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2014年3月 2日 (日)

ライカよグッドバイ

Gentei002blog

この世に星の数ほどあるカメラの中で、自分自身一生持つことも使うこともないでしょうカメラがライカ、ローライ、ハッセルブラッド。ファッション界のヴィトンやシャネルと同じ、カメラ界の高級ブランド御三家ですな。
触らせてもらったことはありますが、使ったことはありません。使いもしないでこんなことを言うのもなんですが、どうにも好きになれないのでね。
何しろ写真史に残る伝説が多すぎますな、特にライカは圧倒的で。その伝説が信仰になって、入信者が後を絶たないのでしょうが、その筋にはライカ伝説の語り部でご飯を食べているとしか思えない教祖様もたくさんおられるようで、そういうのを見れば見るほどライカというカメラから退いてしまうのは私だけでしょうか。
性能、工作精度、独創性すべての面で日本のカメラメーカーが全く歯が立たなかった時代のライカには「寫眞機」としてのオーラがあったのでしょうし、別格だったのだろうと思いますが、それを今全く感じられないわけで。
ライカファンの方には申し訳ないですが、今のライカは限定バージョンやスペシャルエディションばかり出してはるコレクターのためのカメラメーカーという印象しかありません。
特にコンパクトデジタルカメラのライカX2は笑ってしまいました。
20万円を軽く越える価格もすごいですが、世界限定1500台のポール・スミスエディション、国内100台限定のホワイトモデル、ライカそごう横浜店限定30台のYokohama Edition、コブクロの小渕健太郎とコラボレーションした限定52台の5296 Kentaro Kobuchi Edition、ライカ大丸東京店1周年記念のTokyo stationは外装10色各10台、ライカ大丸心斎橋店1周年記念限定20台のRed Leather……
ケーキ屋さんの季節限定スイーツやレストランの限定ランチならともかく、いったい何を目指してカメラを作りをしているのかさっぱり分かりませんな。ホント、カメラの値打ちって何なんでしょうかね。
写真史に残る伝説がカメラへの信頼に、その積み重ねがブランド力になって今があると思うのですが、写真を撮る道具というより、コレクター向けの高い工芸品にしか見えないのは私だけでしょうか。
国産のそれも決して高くないカメラ、家族や子供の成長を写してきたようなカメラにひかれる私としては、写真を撮る道具としてのオーラはそんなカメラ達の方が今のライカよりずっと強いと感じておりますよ。

Gentei001blog

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写真とカメラ、あれこれ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

仰る通りですね。
私はライカを所有しておりますが、皆古い物です。
近時の姑息な製品・セールス方法には全く興味がありません。多分全世界の人がそう思っている筈です。ミノルタと提携した当時から「製品よりも技術ノウハウを売ればいい」という方針(当時のインタビュー)に転換している様ですが、世の中そんなに甘くありません。現在は日本からノウハウを買っている状態+ネームバリューを売っている、のみなので会社の存続は厳しい、というよりは消滅の方が近いでしょうね。 

投稿: 想桜 | 2014年3月 2日 (日) 10時10分

想桜様、おはようございます。
2月にライカのレンズ開発責任者が講演に来ていたという記事を見ましたが、信者のハートをつかむための宣伝布教活動のためでしょうね。
以前、M3までがライカ、それ以降は別物というのを聞いたことがあります。
バブルの頃は世界中のライカが日本に集まっていたそうで、今は中国に移っているとか。写真家の憧れからコレクターの憧れに会社の方針転換をしたということでしょうか、なんか見苦しいです。

投稿: よもかめ亭主 | 2014年3月 2日 (日) 12時54分

再びこんにちは。

あと、ライカの名前を利用して商売する写真家、出版社も見苦しいですね(笑)
頻繁なのはT.T氏…。ここまで来ると本当にいやらしい人だなぁ、と呆れてしまします。
以前もコメントさせて頂きましたが、本屋で立ち読みして
「??」と言いますか「これがプロの写真?」と思ってしまいます。クラカメやレンズの話は面白いんですけど。

投稿: 想桜 | 2014年3月 2日 (日) 18時26分

再度コメントありがとうございます。
T.T氏は写真家というより宣教師では?頻繁にヨーロッパ方面へ行かれているので悪い菌に侵されてしまわれているのだと思いますが、日本に持ち込まないでいただきたいものですね。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2014年3月 2日 (日) 18時55分

はじめまして、記事に誘われ覗かせて頂きました。私もライカ・ハッセル・ローライは機材としても、そしてそれを使って名を馳せ伝説になった写真家達も、何ら疑いも無く認めます。
しかし現在語り部的教祖や信者を見ていると、同じく興ざめします。
たまたま目にする記事ですらうんざり。
ライカなら、スナップ見たいな(今の時代に・・・)こんな調子で三種のカメラを絶賛し、他のカメラを寄せ付けない。
まだツァイス信者は寛容な気もしますが。特にライカ信者と来たら、語り部教祖ですら、国産カメラより腐ったライカの方が上とでも吐き散らす始末。
だったらどんな写真を撮るのかと言えば、別にライカで無くても良いので?なブレた物や、まっ黒黒な白黒写真。
どんな写真を好もうが、撮ろうが構いませんが、他の機種を蔑みライカを絶賛し全面に押し出すなら、もっと”さすがライカ!”て感じられる写真を撮って欲しいものです。
それができないのなら、もう少し謙虚になりなさい、と思います。
彼らのお陰で、ライカも、ハッセルも、ローライも使う気にもなれず、嫌悪感すら感じる。

彼らにとって伝説的3種のカメラは、心の支えなんですかね?伝説のカメラを翳さないと、自分の写真を出せないのかなと思ってなりません。

長々と失礼しました。

投稿: 通りすがり人 | 2015年3月20日 (金) 14時58分

通りすがり人様、はじめまして。
語り部教祖様的写真家の撮る写真がつまらないということは、逆に考えれば伝説的3種のカメラでは有名写真家でもその程度の写真しか撮れないので、別に使わなくてもいいよというメッセージに受け取ることもできますね。(笑)

投稿: よもかめ亭主 | 2015年3月21日 (土) 13時32分

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