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2013年3月

2013年3月31日 (日)

デミの話をもう少し

Canondemi_001blog

前回EOS Mとデミのことを書いたのだが、その続きでデミのことをもう少し詳しく書きたい。
後発で発売された分、オリンパスペンとはことごとく違うのが面白いカメラである。
キヤノンの意地っ張り度満載というか、真似だけはしたく無いというか、いい意味でキヤノンらしさが感じられるのだ。
まず、ハーフサイズカメラとしては小さいとはいえないボディーサイズだが、角の部分が丸まっているので実際より小さい印象を受ける。
そのため写真を撮る道具というより、気軽にカバンに放り込んでおきたくなるようなカメラらしからぬかわいらしさを感じる。
デザインのうまさというか、質実剛健がそのまま形になったようなペンに対して、日本のカメラらしくないお洒落な小道具といった印象だ。
デミという名前といい、フランスを意識しているのではと勘ぐりたくなる。
操作性はペンも十分に使いやすいのだが、それにさらに使い心地をプラスしたようなスムーズさが実に快適だ。
特に巻き上げレバーは当時の高級機と同じ様に小刻み巻き上げが出来、重からず軽からず滑らかで、大きさも丁度よく実に使い良い。
ハーフサイズなので、巻き上げ回数も2倍になるわけで、巻き上げがスムーズなのは結構重要なのだ。
通常はフラットだが使用時にちょこんと飛び出す巻き戻しクランクもスムーズである。
ファインダーについてはずいぶんお金がかかっているなと感じる。レンズ4枚とプリズム3個のブロックによるケプラー式、普通なら安くできるガリレオ式ファインダーを採用するところなのに実に贅沢な造りである。
当然ながらその見え方はすばらしい。部屋の中で覗いていると実際よりも部屋がきれいに広く見えるほどだ。レンズの中心の上に付いているため構図にずれがでにくいのもいい。ただ、凝ったファインダーのため、プリズムが腐食してしまっているものがある、中古カメラ屋さんで選ぶとき注意するべき点だ。
レンズはキヤノンSH28ミリF2.8、ビハインド式シャッターを採用しているため全長が短くボディの出っ張りが少ないためカバンからの出し入れがしやすい。
ピントは「人物(1m)、人物三人(3m)、山(15m)」のアイコンを選ぶゾーンフォーカス、裏ぶたに距離表が付いていてアイコンがどれぐらいの距離を示すのかがわかるようになっている。レンズはよく写るしハーフサイズは被写界深度が深いので充分きれいに撮れる。

Canondemi_005blog
カラーデミという名で赤、青、白のカラーバリエーションも発売されていたが、これってフランス国旗の色なので、やっぱりフランスを意識してますな。
私の持っているのは青デミ、セレンがダメでメーターが振れてないのを100均のソーラー電卓の太陽電池と換装して使えるようにしたもの。
もしメーターが動かなくてもレンズのリングを回してフラッシュマークを指標に合わせればシャッタースピードが1/30秒に固定されるので任意の絞りを選んで撮影は可能だ。
さらに単体露出計を持っているのなら絞り優先でシャッターも1/30秒に固定されずに使うことができる。デミのプログラムシャッターは1/30秒で絞りF2.8(LV8)から1/250秒で絞りF22(LV17)の間でシャッター速度と絞りの組み合わせが決められているので、それを逆手に取って露出計をEVモードにして光を計りそれに対応する絞りに手動絞りレバーが来るようにレンズのリングを回してやればよい。
ちなみにLV(EV)8はF2.8、9.5はF4、11はF5.6、12.5はF8、14はF11、15.5はF16、17はF22である。私はこれをラベルプリンターで作ってカメラ背面に貼っている。
メーター不調で値段が安かったり、ジャンクワゴン行きになったデミももう一度活躍できるというものだ。
とにかく使い心地のいいカメラである、使ってやらない手は無い。大きさもデザインも、写りもいいお洒落な一台である。

Canondemi_008blog

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2013年3月30日 (土)

EOS Mとキヤノンデミ

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昨年、キヤノンから満を持して登場したミラーレス一眼のEOS Mは後発でありながら、あまり新鮮味を感じないカメラだった。
触ってみるとそれなりにまとまっているのだが、キヤノンらしく無いというか、出遅れた分一気に巻き返してやるぜというオーラが感じられなかったのだ。
主力の一眼レフEOSシリーズと旨く共存したいというか、同じ会社の製品同士で市場の奪い合いはしたく無いというか、なんか煮え切らないものを感じてしまった。
1959年に発売されたハーフサイズカメラのブームを作った名カメラ、オリンパスペンから遅れること4年、1963年にキヤノンからハーフサイズカメラのデミが発売されている。
満を持しての発売というか、出遅れた分ペンとは全く違うアプローチが個性的だったのであろう、当時のカメラ雑誌でよく取り上げられている。広告も斬新で力の入れようがよくわかる。
ペンのハーフ判に対してデミ判、半分という意味を英語で言うか、フランス語で言うかの違いだけなのだが、後発で同じハーフサイズカメラを発売しながら先に出したメーカーとは違うのだという変な意地の張り方がキヤノンらしくて面白い。
当時の写真雑誌の広告を見ると「ポケットからデミを出そう」、「世界一斉発売!」のキャッチコピーの下にカメラのアピールポイントの説明が続き、最後に当分は品不足が予想されるのでデパートでの予約を促すという最初から売れることが前提の強気の広告展開をしている、ペンの快進撃がよほど悔しかったのだろうか。ペンとデミふたつのカメラを見比べながらそんなことを思ってしまった。

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2013年3月29日 (金)

オリンパスペンS

行きつけの中古カメラ屋さんで、委託販売でショーウインドーに並んでいたカメラである。現状渡しと値札には書かれてあったが、もともとのオーナーがそれなりに大事に使っていたものらしく、見た目はくたびれていたがきちんと動くのでお買い上げ。家で手入れをしてやるときれいになった。
初代ペンのちょっと足りないところを改善した実用としては正しい進化をした使いやすいカメラである。
コレクターなら初代の方がそそるのだろうが、使うことが前提なら「S」の方断然がいい。
完全マニュアルなので、すべてを自分で決めなくてはならないが、普段露出計を使っているので露出に関しては問題ない。
露出を決めてしまえば後は距離のみ目測で合わせるだけだ。ハーフサイズという35ミリの半分のフォーマットのため被写界深度が深く結構アバウトな距離合わせでもちゃんとピントがくる。
レンズの良さは折り紙付きだし、しかも今時の高性能なフィルムである、写らないはずがない。
小さくて軽いが、でも安っぽい感じはしない。レンズの出っ張りも少ないのでポケットにもすんなり入る。
純粋に写真を楽しむためのすべてがこの小さなボディーの中に詰まっている、そんな感じの素敵なカメラである。

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2013年3月28日 (木)

カメラを洗う

中古カメラ屋さんなどで見つけてきたジャンクカメラはたいていの場合薄汚れたままなのできれいにしてやる必要がある。
レンズはレンズクリーナーを使うが、カビの部分はオキシフルで拭いてやる場合もある。
ボディーの汚れには、一般的な家庭用洗剤から専用のものまで各種使ってきれいにしていく。
緑茶を布にしみこませたもので拭くと殺菌効果もあってきれいになるというのを以前雑誌で見てやってみたが効果のほどはわからなかった。
シャッターや絞り羽根に油が回ってしまって動きが悪くなっているのにはベンジンを使う。ユニットごとはずせる場合は、ベンジンを入れた容器にユニットごとどっぷり漬け込んでしまう通称「ベンジン浴」が手っ取り早いが、はずせないときは筆にベンジンをしみこませ丹念に拭いては動かしを繰り返して油を落としてやる。
こうしてきれいにしたカメラは気のせいかいい写真が撮れそうな気がするのである。
ジャンクカメラが増えるに従い、写真を撮るよりカメラを磨いている時間の方が長くなってしまって、これではイカンと思っているのだが。
気がつけば、戦場カメラマン(チョット古いか)ならぬ洗浄カメラマン(笑)。
という訳で洗濯機の写真、別府の歓楽街の路地裏にて。

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2013年3月27日 (水)

二眼レフでお辞儀写真

人物写真は苦手である。人にカメラを向けるのが苦手なのである。
身近な人や友人ならお互いに今までの関係性というものがあるのでカメラを向けやすいのだが、初対面の人はどうにも撮れない、緊張してしまう。
それが相手に伝わるのかしれないが、相手も堅くなってしまってガチガチの表情のない写真になってしまう。
おかげでどんどん人物写真から遠ざかってしまった。ダメなものはダメ、それが結論。
二眼レフという種類のカメラがある、縦長で上下にレンズが付いていて下のレンズで撮影し、上のレンズは構図とピントのためにあるのだが、その構造上、上からのぞき込むようにして構えなくてはならない。
その姿がちょうどお辞儀をしているようになるので、撮る方も撮られる方もあまり緊張しなくてすむという利点がある。
お辞儀は大切ですな。撮らせていただきますという感じが伝わる。
相手はカメラのレンズよりお辞儀をした私のハゲ頭を見ているわけだ。
シャッター音が小さいのもいい、一眼レフカメラだと相手を追いつめるような暴力的な感じがあるが、それよりもずっと小さなささやきの様な音なので威圧感がない。
カメラに存在感があるので持っていて楽しいし、種類も多いのでローライフレックスの様な高級カメラを望まないのなら格安で入門できるのだ。撮る度にお辞儀をする、礼儀正しいカメラである。

国産二眼レフカメラの中で定評のあるミノルタオートコードは中古でも高値だが、その前身になった上記写真のミノルタコードは、よく写るのに実にお安い。一万円以内で楽しめればエエでしょ。で、作例は鉄人が出来た頃の写真、見物の人でいっぱい。

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2013年3月26日 (火)

回転寿司をバカにしていた

今となっては当たり前のものの出始めの頃を知っているというのはおじさんの特権である。
若い頃カラオケが出始めたが、歌える主な場所はスナックでおじさんが演歌をうなるというものだった。
歌詞カードをファイルブックに綴じたものを繰りエイトトラックのカセットに曲が入っていた。ノーパン喫茶とビニール本が流行した時代のことである。
カラオケはいつの間にか専門店ができ家族で楽しむ明るいレジャーになっていった。背中を丸めたおじさんが水割りを舐めながら歌うものではなくなったのである。
ファーストフードやファミリーレストランもそう、コンビニもしかりである。便利そうだけれど自分では使わないなというのが最初の印象だった。
回転寿司も最初の頃はくるくる寿司などといって「あんなとこで寿司食わんでも」な印象が強かったのである。
十年以上前だと思うが同僚と何を思ったか回転寿司に入ったことがある、乾ききった寿司がいつまでも回り続けるのを見つめながら、おっさん二人無言になった。正直お金を払ってこれを食うのかという気持ちになったのである。それ以来回転寿司は自分にとって宇宙の彼方に行ってしまった。
先日、家人と出かけた際に、昼ご飯に何を食べるかということになって、回転寿司が候補に挙がった。最近テレビの番組で今時の回転寿司を取り上げていたのを見たせいらしい。
かなり昼時を過ぎた時間だったので、夕飯のことも考え自分の食べたいだけを食べられる回転寿司ならいいのではないかということで、魚屋さん直営をうたう某回転寿司店に入ってみたのである。
十年以上のブランクというのはすごいですな、回転寿司がこんなことになっているとは正直思わなかった。行き付けている人には何を今更なのだろうが、はっきり言ってバカにしていました。
食べながら入ってくるお客さんを観察していたのだが、みなさん当たり前のように好きなものを注文している。くるくる回ってくるものだけと思っていたので注文できることすら知らなかったのだ。寿司ネタも当たり前のものだけでなく幅広くそろっているし、これって結構ええですやん。
知らなかった私が悪いのか、回転寿司がいつの間にか進化していたのか、とにかくなかなか使えるじゃないですかというのが知らなかったおじさんの印象でした。
寿司ネタも人生も、食わず嫌いはいけませんな。

写真は北新地のおすし屋さん。提灯がかっこよかったのでパチリ。

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2013年3月25日 (月)

記憶の中のオリンパスペン

Pen_ees2_001blog

小学生の頃旅行の際に父親からカメラを借りたことがある。
子供の手にちょうどいいぐらいの大きさとグレーのボディ、いくら撮ってもフィルムが減らないことと、歯車のようなダイヤルを指の腹で回して巻き上げること、暗いところではファインダーに赤いベロのようなものがでて撮れないこと、シャッターボタンが四角だったことだけ覚えているのだが、今思えばこのカメラはまさしくオリンパスペンだったといえる。
父親がどんなカメラを持っていたのか記憶にないのだが、子供でも使えるということで持たせてくれたのだろう。残念ながら撮った写真についての記憶がない、うまく撮れてなかったのかもしれない。とにかく小学生の頃の話なので、すっかり忘れてしまってそれきりだった。
ある時、たまたま出かけたフリーマーケットで、木の箱に無造作にカメラが放り込まれ売られていた。ちょうど古いカメラに興味が出てきた頃で、これは宝の山とばかりにひとつひとつ手にとって品定めしていたのだが、その中に薄汚れたオリンパスペンがあった。
手にしたとき「あ」と思った。記憶の中のカメラだった。ペンシリーズはたくさんの種類が発売されたので、父親の持っていたものと全く同じ機種ではないかもしれないが、記憶の中の触った感触と同じだったのである。薄汚れているとはいえ、シャッターは切れるし、レンズも大丈夫そう。ランチ一回分ほどという価格に迷うことなく買って帰った。
持ち帰って早速メンテナンス。雑誌の分解記事やネットの情報を頼りに出来るところまで手を入れたらきれいになった。
次の日フィルムを詰めて早速試し撮り、上がりは古いカメラとは思えないぐらいよく写っていた。これに気を良くし、手頃な値段で見つける度に買い求め、気がつけばペンだらけ。
ハーフサイズの面白さに目覚め、他社のハーフサイズカメラにまで手を出したのでハーフだらけになってしまったが、半分サイズで楽しみは2倍以上、手ごろな価格でフィルムを楽しめるという意味でハーフサイズは名カメラ揃いなのである。

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2013年3月24日 (日)

クラシック&中古カメラ掘り出し市

心斎橋の大丸北館14階イベントホールで催されているクラシック&中古カメラ掘り出し市へ行ってきた。ワンフロアで中古カメラを一気に見て回れるのが楽しみで、ほぼ毎回出かけている。
催事場では、なかなかお目にかかれないカメラやアクセサリー類がズラリ並んでいるはずだったのだが…、なんだか低調。
お客の入りはやや少な目の感じで、回を重ねるごとにその傾向が強い印象がある。
とりあえずジャンクワゴンを一通り回るが目に留まるようなものが全然無く、これは空振り。
書籍やパンフレット、カタログ類も出品されているが安くもなく、ライカ本が目に付きそそるものがない。
その後各店舗のショーウインドーをじっくり吟味して歩くが、私のような国産で高級機種以外に興味があるものにとって見るべきものがあまり無い催しだった。
「今回はライカA型からM5が充実!」と案内はがきにも謳っていたのでライカが多いのは分かるし、そのためあまり期待もしてなかったが、それにしても各店ライカに偏りすぎて魅力無さ過ぎ。
長年中古カメラを扱ってきたお店なら、星の数ほどあるカメラの中から魅力的な機種を展示できるはずなのに…。
尻つぼまりになっているフィルムカメラの面白さをもっと広めることが出来るような展示や品揃えはいくらでも考え付きそうなのだが。
今回はホント、バラエティー感が無かった、あんなに短い時間で会場を後にしたのは始めてである、開催は26日(火)午後6時まで、ライカがお好きな方はドーゾ。

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2013年3月23日 (土)

ハーフサイズはデジカメ感覚

フルサイズデジタル一眼レフのフルサイズとは35ミリフィルムの一コマの大きさと同じサイズの撮像素子を搭載しているという意味なので24ミリ×36ミリの大きさということになる。
カメラはどんどんデジタルになっていくが、その規格や用語はフィルム時代のものを引き継いでいるというのがおもしろい。
1950年代の終わり頃から60年代にかけてハーフサイズカメラの流行した時代があった。
35ミリフィルムの半分のサイズなのでハーフサイズ、24ミリ×18ミリ、フィルムも現像もまだ高かった頃で、2倍の枚数撮れるという経済的な理由もあったと思われる。
結局のところハーフサイズはその後出てきた35ミリフルサイズでありながらコンパクトにまとめられたカメラに駆逐される形で廃れていったのであるが、日本のカメラ史上に一時代を築いたことは間違いない。
一番最初に発売され、ペンカメラと呼ばれて大ヒットしたオリンパスペンを追いかける形で各社入り乱れてたくさんの機種が発売された。そのため今でも手頃な値段で中古カメラ屋さんに並んでいる。
若い人たち向けの雑貨屋さんで扱っているところもあるが、そういうところは結構高かったりする。
24枚撮りフィルムで48枚、36枚撮りフィルムなら72枚撮れるので、まさにデジカメ感覚でサクサク撮れるのが楽しい。
ハーフサイズカメラが流行った時代と比べ、今のフィルムは格段に性能が上がっているので、十分きれいな写真が撮れるのも、今ハーフサイズを勧める理由だ。
フィルムカメラ入門にもってこいのカメラだと思っているのだがいかがですか。
写真は大阪アメリカ村にてOLYMPUS-PEN EE-2で撮ったもの。

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2013年3月22日 (金)

GRⅢその後

前回GRⅢの楽しさについて述べた。その後も楽しくていろいろ撮りまくっている。
このカメラを譲り受けたとき、一緒に外付けのファインダーももらった。純正品ではない、全く別のパナソニックのカメラ用のもので、使うことがないのでくれたのである。画角は24ミリでGRⅢの28ミリ(35ミリ換算)よりは一回り広い範囲が見渡せることになるので、本来なら合っていないことになるのだが、付けて撮り歩くとなかなかよろしい。
コンパクトタイプのデジタルカメラは総じてファインダーが省略されている。背面の液晶画面を被写体にかざして不安定な構え方で撮ることを強いられるのだが、これが実は大嫌いなのだ。カメラはちゃんとファインダーがついているべきと思っているので、外付けでもファインダーがあって、それを覗いて撮りたいと思っている。
おまけで外付けファインダーをくれたのはさすが分かった友人である。
外付けファインダーというシロモノ、実は結構いい値段なのである。ただ覗くだけのものが2万円ぐらい平気でするのだ。必要なのは分かっていてもなかなか買えない。
しかも、カメラのホットシューに付けていてもすぐ緩んで外れやすい。落として無くしてしまえば大損失である。実はもらった外付けファインダーもカバンの中で何度か外れていた。
で、外れないようにするため改造を加えてしまったのである。
カメラを使い勝手よくするために改造、改良の細工をするのは全く抵抗がないので、ドリルで穴をあけ、ネジを切ってビス止めした。これで外れない。
改造してしまったので、中古でも引き取ってくれなくなるだろうが、動かなくなるまで撮りまくってやるつもりなので問題はない。
ファインダーがついたGRⅢはなかなかカッコいいコンパクトデジタルカメラになった。やっぱりカメラはちゃんと覗いて構図を決めるのが正当だ。

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2013年3月20日 (水)

ラーメンの出世に憂う

仕事場の近くの空き店舗が工事中なので何が出来るのかと思ったらラーメン屋。
しかも以前この界隈でラーメン屋をやっていてやめてしまった人がリベンジでオープンしたらしい。
まだ行っていないのだが、行った人の話を聞く限りたぶん行くことはないだろうというラーメン屋である。
どうやら豚骨醤油系の油ギトギトラーメンらしく、私の一番苦手とするとことろの今時のややこしいラーメンらしい。しかも表のお品書きを見るとラーメン一杯750円也、絶対行くことはないな。
「750円て高すぎるよな」と仕事場のスタッフに言ったところ「今時そんなもんちゃいますか」とフツーな答えが返ってきたのだが納得がいかない。
以前博多発の某有名ラーメンチェーン店で食べたとき、勧められるままいろいろトッピングをしたらお勘定1280円と言われて目が点になったことがある。そんなもんもうラーメンとちゃうやろ。いつからラーメンはそんなに出世したのか、もっと庶民的な食べ物だったはずだが。
こんなラーメン屋ばかり増えて欲しくないと思う。いつも行く何軒かのラーメン屋の最安値は400円、高いところで600円、今時そんな昭和時代の価格なんてと言われるかもしれないが、庶民価格ならこれぐらいだろう。実際その値段で繁盛しているわけだし。
スープにこだわるのも麺にこだわるのも店主の勝手だが、なぜ、どこもかしこも濃厚、ギトギト、ドロドロの油まみれで濁りきったスープのラーメンなのだろう。あっさりと醤油味の昔ながらの中華そばはなぜ出来ないのか。
元町から無くなってしまったが一杯180円のびっくりラーメンの復活を願う今日この頃なのである。ちょっとラーメンが食べたいときに一番の店だった。
あんなラーメンでいいのだ、以外と好きなのが立ち食いそば屋の醤油ラーメン。業務用の生ラーメンを作ってくれるだけなのだがそんなのでいいのである。
こだわって高くまずくなったつまらないラーメンよりよっぽどうまい。

写真は明石の江洋軒、中華そば400円也。

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2013年3月18日 (月)

GRデジタルという武器

最近増えたデジタルカメラ、リコーGRデジタルⅢ、今はGRⅣになっているので一世代前の機種である。
物欲は人一倍あるが、飽きてしまったときの手離れも潔い、友人のY氏が新しいデジタルカメラを買ったので放出したものを、飲み代一回分(!)で引き取ったものである。
彼はいつもカバンにむき出しで放り込んでいたため、所々塗装がはげていたり傷があったりと満身創痍感はあるがそんなものは気にしない。
電源を入れたときと切ったときにレンズバリアが引っかかって開かない、閉じないことが時々あるが、レンズ鏡胴を爪ではじいてやれば直るのでそれも気にしない、ちゃんと写真は撮れるのだ。
フィルムカメラのGRを使っていたことがあるので、その使い勝手というかフィーリングは知っている。小さくてビックリするぐらいよく写るカメラだった、いつも胸のポケットに入れていたものである。それがデジタルカメラになって発売されるらしいと聞いたときかなり心が動いたのだが結局手を出さなかった。
ある時、知り合いのカメラマンの飲み会に誘われて出かけたとき、その場にいたカメラマン連中が皆GRデジタルをぶら下げていたのに笑ってしまった、プロのお眼鏡にかなう最初のコンパクトデジタルカメラだったようである、皆うれしそうに自慢していた。
いざ使ってみて、フィルムの頃と全く変わらないフィーリングにうれしくなってしまった。サクサクと撮り歩ける。
ただ、デジタルならではの各種設定の多さにはうんざりしたが、ネットで調べてみるとお気に入りの設定を解説付きで公開している方がいて、それを参考に自分に合うようカスタマイズしたらさらに使い勝手が良くなった。
山のようにある設定も分かってしまえば何のことはない、使わないものは全部オフにしてしまえばいいのだ。
撮れる写真もフィルムの頃と変わりがない。存在感がある写り具合はあの頃のままだ。
譲り受けて数日ですでに1000カット近く撮ってしまった、素直に楽しい。おもちゃを買ってもらった子供状態である。
いつもカバンに放り込んでいる、Y氏を見習ってもちろんむき出しで。

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2013年3月17日 (日)

フィルムかデジタルかは不毛

両刀使いである。と言っても下半身方面のハナシではない、写真の話である。
比率から言うとデジタルの方が撮影カット数は多いのだが、フィルムの良さも捨てがたく、以前より減ったとはいえまだまだ使い続けている。
カメラの数で言うとデジタルカメラは最近1台増えたけどそれでもたった3台だけ。
対するフィルムカメラは家人の手前正確な台数をあかすことが出来ないと言うことで察していただきたい(笑)。ま、カメラに関しては圧倒的にフィルムカメラが多いということで。
デジタル一眼レフカメラが一般的になってきた頃、その画質に関してフィルムに追いついてきただの、まだまだ超えられて無いだの、いろいろなところで取り上げられていたように思う。
この論争に対して、最初から不毛な気がしていた。
たとえば、絵を描こうとして、油絵の具で描くか水彩絵の具で描くか、同じ絵を描くという目的でもその画材でアプローチの仕方が変わるがそれと全く同じではないかと思っていたのである。いろいろ反論もあるだろうが、私にとっては写真を撮るという目的があって、それに対してフィルムにするかデジタルかということなのである。
フィルムだけの頃は、35ミリにするか中判にするか、さらに今日はどのカメラで撮ろうかと悩ましい選択肢があったのだが、それにデジタルがもう一つの選択肢として割り込んできたわけで、悩ましさが増えただけ幸せになったと前向きに喜んでいるのである。
友人に写真屋さんを営んでいるのがいるのだが、彼は全くのフィルム派、デジタルに背を向けフィルムの良さを追求し、そのこだわり様から専門雑誌にも取り上げられたほどであるが、それも一つの写真への愛情だと思う。
私は愛するものが多すぎるのでね、どちらも同じようにお付き合いしたいと思っているのである。

写真上はEOS 5D MarkII、EF24-105mmF4L IS USM、下はMamiya SketchにフィルムはフジRVP 100、横長とましかくのフォーマットの違いはあるがMamiya Sketchの画角に合わせて同じように写るよう撮影したもの。発色と質感が違うがどちらがいい悪いではない、目的をどこに置くかで必要なカメラはおのずと決まるということだ。

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2013年3月16日 (土)

ましかく写真のススメ

フォーマットが変わると写真は変わる。写真の構図というものは、その縦横比と連動しているものなのである。
以前ある著名な写真家のインタビュー記事でスランプになるとフォーマットの違うカメラを持ち出して撮るというのを見たことがある。
写真のフォーマットというのはそれぐらい写真を撮る行為も撮った写真も変えてくれるものなのだ。
通常写真を語るときには、長方形のフォーマットが前提になっていると思う。
フィルムからデジタルになっても長方形はそのまま受け継がれているのを見ると写真イコール長方形というのが基本的にみなの思い浮かべる写真のフォーマットということになってしまっているということだが、長い写真の歴史の中では正方形の写真が幅を利かせていた時代もあったのである。二眼レフカメラや、中判の一眼レフが主流だった頃である。
今時のデジタルカメラを見ると、撮影画像の縦横比を変えられるようになっているものが多い、アスペクト比とかいうらしいが、その設定を1対1にすると当然ながらましかく写真が撮れるようになる。
この設定にして一度撮ってみていただきたい。とても新鮮に感じるはずだ。
トイカメラでましかく写真が撮れるものもあるが、手持ちのデジタルカメラの取扱説明書を今一度調べてみて、もし縦横比1対1の設定があればまずはそれで楽しんでみるのが今時のましかく写真入門だと思うのだがいかがですか。

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2013年3月14日 (木)

負のオーラを放つ人

行きつけの立ち飲みで時々見かける客の話。
いつも会社の作業着でふらりと入ってくる人でかなり大柄でがっちりした人なのだが、とにかく暗い。
瓶ビールとアテを頼むのだが、嫌々飲んでいる感じ、つまらなそうにビールをコップにつぎ、アテもため息をつきながらまずそうに食べる。
その人が入ってくるとその両脇のお客さんから順番に「お愛想」してしまう負のオーラ蒔きまくりの人なのだ。
見た目がデカイのでとても目立つ、そしてまずそうに飲み食いするので店の雰囲気が変わってしまうのだ。来なければいいのにと常連客全員が思うようなダークサイドの住人である。
その人にはその人の事情があるのだろうが、なにが楽しくて店に来るのか。
見るとは無しに皆その人に注目してしまう、早く帰ってくれと念じながらビールのお代わりをされると周りの客から失望のため息が漏れるのだが、本人は自分が店を暗くしてるなどと全く感じていないので空気を察知してはくれない。
人心地ついて早く出て行ってくれることを願う周りの客とダークサイドのその人との間に流れる空気に耐えられなくなった人から順番に「お愛想」である。
その人を見ていて感じたこと、楽しく酒を飲めない人は下戸で飲めない人よりもず~っとタチが悪いということだ。
写真は今はなき歓楽街で見つけた自販機のみの立ち飲み処、こういうところで一人で飲んでいて欲しい。

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2013年3月12日 (火)

夜景はデジタルで

デジタルカメラを使うようになってフィルムカメラの頃と一番変わったのは一コマごとに感度を変えられるようになったことだ、これは実に便利。
通常はISO100で撮影しているが、室内など暗い場所ではISO400とか800に上げれば手ぶれも防げる。
感度を上げることによるノイズの発生を気にする人もいるが、フィルム時代のザラザラ画面に比べればデジタルカメラの高感度撮影の方がはるかにきれいだ。
デジタルカメラの性能も上がって、フィルム時代には考えられなかったような超高感度撮影でもきれいに撮れるようになったのはありがたい。
せっかく高感度が使えるのだから、それを生かせるようなものを撮るのを楽しみたいということで思いついたのが夜景撮影である。
街中の繁華街や歓楽街ならネオンの明かりが十分明るいので感度を1600ぐらいにしておけば昼間と同じ感覚でサクサク撮り歩ける。
基本的に夜景は露出が難しいといわれているが、デジカメなら撮ったその場で確認できるので明るく飛びすぎているならアンダーに、暗くてよくわからなければオーバー目に補正をかければベストショットが撮れるのだ。
しかも街中の電飾看板やネオンサインなどの人工光はデジタルカメラと相性がいいのできれいに撮ることができる。
デジタルカメラになって夜景撮影は格段に楽しくなっているのである。これを楽しまない手はないだろう。是非一度チャレンジしてみて下さい。

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2013年3月10日 (日)

マミヤスケッチというカメラ

Sketch002blog

このブログで一番最初に取り上げたかったカメラがこれ、マミヤスケッチである。
発売時期がハーフサイズカメラのベストセラーオリンパスペンとかち合ってしまったためあまり売れなかったカメラのようだが、そのおかげで今では希少価値で中古市場でもほとんど見かけない、見かけてもとんでもない価格で取引されているカメラである。
カメラそのものは、明るいレンズに対応する連動距離計、シンクロ接点、セルフタイマー、レバー巻上げなど当時としては贅沢な内容だったようである。そのあたりの事情は朝日ソノラマからでていた米谷美久著「オリンパスペンの挑戦」という本に記述が詳しい。
結果的にこのカメラの最大の特徴になるのだが、もともとハーフサイズで開発されていたカメラがマーケティング事情で正方形のフォーマットに変更されてしまった。そのせいもあって今となっては35ミリフィルムを使うカメラで正方形の写真が撮れるカメラとして希少性がでてしまったのである。
以前、とある中古カメラ市で9万円近い値段で展示されていたのを見てビックリしたことがある。スペックを考えるとそんなカメラではない。数が少ないことがそのような値段になったのだろうがちょっと気違いじみている。
私の場合このカメラに対して全く知識がないときにある中古カメラ屋さんで見かけ、35ミリフィルムで正方形の写真が撮れることが気に入って買い求めたものである。
実は正方形の写真は大好きなのだ。
その後何年かの間に幸運なことに何台か見つけることができ、現在手元に3台(1台は修理中)を保有しているが質実剛健なマミヤらしい名カメラで、出かけるときに持って出るカメラに迷ったら、取りも直さずコレという感じで稼働率ナンバーワンである。
お気に入りのカメラなので、この先もたびたび登場すると思う。写真上は左がオリジナルの貼革のもの、右がボロボロだった貼革を自分で張り替えたもの。下は長崎で撮ったお風呂屋さん。
このカメラ、合成皮革の貼革が経年変化で痛みやすいようで、ポロポロと剥がれ落ちている固体を何度か見ている。
コレクターならいざ知らず、実用に徹するのなら貼革などお好みのものに張り替えればいいだけなのだが。
マミヤのマークが黒と赤があるのはどういう訳か調べが付かなかった。輸出用と国内用で違いがあるとの記述を何かで見た覚えがあるが確証は無い。
タテもヨコも無いましかく写真が通常の35ミリフィルムで撮れる国産唯一のチャーミングな小型カメラである。

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2013年3月 8日 (金)

キングジム ポメラDM100を使う

このブログはこういうものを使って文章を書いている。
一体どういうものかというと、早い話がプリンターの代わりに電子辞書のついているワープロ専用機である。
キーボードで文章を打つことしかできない、というかそれだけにに特化した電子文房具といえばいいかもしれない、この潔さが使い勝手の良さであり、この道具のウリである。
実際、使ってみて実に便利で重宝している。
ipadやスマートフォン、携帯電話などで器用に文字を打つ人がいるがそういうのは苦手。しかも肉筆の文字は後で読み返せないぐらい汚なく、キーボードから入力するのが一番速く確実という私にとって、開けた途端に即打ち込めるのがありがたい。
以前使っていたノートパソコンは、開けてから実際に使える状態になるまでに時間がかかりすぎるのが不便で、紙の手帳に戻ってしまったことがあるので、このレスポンスの良さは実に紙の手帳的で、さすが文房具メーカーらしいなと感じる点である。
便利でいい製品なのだが、まだまだ出来が悪いなと思う部分も多々あるしナゾの部分もある。
まず発売当初から問題になっているバックアップ用ボタン電池の点滅問題の件、電池を保持する部品の欠陥で電池容量があるにも関わらず電池切れの点滅表示が出てしまうのだ。
次が、開けるときにヒンジ部分で指を挟みそうになる件、これは取扱説明書にも注意書きがあるが、それよりも指を挟まないような形状にデザインしておくべきであろう。
さらに、本体の造りがヤワで設置が悪くカタカタする件、これは手に持って全体を軽くねじれば直るのを発見した。
ナゾな部分とは、向かって右側にあるストラップホールのような出っ張りが意味不明な件、たぶんカバンから取り出しやすくするためストラップなど付けられるようにデザインされているのだと思うが、別売の専用ケースに入れると全く使えなくなるのはナゾである。
製品開発したところと専用ケースを作るところとの間にコミュニケーションが無かったとしか思えない。
全体に作りこみの甘さというか「何で?」なツッコミどころ満載な製品なのだが、文章だけはまじめに打てるので、他のところは笑い飛ばしつつ愛用している今日この頃なのである。

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2013年3月 6日 (水)

ピントが合わない

半世紀以上も生きてきて初めて分かったこと、若い頃絶対的自信のあったものはことごとくダメになってくること。
私の場合は視力、もともと目が良かったのでここ数年でかなり老眼が進んだことがショックなのである。2年間で3回メガネを作り替えているがまだ進行が止まらない。
おかげで見えないのだ。とにかく見えない。つまり写真を撮るときピントが合わない、これは痛いが老化なのでどうしようもない。
オートフォーカスのカメラなら問題ないが、昔のカメラを使うとピントの山がつかめない。ファインダーを覗きながら、像がハッキリするところが目で確認できず分からないのだ。おまけに時間がやたらかかるし。
若い頃はピントには絶対の自信があって望遠レンズを振り回して瞬時にカミソリのようなピント合わせを造作も無くやっていたのが今は昔になってしまった。
その頃はオートフォーカスの一眼レフが出てきた頃で、こんなオモチャみたいなオートフォーカスなど一生使うことは無いと豪語していたのだが、今はオートフォーカスでなければ使えない、トホホである。
一番メインで使っていた一眼レフはピント合わせに自信が無くなって今は稼働率も低くなってしまったのだが、かわりに稼働率が上がっているのがレンジファインダーカメラ。
ファインダー内のずれた像がピタリと重なり合うとピントが合っているという仕組みのカメラである。像のボケ具合ではなく、ずれ具合で確認するので、これならピント合わせができる。
老眼進行形でも写真を撮れるのは幸せである、いろんな意味でカメラに助けられている今日この頃なのである。

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2013年3月 4日 (月)

街をカメラでウォッチング

街の写真をずっと撮っている。
風景やネイチャーだとか、スナップや人物のポートレイトだとかいろいろなジャンルの写真があって、学生の頃はいろいろ手を出し、そういうものも撮ったりもしたが続かなかった。
自然や風景は絵はがきで素晴らしいものがたくさんあるし、根本的にネイチャーフォトにそそられないというのもあった。
スナップや人物写真に関しては人にカメラを向けるというのが苦手だったので勢いで撮っただけで全然うまく撮れなくて自分には向いていないとすぐに諦めてしまったのである。
結局長続きしたのは建物や町並みが好きということもあって街の写真であった。
都会育ちということもあって街が一番自分の居場所という感じがある。
その中で、人が作ったものの間抜けさや滑稽さ、およそ芸術的とはいえないような街中のあれやこれやにカメラを向けるのが自分にとって一番しっくりくるということに気がついてから街の写真が面白くなって、それ以来飽きることなく今まで撮り続けている。
街は魅力的ですな。毎日変化していることを感じるし、しばらく歩かないと全く違う建物や店に変わってしまっていたり。時代から取り残されたようなさびれた街もあれば、これから発展しそうな街もある。
カメラ片手に目につくものをパシャパシャ、路地を行ったり来たりしながら街角ウォッチングを楽しむのが自分流スタイル。
喜納昌吉&チャンプルーズの代表曲に「ハイサイおじさん」という曲があるが、私の場合は「徘徊おじさん」。街中の防犯カメラに出現率急上昇中(笑)。

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2013年3月 2日 (土)

デジカメ新製品ラッシュ

去年の秋から今年にかけてデジタルカメラは怒涛の新製品ラッシュであった。とてもじゃないが覚えられないほどの新製品にすっかり引いてしまったのである。
いくらカメラ好きでもこんなに全部覚えられん、型番が頭に入ってこん。
これだけ新製品が一気にでるということは、逆に言えばそれらがモデルチェンジする時期に同じだけの新製品がまたどっさりと出るということだ。半年や一年サイクルで次々に新製品が出るデジタルカメラの値打ちっていったい何なのだろうか。逆に買い控えてしまう気がするのだが。
ファームウエアのアップデートで、最新機種と同等の機能にできるものもあるようだが、もっと根本的なところが違うような気がする。
たくさんの機種の中から、当然淘汰されて無くなっていくものもあるだろうし、全部が全部モデルチェンジするわけではないだろうが、この製品サイクル、何かおかしいと思うのは私だけではあるまい。
結局のところ量販店のカメラ売り場をうろうろして、散々あれやこれやと触りたおした挙句、何だか気持ちがさめてしまってカタログだけ貰ってくるというありさま。
バカみたいな高画素数も要らないし、フラッシュも要らない、ムービー撮影機能も要らない、余計なお世話のシーンモードとやらも要らない、結果の予測できないアートフィルターだのの特殊効果も要らない、スマートフォンのカメラアプリでできることは何にも要らないから、ISO感度ダイヤルとシャッターダイヤルと絞りダイヤルの三つだけ付いた、フィルムカメラと同じように写真が撮れるデジタルカメラを、どこか出してくれませんかね。
上の写真はペトリカラー35、45年前のコンパクトカメラである。上面にシャッターと絞りのダイヤル、レンズ鏡胴に感度ダイヤル、シャッターダイヤルのまん中がシャッターボタン。シンプルで分かりやすい配置。

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