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2015年8月 2日 (日)

昭和歌謡再発見4 演歌ってエエんか?だったけど…

子供の頃、歌謡番組で、着物姿やスーツ姿の演歌歌手の方が出てくると、その間にトイレに行ってました。(笑)眉間にしわを寄せて、大人のしがらみを唄われてもねぇ、子供には分からないですし、見たかったのは天地真理さんや麻丘めぐみさんやシンシア(南沙織さん)だったので、全然興味なし。
ま、そのころ「演歌が一番好きっ」なんて言ってたらドン引きされるか、逆にクラスの人気者になっていたかも。歌の内容が分からないから入ってこないし、演歌歌手って子供目線で、オジサンやオバサンが多かったような印象があって見てても楽しくなかったわけで。
働き出した頃、よく連れて行かれたスナックでは8トラックのカラオケがブームでした。
曲の種類も少なくて、ほぼ演歌ばっかり、上司がご飯食べさせてくれるというので、ホイホイついて行ってその流れでスナックへ強制連行というパターン、洋モノロック大好きだった頃なので横で演歌を唄われても退屈で、ピーナツや柿の種ばかり食ってました、母親と歳が近そうなママさんと、話す話題も無かったですしねぇ、ヒマそうだからとマラカス渡されても「何で俺が盛り上げなアカンねん」とやる気ゼロ、完全に止まり木の飾り。(笑)
そんな空間でエコー利かせまくりでオジサンたちが唄っている演歌は、ロック大好き少年にはすごくカッコ悪いものに見えました、自分がオジサンになってもこんな風にはなりたくないとウイスキーコークのグラスに誓ったあの頃。北島三郎ゴーホーム、演歌なんて、こんなモンどこがええねんでしたね。
ところがどっこい、月日というものは人を退化じゃなくて変化させますな。
ツェッペリンにクイーンにディープパープルがデフォルト、ロックは俺の人生だったサラサラロングヘアーの美少年も(自分で言うな)昭和のぬか床ですっかり古漬け。
髪の毛サヨナラ、体力グッドバイ、根性ナッシング、代わりに身についたのは、脂身に、しがらみに、目のかすみ。
洋楽オンリーだったのが、ちゃんと意味の分かる日本語の曲がイイなぁと。
映画も動体視力低下で字幕が追えなくなってから邦画がイイなぁと。
食べ物もよその国のややこしい料理より和食でほっこり、お漬け物でお茶漬けサラサラがイイなぁと。
人間生きていればいろんなところが変わりますんでね。
で、改めて今演歌を聴くとこれが沁みる沁みる。40代からの目薬より沁みる。アレレっ?演歌ってこんなでしたっけ?今更ながら目からウロコ、ケツからウンコ、いつの間にやら違いの分かるオジサンになってた自分をさておき、なんかフツーにイイじゃないですかってんで聴きまくり。
ステレオタイプなシチュエーションにドラマにキーワードが演歌のキモ、玉置弘さんのナレーションじゃないけれど
「男がいます、女がいます、むせぶ汽笛が波止場に響く…」みたいな。
待つ女、分かれた男、酒場、煙草、故郷、列車、北国、旅、港、海…、ウワ~全部受け止められるぜ今のオレ。(笑)
演歌って昭和を振り返らせてくれるタイムマシンみたいな音楽なのかも、こりゃそれなりのオジサンにならないと分かりませんな。
で、聴けば聴くほど演歌が流行らなくなっていったわけも分かりました。世相が変わって、演歌で唄われる世界が合わないと言うか、あり得ないからでしょうな。
だって、待つ女なんていませんよ、今時の女の子は待ってなどくれない。別れた男はさっさと忘れるし、酒場はチェーン店ばっかり、煙草は吸える所が無くなって、故郷は飛行機でひとっ飛び、列車は窓も開かない特急列車や新幹線に、北国はスキーしに行くところ、旅は海外、港はきれいな海浜公園、海はリゾート、もう何にも残ってない。(笑)
何にも無いから改めて昭和の演歌が新鮮だったりするわけで。歌声のすき間に情景が浮かびます。
あの頃は良かったじゃなくて、あの頃は(今と違って)こうだったというのが。
昭和は遠くに行ってしまったけど演歌がいつでも教えてくれる、まさしく昭和の応援歌、演歌ワールド再発見。

L14724blog
カラオケは本当に流行りましたね~、まめだまで唄ってるぐらいですから。(笑)

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