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2013年9月

2013年9月29日 (日)

カメラ女子ってスゴイね

カメラ女子なんて、おじさんが写真を始めた頃には絶対に居なかった女性「カメラ&写真」ファンが増えてますな、それも爆発的って感じで。
休日に、おしゃれなカフェや雑貨屋さんが軒を連ねる、若者の街を散歩すると、ケータイで写真を撮る人が減って、ちゃんと首から提げたカメラで撮っている人のほうが増えたのは喜ばしい限り、もっと写真人口が増えていって、全体の規模が大きくならないと、その中からフィルムカメラに興味を持ってくれる人が増える率も上がらないのでね。
カメラ女子効果というのでしょうか、今までならおじさんが持つような地味な物しかなかったカメラバッグやストラップなどのアクセサリーも女性向けのデザインでいっぱい出ていますな。ネットで調べると、わらわらと見つかります。
ただ、ファッションで持つにはいいけれど、実用ということだと大いに???なモノも。
知り合いのカメラ女子の子は、デジタル一眼レフのストラップに、ミニチュアフィギュアやお守りやらを一杯ぶら下げているのですが、ジャラジャラとじゃまなことおびただしい、タテ位置で構えるとまともにシャッター押せません。
「こんなので写真撮れるんかいな」といっても本人はお気に入りなので全然平気。
ま、カメラを持つのも、写真を撮るのもファッションだから、「これでイイのだ」なのでしょうな。

13041418beauty_superblog 2013 元町海岸通 Beauty SuperⅡ カフェや雑貨屋さんが軒を連ねるこの辺り、休日はカメラ女子出没率高し。皆さんいいカメラお持ちですな。

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2013年9月27日 (金)

世界最小?6×6判、ペルケオ1型

Vitoperkeo_001blog 手前が35ミリのVitoⅡ、奥が6×6判のPERKEOⅠ、並べると大きさがよく分かる。

Perkeo002blog PERKEOⅠに露出計、距離計、予備フィルムがベルトに下げるポーチに入ってしまう。

フォクトレンダー墜ち第二弾(笑)ペルケオ1型をご紹介したい。
ペルケオとは、その昔ドイツのハイデルベルグ城にいた酒飲みでワインの番人をしていた小人のことだそうだ。そこから名前をつけるぐらい小さいカメラだと言うことである。
実際手にするとその小ささに驚く、35ミリカメラと言われても信じてしまいそうだがこれで6×6判。ただでさえスプリングカメラはコンパクトなのに、それに輪をかけて小さい中判カメラである。
前面のレンズカバーのデザインはビトーⅡと同じテイスト、同じ1950年生まれのカメラだから似ているのだろう。実に美しいカメラである。
1型はレンズが廉価版のバスカー(VASKAR 75mm F4.5)、シャッターも同じく廉価版のプロント。2型はレンズがカラースコパーになって、次のE型は連動はしないが距離計が組み込まれた。
写真工業(2008年10月号 特集四角い画面を楽しむ38頁)の記事を見て以来気になっていたカメラであったが、なかなかバスカー付きの1型と巡り合わなかったのである。
フォクトレンダーのカメラをわざと見ないようにしていたのもあったのだが。
ビトーⅡに墜ちて以来「こうなったら本気で探したる」モードにスイッチが入ってしまった。
で、呼べば来るのが中古カメラの不思議な世界、あっさり見つかり我が家にやってきた。
ホント小さい、露出計と距離計、フィルムと一緒にポーチに入れて世界最小中判システム完成。その写りに関しては作例をどうぞ。

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130630_07perkeoblog 作例写真はいずれも2013年神戸元町にて。いつものカメラ片手にぶらぶらコースで試し撮りしてみたものをEOS 5D MarkIIにEF100mmF2.8マクロで複写したものから掲載。

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2013年9月25日 (水)

微糖なカメラ、ビトーⅡ

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中古カメラ屋さん巡りが好きな方ならたぶん同感していただけると思う、ショーウインドーの中でひときわシルバーのメッキ部分が美しいカメラ、フォクトレンダーのカメラである。
メッキの質がいいのか他のカメラとは明らかに違うツヤがとても中古カメラとは思えない美しさなのである。初めて見たとき何となく手を出してはイケナイ禁断のオーラを感じ、今まで近寄らなかったのだが、とうとう墜ちてしまった。
それはいつも立ち寄る、実用本位で市場価格よりかなりリーズナブルな価格設定が売りの某中古カメラ屋さんでのこと、無造作に並んだ中古カメラの中で妙にきれいなカメラを発見。
VitoⅡの文字が見えたのですぐに分かったのだが、同時に、このお店でこのカメラと遭遇するのは極めてマズイと私の中の良心が警告を発したのである。
値札もコンディションについてのメモ書きも付いてなかったので、見なかったことにしようと立ち去りかけたが引力が強すぎた。
「大将、コレちょっと見せてくれる?」
「おっ、見つけよったな。さっき出したとこや、レンズめっちゃキレイで」
いきなりアッパーカット。
出してもらったビトーⅡ、手にするともうアキマセン。美女の瞳のようなレンズの輝きに吸い込まれそう。
「で、いかほど?」
「○○○○円、超お買い得」
ストレートパンチが顔面炸裂。気が付くとお家でカメラなでなでしてました、も~美しすぎ。
次の日さっそく試し撮り、キレイなカメラは作法もエレガントにゆったりと。
名レンズ、カラースコパーはすっきりと抜けもよく気持ちのいい写り。カリカリにシャープという感じではないのがコーヒーで言えばブラックではなくちょっと砂糖を入れたぐらいの微糖な感じか。
微糖とビトーをかけたオヤジギャグのひとつも言いたくなる、オジサンのはしゃぎっぷりが見えますか。

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2013年9月23日 (月)

40年ぶりのアニメ、ヤマト2199

テレビアニメというものを見た最後が「宇宙戦艦ヤマト」、当時中学生だった。
松本零士さんが描くメカが大好きで、毎週楽しみにしていたものである。
ワープだのタキオン粒子だのNASAの技術者ぐらいしか口にしないだろう言葉を子供が平気で会話していたのもこのアニメの影響だったように思う。
その後、カメラやオーディオに熱中し、高校生になるとアイドルや女の子やロックに目覚めていってテレビアニメは全く見なくなってしまった。
だからガンダムも全く知らない世界である。
テレビで見るのはMTVやベストテンなどの歌番組、それよりもFMラジオのエアチェックに忙しかった。それぐらいの年頃になると、アニメは卒業するというのが普通だったし、アニメは子供の見るものと親からも言われていた時代である。
もちろんアニメを全く見ないわけではない、ジブリの作品のような大人の鑑賞に堪えるものは見ているし、アニメそのものを子供のものと否定するつもりは無い。
夏前頃だったか、ネットを眺めていて宇宙戦艦ヤマトのテレビ放映のことを知った。
「ふ~ん、まだやっているのか」と言うのがそのときの感想。
調べてみると何度かリメイクされているらしい、そういえば実写版の映画もありましたな。
何となく懐かしい気持ちになってたまたま見たところ、画面の密度というか、描写というかメカの描き方も実にリアルで、その濃さに今時のアニメはこんなことになっているのかと正直驚いてしまった。
3DCGの技術などもふんだんに使われているのだろうが、全体のスケール感が中学生の頃夢中になったものとは全く別物、40年も経ってもう一度ヤマトに感動するとは思わなかった。
いよいよクライマックス、沖田艦長の最期の名台詞は今でもはっきりと覚えている。

110709_07b_pen_ft100mmblog 2011年 OLYMPUS-PEN FT、E.Zuiko Auto-T 100mm F3.5。
さすがに宇宙戦艦ヤマトの写真なんて無いので、ヤマトつながりで今まで撮った写真の中から神戸のやまと温泉という銭湯の煙突写真でお茶を濁させていただきます。

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2013年9月21日 (土)

「呼ぶ」

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新宿にある「アローカメラ&我楽多屋」さんという中古カメラ屋さんのブログが面白くて、いつも見ている。写真とカメラの好きな方なら写真雑誌でアローカメラさんの広告を見たことが無い人はいないだろう。そこのブログで「カメラ好きなら見ておかなアカン」内容である。
このブログで時々出てくる言葉に「呼ぶ」というのがある。カメラを呼ぶ、レンズを呼ぶ、お客を呼ぶなどなど。
中古カメラの好きな方ならこれでピンと来るはずだ。カメラはなぜか仲間を呼ぶ。欲しいと念じていると必ずどこからか現れる。それが立て続けに起こったりするので、こういう現象をひっくるめて「呼ぶ」といっているのだ。
実際私のところへ集まってきたカメラは「呼び」込まれたとしか思えないものがたくさんある。
オリンパスペンシリーズなどはその最もな例だ。フリーマーケットでガラクタ扱いされていたのを買ったのが最初。直して撮ったらよく写るので、気に入って使っていたら、今度は中古カメラ屋さんのジャンクワゴンで立て続けに違う機種が見つかり、あれよあれよという間に主要機種が集まってしまった。
専用アクセサリーというのも、たいていは見つからないことのほうが多いのだが、なぜかこれも見つかるときは立て続けに見つかる。
ブロニカS2を買ったときもそうだった。交換レンズに専用フード、スペアの引き蓋に、フィルムマガジン、グリップ、フィルター類を短期間で見つけた。
探し回ったわけではない。いつものように中古カメラ屋さんを巡回していて、なぜか出合ったのだ、待ち構えていたとしか思えない。

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2013年9月19日 (木)

ゆるふわ系は、ちと苦手

トイカメラ風写真なのだか、明るくプリントし過ぎた失敗写真なのだか、今時の明るくすっ飛んだ、なんかモヤモヤしたような写真、いわゆる「ゆるふわ系」?とでもいうのだろうか、カメラ女子系雑誌のコンテストや若手カメラマンのHPやブログにでてきそうな写真のことである。
おじさんなんぞに言わせれば、ただの露出オーバーなだけの写真にしか見えないのだが、これが今の流行のようで、かわいらしさとか、軽さとか、おしゃれな感じがあるのかもしれないが、同時になんだか現実味のない、どこか別世界の絵空事のように見えてしょうがないのだ。
人間関係や、家族関係に昔ほどの密度が感じられなくなった現代が写真にもでてしまうのかもしれない。目には留まるが、心には引っ掛からない、なんか距離をおいたような突き離し感が見方によっては逆に怖さすら感じさせる写真、これがコテコテ昭和な50代ヘンコおじさんが苦手に感じる処である。
技術的なことを言えば、あの手の写真は意外とカンタンに撮れる。
カメラの露出補正をプラス1段以上にして、コントラストと彩度を高い目の設定にして撮ればいい。後はモチーフとアングル、公園の遊具とか、ペットの尻尾や肉球とか、食べかけのスイーツとかを、空間多めの突き放したような構図で撮ればそれなりに(笑)なります。

L00231blog 1988年に撮った写真。おじさんは先見の明がありすぎて時代を先取りしすぎていたかもしれませんな、じゃなくて、当時は完全に失敗写真。リバーサルフィルムで露出オーバーは全く救いようが無いというのが当たり前でした。あれから25年、こういう明るくすっ飛んだ写真が巷にあふれかえるとは思っても見ませんでしたな。

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2013年9月17日 (火)

マミヤスケッチのアカンところ

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私は、35ミリフィルムでましかく写真が撮れるマミヤスケッチというカメラを高く評価しているので、基本的に悪いことは書かない。
だからこのカメラについて検索してここを見に来られた方にはあまり参考にならないことばかりかもしれないと思って、今回は実際の使い勝手を交えながら、マミヤスケッチのアカンところを書いてみる。
【その1】ストラップを着ける金具が本体に無い。つまり専用ケース無しでは首から提げることはできないのだ。私は専用ケースのストラップだけ取り替えて使っているがネットで探すと専用ケースを作ってくれるところがあった。http://phrygiancap.jp/SHOP/PCC0063MSC.html
【その2】三脚穴のネジピッチが独自のもので通常の三脚やカメラネジが使えないこと。何でこんな所に独自性を出そうとしたのかサッパリ分からない意味不明な部分。
【その3】絞りリングがレンズ前面にあるので、絞りを設定するとき、必ず前面から覗き込まなくてはならない。しかもこの数字がとても小さく、等間隔ではないので使いにくい。
【その4】シャッタースピードの表示が、倍数系列ではなく、古い大陸系列なので、今の感覚でいくと戸惑うかもしれない。
【その5】フィルム巻き戻しのリターンダイヤルが、どちらに回せばいいのか分からない表示をしている。要するに赤点から赤点に一回まわせばいいのだがこの表示ではそれは分からない。
以上、使っていて気になるところを書いてみた。しかしこのカメラの絶対的な欠点は、個体数の少なさだろう。なかなか見かけることが無いカメラである。壊れていても欲しい、自分で何とか直すので。

090328_3_09sketchblog

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2013年9月15日 (日)

ひとりで祝う1万アクセス

世の中には、素人さんでありながら、芸能人や有名人のブログを遥かに凌ぐアクセス数を誇る、「その筋ではかなりのヒト」な方がいっぱいいて、平気で100万アクセス越えとかを見ると、スゴイな~と思ってしまいますな。
よもやまカメラは、半年以上かかってやっと1万アクセス越え、パチパチ。
友人や知人に「こんなブログやってま~す」と宣伝のひとつもしていればもっとアクセス数は上がったのだろうが、そういうことは一切してなくて、知っているのは家人だけ。
純粋に検索で引っかかって興味を持って見に来てくださった方々だけで1万アクセスあったのだから、これはこれでスゴイ事かもと自画自賛。
とにかく、少しずつでも毎日アクセスカウンターの数字が増えているということは、どなたかが見に来てくださっているということで実にありがたいことである。
星の数ほどあるブログの中から、何かのきっかけで見に来てくださったすべての方にこの場を借りて御礼申し上げます。
そしてこれからもよろしく。さらにコメントなどいただければ嬉しいので、そこのところもどうぞよろしく。
よもやまカメラは、あまり時事ネタは追わず、カメラと写真のことを中心に少しばかりの文章に写真を載せていろいろ書いていこうと思って始めたブログです。写真だけはたくさんあるし、まだまだ紹介したいカメラもあるので、ネタに困ることは無いと思いますので、皆様これからもよろしくお付き合いのほどを。では、乾杯。

L14091blog カンパイの文字があるレトロ建築物件。たぶん酒場だったのだろう。

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2013年9月13日 (金)

晴れた日は1/250、F8

写真家渡部さとるさんの著書に「旅するカメラ」というエッセイがある。
その中で、カメラの内蔵露出計に頼らず、基準となる露出を決めて、マニュアル露出で撮るというのを提唱しておられるのだが、その基準の露出を決める法則が、「晴れた日は感度分のF16」。
つまり晴れた日に感度設定をISO100にしていれば、シャッター速度は1/100秒で絞り値はF16ということだ。
1/100の設定がない場合などは、1/125秒にしてそのぶん絞りを半段開けてF11半にすればいい。
この基準の値というのが私の場合は、ISO100で晴れは1/250秒、絞りF8かF8半である。
若い時に薦められて、単体露出計を使うようになり、その場の光の量というのは晴れた日なら年がら年中同じであるということが分かって以来これが基準になっている。
カメラの内蔵露出計は反射光を測るので同じ晴れの日でも、撮るものが黒いものと白いものでは値が違う、つまりカメラを向ける相手によってコロコロ露出値が変わるのだ、その場の光は同じなのに。
単体露出計というのはその場の光の量を測る。取扱説明書にも定常光(その場の光のこと)と書いてある。つまり写真を撮ろうとしている場所を照らしている光の量を測るので、その光で照らされたものは全部同じ露出値できれいに写るということだ。
私の基準の1/250秒、F8かF8半は、前述した渡部さとるさんの「晴れた日は感度分のF16」に当てはまる。シャッター速度が一段速くなれば、絞りを一段開けるという、シャッターと絞りの関係を知っていれば1/100秒F16は、1/125秒F11半と同じ明るさに写り、そこからシャッター速度を一段速くすると1/250秒F8半になる。
なぜ1/250秒、F8かF8半に決めたかというと、若い頃、こればっかりという感じで気に入って使っていたのが24ミリレンズ。広角なので絞り込んでパンフォーカスにすればピント合わせはいらない、で3mにピントを合わせF8に絞ると1.5m~から∞までピントがくるので、その絞りになるように、露出計で測ったらシャッター速度が1/250秒だったのである。
ちなみにこの値は、フィルムの箱の内側に書いてある露出の目安と同じ値だ。

L23185blog

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2013年9月11日 (水)

ケミカル味はあきまへんか?

グルメ系のブログや、お店検索サイトの口コミでよく眼にする言葉で嫌いなのが「ケミカル味~」という言葉。要するに化学調味料やうまみ調味料を使った味や、使っている店に対しての言い方なのだか、あたかもそれが悪い事のような書きよう、言いようが気に入らない。
子供の頃の食卓には、「味の素」や「いの一番」のビンがフツーに置いてあったし、御中元で来る調味料セットには、「ハイミー」や「ミタス」なんて名前の小瓶が入っていた。
ネットで調べてみると、否定する人はまるで毒薬のような扱いをする人もいる様だが、それを適正に使うことで、旨くなるのなら使ったほうがいいと思う派だ。
中華料理やエスニック料理屋で、お玉ですくってガッサリぶち込んでいるところを見たことがあるが、ああいうのは論外。度を越した使い方をするから、体に悪いと否定派から眼の仇にされるのだ。本当に健康被害が出るようなものなら、なぜ今でも売られているのか、使い方が悪いだけの話だ。
入っていない食べ物を探す方が難しい世の中で、ケミカル味が嫌なら、もう食うものはないだろうね。

L6533blog

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2013年9月 9日 (月)

被写界深度って

写真用語の中でも分かりにくい言葉なのに良く使われるのが「被写界深度」。
簡単に言えば、写した写真のピントの合っている奥行きの範囲ということだ。
「深度を浅く」というのは一点にピントが合っていて、その前後がぼけた状態で、「深度を深く」というのは手前から奥までピントが合った状態を指す。
深度だとか浅く深くとか聞くと、潜水艦に関係のある言葉のようだが写真用語である。
デジタル一眼レフだと、たいていレンズマウント脇あたりに被写界深度確認ボタン(プレビューボタンとも言う)が付いているのだがあまり使われていないようだ。
モードを絞り優先(AまたはAv)にして、ファインダーをのぞき、近くのものにピントを合わせ、このボタンを押したまま、ダイヤルを回して絞りの数字を変えてみればよく分かる。
数字が大きくなるとファインダーは暗くなるが、奥までピントが合って、逆に数字を小さくすると、手前と後ろがぼけて見える。
昔のレンズには被写界深度を知るための目盛りが付いていて、それで焦点距離と絞りと深度の関係を覚えたのだが、オートフォーカスとズームレンズが当たり前になってから省略されてしまった。
便利になって失ったもののひとつである。

091004_01cordblog 行きつけのバーで、馬形のビンにピントを合わせ、絞は開放のF3.5、前後のボケ具合を見るためのテスト撮影。他のお客さんが来る前に撮らせてもらったもの。カメラは二眼レフのミノルタコード。

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2013年9月 7日 (土)

見つかる時ってこんなモン

以前、ハーフサイズの最高峰オリンパスペンFとFTのことを書いたが、せっかくレンズ交換のできるカメラでありながら、ボディー2台に38ミリの標準レンズしか持っていないのは何とももったいないハナシである。
レンズを探して、一眼レフとして真っ当な使い方をしたいと思いつつ、いろいろ探してみたところ、望遠レンズは比較的すぐに見つかるのだが、広角レンズが見つからない。
特にペンFのレンズの中で一番広角の20ミリが欲しかったのだが、見つからない出てこないであきらめていた。
もちろん金に糸目をつけないのならいくらでも見つかる。しかし格安で見つけたペンFにはそれに見合った金額でレンズを探したいのだ。
ある日行きつけの中古カメラ屋さんにジャンクカメラを探しに行ったら、ショーウインドーの中に「F」の花文字のキャップをつけたレンズが一本、ほかのレンズに隠れるようにして置いてあった。
「あれ何?」店の主人に聞くと、「ああ、ペンの広角」。「ちょっ、ちょっ、ちょっと見せて、見せて」気がつくと持っていたペンFにしっかりそのレンズがついていた。
見つかる時って案外こんなものなのである。

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2013年9月 5日 (木)

マミヤスケッチで使えるフィルム

残念ながらマミヤスケッチは、36枚撮りフィルムは使えない。
36枚撮りフィルムで48枚撮影できると書いてあるのを見たことがあるが、これは間違い。
実際36枚撮りフィルムを入れてみると途中で巻き上げできなくなるか、空回りをしてしまう。こうなるともうどうにもならないので、撮るのをあきらめて巻き戻すしかない。
裏ぶたをはずして見てみると分かるが、巻き取り側の軸がすごく太いことに気が付く。確かにこれでは36枚撮りフィルムは無理だろう。

何でこういう仕様になったのか文献などから推測してみた。
マミヤスケッチの発売された頃は12、20、36枚撮りのフィルムが売られていてまだ高価だったようだ。以前書いたが、マミヤスケッチは最初ハーフサイズの誰でも手軽に写真が楽しめるカメラとして設計されていたため、36枚撮りで2倍の72枚撮れるとなると多すぎて使い切れない恐れがあると判断し、20枚撮りで40枚なら手頃と考えたのではないだろうか。
その後主な輸出先であるアメリカのバイヤーからの要望でスクエアサイズに設計変更。おかげで30枚撮りになってしまった。当時の広告に「5割増しに使えるスケッチ判」とあるのは苦肉の策のキャッチコピーだったのかもしれない。
この広告のイメージキャラクター岸恵子さんは、同じ年に発売のオリンパスペンで著名人たちが写した「ペンすなっぷめいさく展/1960年5月6日~銀座松屋で開催」に出展しているのが面白い。マミヤスケッチは大ヒットしたオリンパスペンにイメージキャラクターまで持っていかれてしまったということだ。

Sketch004blog

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2013年9月 3日 (火)

プラカメでも好きな奴 キヤノンMC

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プラスチックカメラ全部が嫌いなわけではない。金属に比べて自由度が高い素材なのにそのよさを生かしたカメラがあまりにも少ないように思えるから不満なのだ。
独断と偏見だが、キヤノンはプラスチック素材の使い方が得意なメーカーという印象がある。
長年メインで使ってきたT90は、もしあのボディが金属だったらとてもじゃないが似合わないと思う。曲線が美しいプラでも存在感在りの銘カメラだった。
オートボーイ D5は大げさな水中カメラをカジュアルな印象にまとめていて、発売されたときかなり欲しかったカメラである。今見てもかっこいいが、中古カメラ屋さんであまり見かけたことが無いな。
今回取り上げたのはキヤノンMC、ビートたけしさんがコマーシャルをやっていて「小さなスケッチブック」というキャッチコピーだったと思う。
1984年発売、キヤノンサロンで見て欲しかったのを思い出した。コンパクトカメラでこれだけシンプルなデザインはあまり無かったからだ。
プラカメだけに今となっては中古価格もとてもあり得ないぐらい安くて涙が出るような値段であるが、シンプルでよく写るしキレイなカメラだ。
惜しいのは、モーターの巻上音が大きいこと。撮るたびに「ギャ~ア」と叫ぶ。これがもっと静かなら最高なのだが。

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2013年9月 1日 (日)

どっちが大事?食事と携帯

昼飯を食べに入った洋食屋さんで、混んでいたので合席になった。
ほとんどの客が、サービスランチを頼む店と言うか、それしかないような店なので、当然私もサービスランチを注文した。
合席で先に座っていたのは30~40代ぐらいの女性、携帯電話の画面をせわしなくずっと押しまくっている、たぶんメールかゲームだろうが、一心不乱である。
そのうち料理が運ばれてきたが、それでも携帯電話を触っている。私のところにも料理が運ばれてきたので、早速食べ始めたのだが、お向かいさんはまだ携帯電話とにらめっこ中。料理に手をつける気配はない。
店の人も気になるのか、通りすがりにちらちら見ていくのだが、それでも携帯電話を放さない。当然料理はすっかり冷めてしまっているし、後から入った私の方が先に食べ終わってしまっているのにまだ携帯電話を触っている。
この女性は、何のために昼食に来たのか、コンビニ弁当でも食っていればいいのに、お金を払うとはいえ、料理を作ってくれた人に失礼ではないかと思ったのである。
結局この女性が箸に手をつけるところを見ないまま店を出たが、こういう人と合席になるのは気分の悪いものだ。マナーも携帯していただきたいものである。

L22181blog

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