2018年5月27日 (日)

カシオのデジカメ撤退に思う色々。

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5月9日にニュースを見たとき、何か書かねばと思ったのですけど、何を書くか、たらたらやっているうちに時間がたってしまって今頃書いてます。(笑)
カシオといえば名カメラQV-10を思い出します。発売されたとき、知り合いのカメラマンがこぞって買ってましたな、自分の写真展のパーティーだとか飲み会だとかに持ってきては撮って、その場でみんなで背面の液晶パネルを見て盛り上がっていたのも懐かしい思い出です。
ポラロイドカメラは、こんなデジカメに取って代わられるのだろうなって思いましたけど、ポラロイドカメラどころか、フィルムカメラがその後ほぼ全滅するなんて、そのころは思いませんでしたな。画素数も少なく、画質も悪くてとても使い物にならないシロモノでしたからね。パソコンがないとプリントも出来ませんでしたし。
QV-10がヒットしたおかげで、その後各社本気でデジカメ市場に乗り出してきたわけで、あれよあれよという間に主要各社から個性的なデジカメがたくさん出てきました、半年サイクルぐらいでどんどん新製品に入れ替わっていたような、画素数競争でメガピクセルなんて言葉がカタログで踊っていた時代、デザインも個性的なカメラが多かったような気がします、コンパクトデジカメは、お洒落なデザインのものがヒット商品になったり、プロが使える画質のものや、一眼レフが出てきたり、次に欲しいもののランキングでパソコンを抜いて上位にデジカメがリストアップされてましたな。あの頃が一番勢いがあったように思います。
ただ携帯電話にカメラ機能が搭載されて、その後スマホに変わっていくときに、デジカメの将来を想像しておくべきだったのかもしれません。気が付くと、全く想像してなかった逆転現象が起こったわけで、写真はカメラじゃなくスマホで撮るのが当たり前になるとは、その頃は思いませんでしたな。写真を撮るために、いつもの持ち物と別に、カメラをわざわざ持ち歩くという考え方が変わってしまったわけで、いつでも撮れて、ネットに繋がっていて、撮ったその場で共有できるスマホの便利さにはとうてい勝てなかったコンパクトデジカメラから、規模が縮小していったのは当然かと。
カメラとしての本質といいますか、カメラだからこその色々な事を捨てたのもその原因かと思いますね。オジサンの意見ですけど、カメラからファインダーを無くしたのは大きな過ちだったと今でも思ってます。背面の液晶パネルを見ながら、カメラをかざして構える撮り方を定着させてしまったのは、カメラがスマホに主導権を渡してしまうきっかけのひとつだったと。
休日の南京町に出掛けると、たくさんの観光客でごった返しています。カメラ好きなオジサンは観光客の提げてるカメラをついつい見てしまうのですけど、記念写真を撮ってる姿を見ていると、ファインダーが付いているカメラでも、覗かずに背面の液晶パネルを見ながら撮っている人が実に多いですな。もはやスマホの撮り方がデフォルト、せっかくカメラにファインダーが付いていても、それを覗いてしっかり構えるなんてのは過去のものになってしまっているなと感じます。
スマホで出来ることがどんどん増えていく分、デジカメはどんどん淘汰されていくのでしょうね。カメラならでは、カメラだからこそをもう一度見直さないと、まだまだ撤退するメーカーは出てくるのじゃないかと思います。

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2018年5月26日 (土)

ROBOT STAR1のレンズを開放絞りで。

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マウントアダプターという悪魔の輪っかのおかげで、手持ちのオールドレンズがX-T20で使えるようになりました。で、一番最初にROBOT STAR1に付いているSchneider-Kreuznach Xenar 38mm F2.8を付けて撮り歩いてみたのを記事にしましたけど、どの写真も問題無くイイ写り、天気のいい日にフィルムカメラと同じ露出で撮り歩いたのですから、日差しのあるところだとシャッタースピード1/250秒でF11ぐらいになってしまいます。おまけにX-T20はISO感度200始まりなので1/250秒、F16。これだけ絞ってしまうと古いレンズでも隅々までシャープに写りますな。あまりオールドレンズを楽しんでいる事になってなかったんじゃないかと思ってしまったわけで。

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もちろんわざと開放絞りになるようにして試してもみましたけどね。ちょっとばかり中途半端だったかなと。これはリベンジということで、F2.8の絞り開放だけで撮り歩いてみました。シャッタースピードはオートに合わせてカメラ任せにしておけばサクサク撮り歩けます。マニュアルフォーカスアシストでピント合わせはシビアに出来ますしね。ROBOT STAR1のボディーに付けて撮っていたときには、ピントが目測だったので絞り開放なんてまず出来ませんでしたから、そう思えばレンズにとってこれは試練かと。(笑)

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ちょいとばかり結果が楽しみな撮り歩きでしたけど、以外というか思ったよりよく写るというのがオジサンの感想。当然ながら周辺部は描写が甘いし、流れてますけどね、今時のレンズが高性能すぎるわけで、それに慣れてしまっていると評価は厳しくなるかもしれません。
当時のレンズ製造技術の事や時代背景を重箱の隅をつつくように、今の目線で書き連ねるのもひとつの手ですけど、オジサン的にはもっと大らかに楽しみたいなと。何十年も前のレンズを最新のデジタルカメラに付けて今の景色を撮り歩くというのが、古いレンズにとってちょっとタイムスリップ感があるのじゃないかなと思うわけで。当時は最新だったレンズが見る今の景色、描写や性能よりあの頃の味わいを大切にするのも有りかと。

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今回は画像サイズをすべてタテヨコ比1:1のましかくに設定、ブラケティングにVelvia、プロネガHi、ACROSの3種類のフィルムを登録、ワンショットでフィルムテイスト違いの3カットが撮れるようにして撮り歩いてみました。こんな感じです、いかがでしょうか。

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L36577_blog 写真1,4,6番目Velvia、2、5番目がプロネガHi、3番めがACROSというフィルムシミュレーションで撮りました。

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2018年5月24日 (木)

シャープでないオジサンのシャープネスの話(おまけ)

シャープネスの話って、書き出すときりがないですな。何しろすごく効果が分かりやすいフィルターなのですけど奥が深いですからね。(笑)どれぐらい効かせるかも人それぞれ、皆さん自分のスタイルをお持ちなのでどれが正解かなんて無い世界、写真のジャンルによっても変わります。
で、今回はシャープネスに関するおまけの話。過去にお仕事でよくやった、ちょいと裏技的な使い方なのですけどね、ピンぼけ写真をアンシャープマスクを使って何とか見られるようにすると言うのをよくやりました。
デジタルカメラが普及して、皆さん手軽に写真を撮るようになった頃から、印刷物にこの写真を使って欲しいと、データを渡されることが増えてきたのですな。カメラの性能もどんどん高画素化、手のひらに乗るようなコンパクトデジカメでも、お家のプリンターでA4サイズに出せるぐらいのクオリティになっていった頃ですね、お稽古事の会報誌だとか、お店のメニューだとかに写真を持ち込まれるわけで。
ところがそういう写真ってそのままではほぼ使えない写真でした。ピンぼけと手ぶれが一番の原因、カメラの液晶画面で見ている分にはきれいなのですけどね、それを印刷物に使うとなると実は話が違うのですな。だけどお客様が気に入って、印刷でもきれいに使えると思って持ち込まれた写真ですからね、何とかしましたよ。
他にも会社案内パンフレットの仕事なんかで、歴史のある会社だと創業当時の古い白黒写真を持ち込まれるなんてのもありました。もうその一枚しか残ってない貴重な写真、創業時のメンバーが社屋の前でズラリ並んでいるような集合写真が多かったですな。
黄色く変色していたり、傷が人物の顔にかかっていたり、ほぼきれいな状態じゃない写真でしたけどね、画像修正費もキチンと頂けていた時代だったので、製版部のスキャナ担当と作戦会議して、がっつり根性入れて直しました。修正が済んだ写真に最後シャープネスをかけると見違えるように立体的な写真になりましたな、お客様にお見せすると「お~」って喜んでもらえたのが嬉しかった、懐かしい思い出ですけどね。(笑)
ピンぼけ直しにシャープネスは効果がありました、その辺りの事もあったのか、今のPhotoshopはアンシャープマスクよりさらに高度なスマートシャープというのを搭載、特定の方向に手ぶれしてしまった写真も直せたりします、どこまで行くのか分からない世界。(笑)
オジサン実はPhotoshopよりLightroom Classic CCを使うことがほとんどになってしまっているので、シャープネスもそっちばかりなのですけどね、これも高度なシャープネスのコントロールが出来ます。写真の選別や管理も含めてトータルで写真のあれこれが出来るソフトなので実に便利、これが無いと大量の写真の中からブログ用の写真を選べませんな。
Photoshopと抱き合わせのフォトプランという年間パスを、年に何度かやってくれるAmazonのセールで購入すれば、月々900円ほどですしね。GINPなどフリーの画像ソフトやデジカメに付いているソフトに物足りなくなったら是非どうぞ。オジサンのオススメです。

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_blog_2Lightroomのシャープ項目の中にあるマスク、等倍以上の表示にしておいて、Windowsだとaltキーを押しながらスライダーを動かすとマスクをどれ位の部分にかけるかを調整できます。青空の部分のようなシャープをかける必要のない所を除外できるのですな。輪郭部分だけにかかるようにコントロールしています。

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2018年5月22日 (火)

いらん事しいのWindows10 April 2018 update

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現地時間の4月30日に公開になったWindows10の大型アップデート、次の週の休日にパソコン立ち上げたら、自動的に更新されてしまいましたな。何だか有無を言わさずやっちゃうみたい。ま、どこかの時点でアップデートしなければならないので、後か先かの話だけなのですけど、色々不具合情報がネットに上がってますので、慎重を期すならしばらく様子を見てからの方がいいかもしれませんな。オジサンもうやっちゃったので後の祭りですけどね。(笑)
今のところ別に不具合は起きておりませんよ。ただアップデート後にシステムとアプリケーションを入れているCドライブ(128GB SSD)の空きがほとんど無い状態で警告が出ました。今度のアップデートでWindowsってそんなにデカく重くなったのかと思いましたな。新機能だとか満載したあげくにデブWindowsになってしまったのかと。
見てみると、使いもしないのに勝手にインストールされるアプリケーションだとかスゴク多いですな、X-BOXって何よ、ゲームしないのでいらないのですけどね。音声アシスタントのCortanaって、AppleのSiriすらまともに使いこなせてないので使いませんよ。全部列記していたらきりがないので書きませんけどね、余計なものがてんこ盛り、ホントいらん事しいのアップデートですな。必要な機能だけでシンプルに使いたいのでね、その方が安定しますし、きっと便利になるからって勝手に押しつけないでいただきたいなと。
そういえば昔、某大手家電メーカー製ノートパソコンを買ったときの事、最初に立ち上げると、デスクトップにこれでもかってぐらい、色々な付録アプリケーションのアイコンが並んでいてビビりました。年賀はがき作るのとか、動画の編集だとか、お絵かきだとか、ウイルスチェックの体験版だとか、これは一体何?ってわけの分からないのがズラリ。それぞれについての説明は取扱説明書のどこにも書いてませんでしたな、開くと勝手にメーカーのホームページに飛んで、そこ読んでねって事。イラッと来て片っ端からアンインストールしまくったら、HDDの空きが倍ぐらいになりました。(笑)
薬局で薬買ったら、ビタミン剤や栄養剤の試供品を山ほど袋に入れてくれるのと同じです、いらないってば。なのに無理矢理押しつけられるのはナゼ?
今回のアップデートでインストールされてしまったものをアンインストールしてやろうと調べていたのですけどね、意外な事実が分かりました、アップデート後、不具合があったときのために、10日間は前に戻れるように古いのを保存しているそうで、つまりシステムドライブの中に新旧Windowsがあるという。オジサン知りませんでしたよ、そんな大事な事、先に言っていただきたかったですな。
とにかく10日間我慢してみようかと、古いのを強制撤去する方法もネットに出てましたけど、そこまでしなくてもイイかと。昔のWindowsに比べると、今のはずいぶん洗練されて良くなってますけどね、まだまだ要所要所で一悶着あるのがWindowsらしさかと思いましたな。(笑)

追記
10日以上経ってから立ち上げると、Cドライブの空きが元通りになってました。古いWindowsをきれいサッパリ削除してくれたみたい。(笑)

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2018年5月20日 (日)

ROBOT STAR1のレンズをX-T20で楽しむ。

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ゼンマイ仕掛けのフィルム巻き上げで、35ミリフィルムを使ってましかく写真が撮れるROBOT STAR1。このブログに何度も登場しているので、ご存じの方も多いかと。ペーパークラフトで自作したケースのおかげで、持ち出し率もアップ。おかげで頼り切っていたマミヤスケッチの負担も少しは減らせたかなと思っておりますよ。
このROBOT STAR1、目測のカメラなのにレンズ交換が出来るのですな。独自のスクリューマウントなので素早い交換は無理ですけど、たぶんそういう目的でのマウントではなかったのでしょう。

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一度大阪の大きな中古カメラ屋さんで大量のボディーと交換レンズ一式がずらりと並んでいるのを見たことがあります。コレクターの方が手放したのでしょうね、これだけのロボットを見たのは、後にも先にもそのときだけでした。実用と言うよりもコレクターズアイテムなカメラなので探してもほとんど出てきませんな、特に交換レンズだけってのは全然見かけた事がありませんよ、どこかにはあるのでしょうけどね。

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オジサンが持ってるROBOT STAR1はSchneider-Kreuznach Xenar 38mm F2.8という長ったらしい名前のレンズが付いてました、これしか持ってない。(笑)X-T20を買ったとき、手持ちのレンズを生かしてやろうとマウントアダプターを探していたのですけど、まさかロボット用のがあるとは思いませんでしたな。

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たった1本しか持ってないレンズのためにマウントアダプターを買ってしまったのは、持ってるROBOT STAR1ボディーのコンディションがあまりよろしくないのでいつ動かなくなるか不安なのと、目測カメラのレンズを一眼カメラに付けて、シビアにピントを合わせて撮ってみたらどうなのか、さらにF2.8の開放絞りを生かして背景ボケボケなんてのも試してみたかったのですな。(笑)
使い勝手もなかなか、マニュアルフォーカスアシストを使ってシビアにピント合わせが出来ますし、目測で使っていたときのようなピントに対する一抹の不安が全然無いのもイイですな。

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リバーサルフィルムで撮っていたとき、ややアンバー寄りで濃厚な写り具合のレンズだなって印象で好きだったので、それがX-T20で楽しめるのは、思えば実に今時だなぁと。
画像サイズで1:1のましかくを選べばファインダーもましかくになるので、撮っててなんだか違和感がなくなりますな。デジタルカメラで撮ってる感じがしない。小さなシルバー鏡胴のレンズなので、X-T20に付けた感じもなんだかカッコいい。(笑)そんなこんなで撮り歩いてみました、いかがでしょうか。

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