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2014年4月24日 (木)

レンズで選ぶハーフサイズカメラ

まず最初に、オリンパスペンFは除外させていただく。たくさんの交換レンズを持つ一眼レフは最初からいろいろなレンズが使えることが前提のシステムのため、今回の趣旨からはずれるので。
カメラ雑誌の使用レポートのようにすべての機種を網羅して書くことなどできないので、手持ちのペンF以外のハーフサイズカメラから、実際に使ってみての印象について書いてみたいと思う。
まず、手持ちのカメラを見てみると、レンズの焦点距離が28~32ミリ(35ミリ換算41~47ミリ)なのが、オリンパスペンシリーズとキヤノンデミ、ミノルタレポ。
25ミリ(35ミリ換算36ミリ)のやや広角レンズが付いているのが、リコーオートハーフとキャディ、フジカミニ。
特殊なのがフジTW-3、23ミリと69ミリ(35ミリ換算33ミリと99ミリ)を切り替えて使えるツインレンズのハーフサイズカメラである。他に東郷堂メイハーフELという子供向けカメラもあるが、これは40ミリ(35ミリ換算59ミリ)というやや長いレンズ。
実際使ってみて、残念だったのはメイハーフEL、これはトイカメラに毛が生えたようなカメラなので、写っていればOK程度の写りだったが、子供にとっては十分だったのだろう。キチンと写真を撮る常用カメラにはならなかった。
もう一つあまり印象が良くないのがフジTW-3、フィルム屋さんのカメラにハズレ無しが持論だが、ちょっと裏切られた。何というかモッサリした写りというか、シャープさがないというか、広角レンズ側はまだいいが望遠側のレンズは特にそういう感じがした。
オリンパスペンシリーズはどれも優等生。さすが大ヒットしたカメラだけのことはあると思った。初めて使ったペンの写りが気に入ってしまって気が付けばペンだらけだが、このカメラだけはいくらあっても構わないと思わせるハーフサイズカメラの中ではマチガイのない選択肢。
ミノルタレポは、シャープさで定評のあるロッコールレンズが付いていて、確かにシャープな写りだが、カリカリにシャープというほどの感じはしない、ハーフサイズカメラの中では実用というより、マニア向けの感があるカメラなので、中古価格も高い。どうしてもレポでなくてはというこだわりがあるのなら選んでもいいかも。
キヤノンデミは発色の良さが他のカメラとは違う感じがした。特にリバーサルフィルムで撮るとそれを強く感じる。派手ではないのだが、華やかでコクがあるというか、高性能な今時のフィルムと相性がいいのかもしれない。おすすめは初代デミ、シリーズの中で一番かっこいいと思っている。
フジカミニはその小ささとデザインが光っている、持っていて楽しくなるカメラだが、写りに関しては悪くはないが飛び抜けて良くもないという印象。やや広角のレンズはいいのだが、画面の中に曇り空などの白っぽいものが入るとコントラストが一気に低下する。どちらかというとコレクター向きのカメラ、中古価格もやや高め。
同じく広角寄りのレンズということでリコーキャディとオートハーフがあるが、ハーフサイズカメラの中で一番レンズがシャープだと感じたのはこの2機種。
オートで使うのならオートハーフ、マニュアルで使うのならキャディと使い分けているがどちらも実に良く写る。
キャディはオートハーフの陰に隠れて地味な存在だが、そのぶん中古価格も安いし、ちょっとレトロなデザインは今となっては逆にカメラらしくていいと思うのだが。
オートハーフはゼンマイ仕掛けのモータードライブでどんどん撮れるのが楽しい。しかも写りは抜群、たくさんの種類と台数が生産されたので中古カメラ屋さんでもこなれた値段でよく見かけ選べる。
で、結論。初めてのハーフサイズカメラ入門にはオリンパスペンEEシリーズかリコーオートハーフ、露出計を持っていてカメラ任せで撮りたくないこだわり派にはオリンパスペンSかDシリーズ、リコーキャディをオススメしますって、最初から分かっているような、当たり前すぎる結論になってしまったが、名機は時代が変わっても名機ってことで。

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