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2015年3月

2015年3月31日 (火)

実は鉄道好き

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若かりし頃は、青春18切符を使い倒し、乗り継ぎを繰り返しながらいろんな街を旅するのが大好きでした。その頃に撮った写真を見返すと、あまり乗った鉄道の写真が残ってない。
鉄道ファンには車両そのものを撮るのが好きな人と乗るのが好きな人がいるようですが、私の場合完全に「乗り鉄」。だから車両の写真をあまり撮ってなかったのだと思います。
最近はどんなものでも撮るようになってきましたが、これはデジタルカメラになってから、フィルム代や現像代がかからなくなってバッテリーの充電にかかる電気代だけになったからだと思います。
写真にかかるコストがずいぶん少なくなってその分なんでも撮るようになったのはいいのですが、考えずに撮ってしまうのはデジタルカメラの弊害かなとチョット反省するところではありますが。
で、鉄道の話。青春18切符でよく出かけたのが九州、ムーンライト九州という名前で、神戸の三宮駅を11時ぐらいに発車して翌日の早朝に博多に着くという列車。
JRの空いている車両を連結しているので、夏に乗ったときにはシュプール号というスキー列車の車両が連結されていたこともありました。スキー板を置いておくスペースで大学生のグループがトランプしてましたな。
格安で九州まで行けるのでいつもいっぱい、指定席などとれるはずもなく、いつも段ボールを持ち込んで床の上に敷いて寝てました。若かったからできましたが、今やったら博多に着いても起きあがれないでしょうね。(笑)
乗り継ぎ乗り継ぎで東京の友達に会いに行ったこともありました、7~8時間乗りっぱなしだったと思いますがさすがにあれは疲れました。
大きなリュックに一週間分のフィルムと着替え、両肩にモータードライブつき一眼レフという出で立ちで、観光名所からはずれた誰も降りないような駅で降りて街をさまよい歩くのが楽しかった頃の思い出です。
時間も体力もあった若い頃のような鉄道旅はもうしなくなりましたが、鉄道に乗るのは今でも好きなので新幹線や特急列車で出かけるように変わってきましたね。
ただ、早く便利になった分情緒というか旅情というか、そういうものが薄れたように思うのは致し方ないことなのかもしれません。

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2015年3月29日 (日)

色街のかけら3

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遊郭建築というのは、独特の趣がある。それは不釣り合いな立派さだったり、艶めかしさだったり、隠れ家的ないかがわしさだったりする。一歩中に入れば、外の世界とは違う異空間でなくてはならないという、ひとつの義務感や責任感のようなものなのだろうか。
前回、前々回と取り上げた遊郭建築も、その場所は、ひっそりとしながらも独特のオーラを放っていた。
そういえば一時代前のラブホテルもそうだった。ヨーロッパのお城風有り、アラビアのモスク風有り、西海岸のリゾート風有り、国道沿いとかに突然ナンジャコリャーな建物があった。やはりこれも異空間へ誘う舞台設定だったのだろう。今でも多少は見かけるが、昔ほどの過激さを感じないのは時代の流れか。
今回取り上げた大和郡山は、金魚で有名な街ぐらいの知識しかなかったのだが、「赤線跡を歩く」という本を見て以来、遊郭跡として興味を持っていた場所である。
売春防止法の後は、旅館などに名前を変えて、飛田や松島と同じように密かに営業を続けていたらしいが、1980年代後半には、接客女性が、日本人からフィリピーナに変わり、ひどすぎる労働条件で働かせていたことで摘発を受けて、色街の地図から名前を消したそうだ。

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建物マニアな私にとっては、まさに木造三階建て建築の宝庫のような街で、高い建物に挟まれた路地を歩くと、今まで行った同じ遊郭跡地よりも、もっと寂しく、薄暗い印象であった。
しかもその路地で三味線のお稽古の音や声が聞こえてきた時には、一体自分が何時代にいるのか分からなくなったほどである。

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東岡町と洞泉寺町の2カ所に遊郭建築物が集中しているが、洞泉寺町は観光案内板など整備されていてイベントの時に内部公開してくれる建物もあるそうだ。

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2015年3月28日 (土)

マミヤスケッチとTENAX IIましかく対決の巻

最近カメラについてあまり書いてないので、久々に重箱の隅をつつくようなカメラネタをと思って、大好きな35ミリましかく写真のカメラマミヤスケッチとTENAX IIの対決を思いついた。
早い話が、この二つのカメラで全く同じモノを撮ってどうなのよってことをやってみたわけで、当然ながらレンズの焦点距離がマミヤスケッチはMAMIYA-SEKOR 35mm F2.8、TENAX IIはSonnar 40mm F2と違うので微妙に同じ画角にはならないのだけれど(TENAX IIについては他にテレとワイドの交換レンズがあるのですが、写真でしか見たこと無いので今ついている標準レンズだけ、そこんとこヨロシクということで。)発色だとかシャープさとかは判断できるかなと思ったわけです。
露出、フィルム、撮ったあとのスキャン設定も全く同じ、極力カメラそのものの違いだけを実写で見てみようという「アンタ暇人か」な試み。名付けて「35ミリましかく寫眞機、日独対決」パチパチ(笑)
まずはカメラの素性から。TENAX IIは1938年(昭和13年)生まれの77歳、マミヤスケッチは1959年(昭和34年)生まれの56歳で親子ぐらい歳は離れているわけで、その間に世界大戦を挟んだとはいえ技術の進歩で差が付くのは当然なのですが、古いカメラだから写りがダメとは言えないのがこの世界の楽しいところ、しかも今回はカラーリバーサルフィルムで対決したので、写りそのものがよく分かるかなと。
TENAX IIの時代にはモノクロフィルムしかなかったわけだし、マミヤスケッチもまだカラーフィルムが当たり前の時代じゃなかったカメラなので今時の高性能カラーリバーサルフィルムを詰めて一体どんな写りをしてくれるのか興味深いかなと考えたわけです。
「ごちゃごちゃ言うてんと、早よ写真出さんかい」の声も聞こえそうなので早速どうぞ。

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新開地のボウリング場ビルの壁面、カラーチャート代わりに撮ってみました。TENAX IIのほうがピンクが鮮やか、マミヤスケッチの方は青味がかって見える。

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同じビルを違う場所から。空の色が全然違いますね。

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根本的に発色傾向がぜんぜん違うということですね。

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見比べるからハッキリ違いがわかりますが、片方しか見てなければどうでしょう。どちらも悪くはないと思うのですが。

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青空、赤と黄色の建物という原色ものの試写。マミヤスケッチのほうが好みかな。

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これは完全に好みの世界だと思う。

全体の印象として思ったのですが、日本画と油絵の具で描いた洋画の違いというか、TENAX IIのほうがこってりした感じ、マミヤスケッチのほうが派手さはないけど実際の色に近いという感じを受けました。発色傾向はマミヤスケッチがブルー系、TENAX IIがアンバー系でしょうか。他に使ったことのあるドイツのカメラ(PERKEOⅠ、VitoⅡ、AGFA ISOLETTEⅠ、ROBOT STAR1)でも同じ印象を受けたので色に対する国民性の違いなのかもしれませんね。

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2015年3月26日 (木)

写真管理をシンプル一元化

以前からやろうやろうと思いながら全然手をつけていなかった写真管理の一元化をしようとある日突然思い立った私。
なんで今更そんなことをというと、写真が多すぎて探してるのがすぐ出てこないんっすよ。
「街」の写真に関しては3月15日に「写真データベースとFileMaker GO」で書いたように、ファイルメーカーで作った写真データベースに今まで地道に登録してきているのでぜんぜん問題なく、ファイト一発ならぬ検索一発でサクッと写真が出てくるのだけど、それ以外の「ベランダのプランターで咲いたチューリップ」だの「ネットで見つけて試しに作ったら旨かった料理」だの「窓の外を見たら見たことのない鳥が電線にとまっていたので思わず撮ってしまったやつ」とか全然探せません状態。
データベースに入ってないのだから出てこないのは当然なのだけど、街の写真以外はめんどくさいし「ま、いっか」で放ったらかしていたのがいけなかった。
さらに輪をかけて、古いジャンクカメラに手を出してしまって、ここまでのめり込むとは思ってなかったので、直したカメラで試写したものも出てこない。
とりあえずすべての写真はLightroomに撮影日順に放り込んであるので地道に見ていけばお目当ての写真にはたどり着くのだけれど、データベースには未登録のままズルズルと。
ブログを始めてから、文章に添える写真で「たしかこんな写真撮ってたよな~」というのが見つからなくて、探してる時間の方が長かったりするわけで。
Lightroomで調べてみたら約1万カットぐらいがデータベースに入ってないのが分かった。
う~今からこれを登録していくしかないのか~と思うと気が重いが、やるしかないかとボツボツ登録中。
地味な作業なのだが、やり始めて思ったのが、撮ったものの完全に忘れている写真が意外と多いこと。
特にデジタルカメラで撮ったものが忘れ去られている、デジタルになってから撮る量は増えて、何かあると「ちょっと撮っとこか」で便利になったのだが、撮ったものの見返すことなく死蔵状態になる率が高くなって、そのまま放置プレイ。
フィルムの時に比べて一枚の写真の重みがなくなったというか、写真というより単なる画像データの扱い。簡単便利はいいけれど、写真の質を下げているなというのを登録しながら感じてしまったのでした。

050830001blog お向かいの軒下で雨宿りしていた猫。オモシロイと思って撮ってしまったこういう写真が出てこない。

Dscn2851blog 初めて漬けた梅干し、土用干しの時の写真。コレも出てこない。

060729049blog 須磨海浜水族園に行った時に撮ったピラニアの写真。行ったことも撮ったことも忘れてました。(笑)

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2015年3月24日 (火)

アートな階段

L25807blog この建物に入っているお店の名前が階段に書いてあるのですが読めません。

昔、仕事で訪問したとある会社。二階の事務所へ行く階段を見てビックリ。正式な名称は何というのか知らないが、要するに階段の垂直になった部分にすべてスローガンが書いてあった。
「やる気と努力で○○達成!」「めざせ増益○○%!」「○○アップは我らの使命!」なんてヤツである。
ちょっと暑苦しい会社に来てしまったかなと思ったのだが、出てくる社員の皆さんいずれも輪をかけて熱い人ばかり、社員全員が松岡修造、こちらも巻き込まれてテンション上げないとついて行けません状態。帰りの電車で屍でした。

L25808blog ペンキの流れた跡をわざと付けて芸術の高みに持っていった物件。

確かに壁にポスターを貼るよりも階段に書いてある方が目が行くというか、どうしても足元を見るので目に入りやすいのですが、ちょっと勘弁して欲しい部分。
しかもこの階段スローガン、上がるときは見えるけど、降りるときは全く見えず効果無し。それを逆手にとって、スーパーや量販店で「○○早期割引承り中」とか「○○で送料無料」なんていうのもありました。来てくれたときには見えるけど、帰るときには見えないというわけですね。
この階段スペースを使ってアートしているのがありますね、遠目に見ると一枚の絵や写真になっているというモノ。なぜか関西でよく見かけるのですが、他の街ではあまりお目にかかったことがありません。
関西人は隙間があれば何かで埋め尽くさないと気が済まないのでしょうか、確かに安売り量販店で気が狂ったかのようにポスター貼りまくっているお店は関西では多いですからね。
階段の少しのスペースでもお店の人には何も無いのが耐えられないのかもしれません。
この階段アート、街歩きで見つけると思わず撮ってしまうアイテムの一つなのですが、カメラを構える高さで微妙に見え方が変わるのが撮っていてもどかしいところ、お店の入り口で背伸びしたりしゃがんだりしているオッサンは完全に不審者、迷惑だけの異邦人。(笑)

L14727blog ヘアサロンらしいお店の階段で微笑む女性。

L14715blog こちらは階段で明るく叫ぶ女性。

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2015年3月22日 (日)

フォークソング考

小学5年生の時にラジオを買ってもらった、ラジカセではなく短波放送も入るナショナルワールドボーイ。
深夜放送はまだ聞いてなかったが、(子供だったので聞く前に寝てしまっていた)いろんな放送局を片っ端から聞くのが楽しかったのである。
ちょうどその頃ヒットしていたのが井上陽水さんの「夢の中へ」。よく聞いていたのは天地真理さんとか歌謡曲ばかりだったのでなんかチョット感じが違う曲だなと思ったのがフォークソングとの出会いである。
愛だの恋だのはまだ分からない年頃だったが、歌謡曲はそういう内容の歌のことだと思っていたところへ、「捜し物は何ですか~♪」と歌う曲に何だか違う世界を感じたのかもしれない。
フォークソングだって、愛や恋を歌った曲は山ほどあるけれど、もっと広がり感があるというか、それだけではないのがフォークソングなのかなぁと何となくその空気感は感じていたのだと思う。
中学生になると、友人の兄や姉の持っているレコードを聴かせてもらったり、あのころたくさんあったテレビの歌番組などを見るようになってどんどん音楽に対する守備範囲は広がっていった。
学校の音楽の先生がその当時としてはくだけた感じの人で、授業でカーペンターズやビートルズ、日本のフォークソングなどを取り上げてくれ、クラシック音楽でもポップスに編曲されてヒットした曲などを聞かせてくれた。
たぶん退屈な音楽の授業に何とか興味を持ってもらおうという気持ちだったのだと思う。いつもTシャツにジーンズで大学生のお姉さんのような先生で人気があった。
フォークソングをたくさん聴いたのもその頃だったと思う。先生がフォークギターを奏でて聞かせてくれたのも影響しているかもしれない。
フォークソングって演歌のように大人のいろんなしがらみを歌ったのでもなく、歌謡曲のように歌よりも歌っている芸能人の容姿が重要でもなく、もっと取っつきやすい音楽だと感じたのは先生のおかげだったかもしれない。

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2002年に八戸を旅した時見つけたライブハウスのポスター。笑ってしまった。

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2015年3月21日 (土)

街は生き物

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下町、古い市場、路地の酒場や長屋。街歩きをしていて迷い込むのが楽しい場所は数々ありますが、いずれも共通しているのは、人の姿を見かけなくても気配は感じるところ。生活感や温もりみたいなものでしょうか。
再開発でそういう場所がどんどん無くなっていきつつありますが、耐震、防災、バリアフリーで安全安心便利になった新しい街はどこも似たり寄ったりで街の魅力が感じられないのはなぜでしょう。
きれいで便利で無駄が無く機能的なばかりで街歩きを楽しもうという気持ちになれない通り過ぎるだけの場所。不便も無駄も街の味わいだと思っているのですが、そういうのは今時通用しないのでしょうね。
少し前テレビで見たのですが、客の注文を聞いてから豆を挽き一杯一杯、お店のスタッフが淹れてくれるというコーヒーチェーンがアメリカで人気だそうで、そのお店が日本に進出するというドキュメンタリーでした。
私にとって喫茶店とはマスターが目の前で一杯ずつ淹れてくれるのが当たり前、どこでもそうだと思っていたので、何を今更と驚きましたが、アメリカでは機械で淹れるのが当たり前でそういうお店は無かったらしい、そのお店が日本進出、さてどうなるかと見ていたら初日から長い行列で満員御礼、セルフサービスのお店しか行かない若い世代には、かえってそれが新鮮なようで、見ていて何だか違和感を感じました。
街も同じかもしれません、昭和レトロな街並みや商店街が残る場所が街おこしの観光スポットになって人が集まるのも知らない世代には新鮮だからでしょう、リアルタイムに知っている私のような世代には懐かしさしかありませんが、知らない世代の眼にはまるで博物館の展示物のように映っているのかもしれません。
昨年3月、阪急電車の十三駅改札出てすぐの所にある飲み屋街(通称しょんべん横丁)で火事があり渋いお店が何軒か無くなってしまった事件がありました。
再建を目指しているようですが、全く元通りにはならないでしょう。建物は建て直しできるでしょうが、あの雰囲気、たたずまい、猥雑さ、匂いなど長い歴史の積み重ねで染み着いたものまでは再建できないと思うのです。
街も生き物、建物の老朽化や天災、役所の思惑などでどんなにがんばってもいつかは無くなるのは仕方がないことですが、無くなってしまえばそれまで、新しくビルなどになってしまうのがオチ、もう元へは戻れない。
今の建築技術があれば無くなる前にその姿をとどめたまま耐震補強などもできるのかもしれませんが、それも現実味のない話。
結局街からそういう場所が無くなっていく前に写真に撮るしかできないので、せめて写真だけでもその姿を残しておきたいと思いながら街をさまよう訳です。

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2015年3月19日 (木)

ファインダーは魂だ。

このブログでは何度も何度も何度も何度も、口が酸っぱくなるぐらい言っておりますが、ファインダーの無いカメラはカメラとして認められないというのがスタンス。
背面の液晶パネルをファインダー代わりにすればいいじゃん、コストも下げられるし。って結果カメラの魂まで失ってしまったというのが私の見解。
ファインダーって本気で作ればそれなりに技術もお金もかかる部分なので、どういう戦略かマーケティングか知らないけど一番大切なモノを捨ててしまった時点で日本のカメラメーカーはカメラを見捨てたと言っても過言ではないと思っておるのですよ。
世の中見渡せば分かるでしょ、コンパクトデジカメはスマホに取って代わられて売れなくなっちゃってるのが。
ファインダーが無くていいのなら、カメラなんてどこでも作れますからね。そのうちお隣の国に市場を奪われるかもしれませんな。
み~んなスマホで写真を撮るようになっちゃって、売れない低価格コンパクトデジカメから撤退したカメラメーカーもありますが自業自得。自分で自分の首を絞めたのだから当然かと。
高級コンパクトデジカメに活路を見いだそうなんてマヤカシはやめて、まずきちんとしたファインダーを付けるのが先でしょと言いたい。
JIS規格でファインダーが無いのはカメラと呼ばないぐらいのことをしてくれてもいいぐらい。
最近になって、ファインダーを搭載したカメラが増えてきておりますが、やっと気が付いてくれたかと思っておりますよ。でもまだまだ少ないですな、スマホのカメラ機能がどんどん高性能に便利になってもあれはカメラではありません、やはりカメラはきちんとカメラであって欲しいと願うわけで。
友人のY画伯から譲り受けたGR DIGITALⅢもいいカメラなのですがファインダーが無い。
せっかく評判のいいレンズがついているのに、設計した人はファインダーを覗いてきちんと構えて撮ってもらいたいとは思わなかった時点でアウト。
カメラを生み出す人ならクビを賭けてもココは戦って欲しかった部分、高性能レンズを載っければそれでいいっていう話ではないんでね、レンズの性能を生かすなら、ぶれないようにきちんと構えるためにもファインダーは必須、それぐらい大事なものだと、いいかげん分かって下さいよ。
ファインダーの無いカメラには別売の外付けファインダーを用意してくれているメーカーもあるが、だったら最初から内蔵しなさいよ。っていうかファインダーは外付けをオプションでという企画段階でカメラ造りの方向が間違っているように思うのですが。
何でもかんでもスマホで済まそ、写真撮るのもスマホで済まそってな時代に長年カメラを作ってきたメーカーだから出来る「カメラ屋がマジで本気出した」、「カメラの値段はほとんどファインダー代」で「よその国では造られへん」、「買うのに思わずローンを組んでしまう」カメラフェロモンこぼれまくりの珠玉の一台を希望します。(笑)

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レンズよりファインダーのほうが主張しているフジペット。50年台のアメ車のテールライトみたいでカッコいい。子供向けのカメラでさえこれだけ立派なファインダーが付いているというのに…。

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2015年3月17日 (火)

有楽街で逢いましょう

阪神電車元町駅の改札を出てすぐの所にある有楽名店街という歓楽街が来年3月に無くなるという記事が神戸新聞3月13日に出ていた。
歓楽街の構造上火災発生時に利用客や店主の安全が確保できないことが理由のようで、お店の方々は営業継続を要望しているそうだが、防災上の理由を盾にされれば、この先継続は難しいと言わざるをえないのではないだろうか。
記事によると1947年に開業し、59年に有楽名店街という名称になったそうである。私が生まれるずっと前からあった歓楽街だとは記事を見るまで知らなかったが、地下にある小さな歓楽街で、知ってる人しか寄り付かないような昭和の香りぷんぷん、まるでタイムスリップしたかのような渋い飲み屋の集まる歓楽街、「ゆうらくめいてんがい」は長いのでいつも縮めて「有楽街」と呼んでいた。
この歓楽街について語るとき、寿海という居酒屋のことを忘れる訳にはいかない。東側の角にあった大箱の居酒屋である。
カウンター、テーブル、座敷席があって厨房も4人ぐらい、仲居さんも7~8人いたと思う。店の女将は自分の店だけでなく、この名店街も仕切っている名物女将で、お店の人からもお客からも慕われる人だった。
一人で飲み歩くようになった頃、ふらりと入ったこのお店の居心地がよくて、以来ちょくちょく寄っていた。
決してきれいな店ではなかったしエアコンの風の加減でトイレのションベン臭が漂うような、それでいながらなぜかホッとする、長屋の台所の延長のようなお店、500円玉で1枚で呑め、玉子を3個使ったようかん一本分ぐらいもある玉子焼きも旨かったし、酒がもう一杯余分に呑める、しっかり漬かった南蛮漬けは酒呑みのハートをガッチリつかんでいたし、とりあえずなんか食わして状態の空き腹に喰う焼きうどんは涙モノのオカンの味だったし。
有楽名店街自体が時代に取り残されて客の数が減りつつあったある日、寿海は突然無くなってしまった。
正確に言うと閉店後しばらくして規模を縮小して数件先の空き店舗で開店したのだが、あの大箱の店ではなくなって、こじんまりしたカウンターだけのいかにも小料理屋といった感じの店になってしまった。たくさんいた仲居のおばちゃん連中はいなくなったが、地響きのような笑い声の女将といつも厨房にいたプロレスラーのようなオカアサンが健在なのが嬉しく、顔なじみの常連も当たり前のようにいつも集っていた。
その後寿海はさらに数軒先に二度目の移転をし、どんどんこじんまりした店になっていき、高齢で足腰が弱ったのを理由にオカアサンが次の人にバトンタッチして引退。
新しい人で再スタートの日に名物女将が倒れ、数日後に亡くなってしまった。女将がいなくなっては店を続けられるはずもなく、寿海は酒呑みたちの記憶の彼方に永遠に消え去ってしまったのである。
女将の葬儀には、200人を越える参列者があったそうだ。酒飲みの世話をやき続けて亡くなった女将らしい話である。

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これが有楽名店街。阪神元町駅の東西改札を結ぶ連絡通路沿いに渋いお店がひしめき合う歓楽街。写真は寿海が最後の移転先で健在な時に撮ったもの。

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2015年3月15日 (日)

写真データベースとFileMaker GO

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ipadのFileMaker Goで写真のサムネイル付き一覧表示したところ、検索で引っかかった写真はこの画面をスクロールしながらサムネイル左に3つ並んだチェックボックスで絞込み。

デジタルカメラで撮影した写真には日付やシャッタースピードや、絞りなどの情報が自動的に記録されているが、若かりし頃は当然フィルムなので、撮影データを手帳につけながら撮っていた。
その記録用紙も自分で記入しやすいようにデザインして使いながら手直しを繰り返し、最終的にはシステム手帳サイズで極力記入の手間を省けるマークシート式の用紙に出来上がった。その当時、本気で商品化しようと考えていたぐらい自分ではよく出来た記録用紙だと思っていたのである。
書き込んだ用紙と現像の上がったフィルムに同じ日付と管理番号をつけて保管しておけば、いつでも撮影データが引っ張り出せて便利だと悦に入っていた。
その後、ワープロ専用機を使うようになり、それに付いていた住所録のデータベースソフトを流用して何とかならないかとやってみたり、弟のお古のパソコンで桐というデータベースソフトを使って写真データベースまがいのものを作っていたが、自分用にマックを購入し、付いていたハイパーカードを使ったときには目から鱗、すっかりハマってしまい、データベースのみならずいろいろ作って楽しんでいた。
その後、よく行っていた日本橋のマック専門店で教えてもらい、というか実際に見せてもらい、専門誌のレビュー記事で良いことが書いてあったのもあって即購入してしまったのがファイルメーカー、あの頃はクラリス社のファイルメーカーⅡと言う名前だったと思うが以来25年ぐらいのつき合い、パソコンのアプリケーションの中で一番長く使っている。
その頃、データベースソフトというと、取っつきにくい、分かりにくい、最初の設計をきちんとやっておかないと後で訂正が大変か出来ないという印象しかなかったのだが、ファイルメーカーは全く逆、レコードとフィールドという概念さえ分かれば実に簡単、後から変更したくなっても柔軟に手直しできるし、サクサク望み通りのデータベースが出来てしまう。
まさしく私の望んでいたもので、あのころはいろんなデータベースを作ったものである。年賀状ソフトなんて無かった頃に年賀はがきに宛名をプリントできる住所録を作ったり、蔵書、持っているCDやDVDのデータベースは当然、アイデアメモやミニコミ誌の原稿管理などなど。
写真の管理もファイルメーカーでと考えるのは当然の流れで、撮影日と場所、持って行った機材などを記録する撮影日誌と写真そのものの内容を記録するデータベースの二つを作った。その後、必要に応じて手直しやデザインを変えながら今に至っている。
最近はipadに「FileMaker GO」を入れていつでもデータベースを閲覧できるようにしているが実に快適。ipadの画面で見やすいようにデザインも手直しして、データ入力はiMACか自作Windows機でやり、ipadでそれを持ち歩くという形になっている。
ポメラDM100で文章を書き、ipadで写真を選ぶ、ブログ記事を書くのにこの二つがあれば完璧だ。

20150214_055149000_iosblog 一覧画面をタッチすると詳細画面に切り替わって表示、写真の下にあるカテゴリー一覧チェックボックスは、街の写真に特化したカテゴリー分けにして検索のヒット率を上げるようにしたもの。一番下の色のついたボタンは、メニューから選ぶより素早く操作できるように良く使うものだけボタン化して配置。

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2015年3月14日 (土)

歓楽街ウォッチング

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旅行などでいろいろな所に出かけますと、必ず立ち寄るのがその土地の歓楽街。
イエイエ、夜の街で遊ぼうというのではありませんよ、ネオンの海を撮り歩くのが楽しいのですな。
特に地方都市の歓楽街は面白いモノの宝庫。今では見かけなくなってしまったフィリピンショーパブや、ストリップなどがまだ残っていたり、カラオケではなく歌声酒場なんて看板がでていたり。街の写真大好きの私にとって昭和の香りぷんぷんの歓楽街はまさしくパラダイス。晩飯を食う店を探しながら、路地をさまよい歩くと、メモリーカードやフィルムがナンボあっても足りませんな。
一番目に付くのは看板ですが、それ以外にも建物そのものが奇抜で面白くて、そのたたずまいに感心してしまったり。
電飾や飾り付けも撮っておかなくてはなりません。お食事処のショーウインドーのサンプルや店先の置物や、提灯などのオブジェ系アイテムも時代を感じさせるモノが多くて撮らずにいられないわけです。
神戸とは比べものにならない大きな歓楽街があるのもお楽しみ。北海道の薄野なんてでかくてビックリしました。さすが北の大地はスケールが違う、ラーメン食べに行ったのに写真ばかり撮っておりましたよ。
博多も良かったし、鹿児島、松山、高知、仙台、広島、金沢数え上げればきりがありませんな。とにかく歓楽街は面白い。

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私は生まれも育ちも神戸なので、神戸や関西の食べ物を出すお店を見つけるとつい見入ってしまいます。神戸ビーフや明石焼き、関西風お好焼など。
若い頃仕事の出張で行った某地方都市で神戸ステーキと書いてあるお店に入ったところ出てきたのはトンテキ、「何で豚肉やねん」と思いましたが神戸ステーキとは書いてあるけどビーフとはどこにも書いてませんでした、お皿の端っこには練りカラシ、どうやらこれをつけて食べるらしい。あのころデジカメかスマホがあったら間違いなく写真撮って「ありえへ~ん」とネットにアップしてたでしょうな。ところ変われば都合のいいようにメニューも変わるのが面白いところ。
高知で居酒屋の店先の看板に「明石だこ時価」って書いてあったのも笑いました。目の前の海で獲れる鰹のたたきは安いのに瀬戸内の明石だこは高いというギャップが面白いわけですな。明石だこなんて神戸じゃ当たり前すぎて時価なんてありえませんからね。
歓楽街をさまよいながら誰も見向きもしないようなモノを写真に撮る、意外なことに何年か後でその写真を見ると、そのとき入ったお店や、食べたモノ、お店で話がはずんだ地元の方のことなどが思い出せるのが不思議。
歓楽街はその土地の個性がネオンと一緒に輝いている場所なのかもしれません。

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2015年3月12日 (木)

真綿で首を絞めるよう

消費税が8%になって、買い物の時に税抜き価格と税込価格の二つを表示してくれているのですが、以外と8%は応えますな、結構痛い。
安売りしてても税込価格になった途端何だか安く無くなったような印象を受けます。
それに輪を掛けて円安やら材料費高騰、人件費上昇とかで、昨年の秋ぐらいから食品メーカーが相次いで値上げ、音を上げているのはコッチなのですが、作る方も大変なのでしょうね。
この間、ワンコインでお昼が食べられるお店に入って、お勘定の時520円と言われて焦りました。食べてから銀行に行くつもりだったので、ギリギリポケットに小銭だけのビンボー状態、値上げしているなんて思ってないからワンコインのつもりでいたらいきなり足元すくわれましたよ。
いい歳こいて、お金も持たずに外を歩く方がどうかしているのですが、いろいろ事情もあるのでね。
その昔、消費税が導入されたとき、子供が100円玉握りしめて駄菓子屋に行ったら買えずに帰ってきたという話がありましたが、消費税だろうが何だろうが生活が良くなるのなら多少は我慢しますけどね、払いっぱなしで何の見返りもないのが日本の税制の腹立たしいところ。
昨年記者会見で泣きまくっていた兵庫県の恥なんて完全にドロボーですから。
日々の生活に密着したモノが値上げになるのはたまりませんな。外食チェーン店もそう、立ち食いそばまでいつの間にやらチョビッと値上げ、銀座の高級寿司屋の大トロが一貫1000円値上げとかいうのとは違いますからね、微妙な値上げと消費税の相乗効果でじわじわ真綿で首を絞められているようで腹立たしい。
え~い、責任者出てこい!(笑)

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日本橋のパソコンパーツ屋さんの表で見かけた看板、どこかで見た写真。(笑)

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2015年3月10日 (火)

カレーブラザース

カレー風味のダシで食べるカレー鍋というのがありますな、シメはご飯ととろけるチーズでリゾット風にするのだそうですが、カレー大好きなオジサンですがあれはチョット苦手かも。
カレー風味のダシというのが小学校の給食に出てきたシャバシャバの薄いカレーシチューを思い出すのでね。
今考えるとあんな味気の無いものでも喜んで食べてましたな。給食のおかずの中では一番人気でした。早く食べてお代わりしないとすぐに無くなってしまうのも今となっては懐かしい思い出です。
カレー大好きなのでカレー味の食べ物は全般的に大歓迎、カレーパン、カレーうどん、カレーそば、カレーラーメン、スパゲッティに残り物のカレーをかけたのも好き、カールのカレー味、子供の頃よく食べたカレー味のスナック菓子の中では一番うまいと思っている「味カレー」という名のお菓子(長崎県佐世保市、やまと製菓 http://yamatoseika.com/)、激辛のカレー煎餅、カップヌードルカレー、徳島県のB級グルメ、フィッシュカツ(http://www.tsukushikamaboko.com/cart/index.html)もほのかにカレー味が旨い。
そういえば大寅蒲鉾がラジオ局FM802とコラボして作った「華麗なるお魚スティック」(http://www.daitora.co.jp/karei_140804.html)というカレー味の練り物天ぷらがでておりますが、これはまだ食べたことがありません。
デリーというレストランの瓶入りドライカレーペースト(http://www.delhi-shop.jp/shop/item_detail?category_id=98446&item_id=344165)があるのですが、いい値段なのだけどチョットの量でドライカレーが出来るので結構保つし便利、正直コレ旨いです、オススメ。
ドライカレーって旨いですな、中学生の頃弁当箱を開けてドライカレーだとすごく嬉しかったのを思い出しました。
家で手羽を焼くときも何本かカレー風味にしてバラエティー感を出したりもよくやります。
思えば結構カレーブラザースに囲まれているわけで、それでも飽きないのがカレー味のいいところ。でも一番旨いのは普通のカレーライスだったりしますな。(笑)

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朝から大盛りワシワシ、カレーなら何故か食える。

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2015年3月 8日 (日)

好きな色は青

110625_24a_pen_ft20mmblog OLYMPUS-PEN FTにG.Zuiko Auto-W 20mm F3.5で撮影した青空。

女の子に好きな色を聞くとピンクという答えが一番多いでしょうな。次はパープルでしょうか。なんであんなに判で押したようにピンクなのでしょう、小さいときからそういう色合いの服やモノに囲まれて育ったからでしょうか。女の子イコールピンクと刷り込まれてしまったのでしょうね。

101127_13sketchblog Mamiya Sketch、MAMIYA-SEKOR 35mm F2.8という付いているレンズで青空。

若い頃よく入り浸っていた喫茶店の常連客のおばあちゃん、ある日真っ赤なセーターを着てきて、ママさんに誉められると「やっとこういう色が似合うようになりましたの」、さらっと言った一言が何だかカッコ良かって未だに覚えておりますな。
ハデな色は若い人、お年寄りは地味な色の服と思いこんでいるのが大間違い、女性として死ぬまでその時々の自分に似合う色にはこだわりを持って生きているという事を教わりました。

090906_27a_caddyblog RICOH CADDY、付いてるレンズはRICOH 25mm F2.8。   

で、自分の好きな色と言えば青、それも水色に近いような淡い青ではなく、しっかり濃い青、シアン100にマゼンタ80ぐらい、DICカラーガイドの日本の伝統色なら群青色(DIC-N892)や紺青色(DIC-N893)、フランスの伝統色ならインディゴ(DIC-F158)やブルー・アドリアティック(アドリア海のブルー、DIC-F29)、中国の伝統色なら群青(チュンチンDIC-C269)って言っても分かりませんか。(笑)

090418_32a_ee17blog Canon Demi EE17、レンズはSH30mm F1.7。

なんで濃い青が好きかというと、ズバリ空の青だから。今の季節だと空気が澄んだ寒い日の朝、太陽を背にした順光で感度ISO100、シャッタースピード1/250、絞りF11ぐらいで撮るとまさしく濃い青に写りますな。この色が大好きなのですよ。若いときはさらにPLフィルターを付けてもっと濃い青にしていましたが、さすがに今はやりません。
富士フイルムからベルビアというリバーサルフィルムが発売されたときはびっくりしました。あまりにキレイに空の色が出るのでコダックから即乗り換え、以来ベルビア一辺倒。日本の景色には日本のフィルムかなと。
そういえばオリンパスブルーなんて言葉もありましたな。ズイコーレンズの青の発色のことを誉めた言葉だったと思いますが、ネットで調べると、コダック製のCCDを使っていたオリンパスのデジタルカメラの発色のことを指すと出てきましたが、フィルムカメラの時代からあった言葉だと記憶しておりますが。もうフィルム時代のオリンパスのことを知っている人が少なくなっているという事でしょうね。
今でも、スカッと晴れた日の青空を見るとウキウキします。カメラを構えてマニュアル露出で、やっぱり青空の青が一番ですな。

101002_20tenax_iiblog TENAX II、レンズはSonnar 40mm F2。

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2015年3月 7日 (土)

クラカメアンバサダー

アンバサダーという言葉をよく聞くので、きちんと意味を調べてみましたところ大使、使節、使者とでていました。
タレントさんが自分の出身地の観光大使に任命されて、いろいろ地域活性化のお手伝いなんかしておりますな。有名な人なら効果やアピールもあるでしょうが、「こいつ誰やねん」な聞いたこともないお笑い芸人とかだとかえって地域を地盤沈下させかねないのではと心配になりますよ。(笑)
こういうのもアンバサダーなのですね。早い話が、物事を広めたり、勧めたり、アピールしたりする役目の人ということでしょうか。すごくざっくりした解釈ですけど。
で、私が出来そうなのは何だろうと考えたところ、思いついたのがクラカメアンバサダー、しかもかなり偏った。(笑)
お高い値打ちのあるクラシックカメラなんて持ってませんし、興味もありません。誰も見向きもしないようなのや、大衆向けのカメラで、クラシックというにはあまりにもオーラのない、中古カメラ屋さんが引き取ってもジャンクワゴン直行になるようなカメラのことなら少しは語れるかもしれないなと思ったわけで。
ま、このブログで今まで取り上げているカメラもほとんどそんなカメラばかりですけどね。
クラカメアンバサダーというよりフィルムカメラアンバサダーかな、フィルムなんて見たことのない世代にフィルムの面白さを伝える語り部ぐらいならなんとかなりそう。今語っとかないとイケマセン、先々のことを考えるとフィルムカメラに明るい未来はなさそうなのでね。悲しいですがこれが現実、長年フィルムカメラにお世話になってきた身としては、ここで恩返しをしておかないと今まで使ってきたカメラの亡霊に地獄に落とされますよ。
デジタルカメラが便利すぎてこれだけ普及したのはよく分かりますし、使ってみて確かに便利なのは実感しておりますが、そこにはない何かがフィルムカメラにはあるわけで、山に登るのに車で行くのと歩いて登るのとの違いとでも言いましょうか、手間をかけた分、達成感が違うというところに面白さがあるのですな、しかも現像するまでちゃんと撮れているか分からないという、最後までワクワクドキドキさせてくれるオプション付き。
語り出したら止まりませんな、クラシックカメラも、フィルムも。自称「言いたいことは山ほどあるぜ」なクラカメアンバサダーでございますよ。(笑)

Konica_c35001blog
状態のいいものが多く残っていて、値段が安くて、写りの良いオススメフィルムカメラベスト10の中に必ず入れたいKONICA C35、今見るとかえって新鮮。

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2015年3月 5日 (木)

喫茶店の思い出8

元町駅東口から穴門商店街を南に、元町商店街に向かって歩くと有名な喫茶店エビアンがあるが、それよりも数軒南に地下に降りていく音楽を聴かせる喫茶店があった。
店の名前は確かPOLOだったような、ちょっとオカマチックなしゃべり方をするマスターがいて、名機タンノイのスピーカーから流れる音楽とゆったり座れるソファーが居心地よく、よくここで本を読んでいた。
喫茶店と音楽というのは相性がいいのかもしれない。歌声喫茶、音楽喫茶、カラオケ喫茶、神戸に多いジャズ喫茶などなど。そういえば三宮の高架下にあるジャバは昔看板にステレオではなく立体音響と書いてあったのを思い出した。そういうのが何だかかっこよかったのである。
学生の頃、友達と入った喫茶店で、どう見てもその筋の強面の方がプリンアラモードを食べているのを見てビビった。
どちらかというとコーヒーよりパフェやプリンなどの甘味系充実喫茶店だったので女子率の高い店、4人掛けのテーブル席に一人で座って食べていた。
がっちりした大柄な体にペンシルストライプのダブルのスーツ、顔にめり込んだように掛けたレイバンのサングラスにパンチパーマ、一心不乱にプリンアラモードと格闘中。
周りの女性客もチラチラ見ながら小さく笑っていたがお構いなし、しかもそのお店、駅のコンコースにあってガラス張り、外は待ち合わせの人でいっぱい。外の人にガンを飛ばしながら食べてはりました。
昔マンガ喫茶、今コミックカフェに、喫茶店からカフェに名前が変わって、喫茶店のポジションがなんか違うモノになってきたように思う。
純粋にコーヒーを飲みにではなく、スイーツや食事も充実した店だったり、仮眠が出来たり、動物と触れ合えたり、メイドさんと遊べたり。
私が生まれるもっともっと前の時代にはカフェといえばさらに違う意味があったので、以外と便利な変幻自在な言葉なのかもしれない。

L24233blog
元町商店街にフクロウカフェが去年できてました。中が想像つきません。というより、猫や犬じゃなくてなんでフクロウ?というところが気になる。

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2015年3月 3日 (火)

ポメラDM100ファームアップ

Pomerafublog

キングジムのポメラDM100をブログの文章を書くのに使い倒しているのですが、この間久々にキングジムのサイトを見に行ったらファームウエアの新しいのが登録されていた。登録日を見ると去年の7月!ユーザー登録している人にはメールでお知らせぐらいしてくれればいいのに、気が利かない奴と思いつつまずはダウンロード。
手順に従ってファームウエアをバージョンアップ、作業自体はすぐ済んでしまったのだが、さてポメラを使おうとしたら何だか違和感が。
スペースキーで変換、▼キーで確定が出来ない。ユーザー辞書に登録してある言葉が出てこないなどなど。
どうやらファームアップで設定がクリアになってしまったみたい。いわゆる工場出荷状態という奴か。
んっもう~めんどくさい、ユーザーの設定はどこかに逃がしておいてファームアップ後に戻すぐらいしてくれればいいのにと言ったところで後の祭り、仕方なく設定をし直したが時刻とかは戻ってないので、一体どの設定が変わってしまったのかよく分からないややこしい状態。
で、設定をやり直しつつ調べたところ、単語登録メニューのATOKオプションがPC版ATOKユーザー辞書から補助辞書に、登録した言葉が出てこないのはこれが原因。
書式メニューの入力スタイル設定がATOKではなくMSIMEに。▼キーで確定できないのはこのせい。
同じくタイムスタンプ設定も「○○年○月○日」表示から初期状態の「○○/○/○ ○:○」に、カーソル位置保存設定も「電源オフ時のカーソル位置」から「文頭」に、制御文字表示設定は全部「しない」に、設定メニューのパワーマネジメント設定は「eneloop」から「アルカリ乾電池」に、ファイル設定のファイル保存先が「SDカード」から「本体メモリ」に、デフォルトファイル名が「文頭18文字」から「無題」に。
とりあえず私が設定していて変わってしまったところがこれだけあった。ポメラDM100を使っている方でファームアップしようとしている方はご参考に。
ファームウエアを更新してくれるのはありがたいですが、ポメラDM100のボタン電池問題や、開けるときの指詰め問題、無意味なストラップホールなど解決した次の機種をそろそろ出して欲しいですな。

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2015年3月 1日 (日)

フード病

_mg_2525blog
風土病=特定の地域に多く発生する病気。
フード病=レンズに付けるフードに並々ならぬ執着心を引き起こす病気。特定のレンズ、カメラにしか付かない専用フードという菌はレンズ、カメラそのものの希少価値が高ければ高いほど感染後の状態は重篤を極め、専用フードが見つかるまでいかなる治療も受け付けなくなる。
レンズフードって恐ろしいですな、専用フードは特にコワイ、中古カメラ屋さんでゼロひとつ見間違えたかなというような高い値段のフードはだいたいややこしいマニアックなレンズやカメラのモノだったりします。
たかが金属やプラスチックの筒なのにね。
専用や純正フードに特にコダワリが無くて、きちんと役目を果たしてくれれば何でもOKな私としては、あんなモノに高いお金を出すのならその分フィルム余分に買い込みますけどね。
でも中古カメラ屋さんで箱にぶっ込まれたフードの中からガサガサと使えそうなのを探すのは楽しいですな。ジャンクフードは食いませんが、ジャンクのフードは大好き(笑)。
時間つぶしにもなりますし、期待してなくてビッタリのが見つかったら儲けモノだし。とても丁寧な作りで、思わず買ってしまったのもありました。気が付けば箱いっぱい輪っかだらけ。
中古カメラ屋さんの中で、由緒や素性のしっかりした専用フードならともかく、どこの馬の骨とも分からないフードでも作りが良かったり金属製というだけで平気で高い値段を付けているところがありますが、いつまで強気の商売が出来ると思っているのでしょうかね。
そういうお店は扱っているカメラの値段も相対的にお高い値付けなので私の中では「見るだけ」のお店、巡回ルートに入っていても買ったことはありませんな。
話がそれました、フードの話に戻って、PLフィルターをよく使っていた頃は、フードに指先のはいる穴を開ける改造をして使っておりました。のちにサービスセンターで加工してくれたり、最初から穴のあいているフードも出てきましたが、その頃はそんなもの無かったので自分でやるしかないと、ドリルで穴を開けてヤスリでガリガリ削っておりました。
あと広角ズームレンズの役に立たないのにキノコの傘のようにやたらデカイ専用フード、カメラバッグへの収まりの悪さに業を煮やし、何とかならないかと考えたのが同じ口径の違うレンズの専用フードを流用するというもの。
最終的に削って長さを調整しなくてはなりませんが、フードがコンパクトに出来て使いやすくなりますね。

_mg_2517blog
_mg_2516blog EF16-35mmF2.8L USMレンズ、上が専用フード、下がフィルター径が同じ24mmのLレンズ用フードを削ったもの。コンパクトになった。どちらもPLフィルター用の穴を開けている。

昔のレンズはフードをきちんと付けるだけで性能が別物になるのが結構ありました。
逆光はまずアウト、斜光でも画面が白っぽくなってしまうようなコーティングなんて無い時代のレンズでもきちんとフードを付けてやると本来の写りを楽しめます。黒い厚紙を丸めたものでも何でもいいからフードを付けることをオススメします。
そうそう、ネットで見つけたのですが、レンズフードの展開図をPDFで提供している海外のサイトがあります。現行レンズばかりですが、効果が同じならプリントして使える紙製フードで十分ということだそうです。ここです。http://www.lenshoods.co.uk/

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