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2014年4月10日 (木)

目くじら立てんでも 

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国際司法裁判所から南極海での調査捕鯨に中止命令の判決が出て、クジラの食文化を否定された形で残念などと報道されていた。
それだけ捕鯨に対する世界の目は厳しいということだが、獲っちゃダメって言ってるだけで、食べちゃダメとは言ってないので、今でも商業捕鯨を行っているアイスランドやノルウェーからの輸入という手もあるそうだ。
クジラ専門店や、クジラが地場の食文化の中心のところは、今まで通りという訳にはいかないのかもしれないが、無くなってしまうということはないのではないか。
子供の頃はクジラをよく食べた、市場のお肉屋さんでは一番高いのが牛肉、次が豚肉、そして安いのが鶏肉、鯨肉だった。
今では高級料理になってしまった「はりはり鍋」も、またかというぐらいよく食べさされたし、おでんにはコロが必ず入っていた。オバケ(尾羽毛)といわれるさらしクジラ、クジラベーコンに竜田揚げ、クジラカツなどなど、家でも学校の給食でもよく出てきた。高校の学食もカツはすべて鯨肉だったので、当たり前に食べていたのはそのころくらいまでだったと思う。
いつごろからだったか記憶が定かでないが、たぶん商業捕鯨が禁止された頃からだろう、クジラが高級品になってほとんど見かけなくなって、おでん屋さんで「さえずり」などを注文するとえらい値段をとられたし、居酒屋でも刺身やオバケやベーコンを見かけなくなった、串カツ屋でもメニューから消えて、クジラはどんどん遠ざかって記憶の中の懐かしの味になってしまったのである。
調べてみると最近は学校給食でクジラ料理が復活してきているそうで、調査捕鯨で獲った鯨肉のだぶつき解消の意味もあるらしい、何とも勝手な話である。
確かにここ数年、飲み屋でクジラをよく見かけるようになった、そんなに高くもなく楽しめるのはありがたい。
若い人はクジラを食べなくなっているし、見たこともないような人たちもいるだろう。牛肉を当たり前に食べてきた今の若い人にクジラの味が好まれるとは思えないし、クジラと聞いてあの味わいがよみがえるのは私ぐらいから上の世代だけではないだろうか。
このままでは調査捕鯨をうんぬんする前に見向きもしない人ばかりになってしまって、別に獲らなくてもいいかになってしまうかも。
「クジラ注文しはるんは、お客さんぐらいの世代から上の方ばっかりですわ」。とある居酒屋の主人の言葉である、その後クジラの昔話で盛り上がったことは言うまでもない。

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写真2点とも九州小倉の旦過市場で見かけた鯨屋さん。

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