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2015年5月23日 (土)

銭湯から健康ランドへ

お風呂屋さんのことを書こうと思って「せんとう」と打って変換したら、変換候補に「戦闘」や「先頭」が真っ先にでてきましたな。
民族紛争やら、宗教紛争などで世界中どこかで「戦闘」が尽きないし、学校でも社会に出ても常に他人や他社との競争で「先頭」に立つことを強いられる世の中なので、こんな言葉が変換候補の先頭に出てくるのかもしれないが、せめて日本語入力ぐらい「銭湯」をまったりと第一候補に変換してくれても良さそうなものだと思ってしまった。
確かに今時は銭湯という言葉自体をあまり使わないし、日常会話にもあまり登場しない言葉ではある。若い人など銭湯よりサウナの方がなじみがあるだろうし銭湯に行ったことのない人もいるのだろうねぇ。
銭湯が日常だったのは私の世代ぐらいが最後かもしれない。小さな頃はアパート住まいで家に風呂がなかったので、近くの銭湯に行っていたし、そのころの父親はいつか風呂のある家に住むのが夢だったようだ。わたし自身は銭湯の熱すぎる風呂が苦手だったのだけれど。
今はどこの家でも風呂は当たり前にあるし、むしろ無い家の方が珍しいぐらいなので、銭湯を毎日の風呂として利用している人は少ないのでは。それでもあえて銭湯に行くのは、広い風呂につかりたいとか、時間を気にしなくていいとか、たっぷりのお湯が使えるとかの、ちょっとゆったりな気分を味わいたいとかだと思う。
最近は、つかの間のリゾート気分を味わえるような豪華な設備が自慢の巨大温泉だとかが街中にできていたり、ホテルが宿泊客以外にも風呂の設備を解放していたり、もはや銭湯という感じではない、一日がかりで遊べるレジャー施設になっている。
たぶんこういった設備の先駆けになったのはいわゆる「健康ランド」などの大型浴場だと思う。
一度行ったことがあるが、子供からお年寄りまで一日中遊べるようになっていた。行ったのは郊外の国道沿いに大きな駐車場を持つビルで、中に入ってお金を払うと後は一日中好きなだけ風呂に入れる。
何回入っても構わないし、風呂もサウナから薬草風呂、電気風呂までたくさんの種類があった。ゲームセンターに、和洋中からお酒のアテまで何でもありのレストラン、あんま椅子から本格的なフィットネス室まで、もちろん囲碁や将棋、トランプにオセロゲームもちゃんと用意してある。浴衣を羽織って自由に出入りできるようになっていて、つまらない遊園地に行くよりも、家族みんなで車で乗り着けてこういうところで一日過ごす方が案外楽しいかもしれないと思ったのでした。

L28789blog
地元に古くからある銭湯、まだまだ元気で営業中。(2015年秋に廃業しました。)

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コメント

よもかめ亭主さんこんにちは。
大きな戦闘じゃなくて銭湯、よく行きます。
話はちょっと違うかもしれませんが、子どもの頃同級生に「銭湯の子ども」がいて、憧れました。なんか番台にとても興味があって。男湯覗きたいとかじゃなく、あの高さとかつまんなそうなおばちゃんの態度とか。
いま娘の同級生にも「銭湯の子ども」がいて、娘が同じように憧れちゃってるみたいです。

投稿: Myrrh | 2015年5月25日 (月) 10時02分

Myrrh様、おはようございます。
番台といえば、「時間ですよ」というドラマで森光子さんが座ってましたね。「おかみさ~ん、時間ですよ~」と境正章さんの声で始まるあのドラマ、懐かし~(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2015年5月26日 (火) 06時52分

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