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2013年3月26日 (火)

回転寿司をバカにしていた

今となっては当たり前のものの出始めの頃を知っているというのはおじさんの特権である。
若い頃カラオケが出始めたが、歌える主な場所はスナックでおじさんが演歌をうなるというものだった。
歌詞カードをファイルブックに綴じたものを繰りエイトトラックのカセットに曲が入っていた。ノーパン喫茶とビニール本が流行した時代のことである。
カラオケはいつの間にか専門店ができ家族で楽しむ明るいレジャーになっていった。背中を丸めたおじさんが水割りを舐めながら歌うものではなくなったのである。
ファーストフードやファミリーレストランもそう、コンビニもしかりである。便利そうだけれど自分では使わないなというのが最初の印象だった。
回転寿司も最初の頃はくるくる寿司などといって「あんなとこで寿司食わんでも」な印象が強かったのである。
十年以上前だと思うが同僚と何を思ったか回転寿司に入ったことがある、乾ききった寿司がいつまでも回り続けるのを見つめながら、おっさん二人無言になった。正直お金を払ってこれを食うのかという気持ちになったのである。それ以来回転寿司は自分にとって宇宙の彼方に行ってしまった。
先日、家人と出かけた際に、昼ご飯に何を食べるかということになって、回転寿司が候補に挙がった。最近テレビの番組で今時の回転寿司を取り上げていたのを見たせいらしい。
かなり昼時を過ぎた時間だったので、夕飯のことも考え自分の食べたいだけを食べられる回転寿司ならいいのではないかということで、魚屋さん直営をうたう某回転寿司店に入ってみたのである。
十年以上のブランクというのはすごいですな、回転寿司がこんなことになっているとは正直思わなかった。行き付けている人には何を今更なのだろうが、はっきり言ってバカにしていました。
食べながら入ってくるお客さんを観察していたのだが、みなさん当たり前のように好きなものを注文している。くるくる回ってくるものだけと思っていたので注文できることすら知らなかったのだ。寿司ネタも当たり前のものだけでなく幅広くそろっているし、これって結構ええですやん。
知らなかった私が悪いのか、回転寿司がいつの間にか進化していたのか、とにかくなかなか使えるじゃないですかというのが知らなかったおじさんの印象でした。
寿司ネタも人生も、食わず嫌いはいけませんな。

写真は北新地のおすし屋さん。提灯がかっこよかったのでパチリ。

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