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2014年4月12日 (土)

理想のコンパクトデジカメ

スマートフォンのカメラ機能がどんどん進化したおかげで、コンパクトデジカメが売れなくなっているそうだ。撤退や、規模縮小するメーカーもある中で、よもやまカメラ的理想のコンパクトデジカメを考えてみた。
まずファインダーは必須。背面の液晶を見ながらアングルを決めるなんて、わざわざ手ぶれしに行っているようなカメラの構え方はバツ。素通しでも折りたたみ式のフレームだけのものでもいいからファインダーは絶対いる。
その2、ズームはいらない。友人知人に聞いてみて意外と使われてなかったのがズーム、中には付いていることすら知らない方もいるぐらい。ズームがなければレンズはもっとコンパクトに出来るので、電源を入れてからワンテンポ遅れてレンズが繰り出してくるのを待つこともない、そのぶんファインダーにコストをかけられると思う、Canon Demiのようなケプラー式実像ファインダーを求む。
その3、遅いオートフォーカスはいらない。コンパクトデジカメの場合小さなセンサーサイズのため被写界深度がもともと深いので、昔のハーフサイズカメラのように、固定焦点、もしくは3点ぐらいのゾーンフォーカスで充分ピントは合う。たらたら動くオートフォーカスでバッテリーを消耗するぐらいなら、すっぱり固定焦点で充分だ。
その4、フラッシュのオンオフスイッチはわかる位置に。光らせるかどうかはユーザーが決める、カメラが勝手にやらなくていい、余計なお世話というものだ。正直なところ、フラッシュは無くてもいいとさえ思っている。そのかわり高感度に強くしてくれれば充分だ。
その5、レンズは35mm換算で28~40mmぐらいの焦点距離で、収差などそつなく抑えてコンパクトなら無理にF値を明るくしなくてもいい。
その6、シャッタースピードと絞りは単独のダイヤルで設定できるように。ペトリカラー35のようなレイアウトが理想。
その7、シーンモードはいらない。人物、スポーツ、風景などそれに合わせればきれいに撮れますよと言う事なのだろうが、使っても元に戻せなくなるから使わないと言われた事がある。便利そうに見えて所詮その程度のものなら、付加価値ではなく単なる無駄、付いていることで便利にならずにユーザーが迷うようなものは無くていい。
その8、操作音はいらない。ピピッという合焦音もオートフォーカスがなくなればいらないし、そのほかの音も本当に必要ですか?消音設定とか付けるのではなく最初からいらないという事。
その9、必要以上に小さくしなくていい。無理な小型化は実は使いにくくなるだけだ。スイッチ、ダイヤル類も含めて使いやすい大きさにして欲しい。
その10、最後に、これが一番大事なのだが、設計とデザインは写真を趣味にしている方にやって欲しい。組み込むソフトウエアのインターフェイスも同じ。今のコンパクトデジカメを見ていて写真を撮ったことがある人が設計しているように思えないからだ。
このカメラで本当に写真撮れますか?お店の店員ではなく設計者に聞きたいといつも思う、理想のカメラはどこにもまだない。

Ricoh_auto_half_004blog
発売当時のキャッチコピーが「シャッターだけは押してください」だった、リコーオートハーフシリーズ、この使い勝手でデジタルカメラを作ってくれれば…。

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