人面建築物件
街中で写真を撮っていて、ふと視線を感じるときがある。振り返っても誰もいない。それもそのはず、人ではなくて人の顔に見える建物がそこにある。
設計者は何も人の顔に似せようとして図面を書いたわけではないのだろうが、いざ建ってしまうと日差しの加減や、見る角度によって人の顔のように見えてしまうという訳だ、これが結構オモシロイ。
長く街を撮っているからなのだろうか、そういうものに対するアンテナが少しばかり他の人より敏感になっているようで、ついつい目が向いてしまう。
芸術家の岡本太郎さんが出演していたロバートブラウンというウイスキーのコマーシャルで「グラスの底に顔があったっていいじゃないか」という台詞があったが、私の場合は「街角に顔があったっていいじゃないか」。
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コメント
突然のコメント、失礼致します。
下のマンションの写真はどちらで撮られたものですか?
もしよろしければマンションの場所を教えて頂けませんか?
投稿: 伊藤 | 2014年12月18日 (木) 14時18分
伊藤様、おはようございます。
コメントをありがとうございます。このビルですが、神戸南京町の一つ下の路地から南に向いて撮りました。Google Mapsで調べましたところ栄町通の日栄ビル(商業ビル)とわかりました。マンションではないようなのですがこんな説明でわかりますでしょうか。
投稿: よもかめ亭主 | 2014年12月20日 (土) 11時33分