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2016年1月19日 (火)

気になる商店

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いろいろな所に出かけても、観光名所よりも気になるのがその土地の商店街だったりするのが街歩き好きのオジサンの悲しい性。観光名所なんて誰が撮っても同じ写真にしかなりませんしね、それよりも商店街をうろつく方が絶対楽しいと思いますよ。アーケード街なら雨の日でも濡れずに写真撮れますしね。お土産屋さんを覗いたり、地元でしか見かけないような食べ物を見つけたり、おもしろそうな看板やお店を撮りながらうろうろするのがいつものパターン。
観光客を当て込んで、きれいに整備された商店街もあれば、時代に取り残されてシャッター通りになってしまっている寂れた商店街もありますね。
そういうところを歩いていて必ず見かけるのは和菓子屋さん、創業○○元年なんて木の板に彫り込んだ渋い看板が掛かっているようなお店、それから地元の名物料理のお店、駅の観光パンフレットに必ず出ているような有名店もあれば、地元の人しか知らないようなお店までいろいろ見かけます。その土地では当たり前の食材のお店もおもしろい、あまりに当たり前すぎて、名物にもならないようなものに興味がわいてちょっと買ってみようかと。(笑)
で、もっと気になる商店というのが食べ物関係以外のお店。たとえば帽子屋さんとか乳母車屋さんとかがなんだか妙にそそります。そういう専門分野に特化したお店があるという事は、昔は相当にぎわった街だったという証、時代とともに寂れてしまっても、そういうお店が残っているところに歴史を感じるわけで。
お店の側からすれば、「買い物をしてくれるわけでもない、カメラを持ってウロウロしているおまえなんかに、いらん詮索など余計なお世話」だと思いますが、興味があるのですな。
昔の街道筋とか、関所のあった土地だとか歴史上の要だったところはガイドブックなんかにも出ていて認知度も高いですが、そこまでの歴史はないけど昔はにぎやかだったところというのがポイント。
たとえば高度経済成長期の重工業の栄えた土地とか大きな港のあったところだとか。そういうところには必ず大きな商店街と歓楽街が残っていて、往時のにぎわいを感じさせるのですな。
以前、昔は繊維工業でにぎわった街の商店街でカメラ片手にうろついていたとき、声をかけてきた地元のお年寄りがいろいろ教えてくれたのですが、それによると織物工場の女工さんや荷役の労働者がたくさんいて休みの前日の夜は商店街を横切れないくらいのにぎわいだったそう。
若い人が多かったので、帽子屋さんや洋服の仕立屋さん、散髪屋さんやパーマネント屋さん、花屋さんが多かったそうで、稼いだお金でパリッとした服を仕立てて、女の子を誘って歓楽街に繰り出すのが楽しみな人ばかりだったとのこと。
商店街の中に空き店舗を使った歴史館があったので覗いてみたのですが、当時の写真がいっぱい飾ってました、まさしく人人人でひしめき合ってる一番にぎやかだった頃の商店街の写真。
栄枯盛衰、今はシャッター通りになってしまった商店街で往時の残骸をカメラで拾い集めながら、残るのは人の記憶と写真だけなのだなぁと思ったのでした。

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コメント

よもかめ亭主さんこんばんは。
ウバ車ってベビーカーのことだと思ってたけど
昨今はお年寄り用の座れる買い物カートのことだったんですね。
しぶとく残るこんなお店に頑張ってほしいものです。

投稿: myrrh | 2016年1月19日 (火) 19時52分

Myrrh様、こんばんは。
よく見ると、手前左の棚にオマルも並んでますでしょ。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2016年1月19日 (火) 22時18分

うわあ、ホントにおまる(笑)

投稿: myrrh | 2016年1月20日 (水) 08時43分

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