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2014年12月

2014年12月30日 (火)

今年最後のよもやまカメラ

今日が今年最後のよもやまカメラです。
今年一年を振り返り、見に来て下さった皆様、コメントを入れて下さったすべての方に感謝いたします。
ヘンコおじさんの文句ばっかり書いているどうでもいいようなブログですが、続けていると訪問者数が増えていっているのも実感でき、同時にそれが励みにもなりました。
カメラと写真に関しては、今年は忙しくてあまり撮れず、中古カメラの収穫もほとんど無かった一年でしたが、パソコンも自作で新調したし、写真を扱うのには万全になったので、来年はカメラを増やすより写真を増やそうと思っています。
ただ、カメラはやっぱり好きなので、いい出会いがあればつい手を出してしまうとは思いますが。
来年はいい写真が撮れますように、いいカメラと出会えますように、皆様の健康とご多幸を祈りつつ今年の締めとさせていただきます。
今年一年本当にありがとうございました、皆様良いお年を。

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午年さんサヨナラ。

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2014年12月28日 (日)

擬人化キャラ百花繚乱

マンガやアニメやゲームが発端らしいのだが、何でもかんでも擬人化するというのが流行らしいですな、しかもほとんどがいわゆる「萌え系」、美少女キャラとか言うアレですね。
う~ん、どうなんでしょう。発想としてはおもしろいとは思いますが、なんだかどれも同じように見えてしまうのは、ついていけないオジサンの目が曇っているからでしょうか。
ネットで「萌え擬人化」「美少女擬人化」辺りの言葉で検索すると出るわ出るわでいろいろ知ることができますな。
最初に知ったのは「艦隊これくしょん」とか言うゲーム、太平洋戦争で実際に使われた日本海軍の軍艦をモチーフに擬人化したもの。被弾の度に美少女キャラの着衣がボロボロになっていくというゲームだそう。
他にもお城を美少女擬人化した「城姫クエスト」「御城コレクション」というのもあるらしい。
さらに実在の車を擬人化した「車なごコレクション」車+おなご(女子)で「しゃなご」。登場する自動車メーカーの承認済みなんだって、もうワケ分かりませんなと思っていたら、重機や工具を美少女擬人化した「俺タワー」なんてものも、ショベルカーやスパナが美少女キャラって、頭痛くなってきました。
調べていたらコミックでもすごいのが出てきました「花のアンドロイド学園」。
世界のスマホが美少女擬人化した学園モノのコメディーマンガ。
スマホメーカーが生徒で、校長がグーグルってのもすごいけどキャラの名前がなかなか秀逸でチョット笑いました。
パナソニックが「松下 花」シャープが「早川 未来」富士通が「不二 通」モトローラが「元木 ローラ」辺りは分かりますがアップルが「アダム・クパティーノ」はチョット無理矢理かなぁと。
ゲームやマンガだけではありませんな、地方の名産品や食材、企業などを萌えを意識した擬人化で活性化させるという「萌え食プロジェクト」、美少女キャラを前面に押し出して地域おこしをする「萌えおこし」なんてのもありますな。
ちなみに我が兵庫県はどうか調べてみたところ、姫路菓子組合、淡路島の線香、播州そうめん、出石そば、播磨の蒲鉾、氷ノ山スキー場それにマッチ…。マッチなんてどうやって擬人化するの?
お隣大阪府はもっとすごい、タオルに軍手、工場プラントまで擬人化だって、鼻水出てきました。
まさしく擬人化キャラ百花繚乱な有様、このまま行くときっとカメラメーカーを擬人化なんてモノが出てくるのは時間の問題かも。
キャラの名前は当然各カメラメーカーの元々の由来から。キヤノンは観音、オリンパスは高千穂か瑞光、今は無きミノルタは千代田、ペンタックスは旭…オジサンにはこれぐらいしか思いつきませんな、ホンマ萌えないゴミですわ。

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美少女擬人化キャラなんてものの写真はありませんのでね、ジュンク堂に行った帰りにセンタープラザのアニメとフィギュアのお店がいっぱい並ぶ辺りでチラシもらってきました。コレがいわゆる「艦これ」というやつですか、そうですか。一体何のイベントなのかもオジサンにはよくわからない世界、このチラシで唯一分かるのは「かわさき造船」という社名だけ。

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2014年12月27日 (土)

カキフライの誘惑

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冬の味覚はいろいろありますが、なんといってもカキフライが一番ワクワクしますな。
カニやフグもありますが、チトばかしお値段高め、しょっちゅう食べられるようなものではないですし、庶民感覚から行けばカキやブリが食卓登場率が高いのはマチガイのないところだと思いますよ。
カキの食べ方では、生ガキやカキ鍋もおいしいですが、好きな順番から言えばまずカキフライ、次がカキご飯、生ガキ、焼きガキ、カキの薫製、カキ鍋でしょうか。
あ、カキのお好焼というのもありますね、通称「カキオコ」冬季限定B級グルメ。
調べてみると、カキの産地岡山県日生の備前東商工会が「カキオコ」を登録商標しているので勝手に使っちゃイケナイようですな。お好み焼き屋さんはメニュー掲載要注意ということで。
洋食屋さんの店先に立てかけてある本日のオススメに「カキフライ定食」の文字を見かけると、季節到来を感じて嬉しくなるのは私だけではないでしょう、夏場の「冷やし中華始めました」もいいですが、やはりカキフライの方がワクワク度は高いですな。
で、思うに洋食屋さんは大粒のカキフライにタルタルソース、大衆食堂や串カツ屋さんは小粒のカキフライにウスターソースという棲み分けがなぜかできているような気がするのは私だけでしょうか。ま、お値段も当然違いますが。
どちらが好きかと聞かれれば当然ながらどちらも大好き、洋食屋さんで大きな洋皿に盛られた大粒のカキフライ、タルタルソースたっぷりというのは運ばれてくると思わずパチパチ拍手したくなりますな。
お店によって味が違う自家製タルタルソースはそれだけでご飯が食える、何であんなに旨いのでしょう、一方ガラスケースに並んだおかずを選んでご飯と味噌汁を頼むような大衆食堂はたいてい長方形のお皿、ガラスケースにたくさん並べやすく、焼き魚などの長いものにも使えるし、お客さんが取りやすいというのもあって丸いお皿は少ないですな。
そこにキャベツの千切りと小粒のカキフライ、タルタルソースなんてものは無い、ウスターソースかマヨネーズ。
ソースダボダボで行くか、マヨネーズにお醤油を少し混ぜたパチもんタルタルで行くか悩みどころ、どっちにしても丼ご飯ワシワシは変わらないのですけどね。
串カツ屋さんはソース二度漬け禁止なので、揚げたてを目の前に置かれたら直ちにソースの器にどっぷり浸して十分にソースをまとわせるのが楽しい。
で、ビール。時々キャベツで口の中をリセットしてまた串を頬張る。
カキフライだけで洋食屋さんに、大衆食堂に、串カツ屋さんと三軒も行かなくてはならないと思うともう嬉しくて。冬の味覚はやっぱりカキフライで決まりですか。

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2014年12月25日 (木)

スマホで済まそ

最近は、スマホの普及のせいでLINEやTwitterを使う人が増えたようで、以前のように電車の中でもお構いなしに大声で電話をしている人は減ったように思うのですが、その代わり使い方がよくわかってない年配の方のうろたえぶりに出くわすことが多くなりましたな。
多分耳が遠くなってよく聞こえないからそう設定しているのでしょうが、いきなりデカイ着信音でビックリなんてこともしばしば。
しかもそういう方に限って、なぜか鞄の底深くにしまい込んでいる不思議。でかい音でマヌケな着信音が鳴っているのになかなか取り出せずにうろたえて、取り出したあともどこを操作すればいいのかわからず画面とにらめっこ。
周りの者はうるさいことおびただしいわけで。しかも電話を切った後でまた、ご丁寧にしまい込みますな、しばらくするとまたかかってくる。で、また取り出そうとうろたえる。せわしないことおびただしい。
このあいだはスマホに一生懸命タッチしては不思議そうに首を傾げているおばあちゃんを見かけましたが、いくら何でも手袋したままではタッチは無理ですがな。(笑)
今までの携帯電話がやっと使いこなせるようになったと思ったら、世の中スマホが当たり前みたいになってきたのはお気の毒としか言えませんが、この流れには逆らえそうもないですのでスマホに慣れてもらうしかないのだけれど、IT関連ニュースを見ているとこの先スマホは一体どうなるのか、何を目指しているのかわからなくなるぐらい、いろんな事が出来るようになってついて行けなくなりそうですな。
今でさえも、あれやこれや出来ることがてんこ盛りなのに、さらにもっと便利にしようといろんな事を考えつく人が世の中にはいっぱいるわけで、家電の操作だったり、留守宅のセキュリティだったり、健康状態の管理だったり。
もうすぐスマホで何もかも済んでしまう世の中が来るのかもしれませんね、というか来つつあるのでしょう。
持ち物はスマホだけ、鞄の中は充電用バッテリーがいっぱい。(笑)
そのうちブランド物の充電バッテリーなんかも出てくるかもしれませんな、ティファニーだのヴィトンだのの。(笑)

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若い人にはこの電話機は通じないのかも。行きつけのバーでは今も現役活躍中の今やすっかり見かけなくなった黒電話を撮らせていただきました。受話器を持つと安心しますな。

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2014年12月23日 (火)

サンタを探査

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「サンタヲタンサ」、逆から読んでも「サンタヲタンサ」。クリスマスの風物詩と言いましょうか、サンタ探しが各地で盛り上がっているようですな、文字通りサンタを探査しているわけで。
本家本元のNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)とGoogleが公開している特別サイトはさすが見応えたっぷり(http://www.noradsanta.org/)。
日本語に切り替えられるので、英語もわからずサンタも来ないオジサンでも楽しませてくれるのはアリガタイところ。
なんで北アメリカ航空宇宙防衛司令部なんて物々しいところが、サンタの追っかけしてるねんと思ったのですが、ちゃんと由来が出てました、このブログでは「カクカクシカジカ」は書かないので、詳しくは読んでいただくとして、コレがなかなか粋で心温まるええハナシ。
自分の立場をわきまえて、子供相手でも夢を壊さず最良の対応をした違いの分かる司令官の話です。想像力のある人ってのはカッコいいですな。
我が国の自衛隊の司令官だったらとてもじゃないがそんな粋な対応はできないでしょうね。
そういう洒落の分かる北アメリカ航空宇宙防衛司令部がサンタの追っかけをするのですからやることも大掛かりで本気度合いが半端じゃないのが面白い。
サンタの追跡方法はレーダーに人工衛星に、監視カメラに、ジェット戦闘機まで総動員。
「よく尋ねられる質問と回答」というところもマジメにきちんと書いていて読んでいて結構面白かったですな。オススメです。

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2014年12月21日 (日)

建物ウォッチング

自称「街角写真家」。街の写真を撮り続け、その興味は尽きることなく、カメラ片手に街をうろつく。
街の写真などというとその守備範囲はとてつもなく広い。であるからして街並みへの興味はもちろんだが、建築物への興味もかなりなのである。特に古い洋風建築、造形的におもしろい建築物にはめっぽう弱い。色彩ギトギト、看板ギラギラというのもいいなあ。
結局、節操もなく何でもアリの写真なのでありますが、建物というのはそれが建てられたとき、時代が移って味がでてきたとき、朽ち果てて取り壊されるときと一粒で三度もオイシイ物件なので、おもしろい建物に出会うと何度となく出かけて写真を撮ってしまう。
ご存じの通り神戸は震災のせいでかなりの数の洋風名建築が無くなってしまった。手元にある「神戸の近代洋風建築(1990年 神戸市教育委員会刊)」を見ても今となっては写真でしか見ることのできない建物が結構ある。
私が好きなのは栄町や海岸通のオフィス街にある今も現役で使われているような建物。北野町のような観光名所の観光客に媚びたような建物は興味がないのでパス。
観光名所になる前の静かで落ち着いた北野町を知っているので、なおさら今のあのあたりには興味がなくてほとんど近づきもしない。観光名所というのは地元の人間はなぜか以外と知らないし行かないものなのである。
建物というのはいつかは老朽化して取り壊される物だと思っている。これは仕方がないことだ。
30年近く前、写真雑誌の投稿が縁で知り合った大学生が建築物ウォッチングと路上観察のサ-クルのようなものをやっていて、三宮の海岸通にあった旧神戸商工会議所の保存運動に参加してほしいといわれたことがあったが、行かなかった。
確かに美しい建物で、子供の頃、家族で三宮に出かけたとき、車からこの建物が見えると三宮に着いたとホッとしたことが思い出である。
乗り物酔いがひどかったので車に乗るのが苦痛だったのだ。この建物が見えるまでじっと黙って我慢していた。いまだに側面の丸窓と入口の重厚な円柱をはっきり覚えている。
確か老朽化した建物の修復にかかる莫大な金額を持ち主が捻出できず取り壊されたのだったと覚えているのだが、一時保存をめぐって新聞などでも取り上げられ市民運動として大いに盛り上がったのだが結局取り壊されてしまった。
建物にも運がある。運良くどこかに移築され保存されるものもあれば取り壊されてしまうものもある。
保存ではないが残す方法として、神戸地方裁判所のようにすばらしい建物の外側だけを残して上に高層建築を作る例もあるが、これはバランスが悪くてみっともない。
今時の機能的なだけのビルと明治の威厳のある頑固オヤジのような建物がうまく融合するはずもなく、とても不細工な有様になってしまった。こんな姿をさらすのならいっそ取り壊してくれた方がいいと思っている。
小学生の頃、名古屋に住んでいた伯母に犬山市にある明治村に連れていってもらったことがあった、広大な敷地に明治時代の名建築物を移築した博物館のようなところである。
ほとんどの建物の内部に入ることができて、動物園なんかよりよっぽどおもしろかった。そのとき買ってもらったガイドブックをいまだに持っているが、私の建物への興味はそのころ芽生えたのかもしれない。建築物に興味のある方は一度行ってみてはいかがか。
街歩きでちょっと素敵な洋風の建物に出くわすとうれしくなってしまう。
古い商店街などで、昔は羽振りが良かったのだろうなと思わすようなハイカラな建物などである。
古い建物だけが興味の対象ではない。今時の建物でも気に入ったものは結構よく写真に撮っているし、それはそれで今時の街の景色だと思っている。
気に入る、気に入らないは建物の出すオーラというか、フェロモンというかそういうそそられるものが有るか無いかでしかない。
有名建築デザイナーが設計した超今時な建築史にも残るような建物であっても、そそらなければカメラを向けることさえしない。これは撮る側の自由なわがままなのである。
では、どんなものにそそられるかというと、実は案外下町や路地をうろついていて見つけたものにそそられることが多い。
先に述べた古い商店街の洋風建築など、名もない大工さんや工務店の設計者がそのときの流行を取り入れ、精一杯モダンにハイカラに作りあげたような建物が実に素晴らしかったりする。
表向きはビルで、裏に回ると普通の屋根のある家だったり、店の屋号を鏝絵で浮き出させているものや、壁一面をタイルで装飾しているものなど創意と工夫を感じる。
建物にもその時々や業種によって流行があるようで、たとえばタイルで壁を飾るようなのは古い風呂屋やたばこ屋でよく見かけるし、入り口のガラス扉の幅いっぱいに斜めに渡してある真鍮製の取っ手はバーや散髪屋、喫茶店などに多い、巻き上げ式のストライプ柄のひさしは駄菓子屋やパン屋という具合だ。
古い建物についてはいろいろ語る言葉がでてくるのに、今時の建物にはあまり語る部分がないのは結局、機能的で遊びのない建物ばかりが多いからだろう。
無機質感はあるが人の気配がない。この先何十年か経ってこれらの建物に何かそそられるものが出てくるのかどうかは分からないが、写真に撮りたくなるような味わいが出てほしいと思っている。

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現在は建物の外壁だけを残して地下鉄みなと元町駅として残っている旧第一銀行神戸支店、明治の名建築である。上の撮影は1988年、この時点では大林組神戸支店として使われていた、南側から撮影。下は現状、モナカの皮状態が分かる北側からのアングル。

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2014年12月20日 (土)

セノガイドってご存じですか

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写真において露出の決定と言うのは、なかなか奥が深いものがあって、カメラの発達とともにお任せで写真が撮れるようになったが、その昔は露出というものは、露出計を持ち歩くか、勘に頼るか、セノガイドのような露出計算尺を使うかであった。
露出計算尺とは何ぞやというと、シャッター、絞り、感度、写真を撮る場所の状況などのデータが書かれた回転盤が何枚か重なった計算尺で、円盤を回し、そのデータの組み合わせで露出を知ることができるというものである。
日本のカメラは電子化されるのが早かったため露出はカメラまかせが当たり前になって廃れてしまったが、これをiPhoneアプリで復活させてしまった方がいる。
ごちゃごちゃ言わずにとりあえず使ってみればよく分かるのだが、感度と天気、季節、撮影時刻、撮影シーンを円盤を回転させて合わせていくとシャッタースピードと絞りの組み合わせが分かるようになっている。露出計で測ったのとほとんど遜色ないデータが得られるのがなかなか感動的、是非お試しあれ。
実物はアルミ板でできていて、一時欲しくてあちこち探しまわったことがあったが見つかったものは程度が悪いか、良ければ法外な値段だったので諦めた思い出がある。
これも自作できるようにPDFデータを置いてくれているところがある、まさに感謝感激雨あられである。
セノガイドについて手持ちの資料を調べたところ、「カメラ毎日」1961年9月号に実用新案として広告が出ていた。株式会社関研究所のセノック写真用品シリーズの一つで当時の価格は250円、同じく「カメラ毎日」1967年8月号にはセノガイドB型が、新型発売として出ていた、価格は400円。それ以前の1950年台の写真雑誌広告で「関式サロン露出計」という円盤型のものを発売しているのもみつけた。
Cameramainichi196109blog

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今売りだしても需要はないだろうが、古いカメラでじっくり撮りたい時に、おもむろにポケットからセノガイドを出して露出を決めるなんて、なんだかゆとりと余裕があるような気がしていいなあと思った次第。

iPhoneアプリはiTunes Storeで「セノガイド」で検索すれば出てくる。携帯版と実物のレプリカを作ってみたい方は「セノガイドの模擬」というサイトに出ています、こちらhttp://www.geocities.jp/leitz_house/hosei/senoguide-c.htmlなかなかすごいです。

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2014年12月18日 (木)

買いもせずに勝手にインプレッション

何を今頃と言われそうだが、今年の2月に発売になったFUJIFILM X-T1を始めて店頭で触ってきた。
デジタルカメラに対する興味が薄れているので新製品が出ても欲しいとか使ってみたいとかあまり思わなくなったのと、ネットで買い物することが増えて量販店に出かけることが無くなったせいもあって実物を触る機会が減ってしまっているのだが、このカメラはフィルム時代の一眼レフのようなデザインがチョットいいなと思っていたこともあり、たまたま用事で某量販店に出かけた際にカメラコーナーに展示してあったので触ってきたのである。
当然ながらおいそれと買える値段ではないので、買いもせずに勝手にインプレッションである。
これがカメラ関係のテクニカルライターとか写真雑誌編集部とかいうのなら、「メーカーから実機をお借りすることができたので、筆者独断の辛口の採点をして見たい。」とか言えるのだろうが、肩書きも無ければ、金も無いカメラ好きのただのヘンコおやぢなので、実機貸し出しどころかわざわざ店頭展示してある量販店までコチラから出向かなくてはならない。
しかも大手を振って展示品を独占できるわけではなく、他のお客さんがいなくなるのを見計らって、コソコソと実機を触りに行くありさまである。まるでライオンの食べ残した獲物をちょこまかとついばみに行くハゲワシかハイエナのようで情けない。
そんなわけなので、しっかり触ったのではなく、チョコチョコつついてみた程度のインプレッションに、買えない悔しさの裏返しによる辛口採点という部分をご承知の上以下の文章をお読みください。(笑)
まず手にした感じは思ったより軽いが、大きさはちょうどいい感じ。もう少し重くてもいいぐらい。ボディーの厚みやダイヤルの並びなどを見ると往年のフィルム一眼レフを彷彿とさせるこのカメラの一番かっこいい部分。
クラシックで趣のある面構えとは対照的に裏返すとやはりデジカメ。
この辺りのデザインもっとかっこよくならないのでしょうかね、液晶パネルが面積の大部分を占めているのでデザインする余地が少ないのでしょうけど、せっかくのいいカメラなのに、裏を見たとたん軍艦部のデザインと落差がありすぎて一番がっかりする部分。
電子ビューファインダー(EVF)の見え方は思っていたよりも良くて、今まで見たものの中では一番自然な感じがしたが、光学ファインダーに比べるとやはりまだまだかなぁ~と思いつつ、慣れれば大丈夫かなぁ~と、しばらく使い込んでみないと判断がつかないチョット煮え切らない答えしか出てこない部分。
シャッターのフィーリングは好みの分かれるところだと思う、私はまあ好きかな。
付いていたレンズはボディーに対して大きく感じた。ズームレンズなので仕方がないが、単焦点レンズのほうがこのカメラには似合う気がする。
ボディーとマウントアダプタを購入してレンズ遊び専用というのも面白いかもしれない。
おっと、他のお客さんが来たのでこの辺で撤収することにする。画質については店頭展示品では確認できないのが残念だが、またいつか触りに来ることにしよう。
でもその頃には次の機種が出てたりして。(笑)

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富士フィルムさん、このカメラをデジタル化してくれませんか。そうしたらロモもホルガも駆逐できるのに。ちなみに最近見たカメラ関連ニュースで面白かったのがPENTAX 645Zに「フジペット」レンズを装着。http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/labo/20141110_674380.htmlという記事。改めてフジペットの単玉レンズの威力を知りました。

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2014年12月16日 (火)

酒場の友

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竹馬の友という言葉があるが、これは幼い頃からの友の意味で、竹馬に乗って一緒に遊んだという事からきているそうだ。私の場合は竹馬ならぬ「酒場の友」。
お酒大好き人間なので、仕事帰りにチョット一杯やる行きつけの酒場は人並みの酒飲みと同じぐらい何軒かはある。
酒飲み歴30年以上ともなればそれなりに酒場遍歴を重ねてきたわけで。しかも気に入ったお店には何度も通う癖があるので、長いお付き合いのお店ばかりになってしまった。
しかも単独行動好き、大勢の仲間と連れだって酒場に繰り出すというのが苦手、せいぜい仲のいい友人と二人か三人まで、ほとんどが一人である。
最近は一人のことを「おひとり様」とか「ボッチ(ひとりぼっちの意味だそうだ)」とか言うそうだが、酒場に関しては一人が断然楽しいと言っておきたい。
いつもの酒場でいつもの顔ぶれというのがいいのだ。酒場の友には二種類あって、ひとつはお互いが分かっていて親しいパターン、この場合は相手の名前も職業も勤め先も知っている、場合によっては住んでいる所や家族構成も知っているぐらいのお友達関係、そのお店の常連同士で休日に出掛けたりするぐらいのコミュニティが出来上がっているような酒場の友。
もうひとつはそれと対局にあるような酒場の友関係。この場合は酒場の友と言うよりお知り合い、顔見知りぐらいの関係なのだが、これはこれで楽しい。
いつも行く立ち飲み酒場がそうだ。来ているのはいつも同じ顔ぶれ、名前も知らない、年齢も見かけの推定年齢しか分からない、性別は分かるが、職業も勤め先もましてや住んでる所なんて全く知らない、知っているのは容姿だけ。
だけどその酒場のスターティングメンバーとしていつも見かける。
見かけるから会釈ぐらいはする、混んでいるときはチョット譲ってスペースを空けたりする、それがきっかけで世間話を一言二言、それ以上は盛り上がらない、お互いの飲むペースをじゃましない、付かず離れずの関係が自然に出来上がっている。
帰るときも「お先」「また」でサヨナラというのがいい。暗黙のルール、酒場のしきたり、酒飲み同士の配慮というのが出来上がっている酒場である。
たまにこの空気を読めない酒飲みがいるが、これは酒飲みでは無い、騒ぎたいだけの輩であるから、お店もある一定以上は酒を出さないで帰りを促したりする。
「酒場が友」の人たちが夜な夜な集まって「酒場の友」。こんなお店で一人で飲むのは楽しいものだ。

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2014年12月14日 (日)

そろそろカメラを…

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ここでクイズです。12月に入ると、そろそろ取り掛からないとイケナイと思うものは何でしょう?
えっ年賀状を書く?ブ~。残念でした。
カメラ好き写真好きのブログなんでね、そんなまっとうな答えなんて面白くも何ともありませんよ。(笑)
答えは、カメラのメンテナンス、今年一年よく使ったカメラ、ほどほどに使ったカメラ、全く出番のなかったカメラ、悲喜こもごもなカメラ達に年に一度のメンテナンスの季節なのですな。
空シャッターを切る、絞りを動かしてみる、各部の動きをみる、レンズの曇り、ボディーの汚れ、目視確認、動作確認、指差し確認エトセトラ。
一台二台のカメラならこんな事あっという間に済んでしまうのですけど、何しろカメラだけはタンマリあるという我が家の特殊事情が大掃除よりはるかに時間が掛かる大仕事になってしまっているのですな。
しかもほとんどがジャンクカメラを自分で直したという、元々カメラ屋さんに見放されたカメラ達なので、しばらく使わないと冬眠してしまう、スネて動かなくなる、イジケる、ゴネる、シカトするの問題児の集まり。
「ちゃんと働かへんから出番が無いんじゃ。」と叱りつけてみても、不調なのは仕方がない。連れて帰ってきたのは私の責任、最後までめんどうみますよ。
しかし多いな、いつの間にこんなに増えたの?と言ってみても仕方がない、ま、たいていは問題なくメンテナンスは終わってしまうのですけれど、どうしても不調を訴えるカメラも出てくるのが毎年のこと。
しかもほぼ同じカメラがダメダメ状態。撮影中に突然動かなくなってしまうことが過去にあったりでなんとなく持ち出し率が下がって、「使えねえ」から「使わない」カメラに格下げになっているのだが、捨てるなんてできないし、ジャンクでもう一台見つけてきてニコイチするほどの魅力もない。結局ずっと居座ったまま、年に一度の健康診断だけ受けている気の毒なカメラ。
どうしたらいいんでしょうね。
同じようなカメラ好き写真好きの方々は一体どうしておられるのか、一度アドバイスを頂きたい今日このごろ。(笑)

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2014年12月13日 (土)

クリスマスカードをテーブルフォトで

デジタルカメラをお持ちなら、クリスマスカードや年賀状用に自分で演出して写真を撮ってみてはいかがですか。いわゆる自宅で簡単に「テーブルフォト」をというわけですな。
やり方は実に簡単、好みの色や柄の紙や布を敷いた上に演出用の小物やアクセサリー類を用意するだけ。
紙は色画用紙やラッピングペーパーなどいろんな色や柄のものが100円均一ショップや東急ハンズに行けば売っているのでお好みで。
布はランチョンマットやハンカチなんかでも全然OK、アイロンを当ててシワは伸ばしておきましょう。
小物類は身の回りにあるもので、良さそうなものをチョイス、クリスマスっぽい小物があればそれを、無ければそれらしいものを用意、年賀状用なら和風の小物や折り紙で折鶴なんかを作ってもいいでしょうな。
来年の干支は未(ひつじ)なので緑色の紙の上に丸めた綿をポンポンと置いてそれを上から写真に撮ったものをはがき用紙にプリント、マジックで目玉を書き込めば草原の羊さん一丁上がり(笑)。
ライティングは窓からの自然光。夜撮るのなら室内の電灯で構いませんけど、LEDや蛍光灯と白熱灯など電灯の種類が違うものがミックスしている室内ならどちらかを消して一種類だけの明かりにすれば色の濁りが少なくなりますよ。
カメラの設定はオートホワイトバランスのままでOK。カメラがぶれないように三脚を使って固定したいけど、無ければカメラのISO感度を上げて、さらにひじを着くなりしてしっかりカメラを構えればなんとかなります。
次にメッセージの文字が入ることを考えて小物類を配置して、コンパクトデジカメなら花のマークを出して接写(マクロ)モードで寄って撮る、デジタル一眼レフやミラーレスならファインダーや背面液晶で確認しながら望遠側にズーム。
撮った写真にパソコンで文字を入れたり、プリントしてからマジックで書き込めば出来上がり~。

Rimg0361blog こんなふうに撮っておいて、右側に白いマジックで文字を書き込めば出来上がり。

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2014年12月11日 (木)

中華三昧

もうずいぶん前、若いころの話だが、一時期中華料理にハマっていたことがある。
仕事場の友人と週に三回ぐらいは中華料理屋に食べに行っていた。独身だったし食べ歩くのが楽しかった時期である。
行った場所は観光地の南京町を除く元町、三宮界隈。しかも高い店には行かない、「手頃、大衆的、見た目より味」の三拍子な店をあれこれ食べ歩いていた。文字通り中華三昧の日々だったのである。
あの時はいろいろ食べたかったので、食べた料理を毎回キチンと手帳につけていて、次に行ったときには違う料理を注文した。
その内、この店はこれが旨い、あの店はこんな料理が得意というのが見えてきて、そうなると蒸し物系が食べたいから今日はこの店にしようとか、的を絞って食べに行くのも楽しくなった。
ひとつの店でも作る人によって味がずいぶん変わる、「今日はハズレやったな」の日もあれば、「今日のは絶品!多分もう二度とお目にかかれへんで」な日もあったのである。
もう、あのころのように食べ歩きはしないが、仕事の打ち上げなどで昔よく行った店を使うと、みんなに喜ばれる。
長くご無沙汰しているのに店の人も覚えてくれていたりするのがチョッと嬉しい。

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名前も見た目も怪しさぷんぷんな中華料理屋さんを見つけた、入ってみたい。

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2014年12月 9日 (火)

飲んだら乗るながわからんか

飲酒運転、一夜で247件=5日夜から6日朝にかけて全国一斉取り締まり-警察庁というニュースがありました。
飲酒運転に関しては過去に悲惨な事故が何度もあって、社会問題になったにもかかわらず、いっこうに無くならないのは、どこかに「自分だけは大丈夫」という甘えがあるからに他ならない。そんなバカ者のせいで、死んだりケガを負わされた人はどこに言っていけばいいのかと思う。
私は、運転に関しては全くのペーパードライバーだが、酒は大好きなので、酒が悪い、飲ませる店も悪いという意見にはどうにも納得がいかない。運転することが分かっていて飲んだ者が悪いのだ。
よって私なりの提案を書かせて頂く。まず、酒気帯びと飲酒の区別無く、飲んでハンドルを握った時点で、殺人罪など人生を棒に振るような重い罪を適用。
そんなバカ者のために税金を使って裁判をするのは無駄遣い、逮捕現場から鉄格子へ直行便とし、飲酒運転の抑止力とする。
飲むというのは自己責任である。飲んだ者が悪いのであって、酒もお店も悪くないのである。断れない者に無理に飲ませた、後でハンドルを握ることがわかっていて勧めたというのであれば同罪であるが、酒を飲ますことで生計を立てている店を悪者扱いするのはオカシイ。
タバコだって体に悪いとみんな知っていながら売られている。吸う者が悪いのだ。
酒場から客足が遠のくなどというのはあり得ない。酒飲みというのは結構意地汚いのである。「今日は電車で来たから」とわざわざそれを理由に飲むものである。
そういう人が増えると、車でないと行けないような所の店は自然淘汰されるだろうが構わない。そんな所で酒を飲ませるのが間違いなのである。
結果として公共交通機関で行けるところに酒場が集まる。そして歓楽街が出来上がる。つまらない店は淘汰されて酒場の質が上がる。
「電車だと酒が飲めるし、思ったより便利」と思わせれば勝ちである。
車に乗る人が減る、交通渋滞も排ガスも減る。いささか強引な言い方だが、これぐらいやらないと飲酒運転は無くならないのではないか。

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なんぼ電車でもコレはあきまへん。良い子ならぬ昔良い子だった酒飲みは真似しないでね。

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2014年12月 7日 (日)

オリンパストリップ35の不幸

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いつも拝見させていただいている、とあるブログのオリンパストリップ35の記事に触発されて、このカメラを再び取り上げてみたい。
その方はレンズをミラーレス一眼に付けられるように改造して、その描写を作例として掲載されているのだが、それを見て改めてこのレンズの凄さを思い知った次第。
古いレンズなので、当然周辺光量は落ちるが、何というかちょっとレトロでありながら立体感と雰囲気のある写り具合が美しく、なおかつピントの合ったところは実にシャープ。
私も改造のスキルがあれば是非試してみたいと思ったが、残念ながらスキルもなければミラーレス一眼も持っていないので、オリジナルのオリンパストリップ35として楽しむしか仕方がない。
このカメラの不幸なところは、ロングセラーカメラとして大量に生産され出回ったためカメラとしてのオーラがなくて、中古市場での評価がほとんど無い点、そのおかげでジャンクで安く買えるのだが。
もうひとつはレンズの素晴らしさをボディーが全く生かしてない点、当時のファミリーユースのお手軽カメラなのだから仕方がないが、プログラムEE方式の1/30、1/250秒のたった二速しかないシャッター(手動では1/30秒)や四角い絞り形状が、せっかくの優等生レンズを普通のレンズにしてしまっている気がする。
ピント合わせが4点ゾーンフォーカスというのも残念だ。取扱説明書によると4点ゾーンフォーカスのアイコン表示は近距離側から順にクローズアップ1m、ポートレイト半身像1.5m、グループスナップ3m、風景遠景∞で「一般の撮影の場合はグループスナップ3mのアイコンに合わせておけば、いちいち距離を合わせなくても、大ていピントが合うようになっていますので大変便利です。」とある。基本的に絞り込んでピントの合う範囲を稼ぎ、そつのない写真をマチガイなく撮るという仕様であることがわかる。
実際に使ってみた感想からいうと、日陰や室内など光の足りない場所では絞り開放、シャッタースピード1/30秒になるためピンぼけ手ぶれ写真を量産しやすい。
一転、明るい日差しのある屋外では絞り込まれるせいもあって、本当にこのカメラで撮れたのかと疑うぐらいシャープな描写をする。
要はピントなのだ、1/30秒の遅いシャッタースピードはしっかりカメラを構えればクリアできる、絞りが開放になっても正確に距離を測れればピントは合うのだから何とかその方法を考えるしかない。
めんどくさい話だが、∞は別として近距離は距離計もしくはAF一眼を距離計がわりに使って正確に距離を測り1m、1.5m、3mのいずれかに当てはまるようにカメラを構える位置とアイコンを変えて撮れば理屈上はきちんとピントが合った思いどおりの写真が撮れるわけだが、そこまでする気にならないのがホンネ。
ボディーもレンズもきれいなものはそのまま使ってやって、ボディーはダメでレンズはOKなのを探してきて改造するのが一番面白いのかもしれませんな。
レンズ改造のスキルを磨くしかないのか~。

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後ろがボケ気味の写真を探していたら出てきたのがこれ。道路を挟んで手前のボタン屋さんの黒い看板にピントが来るように前後して撮ったもの。中途半端に絞りこまれて中途半端にボケましたのダメパターン(笑)

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一転、お日様サンサンだとこの調子。ピシピシにシャープで気持ちいい。

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2014年12月 6日 (土)

好きな写真家4 ブラッサイ

夜景の写真で有名な写真家にブラッサイ(Brassai 1899〜1984)がいる、私の好きな写真家の一人で、名前は知らなくても写真は誰でも一度は見たことがあると思う、絵葉書などにもなって書店でも売られている。
ブラッサイは1924年からパリに住み、モンパルナスの生活に魅せられて写真を撮るようになったのだという。
特に夜のパリの美しさにとりつかれ、半年ぐらい昼と夜が逆転した生活を送りながらパリを撮り歩いて1933年最初の写真集「夜のパリ(Paris de Nuit)」を出した。
フラッシュを使わず、月あかりや街のイルミネーションの輝きだけで撮影された写真は、長時間シャッターを開けっ放しにするため、独特の光の回り込みがあって美しい。
たばこを一本吸ってカメラの露光時間を調節したりと、当時のカメラならではの撮影スタイルや苦労があったようだが、撮られた写真は時代を超えてパリの夜の景色である。
モノクロームの写真だが、そこには人工光の明るさと闇が同居して、明るいながらも何か退廃的な景色である。
モノクロームであれカラーであれ闇の色は黒一色であることに変わりはない。
人工の光は全体を照らす太陽の光とは違う。部分しか照らすことはできない。部分を照らす光はそれをいくらたくさん集めてきても所詮太陽のように全体を照らすことはできないのである。そしてその横は真っ暗闇。
街のイルミネーションがにぎやかであればあるほど闇の部分が強調される。コントラストである。
人間は闇を恐れ、灯りのない生活などできない動物である、人工の光は人類の最大の発明品かもしれない。街角の街灯、歓楽街のイルミネーション、灯りがあればほっとする、それが部分的であっても。
阪神淡路大震災の直後、スクーターで真っ暗闇の道を走りながら純粋に怖いと思ったこと、遠くにともる灯りを頼りに走ったことを思い出す。
映画の中でも人工の光と闇をうまく使って演出しているものが好きである。
リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」の闇に浮かぶ近未来都市、「ブラックレイン」ででてくる大阪ミナミの空からの夜景、テレビの時代劇「必殺仕事人」シリーズも光と闇のコントラストがきれいでよく見ていた。
中学生の頃よく読んだ松本零士の漫画、ビアズレーのイラストレーション、ベレニス・アボットのマンハッタンの夜景の写真。知らず知らずのうちに光と闇の持つコントラストのイメージを自分の中に取り込んでいたわけだ。
学生の頃、友人と六甲山にドライブに行ったことがある。山頂から見る神戸の夜景は「100万ドルの夜景」と称され、確かにきれいだったが、これも後ろに夜の海と空の大きな闇があるから成り立つ景色である、昼間に見てもただの都市の俯瞰でしかない。夜だけの束の間の宝石。美しいが手元に置いておくには写真に撮るしかない。
ブラッサイも女友達から借りたアマチュア用のカメラで写真を撮ったのがきっかけで写真をはじめ、パリの夜景の美しさを写真に残した。
純粋に美しいと思った景色をリアルに記録するのが写真と関わるきっかけだったようである。
夜景を撮るとき、気分はブラッサイになって歩きまわるのが楽しい。寒空の下、多くのカットは撮れないが、なぜだか終わった後はとても充実している。

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2014年12月 4日 (木)

フォトCD、ご存じですか。

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古いPCパーツやCD-ROMを処分した話を書いたが、そのとき出てきたのがフォトCD。
インデックスの日付を見ると1994年、今から20年前である。
フォトCDとはなんぞやという方もいると思うので、簡単に説明すると、フィルムカメラで撮ったネガやポジを写真屋さんに持ち込んで注文するとコダックやフジフィルムでスキャンしてCDに焼いてくれるというサービス。
画像のサイズはいろいろあって、後に印刷でも使える大きなサイズのプロフォトCDという規格も出てきた。
その当時スキャナは個人が持つパソコン周辺機器としてはまだまだ高価で、フィルムが読めるスキャナは印刷会社などで使う業務用しかなかった時代だったように記憶している。
弟が持っていたスキャナを借りたことがあるが、ひとつは手で持って名刺の上をなぞってスキャンするモノクロハンディースキャナ、もう一つは分厚い額縁のような形のもので、葉書の大きさまでがカラーで取り込めるものだった。
サービス判にプリントした写真からこのスキャナで読みとってフォトショップで遊んでいたのである。
そこにフォトCD登場、業務用スキャナで読みとってくれるので当然画質はいいし、データも大きいので飛びついたのである。自分でスキャンした写真と比べると断然きれい、拡大しても粗が目立たず「スゲー」と当時感動したのであるが、そのフォトCDを今見て笑ってしまった。
まずデータがいきなり読めない。
CD/DVDドライブに入れてハードディスクにコピーしようとしたのだが、何度やってもある部分で止まってしまう。「おいおい、なんでやねん」仕方なく違うCD/DVDドライブで試してみたら何度か引っかかったものの何とか読み込めた。
読み込んでからも大変、格納されているデータがJPGでなく拡張子PCDというコダックが作ったフォトCD独自規格、当然ながらそのままでは読めない。
フォトショップならプラグインで読めるのだが、今は使ってないので画像データを変換してくれるフリーウエアを探しまくってバッチ処理で変換しLightroomに読み込んだが、768×512ドットのショボいデータに大笑い、しかもスキャンにムラがあるわ、グラデーションがシマシマだわ、色は人工着色みたいだわで「こんなもん使えまへんがな」なアリサマ。
今ならデジカメで複写した方が何百倍も高画質なのは間違いない。
あの当時、自分の写真の永久保存判ができたと喜んだフォトCD、20年後のタイムカプセルを開けたら「読めない、開かない、使えない」のダメダメ三拍子にいったい何だったのだろうと思ったのでした。
結局フォトCDはデータを読みとってしまったので処分したのだがその時も笑ってしまった、ラベル面にガムテープを貼って勢いよく引っ剥がすといとも簡単にデータ記録層がはがれたのである。
永久保存なんてとても無理だと分かりました。(笑)

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2014年12月 2日 (火)

夜景の季節になりました

12月である。師走である。今年もあと一ヶ月、何かと忙しい時期に突入でありますが、カメラ好き、写真好きにとっては違う意味で忙しくなる時期でもありますね。
それはズバリ夜景撮影。クリスマスやら年末やらで街のイルミネーションが一年で一番にぎやかになるので、これは撮らずにいられないでしょうな。
神戸では、もう終りにしたらという意見が毎年出ながら止めずに今年もやりますルミナリエが12月4日(木)から15日(月)の間。
いろいろご意見はありますが、純粋にキレイなのは確かなので、行列覚悟、人混み覚悟の方は寒空の下並んでみてはいかが?
誰が撮っても同じような素敵な写真があなたにもマチガイなく撮れます(笑)。
ルミナリエのすぐ近くなのに、行列のルートからそれたので客の入りが悪くなった南京町も対抗措置なのかわかりませんが、同じ時期にランターンフェアなるものを開催、こちらは12月3日(水)から25日(木)までの長丁場。
早い話が中華風提灯祭りなのですが、チョットエキゾチックで写真的にはおもしろいかもしれませんな。
ハーバーランドや港の夜景もきれいなのでオススメ。
絵になる場所は山ほどあるのでメモリーカードやフィルムは余分目に。港での夜景撮影は場所が広いので三脚を立ててじっくり撮れるのがありがたいところ。ルミナリエで三脚立てたら怒られますのでね。
チョット離れた場所から三脚立てて望遠レンズの圧縮効果を生かしてイルミネーションの重なり具合を撮るのもおもしろいと思いますよ。
イベント会場や港の夜景もいいですが、商店街のショーウインドーや、お店の飾り付けを撮り歩くのもいいですな。センスのいい飾り付けはそれだけで絵になりますからね。
こういう撮影は高感度撮影に強いデジカメの方がフットワークはいいですな、フィルムカメラだと手ぶれ写真を量産しかねないですからね。ココはテクノロジーに頼りましょう、どうしてもフィルムカメラじゃないとイヤだという方は気合いを入れてぶらさないようにがんばって下さいとしか言えません。(笑)
あと、当然ですが寒さ対策は万全に、寒すぎると撮る気が失せますからね。
使い捨てカイロ貼りまくりで、撮影後の熱燗で一杯やるお店も決めておけば夜景撮影はノープロブレム、それでは撮影をお楽しみ下さい。

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何年か前に撮った南京町ランターンフェアの写真。この時期だけ真ん中の広場にあるあずま屋を飾り付けるのだが、人が入らないようにしている囲いが工事現場で使うものなのがガッカリ、せっかく飾りつけたのならこの辺りにも気を使っていただきたいものである。さすがお隣の国はやることが大雑把、観光客がこの前で写真を撮る一番人気のスポットなのにね。

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