2021年2月28日 (日)

TTArtisan 35mm F1.4Cに、お値段以上ニタリ(笑)

何でしょうね、この楽しさは。(笑)って笑いしか出ませんよ、こんなレンズを1万円切りで出してくるお隣の国が、違う意味で怖いですな。場合によっては中古レンズ買うよりも安いですからね。
で、まず使い勝手ですけどね、万人にオススメとは言いませんけどオジサンは好みです。絞りのカチカチ感も、ピントリングのねっとりしたトルク感もイイなあ。(笑)
オートフォーカスもボディーとの連動なんてのもありませんから、ピント合わせも、絞りも自分で決めないと思い通りの写りにはなりません。この辺りは、クラシックレンズを楽しんでおられるような方々なら、当然の作法かと。(笑)
うまく表現できないのですけどね、このレンズを使ってると、クラシックレンズを使ってるような錯覚に陥るのですな。見た目のデザインのせいもあるかも知れません。さらに絞りリングに、絞り値が等間隔で並んでないのも、クラシックな趣を感じさせるところかと。
操作性に関しては、2020年のレンズって感じがしないのですな。ところが写りはやっぱり今時のレンズのテイストかと。ネット上には辛口のレビューもありましたけどね、オジサンは、今時のレンズに慣れ切った人から見たらそうかもねって思いました。(笑)
同じ場所から絞りを変えつつ撮った写真から、画面中央部分と周辺部分を拡大してみました、こんな感じです。

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画面中央部分

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画面周辺部分

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35ミリ換算で53ミリ相当ですから、明るい標準レンズなわけで、わざと開放絞りF1.4で撮ってみましたけどかなり軟調で、ピントの合ってるところ以外は、ややぼやっとした感じとでもいいましょうか、シャープさは有りません。
ところがF2でガラッと良くなります。さらにF4以上に絞り込むとその辺りが影を潜めてF8までがベストな描写、F11からシャープさがなくなり、F16は回折現象でかなりボケます。重箱の隅をつつくとこんな印象のレンズ。(笑)
背景をボカして撮ってみたりしましたけど、ボケ具合は悪くないと思います。周辺光量落ちはありますけど、オジサン的にはこれは味わいの範疇、気になりませんな。
オジサンが街で撮るときのスタンスを考えるとF8までで十分ですから、むしろ甘い描写を面白がって開放F1.4にF2と、印象が変わるF4、F5.6ぐらいを楽しむのがいいかと思いました。
普段、街歩きの写真にデカイ大口径レンズなんて要らない、開放F値がそれほどで無くても、軽くて小さい機動力重視のレンズが正義って書いておきながら、このTTArtisan 35mm F1.4Cって純正レンズXF35mm F2 R WRより小さくて重量ほぼ同じなのにF1.4と明るいわけで、積極的に絞り開放で撮りたくなりますなって優柔不断すぎ。(笑)こんな感じで撮れました、どうぞ。

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お日様ピカピカな屋外でF8まで絞ると、シャープに撮れますが、カリカリシャープって感じにはなりませんな。

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コントラストが強い場面でしたので、モノクロで撮ってみましたけどなかなかイイ感じ。絞りはF8です。

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商店街でマッサージの看板に目一杯寄って、絞りF1.4開放でアーケードの照明がどれぐらいボケるか試したもの。

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同じく絞りF1.4開放で、眼鏡屋さんのショーウインドを寄りで、手前のミッフィーの後頭部にピントを合わせたらこれぐらいボケましたよ。(笑)

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子供服のマネキンに日が差していたのでパチリ。絞りはF8、これぐらいのスタンスでサクサク撮り歩くにはいいレンズですな。

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乙仲通りにあるレトロな栄町ビルの入口をモノクロで、日陰なので絞りはF4、思った以上にピント合わせはシビアですな。

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こちらは絞りF8、日が傾いてきたので急いで撮ったもの、木のドアがもっと暗く潰れるかと思ったのですけどね、大丈夫でしたな。

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カットハウスの階段を絞りF1.4開放で、ピントは奥の大きな写真に合わせました、なので手前の写真はボケてます。
老眼のオジサンは、カメラのマニュアルフォーカスアシスト機能に頼らないとまともに撮れない有様ですけどね、撮ってて楽しかったですな。何しろコンパクトなので、レンズ振り回してる感はありません。もたもたじっくりピント合わせしてても、目立たいのがありがたかったですな。(笑)クラシックレンズもいいですけど、こういう現代のレンズが、格安で楽しめるって、中華レンズ恐るべしでした。(笑)

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2021年2月27日 (土)

燗暦だけ長いオジサンの、還暦祝い酒。(笑)

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この歳になりますと、誕生日なんて嬉しくもなければ、なんとも思わなくなってますけどね、とうとう還暦です。
シクスティだって、シクスティーンじゃないですよ。ま、あの頃はホントおバカでしたから、二度と戻りたいなんて思いませんけどね、もう一度おバカ人生を繰り返す事になるだけなんてお断り。(笑)
若い頃、60歳になった自分の姿なんて全く想像できませんでしたし、60歳なんてもっとヨボヨボの爺さんってイメージでしたけど、いざその歳になってみると、意外とフツーに元気なオッサンだなぁと思いますね。(笑)

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ただ、色々ほころびが出てきてますよ。まずお酒の量はガタッと減りましたな、ホント飲めなくなりました。その分安くつくので、それはそれで良いかと。
禁酒したらって声もありますけど、コレばっかりは、やめられませんのでね。お医者さんから「次飲んだら間違いなく死ぬで」ぐらい言われないとダメでしょうなぁ。(笑)
とはいえ色々なところの耐久力や、持久力が無くなってきてますので、飲んでるとすぐ寝ちゃうし、飲みすぎると次の日にしっかり残りますし、夜更かしできなくなって早寝早起きだしで、飲みたくても身体が自然にブレーキかけてきますな、やっぱ年相応って事でしょうかね。(笑)

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食べ物も同じ、量より質プラス好みが変わりましたな。もうね、食べ放題や、飲み放題、おかわり自由って文字が、全く心に響かなくなりました、むしろ避けてます。
同じものを、ひたすら食べ続けるのも無理になりましたな、焼肉屋さんなんてもう無理、2切れか3切れで十分なのよ。ガッツリ食べる若い人たちと行って、横でチョコっとつまむぐらいでイイのですけどね、コロナで人数の多い会食はできませんしねぇ。
ランチのセットメニューも、だんだんしんどくなってきましたな。中華料理屋さんのラーメンと半チャーハンセットがもうすでにキツイですから、お昼時のお得ランチを見てると、美味しそうだなって思うのですけど、この量は食べきれないなってパス、結局単品メニューで済ませちゃってます。(笑)
さらに好みも変わりました。和の味付けが圧倒的になってますな、日本酒や焼酎と合うってのもあるかと。ビール、ワイン、ウイスキーは飲まなくなりましたな。
メインは日本酒、この季節ですと燗でやるのもイイですしね。飲む温度で味わいが変わるのを楽しむのもアリ。こういうのが良くなって来るのは年齢とともに日本人が滲み出て来るからでしょうかね。(笑)で、還暦祝いは燗酒で、眠たくなったら本日終了。

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2021年2月25日 (木)

TTArtisan 35mm F1.4Cって8,910円の中華レンズ。

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昨年の12月中頃に発売になって、そのスペックとお値段の安さに、あっという間に売り切れてしまったという話題のレンズでしたな。また入荷したのでしょうか、Amazonでも在庫がありました。
発売後のニュースやレビュー記事が気になってたレンズでしたのでね、遅ればせながらオジサンもフジXマウント用を買いましたよ。国内取扱いは「焦点工房」さん、お値段は8,910円(原稿執筆時)でした。0がひとつ足りないわけじゃないですからね、ホントに一万円でお釣りが来るレンズです。(笑)
メーカーは「銘匠光学(TTArtisan)」、ライカ向けマニュアルレンズなどを作っている、中華レンズの中では高級路線のメーカーだそう。で、注文した次の日に届きました。実にしっかりした渋い箱ですな、お高いレンズが入ってそう。何だかすでにイイ買い物した気分になりましたよ。(笑)

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中はレンズの形にくり抜いたクッション材にビニール袋に入ったレンズ(撮影のためビニール袋は外しました)と取扱説明書に保証書が入ってました。
取扱説明書は中国語と英語で表記、書体のせいもあるのでしょうけど、なんだかカッコいい。しかも高々10ページの冊子なのに、しっかり糸で綴じてあって笑いましたよ。これスケジュール帳やハードカバーの日記帳で見かける綴じ方。(笑)
ま、そういうのは置いといて、レンズですけどね、結論から言いますと、これホント8,910円でイイの?ってクオリティー。実に作りがイイですな。金属製の鏡胴にレンズキャップまでねじ込み式の金属製、付け外しは面倒くさいですけど、このレンズには似合ってると思いましたな。
残念な事に専用フードは付いてません、キャップに凝るなら専用フード同梱がありがたいですけど、このレンズ見てたらフード無しの方がカッコいいような気が。使ってみてどうしても必要なら探そうかと。(笑)
先細りのデザインは好みが分かれるところかも、レビューで酷評も見かけましたからね。ただオジサンは好みのタイプ。(笑)
純正レンズも、フィルムカメラのマミヤスケッチも、スプリングカメラのレンズも先細りデザインばかりなオジサンですのでね、前玉がやたらデカくてマウント部にかけて細くなる、大口径の明るいレンズの方がボディーに付けた姿はブサイクって思っているのですな。(笑)
ピントリングは軽くもなく重くもなく、ちょうどいいトルク感でマニュアルでピント合わせが楽しそう。

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鏡胴にはレンズ構成図が、反対側にはTTArtisanのロゴ。コシナさんのフォクトレンダーヘリアー50ミリを真似てるってネット出ててましたけど、確かに似てるわ、アカンがな。(笑)
絞りは絞りは10枚、クリック有りのタイプでF1.4〜F4までは中間クリックがありますけど、F4〜F16は1段ごと、さらにF11は表記が「・」で省略されてます。
これは絞り値が等間隔で並んでないため、狭くて表記できないせいですけど、この辺りが使い勝手にも影響するかと、ちょっと古臭さを感じましたな。ボディーへの取付けは純正レンズほどではないですけどスムーズでした。試し撮りはこれから、ちょっと期待してしまいますな。(笑)

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2021年2月23日 (火)

シャッター通りが、シャッターチャンスは笑えない。

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コロナ禍のおかげで加速度がついちゃったのもあると思いますけどね、大好きな元町商店街、シャッター閉まってる所がどんどん増えてましてですね。すぐに次のお店の工事が始まる所もあれば、ず〜っとテナント募集の張り紙のまま忘れ去られている所も多くなってますなぁ。
次のお店がなかなか決まらない空き店舗は、家賃が高いからでしょうか。コロナのせいだけとは思えないのですな、歴史のある商店街ですからね、独特のしきたりだとか、お店を始めるのにハードルになる何か理由があるのでしょうなぁ。(笑)
特にアカンがなって感じるのが大丸側の入り口、1番街と2丁目。長い商店街の中で、一番賑やかで人通りが多い所ですよ。ここでシャッター閉まったままの空き店舗が急増ってどうなんですかね。
道幅がある広々とした商店街なので、シャッターが閉まってるって、余計閑散としてしまいますし、このまま寂れて行くのかなって不安を感じてしまいます。(笑)って笑えねぇ。

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兵庫県が県庁舎の建て替えと一緒に計画してる、JR元町駅山側の再開発ってのがあるのですけど、高級ホテルの誘致なんて話もあるみたいですな。
正直手付かずの地域ですからね、きれいにおしゃれに再整備されたら、相乗効果で元町商店街も客足が伸びるだろうなって考えるのは違う気がしますね。
ずいぶん先の話ですから、その頃元町商店街が、どう変わってるかは分かりませんけど、今のままじゃ無理でしょうねぇ、お世辞にも便利で利用しやすい商店街とは言えませんからね。
アーケードがあるので、雨の日も濡れずにお買い物できるのはイイところですけど、JR元町駅から濡れずに来ることはできません。
すぐ地下に阪神電車の元町駅があるのですから、そこから地下道を商店街まで伸ばすか、穴門商店街にアーケード付けりゃ解決出来ると思いますけどね。理由があってできないか、やらないか、それは知りません。(笑)
JR元町駅も、とっとと完全バリアフリーにしてほしいですな。広い駅なのに、今時エスカレーター無し、エレベーターは賑やかな東口には無しって有り得ませんよ。
で、元町商店街ですけどね、お店の閉店時間も早すぎますな。コロナ禍での時短もあって、今は目立ちませんけど、コロナの前から時短でしたか?ってぐらい早くてね、仕事の後に買い物を楽しむなんてのは絶対無理な、ただの通路でしたな。
ま、これもその時代の景色って写真に撮ったりしましたけどね。(笑)今は昼間っからシャッター通りになりかけてます。街の賑わいを撮るつもりが、シャッター通りを撮るのがシャッターチャンスなんて、笑いも出なけりゃ冗談にもなりませんよ。

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2021年2月21日 (日)

レンズ撮物帖2 TENAXⅡのSonnar 40mm F2。

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テナックス1ってカメラご存じですか、レンズ横のシャッターチャージレバーの形状から日本では「招き猫」なんて愛称で一時人気になったカメラ。特徴は35ミリフィルムでましかく写真が撮れるところ。
戦後東西に分断された東ドイツ側で、同じ部品で作られたのはタクソナって名前の兄弟機。よく知られているのはこの2機種ですけどポジションとしては廉価版、実はその1年前に発売されていた「TENAXⅡ」という高級機があります。
先に発売された方が2型なのはツァイスの伝統で高級機の方が番号が後になるという事だそうで、高級機だけにレンズ交換もできるのですなって書きながら、標準レンズ以外は写真でしか見た事が無いですよ。
標準2本、広角と望遠が各1本発売されていたそうですけどね。超マニア向けコレクターズアイテムみたい。(笑)オジサンの持ってるTENAXⅡにはSonnar 40mm F2って、当時としては明るい標準レンズが付いてます、こんなカメラ 。

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で、レンズ交換ができるって事はマウントアダプターがあればX-T30に付けられるわけで、無ければ何とかするのが日本のモノ作りとばかりに、昨年1月に自作。事の顛末を記事にしたのがこちらです。

改造レンズ第5弾は、マウントアダプターの自作(前編)

改造レンズ第5弾は、マウントアダプターの自作(後編)

テナックスⅡのレンズは色々ありました。

テナックスⅡのレンズ、我慢できずに試し撮り。(笑)

テナックスⅡのレンズフードできました。

テナックスⅡのレンズフードは大正解でした。

いざ使ってみると、レンズコーティングなんて無い時代のレンズですから、画面全体がフレアっぽく、コントラスト無し、逆光アウトというダメダメな結果。
内面反射対策を完璧にして、画角ギリギリのレンズフードを作れば何とかなるかもってやってみたところ効果絶大、別物ってぐらい格段によく写るようになりました。
で、現行の純正レンズと一緒に、同じ物を撮り比べて見たら面白いのじゃないかって始めた「レンズ撮物帖」第2回はXF35mm F2 R WRとSonnar 40mm F2で街を徘徊してきました。
2台のX-T30にそれぞれレンズを付けて、カメラ側の設定は全く同じ。今回はレンズの絞りも開放F2を基本に、露出計で測って同じ値で撮影。
昼間の歓楽街ってコロナの影響で、閑散を通り越して人の気配が在りませんからね、カメラを取っ替え引っ替え、露出計をかざしたり、ややこしい事しながら撮るには都合が良かったですな。(笑)こんな感じですどうぞ。

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一番色の違いが出たのがコレ、蛍光灯のような人工光源にこの差が出るとは思いませんでしたな。Sonnar 40mm F2の時代はカラー写真なんて無かった時代ですから、ある意味無茶振りなのですけどね。(笑)

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壁画を開放絞りF2で撮ってみました、発色傾向はそんなに違わないのですけど、やはりコーティングの無い時代のオールドレンズ、コントラストが出ませんな。

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ネオンサインのにじみ具合に差が出ましたな、にじんでいても悪いとは思いませんよ、味わいですからね。逆に今時のレンズが優秀すぎるって事かと。(笑)

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モノクロ写真だと一気に存在感のある写り具合に。これも開放絞りF2です。XF35mm F2と比べると、周辺光量落ち、ピントの浅さ、コントラストの低さが、かえっていい雰囲気に。オールドレンズの楽しい部分ですな。(笑)

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«マクロレンズの「ほぼ正しい?」選び方。(笑)