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2016年2月

2016年2月28日 (日)

ましかく写真にハマるわけ。

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写真を始めた頃は一眼レフが主流の時代、使うフィルムは当然ながら35ミリなのでそればっかりでした。その頃は撮る方が楽しかったので、他のカメラに見向きもせずひたすらモータードライブ付き一眼レフで走り回っておりましたな。
初めて中判カメラを使ったのがマミヤC33、二眼レフでありながら、レンズ交換が出来るところが画期的な重量級カメラでした。最初にファインダーを覗いたときの感動は今でもはっきり覚えています。35ミリ一眼レフとは比べものにならない大きなスクリーンに左右逆像の景色が浮かび上がっているという美しさ。タテもヨコも無いましかくの画面は、構図が難しくて思うように撮れなかったのを思い出しました。
35ミリだと24ミリ×36ミリの長方形の画面、ヨコで構えて広がりを、タテで構えて奥行き感を出して撮るのは慣れてくると比較的簡単に決められるのですが、ましかく写真はそれが無いので、迷い出すと構図が決まらず四苦八苦してました。反対に二眼レフでましかく写真ばかり撮っていて、35ミリ一眼レフに持ち替えると、今度は長方形の画面が何だか間延びしているように感じてしまうのですな。フィルムフォーマットって本当に魔法です。

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その後、色々なフォーマットのカメラに手を出すのですが、中判カメラは現在、6×6判のましかくしか残ってません。中途半端なフォーマットのカメラは、肌に合わず短い期間でオジサンの元を通り過ぎていきました。
6×7判のマミヤRB67 proS、微妙に長方形なのが使いづらく、しかもでっかくて重量級だったのもあってサヨナラ。コンパクトカメラ感覚で、645判が楽しめるフジGA645Zi、中判の中では小さい長方形のフォーマットに感動が薄くて、しかもカメラ任せで簡単に撮れるところがつまらなくてバイバイ。
つまるところ中判は6×6判のましかくが「いっちゃん好きや~」というところに落ち着いてしまったわけで。それからはましかくな中判カメラがどんどん増えました。(笑)一眼レフのゼンザブロニカS2、二眼レフのリコーフレックス各種、ヤシカルーキー、ミノルタオートコードその他諸々、子供向けとされているフジペットもよく写る素晴らしいカメラ。スプリングカメラは、畳めばコンパクトになるところが気に入ってしまってマミヤ6を筆頭に一番たくさん持ってます。中古カメラ屋さんでも一万円前後までで買えるのがイケマセン、これで中判ましかく写真を楽しめるのですからコスパ最高と言わざるを得ませんな。

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で、ましかく写真は中判でと思っていたのに35ミリフィルムでましかく写真が撮れるマミヤスケッチと出会ってしまったのが運の尽き。現像上がりのフィルムにズラリ並んだ小さなましかく写真に感動しました。言うまでもなくその後35ミリフィルムでましかく写真が撮れるカメラに転落していったわけですな。(笑)
ただこのジャンルはカメラ界の少数民族、なかなか見つからないし、見つけても希少価値でバカ高い、何とかTENAX IIとROBOT STAR1を見つけましたがこれが限界でした。
なんでしょうね、オジサンにとってましかくは魔物、こんなに楽しいフォーマットはありません、もうね、ホントましかく大好き。ブログに掲載する写真もましかくにトリミングして載せることも結構あります、なんか安定感があるというか落ち着くというか、やっぱり魔法のフォーマットですな。
デジカメでアスペクト比の設定を1:1にするとましかく写真が撮れるのがありますが、設定で何とかするんじゃなくて、ましかくしか撮れないデジカメをどこか出してくれないでしょうか、出来れば二眼レフの形で。
そうそう、昨年でしたかモニターメーカーのEIZOがましかくの液晶モニターEV2730Qを発売してましたな、これはちょっと欲しかった、机の上にましかくのモニターを置いてましかく写真を画面いっぱいスライドショーで表示したら楽しいかなと。ま、先立つものがアレなのでね、買えませんが、そんなお金が有れば、きっとましかくのカメラをまた買ってしまうでしょうな。(笑)

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2016年2月27日 (土)

アラカンだぞ。

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オジサンは昨日55歳になりました。若い頃は55歳になっている自分なんて全く想像も出来ませんでしたな。死んでると思ってました。ところがどっこい生きている。(笑)
色んなところが傷んできておりますけどね、とりあえず誕生日を迎えたわけで。
アラサーとかアラフォーなんて言葉がありますな、婦人雑誌が使い出した和製英語だそうですが、30歳前後、40歳前後の世代を指す言葉で、グーグル先生に聞いてみるとプラスマイナス3歳説と、四捨五入してその歳になる説とあるみたい。どっちが正しいのかよくわかりませんでしたけど、四捨五入説でいくと、オジサンは60歳になってしまうので、「アラウンド・シクスティー」になるのですが、60歳は還暦なので「アラウンド・還暦」、通称「アラカン」と言うのだそうです。
アラカンですか、嵐寛寿朗しか思いつきませんなぁ、古い時代劇の大スター、鞍馬天狗のオジサン。寅さんの映画やホームドラマで見たことがあります。落語家の林家木久蔵さんが、よくマネしてましたな。笑点よく見てましたので覚えておりますよ。(笑)
何ですな、100歳まで生きることはないでしょうから、もう人生の折り返し地点を過ぎたわけで、マラソンで言うと競技場へ向けての帰り道を走っているようなもの、ゴール地点が寿命だとすると、この先長いのか短いのか分からなくなってきますな。
一体幾つまでカメラ持ってウロウロできるのだろうとか、美味しくお酒が飲めるのだろうとか、仕事も定年まで先が見えてますし、定年になっても悠々自適の年金生活なんてとてもとても。どう考えても絶対無理なので、どこかで働かなくてはなりません。
歳いってから「就活」ですか、誰が雇ってくれるというのでしょうか。同時に「終活」も考えなくてはなりませんなぁ。こちらの方がリアリティーがありますな。人間いつ死ぬか分かりませんからね。終活のための就活、葬式代稼いでおかないと。(笑)
そう思うと誕生日なんてもう全然楽しくありませんな。また一歩オジサン度合いが増しただけで、家内に言われるまで自分でも忘れているぐらい影の薄い日。
欲しいプレゼントも思いつきませんし、55本もロウソク立てたバースデーケーキをもし出されてもそんなもの食べませんしね、怒られて代わりにお線香立てられそう。(笑)
本当は「55歳になって思う、新たなる決意」だとか「未来への展望」だとか前向きでプラス志向な文章の一つも書こうかと思っていたのですが、55って言われて思いつくのがコント55号ぐらいしかない、ヘタレオジサンなのでね、仕事の後に一杯飲むことしか考えておりませんな、なにも出てこない。
ま、何事も無くひっそりと通り過ぎていった誕生日、気が付いたら終わってました。(笑)

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2016年2月25日 (木)

Evernoteはブログの資料作りに便利な件

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これが無くなった日が、自分の命日になるかも知れないというぐらい便利に使い倒しているEvernote。何でもかんでも放り込んで、全部ここにある安心感。
捜し物は何ですか?見つかりにくい物ですか?って井上陽水さんに聞かれても大丈夫、探せますし見つかりますので、どうぞお引き取りを。(笑)
ま、それだけ頼ってしまっているEvernoteでありますが、ブログの記事を書くのにも当然使っているわけで、この辺りの便利なところを少しばかり。
ブログの記事そのものはキングジムの電子文具ポメラDM100で、ひたすらキーボード打って書いておりますが、これに東芝FlashAirというワイヤレスLAN対応のSDカードを挿しておけば、Evernoteへ投稿できるのですな。
電車の中で書いて、家に帰ったらワイヤレスLAN経由でEvernoteへ、すると自動的にpomeraフォルダに入ってます。
一々パソコン立ち上げてUSBケーブルでポメラDM100をつないでテキストデータをコピーなんて事をしなくても済むのがクールで楽ちんなのですな。Evernoteに投稿してしまえばクラウドに保存されているのでipadですぐ編集、訂正、加筆ができます。
電車の中だと時間が限られているので、殴り書きというかキーボード乱れ打ちで思いつくままに書きまくっておりますのでね、後で見ると文章ボロボロ、誤変換もいっぱいなのですな、それをipadで見直していくわけで。ipadだと寝転がってでも出来ますのでね、パソコンいらずで捗りますな。
喫茶店など落ち着ける場所だと、ipadに入れた資料を見ながらポメラDM100で記事を書いてます。この資料が全部Evernoteに入っているのですな。
資料を集めもEvernoteなら実に簡単。たとえば休日にネットを眺めているときに、気になった記事や情報は、ブラウザに入れてあるEvernoteの機能拡張を使えば、クリックするだけでスクラップしてくれるので、眺めながらどんどんクリック、後でじっくり見たい物も全部クリックしてEvernoteに放り込んでおきます。
電子書籍や自炊した物は、ipadの「i文庫」というアプリケーションで読みながら、しおり機能を使って気になるところはどんどんしおりにメモを追加、読み終わったらEvernoteへ送れば読書ノートが出来上がっています。
思いついたネタはEvernoteにチェックリスト形式でどんどんメモ。使ったネタはチェックボックスにチェック入れておけば見渡しがききます。
駅に置いてるチラシや電鉄会社の情報誌も、もらって電車乗って、着くまでに必要なところをEvernoteのカメラで撮って、降りた駅でチラシスタンドに戻しておけば貰って帰らなくても済みます。貰って帰ってもいずれゴミになるだけですのでね。必要なのは情報、紙はいらない。
で、こうして集めた資料がぜ~んぶEvernoteに入っているわけですな。ipadでもiMACでもWindowsでも関係なくいつでも見られる快適さ。
たとえばカメラのことを書くときは、間違いないようにちゃんと調べないといけないので、ipad、iMAC、Windowsでそれぞれ違う資料を表示させて、それを見ながらポメラDM100で書いているという訳の分からないこともしますね。とにかくいつでも全方位万全で記事を書けるようにしておきたいという。
オジサンは時間がないのでEvernoteに頼り切って何とか穴をあけずに記事を書いておりますよ、ホント捗る。(笑)

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2016年2月23日 (火)

明日が見えるメガネはどこ?(笑)

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最近、老眼がまた一歩前進してしまいました。今かけてるメガネがだんだん合わなくなってきたわけで、またしても作り替えなくてはなりません。
メガネを作るとき、だいたいどの辺りがはっきり見えればいいかを聞かれます。新聞や本がはっきり読める距離だとか、もっと遠くの方がよく見える方がいいのかだとか。
オジサンは机の前に座ってパソコンの画面がはっきり見えるぐらいの距離と答えていますが、だんだんそれがもう少し先にずれてきてしまったわけですな。おかげで少し離れて眉間にしわを寄せて画面を見る羽目になってしまって、顔面が疲れること、肩に力も入ってしまいますしね。そうなると根気が続かない、ちょっとやっては、お茶を入れて休んでばっかり、休む度になんかお菓子を食べちゃったりするので、なおのことイケマセンな、確実にデブまっしぐら。
何で冷蔵庫にコンビニスイーツ買ってあるのよ、ついつい食っちゃうでしょうが、しかも賞味期限ぎりぎりのやつばっかり、食べてしまわなくてはなりません。食べ物粗末にするよりデブを選びます。(笑)
オジサンになって、よく分かりましたが色んなところが痛んできますな。古いカメラと一緒、シャッターや絞りが粘って動かなくなったりするように、体の動きが重たく悪くなっておりますよ。
中古カメラ屋さんで、値札にカメラのコンディションが明記してありますが、あれを見ていると自分のこと言われているような気がして、とても他人事というかカメラ事とは思えない自分が居ます。(笑)
「レンズくもり」「バルサム切れ」なんて書いてあるのは人間に置き換えるとさしずめ、目のカスミや老人性白内障と言ったところでしょうか。
「シャッター粘り」「絞り粘り」は、足腰に来ている状態。「メーター不動」は脳味噌パー、「ボディーへこみ」「汚れ」はしわだらけ、「故障品」「不動」って死んでますがな。(笑)
反対に「超美品」「Aランク」なんて書いてあるのはピチピチギャル(死語)やイケメンってところでしょうか、そんなのはスルー、値段もお高いですしね、見たくありませんな、なんか仲間と思えない。
オジサンは元々メガネをかけたことがなかったので、老眼ですねって言われたときには、あ~とうとう来たか~って感じでした。
初めてメガネをかけたときはすごい違和感、「メガネは顔の一部です」なんて眼鏡屋さんのキャッチコピーがありましたが、全然そんな感じにならない、ホントじゃま、だけどかけないと見えない。メガネひとつで結構ストレス溜まりましたが、どんどん見えなくなると、かけざるを得ないので意外と慣れてしまうものですな。オジサンは環境適応能力が意外と高いのかも。
メガネを作ってみて、良いメガネは全然疲れないというのもよく分かりました、ホント快適。
どうせならもっとよく見えて、出来れば明日が見えるメガネがあれば高くても買いますよって、そんなの誰でも欲しがりますよね。
明日は無理だけど足元ははっきり見えるメガネで地道に生きて参りますよ。(笑)

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2016年2月21日 (日)

立ち飲み百景4、何がそんなに楽しいの?

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行きつけの立ち飲み酒場の人間ウォッチングネタも4回目、そろそろネタが尽きるかと思いきや、まだまだ面白くて楽しい人がいっぱい、困ったときのネタの宝庫。(笑)
ま、仕事の後の一杯を楽しみに行っているわけですのでね、人間ウォッチングが目的で行ってるのでは無いのですけど、何だか目に付くというか、ついつい注目してしまう人がポロポロ居るわけですな。
お家で見れないテレビを見ながら、ちびちびやるのがオジサンのスタイルなのですが、なぜか視野に入ってくるキャラの立った方々。本人は至って普通なのでしょうけど、なんか違和感というか違う雰囲気を醸し出している所にテレビよりも目がいってしまうという。関わりたくはないけれど大好きな人達。(笑)ではさっそく参りましょうか。
最近よく見かけるようになった、小柄なおじいちゃん、熱燗のコップ酒を飲みながら、ず~っと満面の笑み。
隣で飲んでいると、こっちを見てニコニコ、睨みつけてるとか言うのならともかく、ニコニコ微笑んでいるので、こちらも会釈ぐらいは返すのだけれど、別に話しかけてくるわけでもなくひたすらニコニコ、他のお客さんが入ってきても同じようにニコニコ、そのうち目の前に並んでいるアテのお皿を見ながらニコニコ、棚に並んだ缶詰を見ながらニコニコ。
余りにニコニコが過ぎるのでだんだん気色悪くなってきたのですが、どうやら頭の中で楽しい物語が進行中なようで、それで一人で笑っているという。害はないけどちょっと不気味な人。
一々聞かないと気が済まない、神経質で心配性で疑い深い、人間が小さいオッサン。
スルメを炙って貰うのに、レンジでチンするの?、コンロで焼くの?、炭火?、本当に焼いてるの?、なんでそっちに持って行くの?、どこで焼くの?、焼くふりしているだけとちゃうの?、それ別料金取るの?、あ~ウルサイ!お店のおばちゃん、すっかりあきれ顔。
隅っこのコンロで炙っていると、そこまで見に来て焼き具合に注文。焦がさんようにしてよ、遠火の強火やで、足の所焦げやすいからあんまり焼かんとって、焼けたのをおばちゃんが裂いてくれてるのにも、もうちょっと小さく裂いて、足は一本ずつにして、マヨネーズは多めに、と希望通りになるまで延々注文付けているという。
「そないに文句言うねやったら、立ち飲みなんか来んと、もっと高い店行ったらエエがな」帰った後でおばちゃんがつぶやいてました、オジサンもそう思います。
細かすぎる人をもうひとり、領収書が細かすぎるオッサン。
いつも、お客の接待で来るらしいのですが、お勘定がちゃんと合ってるか飲み食いした物を一々聞いてスマホの電卓で検算、その辺りは大将の年季の入ったそろばんの方が格が上、いつもピッタリ間違いなしなので、毎回検算しなくてもいいのに必ずするのですな。
領収書の宛名も「上様」でいいのに、スゲー細かい部署名まで指示、名刺渡してこの通りに書いてだって。聞くとは無しに聞いていると、ややこしそうな会社名、必要経費の使い道にウルサイ会社だというのは見てて分かりました。でもね~接待に立ち飲みという時点で先が見えてるかもしれませんな。
オジサン思うに、立ち飲みの「立つ」はキャラが「立つ」なのかなと思った次第、お後がよろしいようで。

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2016年2月20日 (土)

このデザインは秀逸だ、ペトリカラー35

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高級コンパクトデジカメのデザインのお手本にして欲しいといつも思っているカメラがこれ、ペトリカラー35。カメラ上面のレイアウトが素晴らしいのですな。実に簡素でわかりやすい。
シャッタースピードと絞りのダイヤルが前後に並んでいて、シャッターダイヤルの真中にシャッターボタンがあって、バッテリーチェックボタンと巻き戻しクランク、ホットシューがあるだけ、後は背面のピントダイヤルがちょこっと見えているぐらい。
高級コンパクトデジカメって、それなりにウルサイ人が買うのでしょうから、AF以外は全部マニュアルにしてしまったらペトリカラー35みたいなシンプルなカメラに出来るのではと思ったわけで、当然露出計をちゃんと使って、きちんと撮らないと何も写らないという。その代わり撮れた写真は最高っていうほうが高級コンパクトデジカメらしさがあるのでは。(笑)
ま、デジカメのことはおいといてペトリカラー35のオハナシを。
ペトリという会社は、低価格で個性的な一眼レフのメーカーぐらいの知識しかなかったのですが、コンパクトやハーフサイズカメラも色々出していたのですな。全然そんなことも知らない頃に中古カメラ屋さんで目が合ってしまったのがこのペトリカラー35。オジサンが古いカメラに転落していくきっかけになった、とっても悪いカメラ。(笑)

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35ミリフルサイズでもコンパクトなカメラは作れるぜって1966年のフォトキナで話題をさらったローライ35と同じぐらいの大きさで、その2年後に発売されたので、よく比べられるカメラですが、アチラは通常のカメラの操作を犠牲にしてまでコンパクトにしたカメラ、あの小ささにファンの多いカメラですが、使い勝手はすこぶる悪い。
対してペトリカラー35は普通のカメラと同じ操作感で使えるところが日本的というか実にまじめなのですな。
レンズは沈胴式で背面の小さなピントダイヤルを回していくと延びていき、撮影可能状態になります。ピント合わせはファインダー下部のアイコンと数字に指標を合わす方式。
人物ひとりのアイコンは1m、1.2m、1.5m、2m、人物3人のアイコンは3m、5m、山のアイコンは無限遠という順番に並んでいます。
右側には露出計の指標とそれを合わす印があって、真ん中に指標が来れば適正露出になるのですな。上部には近距離撮影時のパララックス補正の印、中央にはカメラを水平に構えるための十字線があります。
明るいファインダーとスムーズなフィルム巻き上げ、露出は上面のシャッターと絞りのダイヤルで直感的に決められるので、オジサンのようにマニュアル露出大好き人間には最適な、迷わず撮れる素敵なカメラ。
レンズはペトリ40mm F2.8、少し青みがかる描写で、お世辞にもシャープとはいえませんが嫌いではないですな。写りが悪かったら毎日持って出なかっただろうし、この記事も書いてないでしょうからね。
内蔵露出計にはアルカリボタン電池LR44が使えます。ただ当時の水銀電池より電圧が少し低いので、その辺りはフィルム感度を変えて補正してやればいいかと。マニュアル露出で撮るには必要有りませんけどね。
カメラバッグの隅っこに放り込んでいてもじゃまにならない、持ってて嬉しい、使って楽しい小さなカメラ。フィルムカメラファン倍増計画に沿って飛び道具出してみました。(笑)

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2016年2月18日 (木)

オジサンの行動学

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オジサンになって、行動範囲がどんどん狭くなっているような気がします。
若い時は仕事の後、家電量販店に寄って、本屋さんで立ち読みして、パソコンショップ覗いて、CD屋さんひやかして、服屋さんで買い物して、ゲームセンターでUFOキャッチャーしてと、遊ぶところのハシゴをしてましたが、今は職場と自宅と時々酒場のシンプルライフ。(笑)
ま、お店の開いてる時間になんて仕事が終わらないのでね。帰り道の商店街もシャッター閉まっている景色しか知りませんし、酒場ぐらいしか寄り道できなくなりましたよ。
長年働いていると、やりたくもないことや、望み通りに行かないことばかり増えて、ややこしい事とややこしい人に挟まれながら生きて行かなくてはならないのでね、トホホ。
そんなこんなで、お家に帰っても晩御飯食べながら寝てしまうという、絵に描いたような疲れ切ったオジサンになってしまって、家内からも放置プレイ、アチラはお先に御就寝、暖房切られて寒さで夜中に目が覚めるという。
狭いお風呂で暖まりながら泣いてます。(泣き笑)
独身の頃は稼いだお金は全部自分のもの、使っても誰からも怒られませんでしたけど、それも遠い昔話、今そんな事したら神戸市指定ゴミ袋に入れられて燃えるゴミに出されてしまいますよ。
ま、あの頃はアレも欲しいコレもしたいと楽しいことばかり、休みになると賑やかなところに出かけておりましたな。写真撮り歩いて、買い物して、いっぱい荷物を持って帰ってました。街の賑わいがワクワクして楽しかったのですな。
綾小路きみまろさんじゃないですが、あれからウン十年、オジサンになると人混みが苦手になって大嫌いになりました、出かけても人の多さに疲れてしまいます。外でご飯食べる時も行列の出来てる人気のお店なんて見たくもありませんな。混んで無くてゆっくり出来るお店じゃないとダメになって、ホント行くところが無くなりました。
そうなると、お店に行くのも面倒くさくなってお買い物はもっぱらネットでじっくり調べてAmazonさんや楽天さんに持ってきて貰うのが楽でイイなと、荷物を持って帰らなくても済みますしね。
オジサンはどんどん動かなくなっておりますな、その内動けなくなって、お家に引きこもってカメラを磨いてるだけの迷惑な人になってしまいそう。(笑)
オジサンはどんどん劣化しているのもありますが、興味の対象が変わってきて行動範囲も変わってきているのでしょうな。正直言って行きたくなるところが無い。オジサンがワクワクするようなところが街に見あたらないわけで。
写真撮り歩いていても、入ってみたくなるようなお店や場所がないのですな、お金持ちのオジサンなら行くところはいっぱいあるのでしょうけどね、残念ながらそういう人には一生なれないのでね、カメラ片手に徘徊して終り。
徘徊オジサンは行きつけの酒場で、いつもの酒をいつものペースで楽しんでいつものように帰るのですな、結局コレが一番楽しかったりします。(笑)

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2016年2月16日 (火)

食べ物を粗末にして、いったいこの国は…

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食べ物ネタのオハナシですが、今回はダークサイド。アレが美味しい、コレが旨いの楽しい話題ではございませんよ。オジサンちょっと怒っているわけでしてね。
少し前ですが、カレー屋さんの廃棄冷凍カツを横流しして、それがまた売られたり、お弁当やさんで使われていたりした事件がありましたな。最初にニュースを見たとき、ビックリしました。
捨てるはずのものを勝手に横流ししていた業者は当然悪ですが、それよりもテレビで写っていた、あれだけ大量の廃棄食品にスゴク違和感を感じたのですな。
製造途中でプラスチックだかが混入した疑いがあるので、お客様に出すわけに行かず同じロットのものは廃棄処分になったそうですが、大量生産前提の工場でなんかあれば大量に全部捨てざるを得ないと言う、一見まともな事しているように見えますが、ヤバイので捨てましたっていう、食べ物ポンポン捨ててる感覚がどうにも理解できませんでした。
あのカレー屋さんだけでなく、他の外食チェーン店やファーストフード店も同じなのでしょうが、大量に食材を仕入れて大量に作るから安く提供できるわけで、何か起これば当然捨てるものも大量、しかもそれは牛や豚や生き物の命と引き替えに頂いている食べ物。
なんかオカシイ、腑に落ちない、納得できない。食べ物ってそういうものですか。食べ物売るお店や会社の人が、廃棄食品が出てしまうことに何とも思わないのでしょうか。
子供の頃、食べ終わったお茶碗にご飯粒がひとつ付いていただけでブン殴られて育った身としては、食べ物を捨てるなんて、関西弁をしゃべる火星人ぐらい想像も理解も出来ない事なのですけどね。
あのニュース以来外食チェーン店に行きたく無くなりましたな、なんだか食べ物粗末にしている感じが付きまとって。遅い時間にスーパーに行くと、半額シールを貼られてすら売れ残っているお総菜も、いったいどこで成仏するのでしょうか。
もう一つ腹立たしいというか、何を目指しているのかさっぱり分からないのが、メガ盛りとか言う、およそ普通の人間なら食べきれない量の料理を出すお店。
ラーメンだったり、丼だったり、あり得ない盛り方で、見てるだけで胸が悪くなりますな。話題作りのパフォーマンスなのか、お客さんの要望でそうなったのか分かりませんが、オジサンには食べ物をおもちゃにしているようにしか見えません。ホントに全部食べてるの?アンタ、ギャル曽根か。
そういえば、もう20年以上前でしたか、政府の無策でお米が無くなったことがありましたな。ウチのお米で良かったらどうぞって、ご近所の国が言ってくれたのに、日本人の口に合わないとかで、美味しくないという声が続出、不法投棄や飼料にされるものまで出てきてしまった事件でした。おんなじ種類のお米じゃないのですから、味や食感が違うのは当たり前、料理の仕方で乗り切れたと思いますけどね、我が家では美味しく頂きましたよタイ米。ドライカレーにしたらパラっとして美味しかったのでね。
食べ物って大切に手を合わせて頂くものではないですか、捨てるのも、食べ残すのも、もってのほか。
食べ物粗末にしていたら滅びますね、この国。オジサンは怒っています。

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2016年2月14日 (日)

本日はバレンタインデーでしたか。

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バレンタインデーが近づくと、どこもかしこも、スーパーのお菓子売場でさえハートマークのPOPで溢れて、普通にチョコレートを買いたいだけのオジサンには買い物しずらい季節というのを去年の同じ時期に書いておりますね。いつもと目的の違うチョコがいっぱい。
チョコは大好きだけど完全部外者のオジサンにはどうでもいいことですが。結局バレンタインデーなんて全然関係ない薬局チェーン店の店先でお一人様4個まで○○円なんて書いてあって段ボール箱に並んでいるアーモンドチョコとか買ってます。(笑)スーパーで買うより安いのでね、ありがたいことです、ポイント付くし。
バレンタインデーの由来は諸説有るみたいですが、歴史や由緒有る行事も、都合のいいように解釈して広めてしまうのが我が国のスタイル。おかげでチョコレート一辺倒になってますが、よその国ではずいぶん違うようですな。
ま、お菓子業界の陰謀というか策略というか、昔で言うところの平賀源内が広めた、夏バテ防止に土用の丑の日はウナギを食べましょうという広告戦略と同じようなものですか。
記事を書くために色々調べてみましたところ、バレンタインデーは愛情表現だったのから、コミュニケーションを円滑にするためだとか、楽しい年中行事との位置づけに変わってきているようですな。友達にあげたりするのがそうなのでしょうね。反面、無くなればいいと思っている人も男女を問わず結構居るようで、この季節は結構面倒くさいことなのかもしれません。
ま、オジサンも若かりし頃それなりに美少年でしたのでね(と、言っておこう)貰った、貰えないで浮かれていた事もありました。(笑)
予期せずしこたまチョコを貰ってしまったものの、どうしていいか分からず、隠していたのを親に見つかって冷やかされたり。一生懸命作ってくれたと思われる手作りチョコが激マズ、カチカチでコンクリートの板をかじっているみたいだったのとか、意中の人から貰えて、わ~いわ~いって天にも昇る気持ちで浮かれていたら、本命カモフラージュの為にみんなに渡していたのが分かって奈落の底、激しく落ち込んだことやら、でも全部食っちゃいましたけどね、チョコに罪はありませんから。(笑)
少し前にカレー屋さんの冷凍カツが横流しされていた事件がありましたが、売れ残ってしまったチョコはどうなるのでしょうね。詰め替えたり、もう一度溶かして形を変えて店頭に並ぶのでしょうか。
チョコ好きとしては廃棄処分にして欲しくない気持ちなので、愛を届けられなかったチョコの行く末が気になるところなのでありますよ。

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2016年2月13日 (土)

手の平にメカの塊、ロボットスター1(ROBOT STAR1)

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以前このカメラの事を書いておりますが、今読み返すと面白くありませんな。文章がつまらない、ブログ始めた頃のオジサンは何を気負ってたのでしょうか。論文みたいな文章じゃ誰も読みませんよ。というわけでリメイク。
カメラは素晴らしいのに、ショボい文章では魅力が伝わりませんからね。一から書き直し、興味を持ってもらえる記事にしなくてはなりません。ややこしくて使いにくいカメラを、楽しそうで欲しくなるカメラにするのはオジサンの使命、星の数ほど有る素敵なカメラの沼に引きずり込んで参りましょう。(笑)

このカメラはオットー・ベルニング社が1934年に発売したロボット1に始まります。ゼンマイ仕掛けでフィルムを自動巻き上げする事から第二次世界大戦時ドイツ空軍の戦闘機や爆撃機に搭載され戦果の記録用に使われました。スパイにも使われていたようです。戦後は民生用として展開しますが、特殊モデルも多かったようで、調べていると訳が分からなくなるぐらい種類が有りますな。
ロボットの魅力は、24ミリ×24ミリのましかく写真が撮れるのとゼンマイによる自動巻き上げ、後年24ミリ×36ミリの画面サイズのロボットローヤル36が発売されますが、基本はましかく写真のカメラと言っていいと思います。
このカメラを見ていると、一般撮影より記録用途に重点を置いていたのではないかと。なぜかというと、ましかく画面を採用したことで、一本のフィルムで撮影枚数を稼げるところ、それによって自動巻き上げの速度を上げられるところ、縦横がないのでカメラの構え方に制限がないところにそう感じた訳ですな。
ロボットは中古カメラ屋さんでも時々見かけるのですが、注意しなくてはならないのは、古い機種だと専用マガジンにフィルム装填する仕様なので一般に売られているパトローネ入り35ミリフィルムが使えないところ、今のフィルムを普通に使いたいのならROBOT STAR1以降のモデルじゃないと楽しめません。探される方は要注意「暗室持ってるからフィルムの詰め替えなんて平気だぜ」って方には何も言いませんが。(笑)
では、ROBOT STAR1を詳細に見ていきましょう。まず小さい、それなのにずっしり重い。いかにもメカの固まりというような重さ。

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大きさはオリンパスペン(写真はEE-3)と同じぐらいですが、重さはフィルム装填してない状態の実測値で、ペンが338gに対してROBOT STAR1は616gずっしりきます。(笑)

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トップカバーのど真ん中にゼンマイのノブが思い切り主張していて、目一杯巻き上げると24枚撮影が出来ます。同じゼンマイ巻き上げのカメラにリコーオートハーフがありますが、あの軽い感じとは違って、巻くのはかなり重たい。シャッターを切ったときの感触も別物でゼンマイとは思えません、俊敏にジャッジャッと巻き上げてくれます。電気モーターが入っているのって思うかも。
巻き戻しクランクはボディにフィットする形状を優先したため、恐ろしく回しにくくて撮影後の巻き取りはすご~く時間がかかります。
不思議なのがファインダー。上部のレバーを切り替えると90度横から覗いて構えられるという仕組みなのですが、スパイ用だったのでしょうか、正直使い勝手は全く良くありませんな、素通しのファインダーは小さくて見やすいとはいえませんし、考えつくのは真上や真下を撮る時にカメラを上や下向きにして横から覗けることでしょうか。

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フィルム装填はややこしくて、巻き取り側に専用マガジンを使います。これが良くできていて、指掛かり部分を時計回りにひねると引っかかりがはずれて上下の外側ケースと中のスプールの3つに分離するわけですな。
で、これにフィルム先端を噛ませてカメラにセット、装填後はトップカバーにあるカウンター解除ボタンを押しながらフィルムカウンターダイヤルを回して0にセット。後はゼンマイ巻き巻き撮影にゴー。(笑)

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レンズはスクリューマウントでかなりの数の交換レンズが出ていましたが(26本確認できました)付いていたシュナイダー製クセナー 38mm F2.8以外持っていません。レンズの鏡胴には赤、黄、緑で色分けされた目盛りが付いていて、そこに合わせれば被写界深度が分かるようになっています、距離計連動で無く目測なのでこれに頼るしかないのですが、近距離撮影には別に距離計を持って出たほうが良いかと。

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ゼンマイ巻き上げで辻斬り撮法が似合うカメラ、この重さが気にならなければ軽快に撮り歩けますが、一日使うとやっぱり重たさがこたえるかな。(笑)カメラ本体にストラップをつけるアイレットがないので(付いていた機種も一部有り)専用ケースが必要になるのですが経年変化でくたびれているものがほとんどなので使わない方がいいでしょうね。自作するしかないかと思いつつそのままになっていますが。
35ミリましかく写真が撮れるカメラでゼンマイ自動巻き上げを楽しめる唯一の物件、中古カメラ屋さんで見かけても手に取らない方がいいかも、ゼンマイ巻き上げの音は正常な判断を狂わせる魅力があります。(笑)

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2016年2月11日 (木)

阪神百貨店カメラ修理コーナーのこと。

古いカメラの修理でココのお世話になった方は多いのではないでしょうか大阪梅田の「阪神百貨店カメラ修理コーナー」。8階催し物会場の片隅にひっそりとそのブースはあります。
いつも小さな机でカメラの修理をしている江守さんは長身で温厚なご年輩の紳士。カメラのことを聞くといろいろ教えてくださいます。「最近フィルムカメラに興味を持ってくれる若い方が来られすね」ニコニコ微笑みながらそうおっしゃってました。
なかなか大阪に行くことがなくてしばらく顔を出せてなかったのですが、訪れたときも、ややこしそうなオジサンを接客中、
「メーカーに電話したら、もうカメラやってへんから直されへん言いよんねん、ここに持って行け言うて聞いたこともないとこ教えてくれんねんけど、これって無責任や思わへんか?」
どうやらミノルタのカメラの様子、確かにもう撤退してしまってますからね。納得できないオジサンが文句を言いたくて駆け込んできたようで、そんな頭に血が昇った状態のお客さんでも、しばらく江守さんと話していると納得して、「えっそんなぐらいで直んの、ほな明日持ってきますわ、スンマセン」と帰って行かはりました。終始笑顔の江守さん、この方と話していて怒る人居ませんよ。
百貨店の中に修理してくれるところがあるなんて、中古カメラファンじゃないと知らないだろうな~。オジサンも神戸で直してくれるところが無くなったので駆け込んだのが最初、今までに何台か直してもらっておりますよ。
修理だけでなくて、数は少ないけど中古カメラの販売もしているので何台か買ったこともあります。きちんとプロの修理が行き届いていながらリーズナブルな価格が判断を狂わせるという。
訪れたときも少し前に記事に書いたコニカC35のピカピカなのが七千円台で並んでいて、手にするとオジサンの持ってるのと別物、ジャンク品を素人修理で蘇らせたのとは次元が違います。動きが実にスムーズですごくキレイ、心が動きました。ただこれ以上カメラ増やせないので踏みとどまりましたよ、危ない危ない。でもレンズ買っちゃいましたけどね。(オイオイ)
友人知人に古いカメラの修理のことを聞かれると、必ず紹介しているのがココ、とりあえずここに持って行って相談にのってもらいなさいよと。
昔のフィルムカメラに興味があるけど中古カメラ屋さんは入りにくくてと言われたら、まずココへ行けばと言っておりますよ。百貨店の中なのでお買い物ついでに気軽に行けますのでね。大阪に出たときの巡回コースで真っ先に行くところ。その後はデパ地下も楽しいのでね。
阪神百貨店はただいま建物を半分ずつ建て替え中なので、ただでさえ小さな修理コーナーがちょっと窮屈になってしまってますが、以前机の後ろにあった中古カメラの棚は横に移動して見やすくなってます。
立て替え後のことはまだ分からないそうですが、老若男女フィルムカメラファンの集う場所になればいいなと思っておりますよ。こちらが参考になります。

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百貨店の中は撮影禁止なので代わりにイメージ写真でお茶を濁させていただこうかと。

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2016年2月 9日 (火)

Evernote知ってます?

仕事を効率的に進めるための情報整理の方法や、発想を得るための方法に関する事やモノというのは、その時々に合わせて流行がありますな。
古いところでは、古典と言っていい梅竿忠夫さんの「知的生産の技術」渡部昇一さんの「知的生活の方法」辺り、竹村健一さんのこれだけ手帳なんてのもありました。システム手帳の流行もそう、高い手帳をみんな持ち歩いてましたな、くだらないもの一杯挟み込んで。(笑)
山根一眞さんの「スーパー書斎の仕事術」の山根式袋ファイルや野口悠紀雄さんの「超整理法」の押し出しファイリングは真似してました。
雑誌の切り抜きやらの資料をしこたま入れて、本棚に封筒をズラリ並べて悦に入っていたわけで。活用していたのかというと全然出来てませんでした、資料をため込むことで安心してしまっていたのですな。本棚はただの紙切れ置き場でした。(笑)
色んな事に手を出して、結局使い物にならなかったというか、うまく活用できなかった原因は何だったのかと、今になって思えば、「いるときに出てこなかった」に尽きるかと。
ため込んで細かく分類して、それで終わってたのですな、使うことを前提に考えてなかったから出てこない。いくら良い資料でも出てこなければ持ってないのと同じ、終わってました。
パソコンを使うようになって、データベースに入れておけば、探すのもすぐだし便利って事に気が付いて、今度は何でもかんでもデータベースに、ところがこれも頓挫。
データベースに入力するために、キーワード付けたりすることに熱中してしまって、途中で力尽きて終了。(笑)いったい何をやっていたのか本末転倒でした。
数年前に試してみたEvernote、これを使うようになって、その辺りががらっと変わりましたな。
Evernoteってどういうものなのか説明しづらいアプリケーションなのですが、ざっくり説明すると何でも放り込んでおけて、いつでも探せて、それがクラウドにあるので、パソコンやスマホやタブレットなど色んな端末から利用できる仕組みとでも言いましょうか、無料版を使っていてあまりに便利なのですぐに有料のプレミアムに乗り換えてしまいましたよ。
元々は古いカメラ雑誌を自炊(自分で電子書籍化すること)するために買ったPFUのドキュメントスキャナScanSnap S1500の保存先項目にEvernoteが出てくるので、これは何だろうと興味を持ったのがきっかけだったのですが、正直最初よく分かりませんでした。
ただ、Evernoteをガンガン使っている人のブログなんかを見ると、なんだか良さそうだったので参考にしつつ、色んなものを放り込んでみたわけで。
スキャンした資料や、手書きのメモ、ネットで見かけたお店の情報や気になる記事、ダウンロードしたPDF資料、時刻表、保証書、ブログのネタ、お買い物リストなどなど。とりあえず放り込んでおけば検索一発で関連するものがズラリ、分類やキーワードなんて後回しで、(と言うかしなくても全然OK)とにかくどんどん放り込んでおくのがキモだと分かりました。
で、これがクラウドにあるのでパソコンでもipadでもスマホでも利用できるわけですな、スマホは持ってませんが。
たとえば帰りの電車の中でipadに入れているEvernoteで思いついたブログネタをメモして、家でiMACや自作Windows機のEvernoteを開くと同期されているのでそのまま作業続行、それが同期されるので明日の電車の中でipadで手直しできるという。
放り込んだものを共有できるのも便利、家内のipadと料理のレシピや毎月の光熱費のお知らせ、お買い物リスト、バス時刻表なんかを共有しています。「Evernoteに入れといたから見といて」で済みますのでね。ちなみに家内は無料版を使ってます。
有料のプレミアム版だと、手書きメモや写真に写った文字まで解析してテキストデータを埋め込んでくれます。
たとえば、お店で飲んだ美味しかったお酒のラベルをEvernoteで写真に撮っておけば検索一発で出てくるので、確か写真に撮ったはず、とアルバムをスクロールして探し回ることも無いわけで。オジサンの汚い字で書いたメモ書きもちゃんと検索されましたな。ちょっと感動しました。
チキンラーメンの「すぐ美味しい、スゴク美味しい」みたいに言えば、Evernoteは「すぐ見つかる、スゴク便利~」ってとこでしょうか、この中にあってすぐ出てくる安心感が当たり前になる生活、興味のある方はゼヒどうぞ。

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2016年2月 7日 (日)

昔の名前で出ています、デジタルなペンF。

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かつてオリンパスペンFというハーフサイズ一眼レフの名機がありました。天才設計者米谷美久さんの創意工夫だらけの独創性の塊のようなカメラ、当時としては画期的と言っていい斬新なメカニズムと未来的なデザインでありながら、使い勝手もよく考えられた日本のカメラ史に輝く素晴らしいカメラでした。
一眼レフカメラというのは大抵、トンガリ帽子のようにペンタプリズムの部分が飛び出ています、それが誰が見ても分かる特徴でもあるのですが、ペンFはその出っ張りがないのですな。トップカバー上にはペンシリーズの特徴である長方形のシャッターボタンとフィルムカウンター、巻き上げクランクしかないというシンプルでフラットなデザイン、何の知識もなく、初めて使わせてもらった時、一眼レフだとは知らずファインダーを覗いて驚きました。
35ミリ一眼レフをそのまま小型化したのでは、何の魅力もないカメラになってしまうので、ハーフサイズならではの一眼レフにしなくてはならないと、今までにはなかったアプローチの仕方でまとめ上げたというのが「オリンパス・ペン」の挑戦(米谷美久著、朝日ソノラマ、クラシックカメラ選書26)に出ています。
これを読むとペンFがいかにすごいカメラだったかがよく分かるのですな。創意工夫がぎっしり詰まっているのにそれを感じさせない抜群の使い勝手、交換レンズはどれもシャープでよく写ります、一度使うと完全にハマること請け合い、しばらく他のカメラの出番が無くなりますな。
オジサンもどっぷりハマりました、間違いなくレンズ探して中古カメラ屋さんを駆けずり回ることになります。美しすぎるカメラはそれだけで罪、ハーフサイズファンが最後に堕ちていく沼と言っても過言ではないかと。でもなぜか幸せ。(笑)
で、先月末オリンパスからデジカメのペンシリーズの新しい機種が2月26日に発売になると言うニュースを見ました。名前を見てビックリしましたな、「ペンF」だって。あの名機と全く同じ名前を冠する最上位機種だそうです。
その製品写真を見たとき、色んなことを考えてしまいましたな。フィルムカメラのペンFをご存じ、もしくは使ったことのある方なら同じ思いを抱かれるのではないかと。すでにブログでも書かれている方がおられますし、やはりそこは、この新しいデジタルなペンFについてひとこと言わざるを得ないと言うか、語らずにおられない部分なのでありますよ。
フィルムカメラのペンFは前述の通りトップカバーにはほとんどなにもない未来的なデザインが特徴だったのですが、今度発表になったデジタルなペンFは、これでもかなダイヤルやレバーだらけのデザイン、オリンパスでは「時代を超えた美しいデザイン」と言っているそうですが…。なんだかフルーツがいっぱい乗ったショートケーキみたい。
確かにクラシックなテイストにまとめたのは分かりますが、デジタルになるとペンFはこうなっちゃうのか~と言うのが正直な印象。昔のペンFを知っているオジサンにとっては、嫌いではないですがこれがペンF?何でこうなるの?と言う気持ちが心の片隅にうずくまっているのですな。どう受け止めればいいのかと。
ニコンDfにせよ、富士フイルムのX-T1、X-T10にせよ、往年のフィルムカメラのようにダイヤルで操作するデジカメは人気があります。古くからのカメラファンなら、小さなボタンをプチプチ押してメニューを呼び出したり、タッチパネルを押したりするより直感的に使えて見ただけで分かりますからね。
ただペンFにそれを持ち込んでしまったのはどうなのかと製品写真を見ながら考え込んでしまったわけで。
このペンF、たぶん間違いなく売れるとは思います。デジタルなペンシリーズで初めてファインダーを内蔵してますし、その他のスペックも最上位機種にふさわしい内容だと思いましたのでね。ただ、このカメラと昔のペンFを並べてみたとき、どっちが斬新なカメラに見えるのかなと、昔の名前で出てきた新しいカメラに思ったのでした。

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2016年2月 6日 (土)

南京町の春節祭を撮るのなら。

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昨年の同じ時期に「神戸はお正月が二回あるのだ」って記事で春節祭のことを取り上げておりましたが、今年も懲りずにネタにしようかと。神戸に来てくれる人を増やしませんとね、観光収入の一助になればと思っているわけで。にわか観光アンバサダーでございます。(笑)
一応日程なんぞを。今年は2月7日(日)がプレイベント、8日(月)から14日(日)までが春節祭、詳しくはこちらを。プレイベントの7日は15時から全長47mの龍が元町商店街や三宮センター街を練り歩くそうです。
春節祭の期間では旧暦元日の8日(月)と11日(木・祝)から14日(日)にかけて南京町広場で色々なステージイベントが行われます。獅子舞だったり雑技だったり太極拳だったり、賑やかだし、色もハデハデだし写真撮るには絶好の被写体だと思いますよ。
狭い南京町に人がいっぱいなので、落ち着いてカメラを構えてられませんけどね、タラタラやってると他人の頭越しの写真ばかりしか撮れません、スマホで写真撮る人の手もいっぱい立ってますしね、その辺りは根性と厚かましさで何とか前に出て頂くしかないでしょうな。
見物客とベストポジションを確保しようとするアマチュアカメラマンが多数ひしめき合っておりますのでね。
新聞社やマスコミ関係のカメラマンは、そんなのは慣れっこなので見てると実に手際がイイですな、どこから撮れば絵になるかも分かっているのでしょう、無駄な動きがありません、ササっと行ってポンポンと脚立の上に立ってパシャパシャでサヨナラ。とても真似できませんのでね、人混みに流されないようにするだけで精一杯になってしまうかと思います。
ちなみに、今時流行のドローンは禁止ですよ、パンフレットにも禁止区域ってちゃんと書いてありますからね。墜落したら怪我人が出るのは確実ですので、この辺りはマナーを守っていただきたい部分。
で、「アンタ行くの?」って聞かれたら、行きませんよ、人混み苦手ですし疲れますのでね。
「オイオイ、おまえそれは無いやろ」って言われそうですが、今までさんざん撮ってますし、見飽きちゃったのでもうイイかと。自分は行かないけど他の方にはオススメするのが、にわか観光アンバサダー、こんなヘタレなオジサンの記事を読んで行ってみようかなんて思う方居ますかね?居ないだろうな~(笑)
1月31日の「もうひとりの私」で書いたフルーツショップサンワさんは目と鼻の先の元町商店街に有ります、よろしければフレッシュジュースをどうぞ、おみやげに天津甘栗もいかがですか。
カメラ好きの方でしたら、ついでにカメラのナニワ元町店と元町カメラとカツミ堂さんで中古カメラウォッチングも楽しいかと。駅まで戻れば一昨日の記事のレンセイ製菓さんも近いですのでね、色々楽しめるかと思います。

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2016年2月 4日 (木)

レンセイ製菓さんという洋菓子屋さんのこと。

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「カメラと写真とよもやま話を神戸から。」というキャッチコピーを付けているので、神戸の事も書かなくてはなりません。
もうね、カメラのことや写真のことだけでなく、色んな書くことがいっぱいですな、かくかくしかじかを書いて、汗をかいて、恥をかくという。
文字通り文字を書くのは、もじもじしていては書けませんな。思いついたことは片っ端から書く覚悟で確信を持って書いてブログに載っけて拡散させるという。かくして訪問者も増えて格が上がるというわけで。いきなり「かく」尽くしで何とか行数稼ごうという隠れた努力も怠りませんよ。(笑)
で、神戸の事と言うことでレンセイ製菓さんを。JR元町駅から神戸駅にかけての高架下のモトコーと呼ばれる商店街の中にある老舗の洋菓子屋さん、JR元町駅西口から歩けばすぐに見つかります。
洋菓子と呼ぶには余りにもレトロなお菓子なのですが、コレも立派な洋菓子、見た瞬間懐かしさに涙する方もいるかと。
年季の入ったお店のたたずまいもそそります。特にお店の北側の狭い路地の辺りは実にイイ感じで、何度も写真撮ってますな。新しくレンズを買ったときなど、テストをかねてここでよく撮ってました。過去に撮ったのを調べてみたら結構な数の写真が出てきたのですが、全然感じが変わってない。
時間が止まったかのように同じたたずまいのままなので、写真もほとんど変わり映えがしないのですが、それがまたイイのですな。このままであり続けて欲しい場所。
店の表側は入り口の横にガラスケースがあって進物用の箱に入ったお菓子が並んでます。学生の頃、古本屋さんやカセットテープの安売り店やスニーカー専門店があったので、買い物の時に良く前を通ってましたが、お菓子の卸売りのお店だと思っていたので入ったことはありませんでした。小売りもやっていたのを知らなかったので。
もうそのころには街中にケーキ屋さんがいっぱいあったので、こういうタイプのちょっと昔の洋菓子はほとんど見かけないし食べなくなっていたのもありました。
創業は戦後すぐだそうで、ご主人は台湾ご出身の方。昔ながらのバタークリームを使ったお菓子で、今はマーガリンになっていますが、絵本や童話に出てきそうな見た目のお菓子は一つ100円です。置いてあるカゴに好きなものを選んでいくスタイル。
日によって置いてある種類が変わるようですが、パン屋さんで使っているような平たい箱にズラリ並んだお菓子を見ていると、つい懐かしくてアレもコレもカゴに放り込んでしまいますな。

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5つばかり買って帰って家内と休日のおやつにしましたが、見た目を裏切らない味わい、しっとりやふんわりの対極にある食感と甘さとでも言いましょうか。
「あ~、小さいとき、こういうのよく食べたな~」という味わい。若い方には通じないかもしれませんが、オジサンはこういうの良く食べてました。甘さの中に懐かしさが蘇るようなそんな洋菓子、おひとついかがですか。

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2016年2月 2日 (火)

節分に何で巻き寿司?美味いけど(笑)

子供の頃の豆まき、調子にのって「鬼は外~」なんてばらまいて後で拾うのが大変でしたな。冷蔵庫の下とかに入り込んじゃったのは、年末の大掃除でホコリまみれになって発見されてました。(笑)
節分と言えば「柊鰯」を玄関先に飾って邪気払いすると言うのを聞きますが、我が家の周りではやってませんでした。「ホントにそんなのやってるの?」だったのですが、奈良に出かけたとき民家に飾られているのを初めて見て「ああこれか」と。昔からの風習をちゃんと守っているところはまだまだあるのですな、ちょっと感動しました。
豆まきや柊鰯は分かるのですが、巻き寿司は何で節分と関係有るのか、よく分かってなかったのでグーグル先生にいろいろ尋ねてみたところ、かくかくしかじか、色々な事が分かってひとつ賢くなりましたな。
江戸末期から明治にかけて大阪商人の商売繁盛と厄払いの祈願ごとが起源だとか、大正時代、大阪の花街でその時期に漬かるお新香を海苔巻きにして丸かぶりしただとか、昭和になって海苔組合の宣伝に寿司業界が乗っかって広めただとか、いちいち書いていたらきりがないのでパスしますが、結局のところ何が本当かさっぱり分からず、とりあえず大阪が起源らしいのとみんな巻き寿司食ってたという事だけ見えてきました。
ま、いつ食べても、どう食べても巻き寿司は美味いと言うことで、節分イコール巻き寿司で、もうイイかと。(笑)この時期はどこもかしこも巻き寿司だらけで、色々選べますしね、つまみながら一杯やるのも楽しいですな。
今時は買って帰るのが当たり前になってしまって、ホント家で巻き寿司作らなくなりましたな。やはり手間がかかるのが作らなくなった原因でしょうね、七福神にちなんで七種類の具材を入れるのだそうですが、七種類も作ってられませんな、それだけで大仕事、そう思うと母親は偉大でした。節分だけでなく、運動会の時やら、遠足の時やら、そういうイベントの時は朝早くから支度してましたな。切った巻き寿司の端っこを貰うのが大好きな子供でした、弟と取り合い。(笑)
そうそう、お寿司屋さんの巻き寿司って美味しいですな。海苔やご飯からして違うので当然ですがアレは美味い。
以前行きつけだった近所のお寿司屋さん、割烹料理屋でも修行したことのある大将はお寿司以外の料理も抜群に上手で、美味しく炊かれた椎茸やかんぴょう、芸術品のような卵焼きの入った太巻き寿司はまさしく絶品でした。ただ手間がかかるので気が向いたときしか作らない幻の裏メニュー。
大将の「今日、あるで」の一言に常連はこぞって「ウチは2本ね」「ここで食べんの1本と家用1本」と急に巻き寿司の注文が集中砲火、当然オジサンもお持ち帰り。手際よく次々巻かれる太巻きを眺めながら追加でお銚子もう一本。海苔の香りだけで呑めました。(笑)
今まで巻き寿司大嫌いって人見たことがありませんな、居るのかもしれませんが、オジサンの周りには一人も居ない。あればついついつまんでしまうのが巻き寿司、うどん屋さんのセットメニューとかで節分じゃなくても良く食べます。
作るのは手間だけど、簡単に食べられて美味しいのが巻き寿司の良いところ。丸かぶりはしませんけど今年の節分、恵方は南南東です。

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放ったらかしで、枯れてしまってましたが、これが柊鰯、奈良にて。

 

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