2020年7月 7日 (火)

老舗餃子屋さんの閉店と…。

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先月の中旬、老舗の餃子専門店「ひょうたん」が閉店しました。新型コロナウイルスによる自粛からようやく再開のタイミングに突如閉店。製造責任者の家族の方が倒れられたのが原因だそうですけど、人も機械も高齢化、老いには勝てず閉店とあいさつ文にはありました。
63年もやっていたのですな。オジサン三宮店は実は全然行った事が無いという、もっぱら元町店ばかりでした。奥に細長いとは言え8人ぐらいしか座れない、カウンターだけのすごく狭いお店だったのですけどね、気に入ってたのですよ。
ひとりで仕事帰りに餃子をつまむようになったのは、働き出してからでしたな。学生の頃は餃子しかない専門店って行きませんでしたからね、定食メニューが充実してる餃子の王将で、餃子の付いてる定食はよく食べましたけど、ひとり餃子は社会に出て自分の稼ぎでお酒を飲むようになってからだったような。(笑)
神戸元町界隈にはたくさんの餃子屋さんがあるので、一時期ハマって、仕事帰りに2人前とビールってのを楽しんでましたな。だけど仕事の関係で、お店の開いてる時間に間に合わなくなってきて、だんだん足が遠のいて行きました。
その後はネットのグルメサイトの影響などもあってでしょうか、休日に通りかかると、今までなかった行列ズラリが当たり前の景色に、ますます足が遠のきましたな。なので今は餃子専門店に行く事は無くなりましたけど、お馴染みのお店のは買って帰って、お家で焼いてます。
コレ結構イイのよ。お店が混んでても、生状態の持ち帰りですからすぐに用意してくれます、行列横目に鼻歌歌いながら持ち帰りできて、のんびりゆっくり食べられますし、味噌だれもちゃんと付けてくれますし。オマケにビールは好みの銘柄買って来れますしね、オジサンの希望はサッポロなのですけど、お店はアサヒしか置いて無い所が圧倒的なもので。(笑)
それから餃子屋さんって個人でやってる小さなお店が多いので、食べてる最中に外で待ってる人の姿が目に入ると、気ぜわしくてねぇ。若い頃は餃子屋さんに行列なんて一度も見た事なかったですから。
だいたい並んでまで食べるようなものじゃありませんでしたよ餃子って。もっと気軽な食べ物だったのですけどね。何だかグルメ情報が氾濫して、お店に〇〇時間並んだって事実も値打ちな時代なのでしょうなぁ。(笑)
ここ一年ぐらい、元町、三宮のあちこちに新しく餃子屋さんができてます、何だか信じられないぐらい増えてますよ。フードビジネスを展開している会社が出店してるのでしょうかね、個人経営って感じじゃ無いですな。
材料費がかからないので儲かるって参入してきたのでしょうか、昔のもつ鍋ブームと同じ。こんな神戸の餃子事情に嫌気が差して、京都に移転されたお店もあります。食ってブームになったら終わりますからね。今時の神戸の餃子事情、来年の今頃どれだけ残っているかは分かりませんよ。

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2020年7月 5日 (日)

仕事カメラと遊びカメラ

随分昔の話ですけど、知り合いのカメラマンから写真展の打ち上げパーティーに誘われたのですな。顔の広い人でしたから、広告や放送の業界人がいっぱいでした。で、その頃「アレは持っとかないと」って人気だったのが出たばかりのリコー GR digital、調べたら2005年!発売でした。
専用の公式ブログで告知したりして、盛り上げるだけ盛り上げての発売でしたから、ニュースにもなりましたし、一気に今欲しい人気カメラになったのも覚えてますよ。(笑)
なのでパーティー会場では、カメラマンだけでなく、デザイナーさんやコピーライターさんも、持ってる人がいっぱい居て大自慢話大会になってしまったという。(笑)オジサンフィルム時代のGRは持ってましたけどね、デジタルは持ってなかったので自慢話を聞く側でした。
何しろあんなに小さなボディーなのにレンズが最高に良くて、実によく写るカメラでしたからね、それがデジタルになって登場したのですから、その筋の方々がこぞって手を出したのは当然かと。
特にカメラマンの人気はすごくて、フィルム時代のGRを使っていた方は、ほぼ全員買い増ししてたみたい。「経費で落とせる人は、エエなぁ」ってからかってましたな。(笑)会場のあちこちで、マイGRで記念写真撮ったり撮られたりで、楽しかったですよ。
見てて面白かったのが、カメラマンって自分の思う写真の撮れる道具としかカメラを見ていないのですな。GRシリーズってコンパクトだけどスタイリッシュで、持ち物としての高級感もあるのですけど、そこよりも関心があるのはレンズの良さと撮れる写真のクオリティ。
なのでむき出しで胸のポケットに無造作に入れてたり、フラッシュがポップアップしないように黒のテープを貼ってたり、いつでもどこでも自分の写真が撮れる仕様にしているのですな。なのでドレスアップなんて言葉がすでに無縁なプロフェッショナルな世界。
正反対なのがデザイナーさんなどのクリエイター系の人たち。専用ケースに入れてたり、高そうなストラップ付けてたり、写真を撮る事よりも、GRを持ってる自分を楽しんでいると言いますか、ファッションアイテムなのかと。こういう方達は、限定アクセサリーなんてのにすぐに飛びつくのでしょうね。(笑)
プロカメラマンのお仕事カメラって、お金を稼ぐための武器ですから見てくれなんて考えてませんな、動いたら困るダイヤルやスイッチ類はテープで固定してたり、ペンタ部分のメーカーロゴも被写体に映り込むと困るって黒テープ貼りしてたりします。
なのでストラップでオシャレしたり、専用ケース被せたり、シャッターレリーズボタンやホットシューカバーでドレスアップなんてのは、お遊びでカメラと写真を楽しむ場面でだけ成り立つのかもしれませんな。仕事カメラと遊びカメラ、カメラしてみればどっちが嬉しいのでしょうね。(笑)

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フィルムカメラの時代、EOSが登場する前のプロ用フラッグシップ機といえばコレ、Canon NewF-1。お仕事カメラの代表格、風格がありますな。その後ろがEOS Kiss X7、デジタル時代のファミリー向けカメラ、お遊びカメラの代表かと、仕事に使っても構わないとは思いますけどね。(笑)とういわけで両極端なカメラに登場してもらいました。

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2020年7月 4日 (土)

LAOWA 65mm F2.8 2倍マクロ 濃厚接写編

普通にブツ撮りや風景を撮る分には、何ら問題は無いのですけどね、どんどん寄って行ってマクロレンズ本来の仕事場、接写領域で撮る場面では、カメラの構え方もピント合わせも、どんどん難易度急上昇します。
オジサン、カメラと写真とは長年お付き合いしてきましたけどね、こんなにもまともに撮れないとなると自信喪失、奈落の底、完全に打ち砕かれ中。(笑)
もうね、手持ちで撮るなんて全く無理でしたな、これぐらいならまだまだ行けるぜって、調子に乗ったのがマチガイの元、手ぶれ写真大量生産、メモリーカードはゴミ写真の山。なので三脚にガッチリカメラを付けて再度チャレンジ。
ところがオジサンの部屋は畳の間、ちょっと動くと床の微妙な振動が伝わって揺れるのですな。カメラ背面の液晶モニターをファインダー代わりにして見てると、ちょっと体の向きを変えただけで、震度3程度の揺れが観測されます。(笑)
シャッターを押す瞬間にも微妙に揺れるので、三脚が役に立ってないという。畳にめり込んでもいいから、しっかり固定させようと、重石代わりに本を山ほど入れたカメラバッグを、三脚にぶら下げて重量増し増し安定作戦。
さらにケーブルレリーズも引っ張り出してきました。セルフタイマーでシャッターを切る手もあったのですけどね、1カット毎にセットしなくてはならないので、やってられないのですな。シャッターボタンにネジ穴があるのでケーブルレリーズを付けた方が手っ取り早いですし、クラシックカメラファンなら大抵持ってるものですからね。
接写やテーブルフォト好きで、シャッターボタンにネジ穴がある機種をお持ちの方は持ってて損は無いかと、新品じゃなくてOK。オジサンのは中古カメラ屋さんのジャンクワゴンで100円だったので、予備も含めて3本買ったやつ。(笑)

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これで万全、後はISO感度をやや高めにして、できるだけ速いシャッターを切ればイケるかと。ところがですね、撮影倍率2倍の世界って全く別物でした。オジサンが知ってるのは等倍まで。それでも手振れやピントは実にシビア。
撮影倍率等倍ってセンサーもしくはフィルム面に被写体が実物大に写るから等倍、倍率2倍って事はその倍の大きさで写るわけで、レンズと被写体は等倍よりさらに「密」の状態、人同士ですと耳に息を吹きかけるぐらいの接近って感じかと。(笑)
ま、接写って濃厚接触撮影ですからね、ソーシャルディスタンスなんて言ってたら何も写りませんよ。で、さっそく撮ってみました、撮影倍率2倍ってオジサンにはもう何だか顕微鏡写真の感じでしたな。試しに撮ったどくだみの花弁、等倍で撮ってもたいがいスゴかったですけどね。2倍ともなると何だこれは?って世界、しかもF22まで絞ってピントの深さがこれですからね。(笑)

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LAOWAさんの作例見ると、昆虫の顔のドアップなんてのが出てきますけどね、コレどうやって撮ってんの?動かないもの相手に撮ってても、思ってるようにうまく行かないと言うのに。(笑)
でもこれぐらいの接写になりますと、絞り込んだところでピントの合う範囲なんてわずか、ごく一部にピントが来てて、あとボケボケなんてのがいっぱい撮れますよ。なのでどこにピントを合わせるかで写真が別物になります。画面の目に付く所にボケが来てると、ピントが合ってる所があっても全部ピンボケに見えてしまいますからね。
構図もすごく大切かと。ピントが合ってるけどボケも美しいってのを、考えてるのがボケ防止に役立ちそうなLAOWAさんの65mmマクロレンズ。どんどん楽しくなってきましたよ。で、 家内が飾ってる小物を借りてきて撮ってみたのが今回の写真です。

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長さ2センチほどのサンゴのかけらを撮ってみました。表面の模様にウルトラセブンのウルトラアイとカプセル怪獣ウインダムをなぜか思い出してしまったオジサン。(笑)

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ドライフラワーにして飾っていた、なにかの種らしいですけど名前は分かりません。バドミントンの羽根(シャトル)みたいな形が面白かったので撮ったもの、長さ1センチぐらい。マクロレンズにしてみれば、これぐらいの寄りは接写の内にも入らない世界ですけど、普通のレンズじゃここまで絶対に寄れません、なのでマクロレンズは持ってて損はないかと。オジサン口が酸っぱくなるぐらい言いますよ。(笑)

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これもドライフラワー、全体と寄りの2枚をどうぞ。巾着みたいな形の中に小さな種がぎっしり詰まっていて、何だか自然の造形ってスゴイなって思いますな。寄りの写真で撮影倍率等倍ぐらい、これが2倍になると寄りすぎて何を写したのか分からないぐらいになってしまいます。普段2倍で撮るシーンがどれだけあるか分かりませんけど、さらにアップで撮れるってのは余裕かと。レンズ自体の描画性能は文句無し。色収差を極力抑えたそうですけど、画面周辺部でも色の境界に偽色が出てませんな。他の方や海外のレビュー記事を見ても高評価、オジサンもそう思いましたよ。(笑)

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2020年7月 2日 (木)

クラウドサービスが良く分かっていなかった件。

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パソコンを長く使い続けていると、もう使う事も、見る事も無いけれど、削除してしまうのはチョットってデータが溜まっていきますな。削除って一瞬ですからね、直後ならまだ元に戻す事ができますけど、しばらくして「どこだっけ」って思ってもすでに後の祭り。検索しても、何しても出てくる事はありません。「あ〜」って頭を抱えるしかないという。
そういう痛い目にあった事が無い人は、一人もいないんじゃないかと。(笑)なのでゴミ箱に入れるのが不安になって、「とりあえず置いておこう」データがじわじわ溜まっていくわけですな。
フォルダに一時保管なんて名前を付けて、そこに放り込む事で自分を安心させたりして、根本的な解決とは違います。ゴミ箱が都合の良いフォルダに変わっただけ。(笑)
どんどん放り込んでいけば、当然ながら容量も圧迫するわけで、空きが無くなりそうなパソコンを年末に大掃除とばかりチェック、いらないデータを捨てて、スッキリさせようとフォルダを開くと、ゴミデータの山、本当に置いておかなくてはならないデータって、決まり切ったモノばかりで、実はほとんどが保管の対象というより、ただ捨てる勇気が無かっただけのデータだったりします。(笑)
オジサンの場合、パソコンを使っていて日常的に溜まっていくのは、自分で撮った写真データがほとんど、がっつり容量を食っているのもコレ。なので写真データに関してはストレージ丸ごと別のストレージにバックアップするという流れで長年やってきたので、完結しているのですけどね。
それ以外の使わないけど、捨てられないデータ、昔描いたイラストだとか、年賀状データだとかの制作物の類、CDやDVDに焼いていた事もあるのですけど、経年変化で劣化したり、ドライブを持ってないと読めないので、結局ハードディスクで保管に戻っていたのですな。で、だんだんこれがジャマになってきたわけで。
細々と小さなファイルがいっぱいですけど、容量的には大した事はありません。なのでクラウドに保管してパソコン内からはスッキリさよならしてやろうと考えたのですけど、クラウドサービスの仕組みをきちんと理解してなかったのでモタモタしてしまったという。
要するにクラウドと同期しているローカルのフォルダに、捨てられないデータを入れちゃったのですな。なのでクラウドとローカルに同じデータがあって、変更があるとすぐ同期して同一を保つようになってしまいました。
オジサンが求めてたのはそうじゃなくて、同期なんていらない、クラウドをただの置き場として使いたかったのですけど、基本的にこの手のサービスって同期するのがデフォルトなので、やり方が出てこなくて分からなかったという。要は保管とバックアップの違いって話。
ネットに出ていた解説記事を見ながら設定して事なきを得ましたけどね、時間があるからって、余計な事に手を出すと面倒くさい事が増えてしまうだけだというのがよく分かりましたよ。(笑)

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2020年6月30日 (火)

オリンパスのカメラは病院でしかお目にかかれない?

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アサヒカメラの休刊に、カメラを取り巻く状況がどんどん悪くなっているな〜と思っていたら、今度はオリンパスがデジタルカメラを中心とする映像事業を、日本産業パートナーズっていうファンドに売却ってニュースが飛び込んできました。スマホの台頭に勝てず、3期連続の赤字だそうで、今後内視鏡など医療分野に力を注ぐため、売却する事になったようですな。
営業利益の90%以上が医療関係、映像事業は全体の5%ほどだとニュースで見ました、医療関係でしっかり儲けてるのですから、デジカメ続けられないの?って思うのは、経済をよく分かってないオジサンだから言えるコトバなのですけどね、でも何だか悲しいですなぁ。
日本産業パートナーズって、ソニーのパソコン事業をVAIOって新しい会社にしちゃったり、そういう事がお仕事みたいなのですけどね、オジサンにはファンドなんてよく分かりませんし、阪神電車の買収だかで有名になった、村上ファンドのイメージがあるので良い印象は無いのですよ。
新しい会社になってもOM-D、PEN、レンズ名のZUIKOなどのブランドは継承されるそうですけど、別のニュースでは、「事業売却後も一定期間はオリンパスのブランド名は残る」って書き方でした。一定期間ってところが引っかかりますな、無くなるどころか変てこりんな名前になる可能性もアリ。オリンパスって名前自体変わる可能性もあるわけで。
オリンパスのカメラを見たければ、医者で胃カメラ飲むしかないなんてのは笑えませんよ、写した写真に胃癌発見なんて、オリンパスブルーならぬ心がブルーになりますな。(笑)
「写真はカメラで撮る」がスマホ進化のおかげで、過去のモノになって随分になりますけどね、それでも「写真はカメラで撮らないと」なんて、しがみ付いているのはオジサンぐらいの世代までかもしれませんな。若い方にはそんなコダワリ自体思い浮かばないでしょうし、日本の人口の中で、生まれて一度もカメラを触った事が無いって人の方が、すでに多いと思います。
カメラの説明から始めないといけない世の中になって、わざわざカメラを構えて写真を撮るという体験が、面白くて楽しいって思えるようなカメラを造らないと、「カメラで撮る写真」文化は終わるでしょうな。
時代の流れと言いましょうか、この先カメラを見たことも聞いたこともない人類がどんどん増えていく事はマチガイのですから、オリンパスが映像事業とサヨナラするのは当然の成り行きだったのかもしれません、もうどこが撤退してもおかしく無い状況ですからね。

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