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2015年12月 6日 (日)

いつもポッケに露出計。

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ポケットを叩くとビスケットが二つって唄がありましたな。ただ割れてしもただけやんけってツッコミ入れてました、だからどうしたと。

今の季節上着は必需品、寒くなりましたからね。で、上着には当然ポケットがついているので、薄着だった暑い季節にはカバンに入れていた物もポケットに入れてしまうわけですな。財布に、めがねケースに、iPodに、ポケットティッシュに…。おかげで上着が重たいこと。
阪神淡路大震災直後はポケットのいっぱい付いたカメラマンベストに貯金通帳や印鑑まで入れて持ち歩いてました。あのときは必要に迫られてそうしておりましたけどね、それに比べればポケットに入れる物は減ってますけどね。
若い頃、入り浸っていた写真屋さんの店主の薦めで買ってしまった入射光式露出計、写真が上手になりたくていつもポケットに入れてましたな。どこでもかしこでも露出を計ってました。この明るさならこれぐらい、日陰はだいたいどれくらいという感じ。露出の勘を体得したくてバカみたいに計りまくっていたわけですが、今になって思いますが、あれは無駄ではなかったかなと。
入射光式露出計は、その場を照らしている光を計るので、晴れた日ならこれぐらい、曇りの日はこれぐらいと、大体いつも同じ値がでます、だから覚えやすい。
ところが反射光式露出計やカメラ内蔵の露出計は、物に当たって反射した光を計るので、撮る物やカメラを向ける方向でコロコロ露出が変わります。
晴れた日に白い服の人と黒い服の人を撮ってみると全然違う値、その場を照らしている光は一定なのにね。
たとえば、室内で人物や物を撮ろうとすると、窓を背中にしてカメラを構えたとき(順光)はきれいに撮れたのに、窓に向かってカメラを構えたとき(逆光)では窓の明るさに引っ張られて撮りたい物が暗く写ってしまいます。
露出計があれば撮りたい物の周りで計って、その値をカメラにセットして撮れば、どこから撮っても撮りたい物は常に同じ明るさに写ります。
実際室内で撮るときは撮りたい物の周りを何ヶ所か計って、その平均値に対して、ちょっと明るめとか暗めとかの味付けをするのですけどね。ま、露出の面白さってそこじゃないかなぁと、写真歴だけは長いオジサンは思っているわけですね。
内蔵露出計なんて付いてない、もしくは付いていても壊れているようなクラシックなカメラを使うときには必需品。露出に失敗してフィルム無駄にすることもなくなりますし、ある意味エコかも。(笑)
最新のデジタルカメラも、大昔のクラシックカメラも露出に関しては皆同じ。絞りとシャッタースピードの組み合わせでしかありません。ここはカメラ任せにしたくないオイシイ部分、だけど露出計って買ってくれないんですよね。
このブログでは過去に口が酸っぱくなるぐらい、露出計買おうよって言っているのですけどね。(笑)
露出計に関して書いた過去記事はこちら。

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撮影とカメラ、お役立ち」カテゴリの記事

コメント

よもかめご亭主様、おはようございます。
あー、買ってしまいました露出計。中古店で大体半額、オークションサイトでは値段はピンキリ..... ならば、初めての露出計なのでとヨドバシで新品を購入しました。ポイントは貯まりましたが、高価なものですね。メーカーのHPで昔むかし半世紀前の同製品の取り扱い説明書を見たら、ケースなどを入れて8800円!初任給が1万円ほどの頃のことです。それに比べたら物価スライドでも割安である!と自分を納得させました。使い方もなんとか判明し、首からぶら下げて、せっせと測っています。ちょっと楽しさが増しましたヽ(´▽`)/ ありがとうございます。
いつも楽しく拝読しています!

投稿: 旅芸人 | 2015年12月10日 (木) 06時23分

旅芸人様、こんばんは。
とうとう買われましたか、おめでとうございます。(笑)ブログも拝見しました。スタデラ買われたのですね、若い時買えなかった露出計です。確かに高価ですが、腕時計や靴でもそれぐらいしますしね。一生モノと思えば絶対安いと思いますよ。測る時は光球(白い半球形の部分)の向け方と光の当たり方に注意して下さいね、間違うと露出計の意味が無いですから。

投稿: よもかめ亭主 | 2015年12月12日 (土) 17時47分

よもかめ亭主さま、こんにちは。入射光式露出計というのはプロカメラマン向けの特殊な機械だと勝手に思い込んでいました。どういうものなのか知りたかったので、
大変興味深く読ませていただきました。MF一眼ど素人の、こんな私が持つのはやはりまだ早すぎるのでしょうか?coldsweats01とりあえず近所の中古カメラ屋さんに足を運ぼうと思いますconfident

投稿: あんみつ☆乙女 | 2015年12月18日 (金) 15時44分

あんみつ☆乙女様、こんにちは。
プロカメラマンが露出計を使うのは、仕事の写真で失敗できないからです。失敗できないということに関してはプロもアマチュアもベテランも初心者も関係ありませんので、露出計を持つのに早い遅いは無いと思います。私も初心者の頃に、行きつけの写真屋さんの店長のすすめで買いましたが、露出値の勘が身につきますし、ていねいに写真を撮るようになりました、カメラの内蔵露出計がいかに馬鹿かもわかりましたしね。(笑)今でも天気を見ればだいたいどれぐらいの露出値か分かります。よろしければ過去記事「晴れた日は1/250、F8」http://yomocame.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/1250f8-1c6f.htmlも参考になさって下さい。何分高価なものなので、焦って買う必要はないでしょうが、長く写真を楽しむのなら必需品だと思っています。

投稿: よもかめ亭主 | 2015年12月19日 (土) 12時14分

よもかめ亭主さま、お答えいただき有難うございます。ネットで調べたら中古でも二万円以上するものもあって、少々腰が引けていますcoldsweats02カメラのナニワで一万円以下のもあって、私あたふたしていました。「急いで買わなくても良い、が必需品である」のご指南に従い、少し冷静に自分の財布とも相談してみます。cameradollar

投稿: あんみつ☆乙女 | 2015年12月19日 (土) 20時17分

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