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2014年2月 4日 (火)

希少価値?…ですか、メイカイEL

Meikaiel002blog

メイハーフ と同じ東郷堂から1963年(昭和38年)発売された子供向けのカメラ、はっきり言ってトイカメラである、カメラとしてのオーラはないが、子供にとっては大人と同じカメラで写している気分になれたのだろうと思う。
レンズはNEW MK LENS 50ミリF8の単玉、シャッターはバルブとインスタント(約1/60秒ぐらいと思われる)のみ、絞りはF8、11、16の三つ。
何とも簡素な写真を撮るためにはギリギリのスペックのカメラである。ネットで調べてみると、絞はお天気マークを合わせるとの記述があったが、私が持っているものはお天気マークではなく数字で表記してあるので、仕様変更によるバージョン違いのものがあったのだと推測される。
行きつけの中古カメラ屋さんのジャンクワゴンに300円で転がっていたものを話のネタに買ってみたもの。
写りに関してはなんの期待もしてなかったし、カメラとしての作りも雑で、動けばいいかぐらいの気持ちで安さに負けてお持ち帰り。一通りメンテナンスしては見たが、フィルムを入れてみる気持ちになれず、そのまま放置していた。
たまたまネットでこのカメラについて調べてみると、カメラ店ではなく、百貨店の文房具コーナーやオモチャ屋などで売られていたらしく、今となっては現存数が少なくて希少価値があるらしい。
希少価値とか言われても、コレクターでもマニアでもないので、だからどうしたなのだが、一度ぐらいはフィルムを通してやらねばカメラに気の毒だとばかり、今年の初詣に持ち出してみた。
写りに関しては作例を見ていただくとして、使っていて何とも安っぽくカメラを使っている気分に全くなれない不思議なカメラで、撮り歩きながら、「ホンマに写真撮れとるんかいな?」と不安になったのである。
さすがにリバーサルフィルムを詰める気になれず、安売りで大量に仕入れたネガフィルムでテストしたが、正月明け、現像が上がるまでずっと不安、上がりを見て「おっ、ちゃんと写っとるやんけ」と安堵したわけだが、写真を撮る道具で写っているか不安になるなどと言うのは、一体どうよというのが正直な感想。
もう一度使うかと聞かれれば???なので、コレクターの方にでも譲ってあげるのが正解かなぁと思いつつ棚の一番奥に戻してしまった。

140103_09meikaielblog 先に記事で取り上げたメイハーフに比べると、フィルムサイズが大きな分、天候等の条件が良ければこれぐらいは写るが、輝度の高いものを写すとフィルム室の内面反射でコントラストが低下する。

140103_10meikaielblog
紫の幕に描かれた菊の模様がフィルム室で内面反射し、写り込んでしまった例。画面下部に四つ白い丸が写っているのがそう。心霊写真を作為的に撮るには向いているかもしれない。(笑)

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35ミリカメラ」カテゴリの記事

コメント

確かにこんなのありましたよね、子供時分には高根の花、私のカメラデビューは樹脂で出来た白黒の35㍉位のロールフィルムの入るトイカメラ、名前がエボニーだったような?
あんなので写真が撮れていたのが不思議です。
なんとあんなの持って佐渡観光にも行き、懐かしい写真も先日出てきました。

投稿: よこ | 2014年2月11日 (火) 09時09分

よこ様、こんばんは。コメントありがとうございます。
こういうカメラは、画質がどうのこうのではなく、写っていること自体が楽しかったのでしょうね。学研の大人の科学の二眼レフで撮ったことがあるのですが、写っている事実に素直に感動してしまったことを思い出しました。
写真を撮る楽しみを子供たちに伝えたくて、こういうカメラを真剣に作っていた大人達の心意気を感じます。

投稿: よもかめ亭主 | 2014年2月11日 (火) 22時49分

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