけで。それが分からない、もしくは知らない人が混じると、途端に流れが変わって、ギクシャクするわけですな。
それは酒場も同じ事、特に立ち飲みのように、限られたスペースでお酒を楽しむ場所には、言わずもがなな暗黙のルールというのがあります。特に混んできたときの隣の人への気遣いや配慮は、呼吸をするように自然に出来なくてはなりません。立ち飲みの達人、ベテラン、マイスタークラスの人達は、その辺りの所作が自然で、神の領域に達しておられるような方々は、いつ来ていつ帰ったのかさえ分からない。(笑)気が付けば次のお客さんが立って飲んでいるという。
ここまでの達人になるにはオジサンはまだまだ年季が必要ですが、一般常識的な立ち飲みルールはわきまえておりますよ。お酒は楽しく飲みたいですからね。ところがどっこい、そうじゃない人達が少なからずいるわけで、酒場の困ったちゃん達。この場合言えば分かる人達と、言っても無理だろうな~な人達の二つのパターンがありますね、見てて分類できるなと思いました。(笑)
言えば分かるタイプは、鞄や持ち物を床の上に置く人、通路のじゃま、お年寄りのお客さんも多いので気遣って欲しい部分。一人で場所を占有する人も×、占有してもグループ客が入ってきたらさっと場所を移動するのがマナー。最初からイスを出してきて座るのもイケマセン、立ち飲みなのですからね。若いグループ客に多いように思います、立ち飲みを知らないのかなぁ。
それから人の肩越しにお代わりのグラスを差し出す人。カウンターが混んでいても、大将の立ってる前だけは少しだけお客さんの立たないスペースがあるのですな、いわばここが受け付けカウンターのようなもの、お代わりする人はここに来て注文するのが暗黙のルールなのですが、それが分かってない。飲んでて肩越しにグラスがいきなり出てきたら不愉快ですからね。大将、その辺りは分かっていてお代わり入れたグラスは自分の前のスペースに置きます。さりげなく「ここに来て注文せえよ」と言う合図。こういう人達は大将に注意されると素直に聞いてくれるか空気を読んでくれるので問題はないのですが、何度言っても分からず諦められている人もいるわけで。
使った爪楊枝を元に戻しちゃうおじいさん。酔っぱらっているとはいえ、オイオイそれはアカンでしょう、下にゴミ箱あるのに。他のお客さんが気持ち悪くて使えませんがな。マナーやルール以前に人としてどうなんですかな部分。無意識でやっちゃうから本人は悪気が全くないのが困りもの。そのおじいさんの前には爪楊枝置かなくなりました、言わないと出てこない、当然です。
やたらチョロチョロするオッチャン、お知り合いやお友達が多いのは分かりますが、飲んでる後ろをグラス片手にあっちこっちウロチョロされたら落ち着いて飲めませんがな。一時もじっとしていないハツカネズミみたいな人、最後はお友達に「じっとして飲め」って怒られてるのですけど、しばらくするとまたチョロチョロ。ミジンコの方が落ち着きがありますな。
仕事の後、今日も一日ゴクローサンで楽しむお酒、レッドカード出されるのも、出す方も、その姿を見るのもイヤなもの、ルールを守れず出入り禁止になって、立ち飲みが「断ち飲み」にならないようにしたいものですな。

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2016年3月 8日 (火)

オジサンのライセンス

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ライセンスって言葉に反応してしまうのはオジサンがそういう世代だからなのでしょうな。
「007消されたライセンス」とか、テレビドラマ「キイハンター」で野際陽子さんが歌っていた主題歌「非情のライセンス」とか、なんだかハードボイルドな匂いを感じてしまう言葉なのでありますよ。いつも眉間にしわの天知茂さん渋かったなぁ。ライセンスイコール「カッコいい」イメージ。
レーサーのA級ライセンスってのも、スポーツカーをスマートに運転するイメージがあってこれもカッコいい。「栄光のル・マン」のスティーブ・マックイーン大好きでした。
今時はライセンスって言ってもパソコンソフトの使用権だったり、一流ブランドにお金払って作らせてもらう権利だったり、カッコいいイメージが全然しなくなっておりますな、全然ハードボイルドじゃない。(笑)
で、思ったのがオジサンのライセンスって何だろうということ。すっかりオジサンになって色々なところが劣化しておりますが、反対にオジサンになって良かったことや、ならないと出来ないこと、思わずしてしまうことっていっぱいあるわけで、その辺りがオジサンのライセンスを頂けるかどうかの分かれ目なのではないかと考えてしまったわけですな、ホント閑人、ジョン・レノンはイマジン、うがいはイソジン。
あっこんなダジャレやおやじギャグ飛ばすのもライセンス的にはOK牧場ですよね。ははは、オジサンいきなりトップギア、アクセル全開、寒さ暴走中。(笑)
ま、オジサンになると人目やみっともないことがあんまり気にならなくなりましたな、笑ってごまかす自然体、思春期の頃だとズボンのチャックが開いたままなのを通学電車で気が付いたりすると、次の日からもうその電車には恥ずかしくて乗れないぐらいナイーブな少年でしたけど、今なら平気で「おっ社会の窓(死語)開いとった~」で、その場で閉めて知らん顔。気にしないから、気にならないのがオジサンのライセンス。
ファッション感覚もダメダメ、育った世代もあるかもしれませんが、シャツの裾はズボンの中に入れないとだらしない気がします。若い人が、わざと破れたジーパン履いてるのを見ても可哀想としか思えない。
つまらないところで、つまらない突っ込み入れて相手を困らせるのも悪い癖、コンビニでお酒買ったら「年齢認証の画面タッチお願いしま~す」って言われて「おね~ちゃん、ワシ未成年に見えまっか?」ややこしいオジサンにバイト女子困惑中、イケマセンなこういう事しちゃ、迷惑なライセンス。
ホクロから毛が生えてたり、鼻毛が伸びてコンニチハしているのに気が付かないのもダメダメ、しかも白髪。(笑)ばっちいライセンス。ただでさえヨレヨレなのですから、身なりはキチンと爽やかにしておかなくてはなりませんが、ならないし、誰も見てないし、どうでもいいしと、諦めてしまうのがすでに立派なオジサンのライセンスなのかもしれません。
日々ライセンス更新中、ゴールドカードももう間近。(笑)

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2016年3月 6日 (日)

いいモニターは、長い目で見りゃ結局お得な件

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パソコンで何でもかんでもやるようになって、一番顔を突き合わせているのがモニター。パソコン使っている間はモニターも当然ながら使用中。モニターに映し出されたものを見て何事も判断しているわけですからね。
ネットでお買い物するときは商品写真を見て色や形を判断していますし、絵を描いたり、デザインしたり、写真を見たり、あらゆる場面でパソコンが当たり前になると、同時にモニターも同じだけ使っているわけで。で、これだけモニターは必需品なのにもっとお金をかけていただきたいと思っている事を書こうかと。
オジサンが使っているモニターは歴代EIZO製のもの、昔はナナオってメーカー名でした。デザイナーさんなどプロの現場で使われて評価の高いモニターメーカー、未だに一番最初に買ったブラウン管のモニターは健在です。古いMacにつないで動態保存中、全然壊れてくれないので捨てられないのですけどね。
当時ナナオ(EIZO)のモニターはホント高かった、清水の舞台から重石背負ってバンジージャンプする覚悟で買いましたが、今思うと買って良かったものランキング上位、実に長く安定して使えています。Macで写真を扱うようになって、カラーマネジメントなんて言葉が出てきた頃だと思います、ちゃんとしたモニターは必要だと思い切って買ってしまったものでした。
今は同じくEIZOのCG241Wという液晶モニターを使っています。丈夫だし画面にセンサー付けてキャリブレーション出来るので、常に正確な表示が出来るもの。これで環境光に合わせて何パターンかのプロファイルが作ってあって切り替えながら使ってます。
つまり昼間の明るい部屋で見る画面と、夜に部屋の蛍光灯の下でみる画面では同じ写真も見え方が変わるわけで、これをプロファイルを当てることで同じ見え方になるようにするわけですな。
部屋の蛍光灯も高演色光源タイプの物を使って不自然な色の偏りが無いようにしていますし、遮光フードは当然、窓が写り込まないような場所に机を置いて作業しておりますよ、さすがに部屋の壁を反射率18%のグレーに塗りつぶすのは借家なので出来ませんでしたが、考えられること、出来ることはほぼやってみたわけで。
ま、仕事柄カラーマネジメント方面はチョットうるさかったし拘りもありましたのでね。
ここまでやったらモニター表示を基準に出来ます、つまりモニターに映し出された物が完全に信用できるわけで、プリンターで写真を出しても画面とほぼ同じ、フィルムスキャナで取り込んだ写真もライトボックス(日本印刷学会推奨規格準拠)上で見たものとほぼ同じ、ぶれませんな。
後で画像補正をするときもハナから正確に表示されているわけですから判断しやすい。たとえば青みがかったモニターで夕焼けの写真を見て「あれ?もっと赤かったのに」と赤みを強く補正してしまうと、ちゃんと色の合ってるモニターで見たとき、色飽和を起こした真っ赤っかな写真に見えるのですな、最初の表示が不正確なので補正をやりすぎたり判断を誤るということになるわけで。
モニターっていい物を買えば長く使えるし、目も疲れないから肩も凝らないし、色んな意味で幸せになれるのにみなさんお金をかけてくれないシロモノ、確かに一万円ぐらいで大画面のパソコンモニターが売ってますのでね、高いモニターにお金が出せないのは分かりますけど、安物はそれなりですよ、それなり。
写真はデジタルカメラで撮るのがほとんどな時代、プロカメラマンなら当然ですが、アマチュアでも自分の写真を「作品」と呼びたいのならモニターには拘っていただきたいなとオジサンは強く言いたいわけで。パソコンはいいのを使っているのに、しょぼいモニターで写真見ていてはイケマセン、本当の楽しさの半分をどぶに捨てているようなもの。
「ウチはノートパソコンだから」なんてのも聞きません、今時のノートパソコンはグラフィック性能も高いのでね、外付けモニターで快適になりますよ、お使いのノートパソコンのスペック調べてみてはいかがですか。
お家でテレビを見てる時間とパソコンに向かって遊んでる時間を比べてみてパソコンの方が長いかなという方は、リビングに置く大画面テレビにお金かけるよりパソコンモニターにお金をかけて欲しいというのも最後に付け加えさせていただきたいなと。
モニターにはホントうるさいオジサンでした。(笑)

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2016年3月 5日 (土)

目立たない優等生、リコーキャディ(RICOH CADDY)

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その昔、オリンパスペンの快進撃でハーフサイズの大ブームが起こりました。他社も当然追従、メーカー各社こぞってハーフサイズカメラを発売してきたので、巷に溢れかえることに。
先陣を切ったオリンパスペンの出来があまりにも良かったので、他社もそれを越えるものをと考えたのかどうか分かりませんが、ハーフサイズカメラには実に個性的なものが多いのも特徴だと思いますね。
おかげでオジサンはいろいろ楽しんでおりますよ、楽しすぎるカメラの宝庫、ハーフサイズカメラだけで生きていけるかも。(笑)

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そんなハーフサイズカメラの中にあって、実に地味というか、影が薄いというか、昔の演歌に出てくる日陰の女のような、とっても目立たないカメラが今回取り上げるリコーキャディ(1961年発売)。オジサンが勝手にそう思っているだけかもしれませんけどね。でも地味なんですよホント。ハーフサイズブームに乗り遅れまいと、あわてて発売したのではないかと思えるほど没個性。(笑)
後から出てきた弟分のリコーオートハーフ(1962年発売)は、タバコの箱ほどの大きさに未来的なデザインでゼンマイドライブの自動巻き上げと内蔵露出計によるEE機構搭載と、登場したときからスポットライト浴びまくりの仕事は出来るわ、誰からも可愛がられるわのイケメンぶり。
わずか一年違いで何でこんなに差があるのってぐらい、可哀想なお兄さん。オジサンはですね1961年生まれでおまけに長男、リコーキャディーが他人のように思えないのですな。中古カメラ屋さんのジャンクワゴンで見つけるとついつい救出したくなってしまうという。
で、仕事できない君なのかというと、全くそんなことはありません、オジサンも同じです。ただ見た目がちょっとイケてないだけ。(笑)
レンズは弟分と同じRICOH 25mm F2.8なのでとてもシャープです。これでハーフサイズ?って必ず驚くほどいい仕事します。なのに評価が低いのはあまりにもオーソドックスなカメラスタイルなせいかもしれません。オートハーフと比べると普通のカメラにしか見えない訳で。今となってはそれがかえってレトロ感があってなかなか良いと思うのですが、当時は受けなかっただろうなぁ。(笑)

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(写真上)露出計のライトバリュー値をレンズ付け根のリングに設定する方式。(写真下)裏側はファインダーと露出計のダイヤル、ボディー下部に巻き上げダイヤル。巻き戻しダイヤルは写真のように使用時ポップアップします。そっけないぐらいシンプルなデザイン。

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露出計を内蔵しているのに連動してないところも時代遅れ感があったのかもしれません。単なる添え物、露出を測ってその数値をいちいちレンズに設定してやらないといけないのですな。使い勝手はあまりよろしくないかと。しかも中古カメラ屋さんで見かけるのは大抵ここがダメなせいでジャンクワゴン送りになっていて悲しい値段付けられて泣いてます、他は何ともないのに。
オジサンが持っている2台も立ち飲み一回分ぐらいで救出してきたもの。どちらも当然のように露出計は動きませんでしたが、マニュアル露出で撮るのなら全く問題ないどころか実は使いやすかったりします。普段単体露出計を持ち歩いているので全く問題なし。
レンズの出っ張りが少なくてカメラバッグにも収まりが良いし、コートのポケットにも余裕で入ります。ハーフサイズだけど極端に小さいわけではないので構えやすくて手ぶれもしにくい。

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カメラ底部からレンズを見ると、シャッタースピードと絞りのリングが分かりやすいかと。

ピントは目測ですがレンズがちょっと広角なので絞って撮れば深度内に収まります、ハーフサイズカメラで純粋に写真を楽しむのなら持ってて損はない一台だと思うのですが。
目立たないけどこんな優等生カメラもあるって事で、紹介させていただきました。でも地味すぎて、中古カメラ屋さんで目の前に飾ってあっても気が付かないかも。(笑)

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2016年3月 3日 (木)

…と、ブログには書いておこう。

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風邪の季節、電車の中などでマスクもせずにケホケホ咳をされると迷惑ですな、うつされたら大変なのでマスクしておりますけどね。オジサンになると回復力が落ちているので大事にならないよう防御するしかないわけで。チョットでもおかしいなと思ったらすぐに「早めのパブロン」「咳、声、のどに浅田飴」「ゴホン!といえば龍角散」でございますよ。
そうそう、龍角散といえば「…と、日記には書いておこう。」が流行語になった、龍角散トローチのコマーシャル、ご存じの方はほぼ同世代でしょうな。
雨の中、風邪で喉を痛めて、咳をして歩いてくる意中のクラスメートにトローチを差し出せなかった少年が、日記の中ではスマートに差し出して家まで送っていった事にしておこうという、願望と出来なかった自分への自戒を込めて「…と、日記には書いておこう。」という台詞でした。
今ならさしずめ「…と、Twitterには書いておこう。」「…と、Facebookには書いておこう。」「…と、ブログには書いておこう。」になるのでしょうか。
ブログ以外はやってないのでよく分かりませんが、スマホ持ってないしお友達居ませんし、オジサンはカメラが一番のお友達な気色の悪いオッサン、毎日撫で回しておりますよ、ほほほ。
ま、子供の頃から日記を書く習慣がなかったというか、苦手でしたので、毎日きちんと日記を書いている人が不思議でなりませんでしたな、一体何を書いているのだろうと思ってました。働くようになって作業日報を書かされたりはありましたが、自らすすんで日記を書くなんて全く出来なかったわけで。
そもそも何を書いていいのか分からない、変わりばえのしない毎日で書くことが思いつかないから書けない。裏山にUFOが墜落したとか、朝起きたら横で絶世の美女が寝ていただとか、書かずにいられないような面白いことが毎日起きれば書けるのでしょうけどね、そんなのは全くないのでなんにも思いつかなかったわけで。
ただ、メモをつけたり記録をつけたりはよくやってました。今でもそれは変わりません。旅行に出たときの行動や乗った電車のこと、食べたもののことをメモしていたり、パソコンソフトの便利な使い方を書いておいたり、日記のような文章ではありませんが、見返してみればその時やっていたことが分かるので、ある意味日記代わりになっているのかもしれませんな。
そうそう、古いカメラのことも記録を付けてます。買った時の値段やどこで買ったか、コンディションのこと、どんな修理をしたか、テスト撮影の印象、使う時に注意することなどなど…。
言ってみればカメラのカルテ、ブログに書くときはそれを見ながら書いていますよ。買った時のことは案外忘れていたりするので、まじめに書いてて良かったと思っています。今はそれが全部Evernoteとファイルメーカーに入っているのでいつでも検索OK、便利になりました。
日記は書けませんでしたが、メモや記録はまじめに書いてたオジサン…と、ブログには書いておこう。(笑)

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2016年3月 1日 (火)

iMAC(2010 Mid)をSSDで爆速に。

2014年秋に自作したWindows機は、旬の最新パーツを軍資金の許す限り最高のパーツで組んだので、今でもストレスフリー。何をやってもノープロブレムの最高に速いパソコンなのですな。メモリもガッツリ積んでいるので昨年暮れに導入したPhotoshopCCもサクサク、常用しているアプリケーションを全部立ち上げたままでもびくともしない。
で、そのおかげですっかり影が薄くなっているのがiMAC君、最近の主な仕事はメールチェックとipadの充電とiTunesから音楽を流すだけのジュークボックス状態。
買った時は最新でもあれから5年以上経っておりますのでね、力不足があちこち見え隠れするようになっているわけですな。
そのくせ27インチのディスプレイなのでデカい。机の上で自己主張だけは立派なのですが仕事できない君に成り下がってこのところ起動すらしない有様。このまま置いておくにははっきり言ってじゃまな存在になりつつあるわけで。
見た目はWindows機より遙かに美しいので、何とかテコ入れしてもう一花咲かせていただきたいと中身をいじることにしました。
まず遅い原因はHDD、自作Windows機はSSDをシステムドライブにしたのでバカッ速い、もうHDDなんてデータ置き場以外に使いたくありませんな、とにかく快適。これをiMAC君にも導入すれば速くなるわけで、HDDをSSDに取り替えることにしました。
予算1万円以内で何とかしましょう計画、まずSSDは大容量のものはまだ高いので、240GBのものにしてシステムとアプリケーションはこれに入れる、データは外付けHDDで運用というカタチに。
計画はすんなり決まったのですが、敷居が高いのがiMACの開腹手術、ネットで調べまくると、先人が手順を公開してくれているのがいっぱい出てきたのでそれを見ながらやってみました。
ま、ちょっとばかり不安もありましたが、一時間ほどで入れ替え完了、その手順をいちいち記録してなかったので割愛しますが、液晶パネルって結構重いですな。裏側の4つのコネクタはずすのに腕がプルプルしましたよ。(笑)結局机の上に仰向けに寝かせて、買ってきたSSDの箱を噛まして支えにして、懐中電灯で照らしながらコネクタを外しました。
それとネットで上がっていたHDDにつながる温度センサーケーブルをそのままにしておくと冷却ファンが爆速で回る問題もコネクタピンを短絡すればいいとの記事を見つけて、ゼムクリップの針金をUの字型にラジオペンチで曲げて作ったのを差し込んで解決、今のところ何も問題ありません。
引っかかったのはUSBメモリに作ってあったインストールメディアからのインストール、後1分の表示がでてから20分ぐらい待たされて動き出すという。すっかり失敗だと思ってもう一度強制的に再起動かけてしまいましたよ。ここはひたすら待つところだったのですな。
とにかく待っていればインストール完了したので、タイムマシンでバックアップしていたものから設定とアプリケーションを移してできあがり。半日仕事でした。
実際どれくらい早くなったかというと、HDDの時は起動音がしてからファインダーが表示されるまで1分36秒前後、SSDに替えたら20秒、差は歴然ですな。
ま、サクサク動けばまだまだ使ってやろうかとも思いますし遅さにうんざりしていたので、保証無し自己責任でのチャレンジでしたが実に快適になりました。

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